【嘆傷】 タンショウ ＝歎傷。なげき悲しむ。『嘆悼タントウ』

【坦途】 タント ＝坦塗。でこぼこのないたいらな道。「太行之路能摧車、若比人心是坦途＝太行ノ路ハヨク車ヲ摧クモ、モシ人ノ心ニ比スレバコレ坦途ナリ」〔→白居易〕『坦路タンロ』

【単刀直入】 タントウチョクニュウ〈故事〉ひとふりの刀を持って敵の中に切り込む。回りくどい手段をとらないで、すぐに要点にふれることのたとえ。〔伝灯録〕

【担任】 タンニン 責任を引き受ける。受け持つ。また、受け持った仕事。『担当タントウ』〔国〕特に、学校で、授業や学級の運営を受け持つこと。また、その教師。

【探究】 タンキュウ 物事の本質をさぐりきわめる。『探尋タンジン・探討タントウ』

【探湯】 タントウ わきたった湯の中に手を入れること。〔→列子〕ユヲサグル人がわきたった湯に手を入れればすぐにその手をひっこめるように、悪事から離れることの早いこと。「見不善如探湯＝不善ヲ見テハ湯ヲ探ルガ如クス」〔→論語〕クカタチ・クカダチ〔国〕昔の、正邪をきめる方法の一つ。神にちかってから熱湯の中に手を入れさせ、その手に傷がつくかつかないかによって、正邪を判断した。〔→紀〕

【胆如斗】 タントノゴトシ〈故事〉きもったまが一斗ますのように大きい。すぐれた胆力がそなわっていること。「胆如甕＝タンかめのごとし」とも。〔→蜀志〕

【貪叨】 タントウ 欲が深い。▽「叨」は、むさぼり食う。欲が深くてむごいことをする。