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【仏】 4画 人部 [五年] 区点=4209 16進=4A29 シフトJIS=95A7 【佛】旧字人名に使える旧字 7画 人部 区点=4839 16進=5047 シフトJIS=98C5 《常用音訓》ブツ/ほとけ 《音読み》 ブツ/ブチ/フツ〈f・f〉 《訓読み》 ほとけ 《名付け》 さとる・ほとけ 《意味》 {名}ほとけ。(イ)真理をえて、衆生シュジョウを教化するもの。(ロ)釈迦シャカ。(ハ)仏像。▽紀元後二世紀、後漢の時代に中国に仏教が伝わり、最初、梵語ボンゴのBuddhaを浮図・浮屠と音訳したが、三国時代以後には一字で仏と音訳した。 〔国〕フランスのこと。「仏蘭西」の略。「仏国」▽中国では、法国という。ほとけ。(イ)死人。故人。(ロ)慈悲深い人。 《解字》 形声。「人+音符弗フツ」で、よく見えないの意を含む。ブッダに当てたのは、音訳で、原義とは関係がない。▽仏は、宋ソウ・元ゲンのころから民間で用いられた略字。 《単語家族》 勿ブツ(はっきりしない)忽コツ(ぼんやりする)没(隠れて見えない)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

仏子 ブッシ🔗🔉

【仏子】 ブッシ 〔仏〕仏戒をうけて仏教の信者になった人。〔仏〕すべての衆生シュジョウ。しらみのこと。蚊のこと。

仏心 ブッシン🔗🔉

【仏心】 ブッシン 仏の慈悲深い心。ホトケゴコロ〔国〕悟って迷わない心。情け深い心。

仏生日 ブッショウニチ🔗🔉

【仏生日】 ブッショウニチ 釈迦シャカの誕生日。▽陰暦四月八日とされ、仏生会ブッショウエが行われる。

仏生会 ブッショウエ🔗🔉

【仏生会】 ブッショウエ 陰暦四月八日の釈迦シャカの誕生日に、その降誕を記念して仏の立像に甘茶をかける法会ホウエ。灌仏会カンブツエ。

仏名会 ブツミョウエ🔗🔉

【仏名会】 ブツミョウエ〔国〕昔、陰暦十二月十九日から三日間、宮中の清涼殿で毎年行われた行事。導師の僧が仏名経をよみ、諸仏の名を唱えて罪がなくなるように祈る。御仏名オブツミョウ。

仏老 ブツロウ🔗🔉

【仏老】 ブツロウ 釈迦シャカと、老子。仏教と道教。

仏足石 ブッソクセキ🔗🔉

【仏足石】 ブッソクセキ 釈迦シャカが死ぬ前に残したという足あとの形を石にきざんだもの。▽日本では、奈良の薬師寺に伝わるものが最古のものである。その傍の「仏足石歌碑」にある五七五七七七の歌体をとる歌を仏足石歌体という。

仏図 ブット🔗🔉

【仏図】 ブット 仏のこと。仏陀ブッダ。僧。寺のこと。寺院。「浮屠フト」「浮図フト」とも。

仏果 ブッカ🔗🔉

【仏果】 ブッカ〔仏〕仏を信仰することで得られるよい結果。修行によって達する仏の位。

仏国 フツコク🔗🔉

【仏国】 ブッコク 仏の住む国。極楽浄土のこと。昔のインドのこと。天竺テンジク。フツコク〔国〕フランスのこと。

仏事 ブツジ🔗🔉

【仏事】 ブツジ 仏法の行事。法事などの仏教での儀式のこと。仏法に関する事がら。

仏者 ブッシャ🔗🔉

【仏者】 ブッシャ 仏道を修行する者。僧のこと。

仏骨 ブッコツ🔗🔉

【仏舎利】 ブッシャリ『仏骨ブッコツ』〔仏〕釈迦シャカの遺骨。▽「舎利」は、梵語ボンゴで霊骨の音訳。

仏性 ブッショウ🔗🔉

【仏性】 ブッショウ 仏の本来の性質。仏の本性。成仏できる性質。ホトケショウ〔国〕情け深い性質。

仏刹 ブッサツ🔗🔉

【仏刹】 ブッセツ・ブッサツ 仏事を営む所。寺院のこと。仏の住む国。極楽浄土のこと。

仏陀 ブッダ🔗🔉

【仏陀】 ブッダ〔仏〕悟りを開いて、真の道理をえた者。仏、とくに釈迦シャカをさす。▽梵語ボンゴBuddhaの音訳。覚者と訳す。

仏書 ブッショ🔗🔉

【仏典】 ブッテン 仏教の経典。仏の教えを記した書物のこと。仏教に関することを記した書物。『仏書ブッショ』

仏法 フッポウ🔗🔉

【仏法】 ブッポウ〔仏〕釈迦シャカの教え。フッポウ〔国〕フランスの法律のこと。

仏法僧 ブッポウソウ🔗🔉

【仏法僧】 ブッポウソウ 〔仏〕仏と、仏の説いた教えと、その教えを行う僧。▽仏教にとって三つのたいせつなものなので「三宝サンポウ」という。鳥の名。▽なき声が仏法僧と聞こえるので名づけられ、霊鳥と考えられたが、なくのは「このはずく」である。そのため、ぶっぽうそうを「姿の仏法僧」、このはずくを「声の仏法僧」という。このはずくのこと。

仏門 ブツモン🔗🔉

【仏門】 ブツモン 仏の道。仏が説いた教えの世界のこと。〈類義語〉釈門・桑門。

仏前 ブツゼン🔗🔉

【仏前】 ブツゼン 仏の前。死者の霊をまつった位牌イハイの前。霊前。

仏祖 ブッソ🔗🔉

【仏祖】 ブッソ 仏教の開祖。釈迦シャカのこと。

仏郎機 フツロウキ🔗🔉

【仏郎機】 フランキ・フツロウキ 明ミン代、中国で、ポルトガル人やイスパニア人のこと。また、それらの人といっしょに伝来した大砲。▽オランダ語のFrankの音訳。「仏狼機」とも。

仏家 ブッカ🔗🔉

【仏家】 ブッケ・ブッカ 寺。仏教界。仏のいる浄土。

仏座 ブツザ🔗🔉

【仏座】 ブツザ 仏像を安置する台。蓮台レンダイ。ホトケノザ〔国〕春の七草の一つ。たびらこのこと。▽最初のまるい葉が、仏の蓮台に似ていることから。

仏祠 ブッシ🔗🔉

【仏祠】 ブッシ 寺として仏像をまつるほこら。

仏師 ブッシ🔗🔉

【仏師】 ブッシ 仏像をつくる職人。

仏眼 ブツガン🔗🔉

【仏眼】 ブツガン・ブツゲン 仏像の、半ば開いた眼。〔仏〕五眼ゴゲンの一つ。仏の教えを悟った人の、物の本質を見ぬく力。

仏教 ブッキョウ🔗🔉

【仏教】 ブッキョウ 紀元前五百年ごろ、釈迦シャカが説いた教え。また、その教えに基づき、インド・中国・日本で発達した宗教。釈教。

仏偈 ブツゲ🔗🔉

【仏偈】 ブツゲ 仏をほめたたえる漢詩。▽多くは四句ずつなので、「四句の偈」ともいう。

仏頂面 ブッチョウヅラ🔗🔉

【仏頂面】 ブッチョウヅラ〔国〕ぶあいそうで怒ったような顔つき。ふくれっつら。▽いかめしい仏頂尊の顔にたとえていったことば。

仏然 ボツゼン🔗🔉

【仏然】 ボツゼン 物事が盛んなさま。〈同義語〉勃然。「仏然平世之俗起焉=仏然トシテ平世ノ俗起コル」〔→荀子

仏滅 ブツメツ🔗🔉

【仏滅】 ブツメツ 釈迦シャカの死。〔国〕「仏滅日」の略。

仏滅日 ブツメツニチ🔗🔉

【仏滅日】 ブツメツニチ〔国〕陰陽道オンミョウドウで、すべての物事がよくないとされている日。

仏宇 ブツウ🔗🔉

【仏閣】 ブッカク 寺の建物。また、寺院。「神社仏閣」『仏宇ブツウ・仏堂ブツドウ』

仏語 フツゴ🔗🔉

【仏語】 ブツゴ 仏のことばや、教え。仏教界で用いる専門用語のこと。フツゴ〔国〕フランス語。

仏縁 ブツエン🔗🔉

【仏縁】 ブツエン 仏のひきあわせ。仏道修行を始めるきっかけ。

仏餉 ブッショウ🔗🔉

【仏餉】 ブッショウ 仏壇の前の供え物。

仏樹 ブツジュ🔗🔉

【仏樹】 ブツジュ 菩提樹ボダイジュのこと。

仏龕 ブツガン🔗🔉

【仏龕】 ブツガン 仏像を入れておく廚子ズシ。寺。

仏籬祖室 ブツリソシツ🔗🔉

【仏籬祖室】 ブツリソシツ 仏教の開祖釈迦シャカの家のかきねと、禅宗の開祖達磨ダルマ大師のへや。仏の教えのこと。

仏国記 ブッコクキ🔗🔉

【仏国記】 ブッコクキ〈書物〉一巻。東晋トウシンの僧、法顕ホッケンの著。成立年代不詳。法顕は、399年に長安を出発、パミールを越えインドにはいり、仏典特に戒律の原典を求め、海路によって南海諸国を通過し、413年に建康(今の南京ナンキン)に帰りついた。その途中三〇余か国についての見聞を記録したのが本書である。従って仏教史のみでなくインド・中央アジア・南海諸国の歴史を知る貴重な資料であり、欧文訳も出ている。現存する中国人仏教僧の西域・インド記録中最古のものである。『法顕伝』『歴遊天竺記伝レキュウテンジクキデン』ともいう。

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