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【攘】 20画 部  区点=5823 16進=5A37 シフトJIS=9DB5 《音読み》 ジョウ(ジャウ)/ニョウ(ニャウ)〈rng・rng〉 《訓読み》 ぬすむ/はらう(はらふ) 《意味》 {動}ぬすむ。入りこんできたものをぬすむ。「攘窃ジョウセツ」「其父攘羊=ソノ父、羊ヲ攘ム」〔→論語{動}はらう(ハラフ)。入りこんできたものを、はらいのける。じゃまなものをはらい除く。「攘臂=臂ヲ攘フ」「桓公救中国、而攘夷狄=桓公中国ヲ救ヒテ、夷狄ヲ攘フ」〔→公羊ジョウス{動}みだれる。みだす。「搶攘ソウジョウ」「心無天遊則六鑿相攘=心ニ天遊ナケレバ六鑿アヒ攘ス」〔→荘子{動}間に入れてやる。場所を譲って、そこへ他人を割りこませる。▽譲に当てた用法。 《解字》 会意兼形声。襄ジョウは「衣+こまごました雑物」からなるり、衣の中にいろいろな物を入れこむさま。中に入れこむ意を含む。攘は「手+音符襄」で、中に入りこんだものを、払いのけたりぬすんだりすること。→襄 《単語家族》 釀(=醸。中にこうじを入れて酒をかもす)讓(=譲。間に入れてやる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

攘斥 ジョウセキ🔗🔉

【攘斥】 ジョウセキ はらいのける。排斥する。「攘斥仏老=仏老ヲ攘斥ス」〔→韓愈

攘夷 ジョウイ🔗🔉

【攘夷】 ジョウイ 入りこんできた外国人をはらいしりぞける。外国との交流を拒否すること。

攘羊 ジョウヨウ🔗🔉

【攘羊】 ジョウヨウ・ヒツジヲヌスム〈故事〉迷いこんできた他人の羊をぬすんで、自分のものとする。▽春秋時代、楚ソの正直者が、羊をぬすんだ父親を訴えた故事。これに対して、国家の利益を重んずるべきか、家庭内の愛情をより重んずるべきか、法家・儒家がそれぞれの立場から論争した。〔→論語転じて、父親の悪事を訴えるような、ばか正直者のたとえ。

攘窃 ジョウセツ🔗🔉

【攘窃】 ジョウセツ 自分の所に紛れこんできた他人のものをぬすんで自分のものとする。

攘除 ジョウジョ🔗🔉

【攘除】 ジョウジョ 夷狄イテキや法に従わない者を追いはらい、取り除く。「攘除姦凶以復興漢室還于旧都=姦凶ヲ攘除シ、モッテ漢室ヲ復興シ、旧都ニ還ル」〔→諸葛亮

攘臂 ジョウヒ🔗🔉

【攘臂】 ジョウヒ・ヒジヲハラウ 腕まくりをする。また、尽力する。「馮婦攘臂下車=馮婦臂ヲ攘ヒテ車ヲ下ル」〔→孟子

攘攘 ジョウジョウ🔗🔉

【攘攘】 ジョウジョウ =壌壌。入り乱れ、混乱したさま。

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