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【柳】 9画 木部 [常用漢字] 区点=4488 16進=4C78 シフトJIS=96F6 《常用音訓》リュウ/やなぎ 《音読み》 リュウ(リウ)/ル〈li〉 《訓読み》 やなぎ 《意味》 {名}やなぎ。木の名。やなぎ科の落葉高木で、枝は流れるように下に垂れる。しだれやなぎ。「柳条」「柳糸」 {名}やなぎ。やなぎ科の落葉高木、または低木の総称。枝は、垂れるものと、垂れないものがある。 {名}二十八宿の一つ。規準星は今のうみへび座にふくまれる。ぬりこ。 《解字》 会意兼形声。「木+音符卯リュウ」。右側は卯ボウではなく留の原字で、すべるものを一時とめておくこと。枝が流れるようにすべるやなぎ。 《単語家族》 流と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

柳糸 リュウシ🔗🔉

【柳糸】 リュウシ 柳の枝。▽糸のようにしなやかなことから。

柳色 ヤナギイロ🔗🔉

【柳色】 リュウショク 青々とした柳の色。「客舎青青柳色新=客舎青青柳色新タナリ」〔→王維ヤナギイロ〔国〕縦糸は萌黄モエギ色、横糸は白色で織った織物。またその色。

柳枝 リュウシ🔗🔉

【柳条】 リュウジョウ 柳の枝。「春風知別苦、不遣柳条青=春風別レノ苦ナルヲ知リ、柳条ヲシテ青カラシメズ」〔→李白〕『柳枝リュウシ』柳を編んでつくったとりでの柵サク。

柳巷 リュウコウ🔗🔉

【柳巷】 リュウコウ 柳のある町なみ。「柳陌リュウハク」と同じ。

柳巷 リュウコウ🔗🔉

【柳陌】 リュウハク 柳のあるあぜみち。いろざと。花柳街。『柳巷リュウコウ』

柳眉 リュウビ🔗🔉

【柳眉】 リュウビ 柳の葉のように細いまゆ。美人のまゆのたとえ。『柳葉リュウヨウ』

柳眼 リュウガン🔗🔉

【柳眼】 リュウガン 柳の新芽。「柳眼春相続=柳眼ニ春ハアヒ続グ」

柳営 リュウエイ🔗🔉

【柳営】 リュウエイ 〈故事〉将軍の陣営。▽漢の周亜夫が遠征したとき、細柳(今の陝西センセイ省咸陽カンヨウ市の南西)に陣をしいた故事から。〔国〕将軍。また、幕府。とくに徳川幕府のこと。

柳絮 リュウジョ🔗🔉

【柳絮】 リュウジョ 柳の綿。春の末、柳の種についた白い毛状のものが綿のように乱れ飛ぶこと。雪のたとえ。

柳暗花明 リュウアンカメイ🔗🔉

【柳暗花明】 リュウアンカメイ 柳はしげってほの暗く、花はぱっと咲いて明るく感じられる。春のいなかの美しいけしきのこと。「柳暗花明又一村」〔→陸游

柳意 リュウイ🔗🔉

【柳意】 リュウイ 柳の心。▽詩人が想像していうことば。春のけはい。

柳堤 リュウテイ🔗🔉

【柳塘】 リュウトウ 柳のはえている土手。『柳堤リュウテイ』

柳腰 リュウヨウ🔗🔉

【柳腰】 リュウヨウ 柳のしなやかな枝。柳のようにしなやかな腰。やなぎごし。美人のたとえ。〈類義語〉細腰。

柳態 リュウタイ🔗🔉

【柳態】 リュウタイ 柳の枝ぶり。しなやかな姿。

柳緑花紅 リュウリョクカコウ🔗🔉

【柳緑花紅】 リュウリョクカコウ 柳はみどり、花はくれない。春の自然の美しいさま。人工を加えないけしき。

柳永 リュウエイ🔗🔉

【柳永】 リュウエイ〈人名〉北宋ホクソウの代表的詞人。崇安県(福建省)の人。字アザナは耆卿キケイ、初名は三変。官は低かったが、その作品は歌妓カギが争って口にしたほどで、南派の祖といわれる。

柳下恵 リュウカケイ🔗🔉

【柳下恵】 リュウカケイ〈人名〉春秋時代、魯ロの大夫タイフ。姓は展テン、名は獲カク、字アザナは禽キン、恵は諡オクリナ。直(ひとすじの道)を守って、大らかな賢人として知られている。展季・柳恵とも。▽柳下という地に住んだことから。なお、妻も賢く人がらのすぐれた婦人だったといわれる。

柳宗元 リュウソウゲン🔗🔉

【柳宗元】 リュウソウゲン〈人名〉773〜819 中唐の文人・政治家。河東(山西省永済県西)の人。字アザナは子厚。唐宋トウソウ八大家のひとり。監察御史カンサツギョシになったが、王叔文の罪に連座して流され、柳州の刺史で終わった。韓愈カンユとともに古文復興につとめ、自然詩を得意とした。柳河東とも。

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