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【禹】 9画 部  区点=6727 16進=633B シフトJIS=E25A 《音読み》 ウ〈y〉 《意味》 {名}夏カの開祖とされる伝説上の聖王。黄河の洪水をおさめたといわれる。夏后氏禹、または有虞ユウグ氏禹ともいう。帝舜シュンに推されて王となった。その子は啓。「巍巍乎、舜禹之有天下也=巍巍乎タリ、舜禹ノ天下ヲ有ツヤ」〔→論語〕 《解字》 象形。後足をふまえて尾をたらした、頭の大きい大とかげを描いたもので、もと大とかげの姿をした黄河の水の精。からだをくねらせた竜神のこと。のち、それが儒家によって人間の聖王に転化された。 《単語家族》 迂ウ(大きく曲がる)と同系。 《熟語》 →熟語 →故事成語 →主要人名

禹行舜趨 ウコウシュンスウ🔗🔉

【禹行舜趨】 ウコウシュンスウ〈故事〉夏カの禹ウ王の歩き方と、帝舜シュンの走り方。聖人の表面的な動作だけを見ならって、聖人としての実質がないこと。〔→荀子

禹甸 ウデン🔗🔉

【禹甸】 ウデン 中国の別名。▽「甸」は、平地のこと。禹ウ王のおさめた地域の意。「詩経」小雅・信南山から。

禹跡 ウセキ🔗🔉

【禹迹】 ウセキ =禹跡。中国全土のこと。▽禹ウ王の足跡の意で、禹王が洪水をおさめて、のち地方を巡行し、その足跡が天下にあまねく及んだことから。〔→書経

禹域 ウイキ🔗🔉

【禹域】 ウイキ 中国のこと。▽禹ウ王が洪水をおさめて九つの州の境界を正したときにきめた区域の意。

禹湯文武 ウトウブンブ🔗🔉

【禹湯文武】 ウトウブンブ 夏カの禹ウ王、殷インの湯王、周の文王・武王のこと。儒家が中国古代の聖天子として尊ぶ。

禹湯黄老 ウトウコウロウ🔗🔉

【禹湯黄老】 ウトウコウロウ 禹ウ王・湯王・黄帝・老子のこと。道家で尊ぶ。

禹廟 ウビョウ🔗🔉

【禹廟】 ウビョウ 夏カの禹ウ王をまつったみたまや。「禹廟空山裏=禹廟空山ノ裏」〔→杜甫

禹績 ウセキ🔗🔉

【禹績】 ウセキ 禹ウ王の、洪水をおさめたという功績。

禹 ウ🔗🔉

【禹】 ウ〈人名〉夏カの開祖とされる伝説上の聖王。黄河の洪水をおさめたといわれる。夏后氏禹、または有虞ユウグ氏禹ともいう。舜シュンに推されて王となった。その子は啓。

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