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五音 ゴイン🔗🔉

【五声】 ゴセイ 中国の音楽で、音階をなす五つの音。宮・商・角・徴チ・羽のこと。『五音ゴイン・ゴオン』

五悪 ゴアク🔗🔉

【五悪】 ゴアク 五つの悪。▽「荀子」の宥坐篇では、陰険であること、行いが偏っていてがんこであること、うそつきで話がうまいこと、怪異のことをよく記憶すること、外面を飾ることとする。また、「素問」では、身体に害のある、熱・寒・風・湿・燥とする。〔仏〕五戒を破る悪行。殺生・偸盗チュウトウ・邪淫ジャイン・妄語モウゴ・飲酒オンジュ。

傲岸 ゴウガン🔗🔉

【傲岸】 ゴウガン『傲兀ゴウコツ』気位が高く人にへりくだらないさま。▽「岸」は角だって切りたったがけ。「傲岸不遜ゴウガンフソン」

剛気 ゴウキ🔗🔉

【剛気】 ゴウキ つよく勇ましい気性。

剛果 ゴウカ🔗🔉

【剛決】 ゴウケツ しっかりした決断力があり、しかもその決断したことを最後までやりぬくこと。『剛果ゴウカ』

剛鋭 ゴウエイ🔗🔉

【剛鋭】 ゴウエイ 性質がつよくて、鋭いこと。

剛毅 ゴウキ🔗🔉

【剛毅】 ゴウキ 意志がつよくて、物事に屈しない。「剛毅木訥近仁=剛毅木訥仁ニ近シ」〔→論語

劫火 ゴウカ🔗🔉

【劫火】 ゴウカ 〔仏〕この世界の終わりに、世界を焼きつくすという大火災。『劫災ゴウサイ』転じて、はげしい火のこと。『劫焼ゴウショウ

劫灰 ゴウカイ🔗🔉

【劫灰】 キョウカイ 戦火。兵火。ゴウカイ 〔仏〕劫火のときに生じる灰。「劫灰飛尽古今平=劫灰飛ビ尽クシテ古今平ラカナリ」〔→李賀灰となって消え滅びる。

午陰 ゴイン🔗🔉

【午陰】 ゴイン 昼間の木陰。

号火 ゴウカ🔗🔉

【号火】 ゴウカ 合図のためにたく火。のろし。

号泣 ゴウキュウ🔗🔉

【号泣】 ゴウキュウ 大声で泣きさけぶ。「号泣于旻天=旻天ニ号泣ス」〔→孟子〕『号哭ゴウコク・号叫ゴウキョウ』

合一 ゴウイツ🔗🔉

【合一】 ゴウイツ あわさって一つになる。また、あわせて一つにする。「知行合一チコウゴウイツ」〔→伝習録

合囲 ゴウイ🔗🔉

【合囲】 ゴウイ 敵や獲物をぐるりと取り囲む。包囲する。「単于臨陣、親自合囲=単于陣ニ臨ミ、親シクミヅカラ合囲ス」〔→李陵ひとかかえの太さ。

合意 ゴウイ🔗🔉

【合意】 ゴウイ イヲアワス心をあわせる。二人以上の人の意思が一致すること。「同心合意」〔→漢書イニアウ自分の気持ちにあう。気に入る。〔→新語イヲアツム思っていることを詩などに作りあげること。〔→国語

合歓 ゴウカン🔗🔉

【合歓】 ゴウカン =合驩。集まってみんなで楽しむ。喜びをともにする。愛しあう男女がむつまじくすること。「昔時合歓場、今見高塚草=昔時合歓ノ場、今ハ高塚ノ草ヲ見ルノミ」〔→袁宏道木の名。ねむの木。まめ科の落葉高木。葉は鳥の羽毛のような形で夜には閉じてたれる。六、七月ごろもも色ではけ状の花が咲く。樹皮は合歓皮ゴウカンヒといい漢方の薬として使われる。『合昏ゴウコン』

合器 ゴウキ🔗🔉

【合器】 ゴウキ =盒器。ふたのある器。

吾伊 ゴイ🔗🔉

【吾伊】 ゴイ 本を読む声。〈類義語〉伊吾イゴ。

呉娃 ゴアイ🔗🔉

【呉娃】 ゴアイ 呉の地方の美しい女性。『呉姫ゴキ・呉娥ゴガ』「呉娃双舞酔芙蓉=呉娃双ビ舞フ酔芙蓉」「呉娥声絶天=呉娥ノ声天ニ絶ス」〔→李賀〕「呉姫圧酒喚客嘗=呉姫酒ヲ圧シ客ヲ喚ビテ嘗メシム」〔→李白

呉偉業 ゴイギョウ🔗🔉

【呉偉業】 ゴイギョウ〈人名〉1609〜71 明ミン末清シン初の文人。江蘇コウソ省太倉県の人。字アザナは駿公シュンコウ、号は梅村。『永和宮詞』『梅村集』などがある。

呉隠之 ゴインシ🔗🔉

【呉隠之】 ゴインシ〈人名〉?〜413 東晋トウシンの政治家。字アザナは処黙。母によく孝行した。

囂埃 ゴウアイ🔗🔉

【囂埃】 ゴウアイ 騒がしい俗世間。『囂俗ゴウゾク・囂塵ゴウジン・囂滓ゴウシ・囂浮ゴウフ』

囂譁 ゴウカ🔗🔉

【囂諠】 ゴウケン がやがやとやかましい。『囂譁ゴウカ』

強引 ゴウイン🔗🔉

【強引】 キョウイン 強く引く。ゴウイン〔国〕むりやりに行うこと。

強姦 ゴウカン🔗🔉

【強姦】 ゴウカン 暴力を用いてむりに女をおかす。

恒河 ゴウガ🔗🔉

【恒河】 ゴウガ・ガンガ インドのガンジス河のこと。▽ヒンディー語ガンガーの音訳。

恒河沙 ゴウガシャ🔗🔉

【恒河沙】 ゴウガノスナ・ゴウガシャ〔仏〕数が非常に多いことのたとえ。

業 ごう🔗🔉

【業】 13画 木部 [三年] 区点=2240 16進=3648 シフトJIS=8BC6 《常用音訓》ギョウ/ゴウ/わざ 《音読み》 ギョウ(ゲフ)/ゴウ(ゴフ)〈y〉 《訓読み》 わざ/なりわい(なりはひ)/すでに/ごう(ごふ) 《名付け》 おき・かず・くに・なり・のぶ・のり・はじめ・ふさ 《意味》 {名}ぎざぎざとした歯どめのついた台。音楽を奏するかねや太鼓をつるすための横板を渡す台。また、その横板。 {名}わざ。ぎざぎざとつかえて、苦労する仕事。「修業=業ヲ修ム」「君子創業垂統=君子業ヲ創メ統ヲ垂ル」 {名}なりわい(ナリハヒ)。生活のため苦労してする仕事。「生業」 {名}苦労してためた財産。「産業(中国では生活のもとになる資産、日本では生産の仕事)」「別業(よそに設けた不動産→やしき、別荘)」 ギョウトス{動}生活のための仕事とする。「業農=農ヲ業トス」 「業業ギョウギョウ」とは、きおいたつさま。おどおどするさま。「四牡シボ業業」〔→詩経{副}すでに。仕事をした意から、すでに…したとの意の副詞に用いる。〈類義語〉→已イ(すでに)→既(すでに)。「良業為取履=良業ニ為ニ履ヲ取ル」〔→史記{名}〔仏〕むくいを生じるもととなる善悪すべての行い。「業障ゴウショウ(悪いむくいを生じるもと)」「業が深い」 〔国〕ごう(ゴフ)。怒りの心。「業を煮やす」「業腹(腹がたつこと)」 《解字》 象形。ぎざぎざのとめ木のついた台を描いたもの。でこぼこがあってつかえる意を含み、すらりとはいかない仕事の意となる。厳ガン(いかつい)・岩(ごつごつしたいわ)などと縁が近い。 《異字同訓》 わざ。 業「至難の業。離れ業。業師」技「柔道の技。技をみがく」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

業火 ゴウカ🔗🔉

【業火】 ゴウカ〔仏〕悪業の報いとして悪人を苦しめる地獄の火。悪業の力のはげしくとめがたいことを火にたとえていう。

業因 ゴウイン🔗🔉

【業因】 ゴウイン〔仏〕果報を受ける原因となる、善悪の行い。因業。

業果 ゴウカ🔗🔉

【業果】 ゴウカ〔仏〕善悪の行いが招いた報い。業因と果報。『業報ゴウホウ』

語彙 ゴイ🔗🔉

【語彙】 ゴイ 特定の言語または個人のならい覚えた言語体系の中で用いられる語の総称。また、それを分類して集めたもの。単語のこと。

豪気 ゴウキ🔗🔉

【豪気】 ゴウキ 才知があって人に屈しない強い気性。ゴウギ〔国〕「豪儀」と同じ。

豪気不除 ゴウキノゾカズ🔗🔉

【豪気不除】 ゴウキノゾカズ〈故事〉才知があるが、人に屈しない気性がとれない。すぐれているが、寛容な心を持っていないこと。〔→魏志

豪快 ゴウカイ🔗🔉

【豪快】 ゴウカイ 気が大きく、さばさばしている。堂々としていて快活で気持ちがよい。

豪芥 ゴウカイ🔗🔉

【豪芥】 ゴウカイ =毫芥。ごくわずかであること。

豪華 ゴウカ🔗🔉

【豪侈】 ゴウシ 非常にぜいたくであること。『豪奢ゴウシャ・豪華ゴウカ』

豪客 ゴウカク🔗🔉

【豪客】 ゴウカク 盗人。金のかかったぜいたくな遊びをする人。

豪華 ゴウカ🔗🔉

【豪華】 ゴウカ 勢力や財産のある家。「豪侈」と同じ。はなやかでりっぱなこと。

豪家 ゴウカ🔗🔉

【豪家】 ゴウカ 財産や権勢のある家。名門。▽「右」は、すぐれた者。『豪門ゴウモン・豪姓ゴウセイ・豪宗ゴウソウ・豪右ゴウユウ・豪族ゴウゾク』「豪家少年豈知道=豪家ノ少年アニ道ヲ知ランヤ」〔→韓愈

豪飲 ゴウイン🔗🔉

【豪飲】 ゴウイン 盛んに多量の酒を飲むこと。痛飲。

豪猾 ゴウカツ🔗🔉

【豪猾】 ゴウカツ 強暴で勢力を振るって秩序を乱す。また、そのような者。〔→史記

豪毅 ゴウキ🔗🔉

【豪毅】 ゴウキ 気性がすぐれて強いこと。

豪気 ゴウギ🔗🔉

【豪儀】 ゴウギ〔国〕勢いがはげしいようす。規模が大きく、はでですばらしいこと。『豪気ゴウギ』

遨戯 ゴウギ🔗🔉

【遨戯】 ゴウギ 気ままにあそびたわむれる。

郷 ごう🔗🔉

【郷】 11画 邑部 [六年] 区点=2231 16進=363F シフトJIS=8BBD 《常用音訓》キョウ/ゴウ 《音読み》 キョウ(キャウ)/ゴウ(ガウ)/コウ(カウ)〈xing〉 《訓読み》 さと/ふるさと/むく/さきに/ごう(がう) 《名付け》 あき・あきら・さと・のり 《意味》 {名}さと。ふるさと。都市に対して、いなかのこと。「故郷」「郷党(いなかの村の仲間)」「郷人皆好之=郷人皆コレヲ好ム」〔→論語{名}行政区画の名。周代、一万二千五百戸の区画。郷大夫キョウタイフを置いた。また、近世中国では、人口五万までの村々をあわせた区画。区とともに県に所属する。「郷長」「郷飲酒」 {動}むく。その方向に面する。▽向・嚮に当てた用法。去声に読む。「北郷戸(=北向戸。北側に入り口を設けた亜熱帯地方の家)」 {名・副}さきに。以前。かつて。▽向・嚮・曩などに当てた用法。去声に読む。「郷也、吾見於夫子而問知=郷ニ、吾夫子ニ見エテ知ヲ問フ」〔→論語〕 〔国〕さと。ごう(ガウ)。昔、地方の行政区画の名。郡に所属する。「郷士」 《解字》 会意兼形声。卿ケイ・キョウは「ごちそう+向かいあった人」からなる会意文字で、会食するさまをあらわす。饗キョウの原字で、向きあう意を含む。郷は「邑(むら)+音符卿の略体」で、たがいに向かいあって、音や煙の通りあう村々。→卿 《単語家族》 向(むく)香(においがむこうへ動く)響(音がむこうへ動く)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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