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垠 はて🔗🔉

【垠】 9画 土部  区点=5223 16進=5437 シフトJIS=9AB5 《音読み》 ギン/ゴン〈yn〉 《訓読み》 かぎり/はて/さかい(さかひ) 《意味》 {名}かぎり。はて。限界。〈類義語〉→限。「平沙無垠=平沙垠リ無シ」〔→李華{名}さかい(サカヒ)。丘の末端や、続いた平地の最後のさかいめ。 {名}岸。地面が川と接するさかいめ。 《解字》 会意兼形声。艮は「目+匕(あいくち)」の会意文字で、目のふちをナイフで入れ墨してくまどること。しっかりと根をおろして消えない境界をつける意を含み、限(かぎり)の原字。垠は「土+音符艮」で、くっきりとさかいめのついた地形のこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

果 はて🔗🔉

【果】 8画 木部 [四年] 区点=1844 16進=324C シフトJIS=89CA 《常用音訓》カ/は…たす/は…て/は…てる 《音読み》 カ(ク〈gu〉 《訓読み》 くだもの/はたす/はたして/はてる(はつ)/はて 《名付け》 あきら・はた・はたす・まさる 《意味》 {名}くだもの。木の実。いまは広く植物の実のこと。「果実」「果樹」 {名}結果の果。成長したあげくに木の実がなるように、事がらが進んでしまったあとに生じるもの。「成果」 {名}因果の果。原因があって生じた結果。むくい。「果報」 カナリ{動・形}物事の結末をつけるように思いきってする。思いきりがよい。「果敢」「由也果=由也果ナリ」〔→論語{動}はたす。結果が出るところまでやりとげる。終わりまでやりとおす。 {動}みたす。いっぱいにする。「果腹(腹をいっぱいにみたす)」 {副}はたして。予想したとおり。ほんとうに。「果有以異於人乎=果タシテモッテ人ニ異ナル有ルカ」〔→孟子〕 〔国〕はてる(ハツ)。死ぬ。はてる(ハツ)。はたす。なくなるまで、やってしまう。どうにもならない所までいってしまう。「困り果てる」「使い果たす」はて。終わったあと。 《解字》 象形。木の上にまるい実がなったさまを描いたもので、まるい木の実のこと。 《単語家族》 踝カ(まるいくるぶし)顆カ(まるい頭、まるい)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

涯 はて🔗🔉

【涯】 11画 水部 [常用漢字] 区点=1922 16進=3336 シフトJIS=8A55 《常用音訓》ガイ 《音読み》 ガイ/ゲ〈y〉 《訓読み》 みぎわ(みぎは)/きし/かぎり/はて 《意味》 {名}みぎわ(ミギハ)。きし。水ぎわ。きりたったきし。 {名}かぎり。はて。地のはて。のび広がっているもののいちばんはじ。おわり。〈類義語〉→際→限。「生涯」「一在天之涯、一在地之角=一ハ天ノ涯ニ在リ、一ハ地ノ角ニ在リ」〔→韓愈〕「無涯之戚=涯無キノ戚」〔→韓愈〕 《解字》 会意兼形声。右側の字は「圭(土盛り)+音符厂ガン・ガイ(きりたった姿)」の会意兼形声文字で、崖と同じく、きりたったがけのこと。涯はそれを音符とし、水を加えた字で、水辺のがけ、つまり岸をあらわす。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

無涯 ハテナシ🔗🔉

【無限】 ムゲン・カギリナシ 限りがないこと。〈対語〉有限。『無崖ムガイ・無涯ムガイ・ハテナシ・無際ムサイ』

破天荒 ハテンコウ🔗🔉

【破天荒】 ハテンコウ〈故事〉天荒(天地がまだ混沌コントンとしてひらけない状態)を破る。人がまだやらなかったことをやってのけること。〔北夢瑣言〕

破的 ハテキ🔗🔉

【破的】 ハテキ・マトヲヤブル 的にあてる。転じて、道理にあった話のこと。〔→世説

辺 はて🔗🔉

【辺】 5画 部 [四年] 区点=4253 16進=4A55 シフトJIS=95D3 【邊】旧字(A)旧字(A) 19画 部 区点=7820 16進=6E34 シフトJIS=E7B2 【邉】旧字(B)旧字(B) 17画 部 区点=7821 16進=6E35 シフトJIS=E7B3 《常用音訓》ヘン/あた…り/べ 《音読み》 ヘン〈bin〉 《訓読み》 あたり/べ/はし/はて/へり/ふち/へ/ほとり 《名付け》 へ・ほとり 《意味》 {名・形}はし。はて。いきついた所。また、物の中央に対して、物のはじ。はし近い。「辺際」「無辺=辺無シ」 {名}へり。ふち。へ。「花辺(衣服のふち飾り)」「縁辺(へり)」「江辺(川のきし)」「海辺」「辺幅」 {名}国のはて。国境に近い地。「辺境」 {名}数学で、多角形の外側の線。 ヘンス{動}はしを接する。境と境とが接する。「辺乎斉也=斉ニ辺スルナリ」〔→穀梁{名}ほとり。近くの所。そば。あたり。「身辺」 {名}〔俗〕…のほう。「前辺チェンペイエン」「后辺ホウペイエン」 《解字》 会意兼形声。邊の右側の字(音ヘン・メン)は「自(鼻)+両側にわかれるしるし+方(両側にはり出る)」の会意文字で、鼻の両わきに出た鼻ぶたのはしをあらわす。邊はそれを音符とし、(歩く)を加えた字で、いきづまるはてまで歩いていったそのはしをあらわす。辺は宋ソウ・元ゲンのころ以来の略字。 《類義》 際サイは、すれすれのきわ。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

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