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下帷 カイ🔗🔉

【下帷】 カイ・イヲクダス 幕やカーテンなどを降ろす。俗事から離れて読書生活をする。塾を開いて子弟を教える。「白首下帷復何益=白首帷ヲ下スモ復タ何ノ益カアラン」〔→李白

乖異 カイイ🔗🔉

【乖異】 カイイ 意見・態度などが互いに食い違う。気があわない。『乖違カイイ』

介 かい🔗🔉

【介】 4画 人部 [常用漢字] 区点=1880 16進=3270 シフトJIS=89EE 《常用音訓》カイ 《音読み》 カイ/ケ〈ji〉 《訓読み》 はさむ/はさまる/たすける(たすく)/ひとり/おおきい(おほいなり)/すけ/かい(かひ) 《名付け》 あき・かたし・すけ・たすく・ゆき・よし 《意味》 カイス{動}はさむ。はさまる。間にはさむ。また、はさまる。「介意(心の中にはさまる→気にかける)」「以介於大国=以テ大国ニ介マル」〔→左伝カイス{動・名}間にはいってなかだちをする。また、なかだちをする人。「介者不拝=介者ハ拝セズ」〔→礼記{動}たすける(タスク)。両側から中のものをたすけ守る。「介助」「以介眉寿=以テ眉寿ヲ介ク」〔→詩経{名}両側からはさんで身を守るよろい。また、殻。また、貝がら。「介冑カイチュウ」「介虫」 {形}よろいや殻のようにかたい。「耿介コウカイ(節操がかたい)」 {形}ひとり。おおきい(オホイナリ)。両わきのものとけじめをつけて孤立するさま。転じて、目だっておおきい。〈類義語〉→特。「介立」「介鳥(鶴ツルのこと)」 {名・単位}ひとり。一つ。また、とるに足りないものを数えるときのことば。「一介イッカイ」とは、「一个イッカ・イッコ(一個)」と同じで、もと个と字形が似ていたため誤用したものである。「一介之士イッカイノシ」 〔国〕すけ。四等官で、国司の第二位。かい(カヒ)。貝の当て字。 《解字》 会意。「人+八印(両わきにわかれる)」で、両側に二つにわかれること。両側にわかれることは、両側から中のものを守ることでもあり、中に介在して両側をとりもつことでもある。 《単語家族》 界堺(わけめをつける)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

介意 カイイ🔗🔉

【介意】 カイイ・イニカイス 気にすること。『介心カイシン・介懐カイカイ』

会意 カイイ🔗🔉

【会心】 カイシン・ココロニカイス 心の中ではっきりさとる。自分でした物事が気に入る。『会意カイイ』

会意 カイイ🔗🔉

【会意】 カイイ 六書リクショの一つ。イニカイス「会心」と同じ。

効 かい🔗🔉

【効】 8画 力部 [五年] 区点=2490 16進=387A シフトJIS=8CF8 【效】旧字旧字 10画 攴部 区点=5835 16進=5A43 シフトJIS=9DC1 《常用音訓》コウ/き…く 《音読み》 コウ(カウ)/ギョウ(ゲウ)〈xio〉 《訓読み》 しるし/かい(かひ)/きく/いたす/ならう(ならふ) 《名付け》 いたる・かず・かた・すすむ・なり・のり 《意味》 {名}しるし。かい(カヒ)。ききめ。「効果」「効験」 コウアリ{動・形}きく。効果がある。ききめがある。また、そのさま。「不効、則治臣之罪=効アラズンバ、スナハチ臣ノ罪ヲ治ケ」〔→諸葛亮{動}いたす。力を出し尽くす。効果をあげる。「自効=ミヅカラ効ス」「効死而民弗去=死ヲ効スモ民去ラズ」〔→孟子{動}ならう(ナラフ)。まねる。▽本来は效と書くべきだが、効で代用した。〈同義語〉→傚コウ。「倣効」「尤而効之罪又甚焉=尤アリテコレニ効フハ罪又甚ダシ」〔→左伝〕 《解字》 会意兼形声。交は、人が足を交差させた姿。平行線をたどれば、どこまでも結果が出ない。交差してしめあげたところに結果が出る。効は「力+音符交」。実際の結果を出すよう努力すること。效は「攴(動詞記号)+音符交」で、二つのものを交差させて、てらしあわすこと。もとは別字。 《単語家族》 絞(しぼる、しぼり出す)や、校正の校(てらしあわせる。しめあげる)と同系。 《類義》 →習 《異字同訓》 きく。 効く「薬が効く。宣伝が効く。効き目がある」利く「左手が利く。目が利く。機転が利く」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

回易 カイエキ🔗🔉

【回易】 カイエキ =廻易。宋ソウ代の慣例の一つで、外国へ使節を送るとき、自国の産物を持って行き、先方の物産と交換して帰国したこと。

回憶 カイオク🔗🔉

【回想】 カイソウ・オモイヲメグラス 過ぎ去ったことを思いおこすこと。『回顧カイコ・回憶カイオク』

回隠 カイイン🔗🔉

【回隠】 カイイン 不都合なことがあって、避け隠れること。

嵬峨 カイガ🔗🔉

【嵬峨】 カイガ たかくそびえたつさま。『嵬嵬カイカイ』酔って足もとのあぶないさま。

快意 カイイ🔗🔉

【快心】 カイシン さっぱりする。よい気持ちになる。『快意カイイ』〔国〕うまくいってじゅうぶんに満足する。

怪異 カイイ🔗🔉

【怪異】 カイイ 見なれない。奇異なこと。不思議なこと。化け物。ケイ〔国〕不思議なこと。

怪訝 カイガ🔗🔉

【怪訝】 カイガ あやしむ。ケゲン〔国〕不思議で、なっとくがいかないさま。

怪偉 カイイ🔗🔉

【怪偉】 カイイ 並はずれていて雄大であること。

怪迂 カイウ🔗🔉

【怪譎】 カイケツ ひねくれて、ふにおちない。不合理であやしい。『怪迂カイウ』

恢偉 カイイ🔗🔉

【恢偉】 カイイ 大きくて、目だつさま。〈同義語〉魁偉。

悔過 カイカ🔗🔉

【悔過】 カイカ・アヤマチヲクユ あやまちを悔いる。また、悪い点を悟る。〔→孟子

懐王 カイオウ🔗🔉

【懐王】 カイオウ(楚)〈人名〉戦国時代、楚ソの王。在位前328〜前298。威王の子。名は熊槐ユウカイ、懐は諡オクリナ。屈原の忠告をきかず秦シンの計略にのって斉セイとの同盟をやめ、斉が滅ぼされてから、秦王に会いにゆき殺された。→「巫山之夢フザンノユメ」

懐王 カイオウ🔗🔉

【懐王】 カイオウ(秦)〈人名〉?〜前206?戦国時代の楚ソの懐王槐カイの孫で、項梁コウリョウにかつがれて楚の王になった。名は心。項羽が天下をとると義帝とされたが、すぐ暗殺された。

改意 カイイ🔗🔉

【改心】 カイシン・ココロヲアラタム 心を入れ替える。悪い心をあらため直すこと。『改意カイイ』

改易 カイエキ🔗🔉

【改易】 カイエキ あらためる。かえる。『改変カイヘン』〔国〕江戸時代、武家に科した刑罰の一つ。家禄カロクを没収して、武士の身分を奪った。

改悪 カイアク🔗🔉

【改悪】 カイアク 悪いことをあらためる。〔国〕あらためて悪くすること。▽改正することを、批判的な立場からいったことば。

晦菴 カイアン🔗🔉

【晦菴】 カイアン 南宋ナンソウの儒学者の朱熹シュキが門弟に講義したへやの名。また、そのへやの名にちなんで、門弟たちが朱熹を呼んだ名。「晦庵」とも。

槐安夢 カイアンノユメ🔗🔉

【槐安夢】 カイアンノユメ〈故事〉→「南柯夢ナンカノユメ」

槐位 カイイ🔗🔉

【槐位】 カイイ 三公の位。『槐座カイザ・槐庭カイテイ・槐鉉カイゲン・槐鼎カイテイ』▽朝廷の庭に三本の槐エンジュを植え、三公がそれに向かってすわった故事や、鼎カナエの三本足や、鉉ゲン(鼎の耳の金具)を三公にたとえたことから。

櫂 かい🔗🔉

【櫂】 18画 木部  区点=6105 16進=5D25 シフトJIS=9F44 《音読み》 トウ(タウ)/ジョウ(デウ)〈zho〉/ダク/タク 《訓読み》 かい 《意味》 {名}かい。船をこぐ道具。〈同義語〉→棹{動}さおさして船を進める。「櫂舟トウシュウ」 {名}船。「孤櫂コトウ」 {名}高くまっすぐのびている木の枝。こずえ。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音テキ・タク・トウ)は、高くぬき出す意を含む。櫂はそれを音符とし、木をそえた字で、水面からさっと抜きあげる船のかいのこと。 《単語家族》 擢テキ(高く抜きあげる)躍(高くとびあがる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

海阿 カイア🔗🔉

【海曲】 カイキョク 海が陸地にいりこんだところ。『海隅カイグウ・海阿カイア』島。

海淵 カイエン🔗🔉

【海淵】 カイエン 大洋の底の比較的せまい範囲が特に深くなっている部分。ふつう海溝カイコウの中にある。

海運 カイウン🔗🔉

【海運】 カイウン 海水が動く。「是鳥也海運則将徒於南冥=コノ鳥ハ海ノ運ケバスナハチマサニ南冥ニ徒ラントス」〔→荘子船による海上の運送。潮の干満の現象。

海燕 カイエン🔗🔉

【海燕】 カイエン うみつばめ。つばめのこと。「穿簾海燕双飛去=簾ヲ穿チテ海燕双ビ飛ビ去ル」〔→馮延巳ひとでの別名。

海鴎 カイオウ🔗🔉

【海鴎】 カイオウ 海にいるかもめ。「海鴎何事更相疑=海鴎何事ゾ更ニ相ヒ疑フ」〔→王維

魁偉 カイイ🔗🔉

【瑰偉】 カイイ =魁偉。すぐれていて珍しい。人がらがひときわ目だってすぐれている。

界域 カイイキ🔗🔉

【界域】 カイイキ さかい。境界。区域。

荷衣 カイ🔗🔉

【荷衣】 カイ はすの葉でつくった衣服・隠者の服のこと。「荷衣着屡穿=荷衣着シテ屡穿テリ」〔→袁宏道はすの葉。

華夷 カイ🔗🔉

【華夷】 カイ 中国と外国(=夷)。中国と、中国から遠くはなれた未開の民族が住んでいる所。〈類義語〉華裔カエイ。

葭葦 カイ🔗🔉

【葭葦】 カイ あし。「澄澄映葭葦=澄澄トシテ葭葦ヲ映ズ」〔→王維

解印 カイイン🔗🔉

【解綬】 カイジュ・ジュヲトク 印綬インジュをとく。役人をやめること。『解印カイイン・解紐カイチュウ・解組カイソ・解亀カイキ』

解頤 カイイ🔗🔉

【解頤】 カイイ・イヲトク〈故事〉下あごを外す。大笑いすること。また、非常に感心すること。▽「漢書」匡衡伝の「匡説詩解人頤=匡詩ヲ説キテ人ノ頤ヲ解ク」から。

誨化 カイカ🔗🔉

【誨化】 カイカ おしえさとして感化する。「視余猶子誨化諄諄=余ノ猶子ヲ視テ誨化スルコト諄諄タリ」〔→韓愈

貝 かい🔗🔉

【貝】 7画 貝部 [一年] 区点=1913 16進=332D シフトJIS=8A4C 《常用音訓》かい 《音読み》 バイ/ハイ〈bi〉 《訓読み》 かい(かひ) 《名付け》 かい 《意味》 {名}かい(カヒ)。二枚貝や、まん中にわれめのある子安貝コヤスガイなど、二つにわれるかい。のち転じて、かいの総称。 {名}宝のこと。▽古代にはきれいな貝を装飾や賞品、貨幣のかわりに用いたことから。「宝貝」 {名}貝多羅樹バイタラジュの略。多羅樹。▽インドの仏教徒はこの木の葉に経文を写したので、仏書を「貝葉バイヨウ」「貝葉経」という。 《解字》 象形。われめのある子安貝、または二枚貝を描いたもの。▽古代には貝を交易の貨幣に用いたので、貨・財・費などの字に貝印を含む。 《単語家族》 敗ハイ(二つにやぶれる)廃(われてだめになる)肺ハイ(左右二つにわれたはい)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

遐異 カイ🔗🔉

【遐異】 カイ 世俗とかけ離れて異なっていること。

開化 カイカ🔗🔉

【開化】 カイカ 人知が進歩して世が開けること。「文明開化」カヲヒラク教化して世の中を進歩させる。

開可 カイカ🔗🔉

【開可】 カイカ 許可する。

開運 カイウン🔗🔉

【開運】 カイウン ウンヲヒラク運をよいほうに向ける。運がよいほうに向かうこと。

開筵 カイエン🔗🔉

【開筵】 カイエン・ムシロヲヒラク 宴会の敷物を広げる。宴席を設けること。「五里一換馬、十里一開筵=五里ニ一タビ馬ヲ換ヘ、十里ニ一タビ筵ヲ開ク」〔→李商隠

魁偉 カイイ🔗🔉

【魁梧】 カイゴ からだがめだって大きくてりっぱなこと。『魁偉カイイ・魁壮カイソウ』「其人計魁梧奇偉=ソノ人計ハ魁梧奇偉ナリ」〔→史記

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