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大辞林の検索結果 (85)

こと-あたらし・い【事新しい】🔗🔉

こと-あたらし・い [6] 【事新しい】 (形)[文]シク ことあたら・し (1)ことさらめいている。わざとらしい。「そんなことは―・く言うまでもない」 (2)今までと違って新しい。改まっている。「―・しくして焼塩にて飲出し/浮世草子・一代男 8」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

こと-あまつかみ【別天つ神】🔗🔉

こと-あまつかみ 【別天つ神】 「古事記」神統譜で,天つ神の中の別格の神。天地開闢(カイビヤク)の時出現した,天之御中主神(アマノミナカヌシノカミ)・高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)・神産巣日神(カミムスヒノカミ)・宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)・天之常立神(アマノトコタチノカミ)の五神。

こと-あらためて【事改めて】🔗🔉

こと-あらためて 【事改めて】 (連語) わざわざ改めて。ことさらに。「―問いただす」

ことい【特牛・特負】🔗🔉

ことい コトヒ 【特牛・特負】 「こというし(特牛)」に同じ。「淡路の門(ト)渡る―こそ角を並べて渡るなれ/梁塵秘抄」

ことい-うし【特牛・牡牛】🔗🔉

ことい-うし コトヒ― 【特牛・牡牛】 〔古くは「こというじ」とも〕 強く大きな牡牛(オウシ)。こといのうし。ことい。こってい。こっていうし。こってうし。こっとい。「―程なる黒犬なるを/浮世草子・永代蔵 2」

ことい-うし-の【特牛の・特負牛の】🔗🔉

ことい-うし-の コトヒ― 【特牛の・特負牛の】 (枕詞) 「三宅の浦」にかかる。 〔特牛が租米を屯倉(ミヤケ)に運ぶことからいうか〕 「―三宅の潟にさし向ふ鹿島の崎に/万葉 1780」

こと-いと【琴糸・箏糸】🔗🔉

こと-いと [2][0] 【琴糸・箏糸】 琴の弦。ことのお。

こと-うけ【言承け】🔗🔉

こと-うけ 【言承け】 受け答え。返辞。返答。うけあい。「都の人は―のみよくて実なし/徒然 141」

こと-うた【琴歌・箏歌】🔗🔉

こと-うた [2] 【琴歌・箏歌】 (1)琴に合わせて歌う歌。 (2)歌舞伎の下座の一。時代物の御殿・大名邸などの場の幕開きなどに用いられ,普通は三味線で琴の代用をする。

ことう-やき【湖東焼】🔗🔉

ことう-やき [0] 【湖東焼】 〔「湖東」は琵琶湖の東の意〕 江戸後期から明治時代にかけて滋賀県彦根付近に産した陶器。彦根の商人が始め,のちに井伊家の藩窯となった。

こと-うら【琴占】🔗🔉

こと-うら [0] 【琴占】 古代の占いの一種。琴を掻(カ)き鳴らして神霊を呼び迎え,吉凶を占うもの。のちには琴板を笏(シヤク)でたたいて占った。

こと-えり【言選り】🔗🔉

こと-えり 【言選り】 言葉を選ぶこと。用語を選択すること。「文を書けど,おほどかに―をし/源氏(帚木)」

こと-おさめ【事納め】🔗🔉

こと-おさめ ―ヲサメ [3] 【事納め】 「御事納(オコトオサ)め」に同じ。「―気をつけられる新(アラ)世帯/柳多留(初)」

こと-おり【異折】🔗🔉

こと-おり ―ヲリ 【異折】 別の機会。他の場合。ほかの時。「―にこそともかくも候はめ/今昔 28」

こと-かけ【事欠け】🔗🔉

こと-かけ 【事欠け】 (1)「ことかき{(1)}」に同じ。「いかに―なればとて…さもしくなしぬ/浮世草子・一代男 1」 (2)「ことかき{(2)}」に同じ。「―なればこそ堪忍すれ/浮世草子・一代女 5」

こと-かわ・る【事変わる】🔗🔉

こと-かわ・る ―カハル [4] 【事変わる】 (動ラ五[四]) 様子が違っている。異なっている。「今までの様子とは―・り…」

こと-きみ【異君】🔗🔉

こと-きみ 【異君】 (1)他のお方。他の貴人。「―たちの住み給ふやうにて/宇津保(嵯峨院)」 (2)別の主君。「この君ならで日の本に,また―のましますべきか/謡曲・花筐」

こと-くに【異国】🔗🔉

こと-くに 【異国】 (1)よその国。異郷。「おのが国にはあらで―に田をつくりけるが/宇治拾遺 4」 (2)外国。異邦。とつくに。「広く―のことを知らぬ女のため/源氏(常夏)」

こ-とくにん【子徳人】🔗🔉

こ-とくにん 【子徳人】 子宝を多く得た人。子福者。子沢山(コダクサン)。「徳人の中にても―にて候ふ/清元・舌出し三番叟」

ことく-らく【胡徳楽】🔗🔉

ことく-らく 【胡徳楽】 舞楽の一。右方高麗楽(コマガク)。高麗壱越(イチコツ)調。襲(カサネ)装束。六人舞。酒宴の有り様を舞曲化したもので,喜劇的性格をもつ。 胡徳楽 [図]

こと-くわ・う【言加ふ】🔗🔉

こと-くわ・う ―クハフ 【言加ふ】 (動ハ下二) (1)横から人の話に口を出す。差し出口をする。「男(オノコ)は―・へ候ふべきにあらず/枕草子 23」 (2)唱和する。「兵部卿宮,青柳折り返しおもしろく謡ひ給ふ。あるじのおとども―・へ給ふ/源氏(胡蝶)」

こと-こまか・い【事細かい】🔗🔉

こと-こまか・い [5] 【事細かい】 (形) 細部にいたるまでくわしい。詳細である。「あれこれ―・く注意を与える」

こと-こまやか【事細やか】🔗🔉

こと-こまやか [4] 【事細やか】 (形動)[文]ナリ 「事細(コトコマ)か」に同じ。「―にめんどうをみる」

こと-さえく【言喧く】🔗🔉

こと-さえく ―サヘク 【言喧く】 (枕詞) 言葉の分かりにくいことから,外国である「韓(カラ)」「百済(クダラ)」などを含む地名「百済の原」「韓の崎」などにかかる。「―辛(カラ)の崎なるいくりにそ/万葉 135」「―百済の原ゆ/万葉 199」

こと-さき【琴軋】🔗🔉

こと-さき [0] 【琴軋】 和琴(ワゴン)の撥(バチ)。

こと-さきく【事幸く】🔗🔉

こと-さきく 【事幸く】 (副) 平安に。幸福に。無事で。「―ま幸(サキ)くませと/万葉 3253」 〔「言(コト)幸く」で,言霊(コトダマ)の力によって平安にの意とする説もある。あるいは「殊(コト)幸く」で,格別平安にの意か〕

ことさけ-を【琴酒を】🔗🔉

ことさけ-を 【琴酒を】 (枕詞) 「押垂(オシタ)れ小野」にかかる。語義・かかり方未詳。「―押垂小野ゆ出づる水/万葉 3875」

こと-さ・む【事醒む】🔗🔉

こと-さ・む 【事醒む】 (動マ下二) 興ざめする。興をそがれる。「興宴の座も―・めてしめりかへりければ/著聞 11」

ことさら-め・く【殊更めく】🔗🔉

ことさら-め・く [5] 【殊更めく】 (動カ五[四]) わざとらしく思われる。大げさに見える。「―・いてかえっておかしい」

ことし-まい【今年米】🔗🔉

ことし-まい [0] 【今年米】 「新米(シンマイ){(1)}」に同じ。[季]秋。

こと-し-も【事しも】🔗🔉

こと-し-も 【事しも】 (副) 〔「事」に助詞「し」「も」が付いた語〕 ちょうど。まるで…のように。「―我が父母(ブモ)などの病まんを歎かんが如く/今昔 12」

こ-としより【小年寄】🔗🔉

こ-としより 【小年寄】 豊臣時代の中老の異名。 →大年寄

こと-しろ【事代】🔗🔉

こと-しろ 【事代】 神の託宣を告げること。また,その者。「天(アメ)に―,虚(ソラ)に―/日本書紀(神功訓)」

ことしろぬし-の-かみ【事代主神】🔗🔉

ことしろぬし-の-かみ 【事代主神】 記紀神話で,大己貴神(オオアナムチノカミ)の子とされる託宣の神。国譲りの時,父神に国土の献上を勧める。のち,皇室の守護神。

こと-た・る【事足る】🔗🔉

こと-た・る 【事足る】 (動ラ四) 「ことたりる(事足)」に同じ。「―・りなんとて,心よく数献に及びて/徒然 215」 〔現代語でも,ときに,「それで―・れりとされては困る」などと用いられることがある〕

こと-てん【事典】🔗🔉

こと-てん [0] 【事典】 「じてん(事典)」に同じ。「辞典」「字典」と区別していう。 ⇔ことば典

こと-と【事と】🔗🔉

こと-と 【事と】 (副) 〔名詞「こと」に助詞「と」が付いた語〕 (1)とりわけ。ことに。「このごろは―久しう見えず/蜻蛉(上)」 (2)すっかり。はっきりと。「つとめても―日高うなるまで御殿ごもり過ごしたるに/浜松中納言 4」

こと-と・う【言問ふ・事問ふ】🔗🔉

こと-と・う ―トフ 【言問ふ・事問ふ】 (動ハ四) 〔「ことどう」とも〕 (1)ものを言う。話をする。「―・はぬ木にはありとも/万葉 82」 (2)ものを言いかける。尋ねる。「名にし負はばいざ―・はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと/伊勢 9」 (3)訪れる。訪問する。「わづかに―・ふものとては,峯に木づたふ猿のこゑ/平家(灌頂)」 (4)男女が言い交わす。「我が妻に人も―・へ/万葉 1759」

こと-とき【異時】🔗🔉

こと-とき 【異時】 ほかの時。別の時。「よし,―は知らず,今宵(コヨイ)は詠め/枕草子 99」

こと-と・し【言疾し】🔗🔉

こと-と・し 【言疾し】 (形ク) うわさがひどい。人の口がやかましい。「―・くは中は淀ませ水(ミ)無し川/万葉 2712」

こと-な・す【言成す】🔗🔉

こと-な・す 【言成す】 (動サ四) (1)言葉に出す。告げる。「うつせみの八十(ヤソ)言のへは繁くとも争ひかねて我(ア)を―・すな/万葉 3456」 (2)うわさする。言いはやす。「紅の深染めの衣下に着て上に取り着ば―・さむかも/万葉 1313」

こと-の-お【琴の緒】🔗🔉

こと-の-お ―ヲ 【琴の緒】 琴(キン)・箏(ソウ)など弦楽器の弦。琴糸。

こと-の-おこり【事の起こり】🔗🔉

こと-の-おこり 【事の起こり】 (連語) そのことが起こった原因。事の発端(ホツタン)。

こと-の-くみ【琴の組】🔗🔉

こと-の-くみ 【琴の組】 箏曲の曲種名。箏の組歌のこと。箏の弾き歌いの曲で,数個の歌を組み合わせて一曲とする。八橋検校の「十三組」が有名。

こと-の-こころ【事の心】🔗🔉

こと-の-こころ 【事の心】 (1)事の趣意。話の趣。「対面して―とり申さむ/源氏(明石)」 (2)事情。実情。「かくて―知る人は少なうて/源氏(胡蝶)」

こと-の-さま【事の様】🔗🔉

こと-の-さま 【事の様】 (1)物事の様子。事情。「さまで心留むべき―にもあらず/源氏(夕顔)」 (2)その場にふさわしいありかた。事宜。「情なう押し立たむも―にたがへり/源氏(明石)」

こと-の-たとえ【事の譬え】🔗🔉

こと-の-たとえ ―タトヘ 【事の譬え】 もののたとえ。

こと-の-たより【事の便り】🔗🔉

こと-の-たより 【事の便り】 (1)「事の序(ツイ)で」に同じ。「その時おのづから―ありて/方丈記」 (2)ことにつけて頼るよすがとなるもの。「―を賜はせてはぐくみかへりみさせ給う程に/栄花(疑)」

こと-の-は【言の葉】🔗🔉

こと-の-は 【言の葉】 (1)ことば。「例のいづこよりとうで給ふ―にかあらむ/源氏(帚木)」 (2)和歌。「やまとうたは人の心を種としてよろづの―とぞなれりける/古今(仮名序)」

ことのは-の-みち【言の葉の道】🔗🔉

ことのは-の-みち 【言の葉の道】 和歌の道。歌道。「―によらずば,嬉しきも憂きも思ひをいかがやらまし/閑田詠草」

こと-の-よし【事の由】🔗🔉

こと-の-よし [4] 【事の由】 事のわけ。事情。理由。「―を詳しく説明する」

こと-はえ【事栄え・殊栄え】🔗🔉

こと-はえ 【事栄え・殊栄え】 特別華やかで立派なこと。ことさら面目をほどこすこと。「初めものし給ふだに―もなかむめるに/宇津保(国譲上)」

こと-はら【異腹】🔗🔉

こと-はら 【異腹】 父が同じで母の異なる兄弟姉妹。腹ちがい。いふく。「―のせうとも京にて法師にてあり/蜻蛉(下)」

こと-はらから【異同胞】🔗🔉

こと-はらから 【異同胞】 父または母が異なる兄弟姉妹。「母北の方,―たち,ただここになむ来かかる/落窪 4」

こと-ひき【琴引】🔗🔉

こと-ひき [2][0] 【琴引】 スズキ目シマイサキ科の海魚。体長25センチメートル程度。体は長楕円形でやや側扁する。背側は褐色を帯びた淡青色,腹側は銀白色。体側に弓形の三本の灰黒色帯がある。食用。本州南部以南,シナ海,東南アジアなどに分布。ヤカタイサキ。

こと-ひと【異人】🔗🔉

こと-ひと 【異人】 他の人。別人。「―にあはせむ/伊勢 10」

ことひら【琴平】🔗🔉

ことひら 【琴平】 香川県仲多度(ナカタド)郡の町。金刀比羅(コトヒラ)宮の鳥居前町として発展。

ことひら-やま【琴平山】🔗🔉

ことひら-やま 【琴平山】 琴平町を見下ろす山。海抜616メートル。金刀比羅宮が中腹にあり,自然林におおわれる。

こと-ふえ【琴笛】🔗🔉

こと-ふえ [1] 【琴笛】 琴と笛。管弦。

ことふえ-の-みち【琴笛の道】🔗🔉

ことふえ-の-みち 【琴笛の道】 音楽の道。管弦の道。「―は遠う,弓をなむいとよく引きける/源氏(東屋)」

こと-ふ・る【事旧る・言旧る】🔗🔉

こと-ふ・る 【事旧る・言旧る】 (動ラ上二) 言いふるされる。「みな源氏物語・枕草子などに―・りにたれど/徒然 19」

こと-まつり【事祭(り)】🔗🔉

こと-まつり [3] 【事祭(り)】 近畿・中国地方で,主に三月に行われる春の節日(セチビ)。この日用いた箸を簾(スダレ)のように編んで,軒などにつるす風習がある。春事(ハルゴト)。

こと-む・く【言向く】🔗🔉

こと-む・く 【言向く】 (動カ下二) 話して相手を自分の意に従わせる。説き伏せる。また,服従させる。「ちはやぶる神を―・けまつろはぬ人をも和(ヤワ)し/万葉 4465」

こ-ともし【小灯し】🔗🔉

こ-ともし [2] 【小灯し】 小さなあかり。手燭(テシヨク)や小さな提灯(チヨウチン)など。

こと-もの【異物・異者】🔗🔉

こと-もの 【異物・異者】 (1)(異物)別の物。「―の皮なりけり/竹取」 (2)(異者)別の者。

こと-ゆえ【事故】🔗🔉

こと-ゆえ ―ユ 【事故】 □一□(多く「ことゆえなく」の形で)さしさわり。事故(ジコ)。「母子ともに―なく侍りけり/著聞 8」 □二□…であるため。

こと-ゆ・く【事行く】🔗🔉

こと-ゆ・く 【事行く】 (動カ四) (1)物事がうまくいく。らちがあく。「心よりは―・かずなむ,思う給へられしを/源氏(絵合)」 (2)納得できる。わけが分かる。「かくつきなきことを仰せ給ふことと,―・かぬものゆゑ/竹取」

こと-よう【異様】🔗🔉

こと-よう ―ヤウ [0] 【異様】 (名・形動ナリ) 普通と違っていること。変わっていること。また,そのさま。「風俗の―なるは,人情の―なるを示す/当世書生気質(逍遥)」「昔より,―なる心ばへ侍りし身にて/源氏(浮舟)」

こと-ようか【事八日】🔗🔉

こと-ようか ―ヤウカ [3] 【事八日】 陰暦二月八日のお事始めと一二月八日のお事納めの称。全国的に針供養を行うほか,東日本では一つ目小僧や厄神が訪れるという伝承があり,目籠(メカゴ)やニンニクなどを庭先に置いて妖怪の到来を防ぐ風習がある。かつては厳重な物忌をすべき日であった。八日節供。八日吹き。 →お事納め →お事始め

こと-よさ・す【事寄さす・言寄さす】🔗🔉

こと-よさ・す 【事寄さす・言寄さす】 (動サ四) 〔「ことよす」の尊敬語〕 御委任になる。「大山守命(オオヤマモリノミコト)に―・して山川林野を掌らしむ/日本書紀(応神訓)」

こと-よ・し【言好し】🔗🔉

こと-よ・し 【言好し】 (形ク) 言葉が巧みだ。口がうまい。「かかる方に―・きも,心づきなくおぼえ給へど/源氏(宿木)」

こと-よ・せる【言寄せる・事寄せる】🔗🔉

こと-よ・せる [0][4] 【言寄せる・事寄せる】 (動サ下一)[文]サ下二ことよ・す (1)口実にする。かこつける。「仕事に―・せて外出する」 (2)ことづけをする。伝言する。「忍びあまり天の川瀬に―・せむせめては秋を忘れだにすな/新古今(恋二)」 (3)言葉によって助力する。「天地(アメツチ)の神―・せて/万葉 546」 (4)うわさを立てる。「君が手取らば―・せむかも/万葉 1109」

こと-よ・る【事寄る】🔗🔉

こと-よ・る 【事寄る】 (動ラ四) 事がその方に寄る。かたよる。「やむごとなく思したるは,限りありて,ひとかたなめれば,それに―・りて/源氏(若菜上)」

こと-よろ・し【事宜し】🔗🔉

こと-よろ・し 【事宜し】 (形シク) (1)たいしたことではない。さしつかえない。「はじめの法師も,―・しくば,乞ひゆるさんとて/宇治拾遺 12」 (2)悪くない。「此の殿の亭の前を,―・しき女の通りけるを/十訓 7」

ことり-あみ【小鳥網】🔗🔉

ことり-あみ [3] 【小鳥網】 秋に大群をなして渡ってくる小鳥を捕らえるのに用いる網。霞網(カスミアミ)など。[季]秋。《―声なくかゝる一羽かな/鈴鹿野風呂》

ことり-あわせ【小鳥合(わ)せ】🔗🔉

ことり-あわせ ―アハセ [4] 【小鳥合(わ)せ】 合わせ物の一。小鳥を持ち寄って,その鳴き声や羽色などの優劣を競い合う遊び。

ことり-や【小鳥屋】🔗🔉

ことり-や [0] 【小鳥屋】 小鳥を売る店。また,その人。

こ-とりそ【古鳥蘇】🔗🔉

こ-とりそ 【古鳥蘇】 〔「新鳥蘇」に対して,伝来の古いものをいう〕 雅楽の一。右方に属する,壱越(イチコツ)調の高麗楽(コマガク)。常装束に巻纓(ケンエイ)の冠をつけ,六人で舞う。

こ-とりまわし【小取り回し】🔗🔉

こ-とりまわし ―トリマハシ 【小取り回し】 (形動ナリ) 〔「こどりまわし」とも〕 きびきびしているさま。機転がきくさま。「下女―にはたらきければ/浮世草子・織留 6」

ことろ-ことろ【子捕ろ子捕ろ】🔗🔉

ことろ-ことろ [3] 【子捕ろ子捕ろ】 児童の遊戯の一。鬼・親各一名を決め,他は子となって,親の後ろに連なる。鬼が最後尾の子を捕まえようとするのを,親は両手をひろげて妨げ,子は捕まえられると,鬼を交代する。ひふくめ。子捕り。子買お。こをとろことろ。

こと-わ・く【辞別く・言別く】🔗🔉

こと-わ・く 【辞別く・言別く】 (動カ四) 言葉を特に改めていう。祝詞や宣命で用いる語。「―・きて伊勢にます天照らす大御神の大前に申さく/祝詞(祈年祭)」

こと-わけ【事訳】🔗🔉

こと-わけ [0][3] 【事訳】 事の理由。事情。事由。

ことなかれ【事勿れ主義】(和英)🔗🔉

ことなかれ【事勿れ主義】 the principle of ‘peace-at-any-price.'

ことにする【異にする】(和英)🔗🔉

ことにする【異にする】 ⇒異なる.

ことよせて【事寄せて】(和英)🔗🔉

ことよせて【事寄せて】 under[on]the pretext.→英和

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