きとう【几董】 ⇒たかいきとう（高井几董）

き‐とう【気筒・気筩】 ^（→）シリンダー2に同じ。

き‐とう【祈祷】_‥タウ 神仏にいのること。呪文をも含めてすべての儀礼の要素中、言語の形をとるもの。原始的には、対象や内容について別に限定なく、宗教的経験が自然に発露する独白のようなもの。「加持―」 ⇒きとう‐し【祈祷師】 ⇒きとう‐しょ【祈祷書】 ⇒きとう‐ぶぎょう【祈祷奉行】 ⇒きとう‐れんが【祈祷連歌】

き‐とう【季冬】 ①冬のすえ。晩冬。 ②陰暦12月の称。

き‐とう【既倒】_‥タウ すでにたおれたこと。→狂瀾_{きょうらん}を既倒に廻らす

き‐とう【帰投】 航空機・艦船などが基地に帰りつくこと。

き‐とう【亀頭】 陰茎先端の膨大部。 ⇒きとう‐えん【亀頭炎】

き‐とう【貴答】_‥タフ 相手からの返事の尊敬語。貴酬。

き‐と・う【来問ふ】_‥トフ 〔他四〕 たずね来る。来訪する。和泉式部集「昔を―・ふ人のなきかな」

きとう‐えん【亀頭炎】 陰茎の包皮内面の炎症。亀頭包皮炎。 ⇒き‐とう【亀頭】

きとう‐し【祈祷師】_‥タウ‥ 祈祷を行う神官・僧侶。 ⇒き‐とう【祈祷】

きとう‐しょ【祈祷書】_‥タウ‥ キリスト教会で、毎日あるいは祭日に行われる祈りを集録した書物。 ⇒き‐とう【祈祷】

きとう‐ぶぎょう【祈祷奉行】_{‥タウ‥ギヤウ} 鎌倉・室町時代、寺社に命ずる歳首の祈祷、恒例の災厄祈祷のことをつかさどった職。御祈_おいのり奉行。 ⇒き‐とう【祈祷】

きとう‐りゅう【起倒流】_{‥タウリウ} 柔術の一派。寺田正重（1618〜1674）が茨木又左衛門俊房の起倒流乱_みだれを学んで、徳川家綱の頃に始め、のち滝野遊軒貞高（1695〜1762）が江戸に広めた。

きとう‐れんが【祈祷連歌】_‥タウ‥ 事の成就を神仏に祈願するための連歌。 ⇒き‐とう【祈祷】

き-とう [0] 【気筒】 ⇒シリンダー

き-とう [0] 【季冬】 （１）冬の末。晩冬。 （２）陰暦一二月の異名。

き-とう ―タウ [0] 【祈祷】 （名）スル 神仏にその加護・恵みを求めて祈ること。また，その祈り。「―を捧げる」

きとう-し ―タウ― [2] 【祈祷師】 祈祷を行う僧侶や神官など。

きとう-しょ ―タウ― [0][4] 【祈祷書】 （１）キリスト教徒が日常の祈りの際に模範とすべき文章を集めた書物。 （２）聖公会で，定められた礼拝などの式辞，聖書の朗読箇所，祈りの文章などを収めた書物。典礼書。式文。

きとう-せい-せいしんびょう ―タウ―セイシンビヤウ [0] 【祈祷性精神病】 加持祈祷などにより人格変換・宗教妄想・憑依(ヒヨウイ)妄想などを発する病態で，感動をもとに起こる自己暗示性の精神異常。森田正馬(マサタケ)が命名。

きとう-ぶぎょう ―タウ―ギヤウ [4] 【祈祷奉行】 室町幕府の職名。将軍家の息災，世上平安などの祈祷が行われた際，その執行にあたった。

きとう-れんが ―タウ― [4] 【祈祷連歌】 法楽・奉納の連歌。狭義には，神仏に実利的な効果を祈願する連歌。

き-とう ―タウ [0] 【既倒】 すでに倒れていること。 →狂瀾(キヨウラン)を既倒にめぐらす

き-とう [0] 【帰投】 （名）スル 航空機・艦船や兵などが基地に帰りつくこと。「母艦に―する」

き-とう ―タウ [0] 【帰島】 （名）スル （自分の住んでいた）島へ帰ること。

き-とう [0] 【飢凍】 （名）スル 飢えこごえること。「道塗に―する/山月記（敦）」

き-とう [0] 【亀頭】 陰茎の先端部。かりくび。

きとう 【几董】 ⇒高井(タカイ)几董

きとうぼうきょう-じちせいふ キトウバウキヨウ― 【冀東防共自治政府】 〔「冀」は河北省のこと〕 1935〜38年，中国河北省東部にあった日本の傀儡(カイライ)政権。首都は通州，長官は殷汝耕(インジヨコウ)。日本商品の密貿易の窓口となった。

きとう-りゅう キタウリウ 【起倒流】 柔術の一派。江戸初期に寺田勘右衛門正重が創始。

きとう【気筒】 a cylinder.→英和

きとう【祈祷】 a prayer;→英和 grace (食前・後の).→英和 〜する pray.→英和 ‖祈祷者 a prayer.祈祷書 a prayer book;the Book of Common Prayer;the Prayer Book (いずれも the Church of England の).

きとう【亀頭】 《解》the glans.