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広辞苑の検索結果 (48)
いえ【家】イヘ🔗⭐🔉
いえ【家】イヘ
➊居住用の建物。うち。
①(普通は一家族の)人が住むための建物。
②特に、自宅。わがや。「―に帰る」
➋同じ家に住む人々の集合体。
①家庭。家族全体によって形作られる集団。特に旧民法で、戸主の支配権で統率された、戸主と家族との共同体。「結婚して―を持つ」
②(「家のうちのあるじ」の意で)妻。主婦。宇津保物語忠乞「左大臣の―、昔よりよろしからず心聞ゆる人なり」。「お―はん」
➌代々伝えて来た家、またはそう見立てられるもの。
①祖先から伝え継がれる血族集団。
②祖先から伝え来た名跡。家名・家業や芸術・武術の流儀など。家元。今昔物語集25「この保昌朝臣は―を継ぎたる兵つわものにもあらず」。「―を汚す」
③代々仕えてきた主君の家筋。おいえ。
➍家の状態。
①家産。家の財政。「―が貧しい」「―を傾ける」
②名門。家柄。徒然草「―に生れ時にあへば」。「いい―の子」
➎(出家に対し)在家。俗生活。徒然草「―にあり人に交はるとも後世を願はんに難かるべきかは」
➏小さな道具類を入れる箱。茶道で、茶入れなどの茶器類の容器。
⇒家給し人足る
⇒家に杖つく
⇒家貧しくして孝子顕わる
⇒家を空ける
⇒家を出づ
⇒家を知る
⇒家を外にする
いえ【家】イヘ(作品名)🔗⭐🔉
いえ【家】イヘ
中国の作家、巴金の自伝的小説。五‐四文化運動を背景に、新旧世代の対立を描き、封建的大家族制度を告発。1932年成る。
いえ🔗⭐🔉
いえ
〔感〕
①意外な事に出会って驚いたときに発する声。おや。まあ。
②呼びかける声。やあ。もし。
③打消を表す声。いいえ。いや。「―、そうではありません」
いえ‐あと【家跡】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐あと【家跡】イヘ‥
①祖先伝来の名跡みょうせき。
②家のあった跡。やしき跡。
いえ‐あるじ【家主】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐あるじ【家主】イヘ‥
一家の主人。いえぬし。いえのおさ。枕草子8「―なれば案内をしりてあけてけり」
いえ‐い【家居】イヘヰ🔗⭐🔉
いえ‐い【家居】イヘヰ
①家にいること。家を造って住むこと。万葉集10「あしひきの山かたつきて―せる君」
②住居。源氏物語須磨「行平の中納言の藻塩もしおたれつつわびける―近きわたり」
い‐えい【遺詠】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐えい【遺詠】ヰ‥
故人の遺のこした詩歌。また、辞世の詩歌。
い‐えい【遺影】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐えい【遺影】ヰ‥
故人の肖像・写真。「―を飾る」
いえ・いる【家居る】イヘヰル🔗⭐🔉
いえ・いる【家居る】イヘヰル
〔自上一〕
家を造って住んでいる。貫之集「梅の花匂へる里に―・ゐそめけむ」
いえ‐うけ【家請】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐うけ【家請】イヘ‥
借家人の身元保証人。好色一代男3「あそこに隠れ、爰ここに替へて、―の機嫌を取り」
いえ‐うつり【家移り】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐うつり【家移り】イヘ‥
引っ越すこと。やうつり。蜻蛉日記中「―とかせらるることありて」
いえ‐か【家蚊】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐か【家蚊】イヘ‥
イエカ属のカの総称。夏、家屋内に来襲し、雌は夜間吸血する。アカイエカ・コガタアカイエカ・チカイエカなど。
イエガー【Werner Wilhelm Jaeger】🔗⭐🔉
イエガー【Werner Wilhelm Jaeger】
ギリシア哲学の研究家。ドイツ人。ナチスを避け、1936年以後アメリカに永住。人文的教養を古典に求めたヒューマニスト。著「アリストテレス」「パイデイア」「初期ギリシア哲学者の神学」など。(1888〜1961)
いえ‐かかえ【家抱え】イヘカカヘ🔗⭐🔉
いえ‐かかえ【家抱え】イヘカカヘ
①田地を持たずに家ばかりを持っている者。家役いえやく。
②(→)「けほう(家抱)」に同じ。
いえかずじんば‐あらためちょう【家数人馬改帳】イヘ‥チヤウ🔗⭐🔉
いえかずじんば‐あらためちょう【家数人馬改帳】イヘ‥チヤウ
江戸時代、領主が作成した戸口調査簿の総称。家数人数改帳・家並帳・人別改帳などともいう。秀吉の調査に始まり、細川氏による1633年(寛永10)の肥後藩人畜改帳が著名。
いえ‐かぜ【家風】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐かぜ【家風】イヘ‥
①故郷の家の方から吹いて来る風。万葉集20「―は日に日に吹けど」
②(家風かふうの訓読)(→)「いえのかぜ」に同じ。
いえ‐がた【家形】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐がた【家形】イヘ‥
家屋の形。
⇒いえがた‐せっかん【家形石棺】
いえがた‐せっかん【家形石棺】イヘ‥セキクワン🔗⭐🔉
いえがた‐せっかん【家形石棺】イヘ‥セキクワン
古墳時代の石棺の一種。舟形石棺から変化したもので、平坦な頂部と四方に広い斜面をもつ蓋の形から家屋の屋根を連想した名称。5〜7世紀に盛行。
⇒いえ‐がた【家形】
いえ‐がまえ【家構え】イヘガマヘ🔗⭐🔉
いえ‐がまえ【家構え】イヘガマヘ
家の構え。家のつくりの様子。
いえ‐がら【家柄】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐がら【家柄】イヘ‥
家の格式。家格。また、それのよい家。名家。「―が良い」
⇒家柄より芋幹
○家柄より芋幹いえがらよりいもがら
家柄などに値打はなく、食べられる芋の茎の方がましである。
⇒いえ‐がら【家柄】
○家柄より芋幹いえがらよりいもがら🔗⭐🔉
○家柄より芋幹いえがらよりいもがら
家柄などに値打はなく、食べられる芋の茎の方がましである。
⇒いえ‐がら【家柄】
い‐えき【胃液】ヰ‥
胃粘膜の胃腺から分泌される消化液。無色・無臭・強酸性。塩酸・ペプシンその他の消化酵素を含み、主に蛋白質の第1段階の消化を行う。
いえ‐ぎみ【家君】イヘ‥
一家の主人。日本霊異記中「家刀自、―に告げて曰はく」
い‐えき【胃液】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐えき【胃液】ヰ‥
胃粘膜の胃腺から分泌される消化液。無色・無臭・強酸性。塩酸・ペプシンその他の消化酵素を含み、主に蛋白質の第1段階の消化を行う。
いえ‐ぎみ【家君】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐ぎみ【家君】イヘ‥
一家の主人。日本霊異記中「家刀自、―に告げて曰はく」
○家給し人足るいえきゅうしひとたる
[漢書貢禹伝]どの家も人も富み栄え満ち足りている。世運の隆盛なことをいう。
⇒いえ【家】
○家給し人足るいえきゅうしひとたる🔗⭐🔉
○家給し人足るいえきゅうしひとたる
[漢書貢禹伝]どの家も人も富み栄え満ち足りている。世運の隆盛なことをいう。
⇒いえ【家】
いえ‐ぐすり【癒薬】
腫物・傷の治療薬。〈日葡辞書〉
いえ‐くら【家蔵】イヘ‥
いえとくら。財産。
いえ‐くるわ【家郭】イヘ‥
家とその囲い。家屋敷。狂言、子盗人「―は申すに及ばず女共が身の回りまで」
いえ‐こうもり【家蝙蝠】イヘカウモリ
アブラコウモリの別称。
いえ‐ごと【家言】イヘ‥
わが家からの伝言。万葉集20「吾妹子わぎもこが―持ちて来る人も無し」
いえ‐ざくら【家桜】イヘ‥
人家の庭に植えてある桜。新古今和歌集雑「垣ごしに見るあだ人の―」
いえ‐ざま【家方】イヘ‥
(わが)家のある方角。宇治拾遺物語3「館たちを出でて―に行きける道に」
いえ‐じ【家地】イヘヂ
小具足こぐそくの下地とする布帛。金具や鎖を綴じつけて籠手こて・脛当すねあてなどを作る。→籠手(図)
いえ‐じ【家路】イヘヂ
家へ行く路。わが家への路。万葉集5「鮎釣ると立たせる子らが―知らずも」。古今和歌集春「この里に旅寝しぬべし桜花散りのまがひに―忘れて」。「―につく」「―を急ぐ」
いえ‐じち【家質】イヘ‥
⇒かじち
いえ‐じま【伊江島】
沖縄本島西方の島。面積22.8平方キロメートルで、沖縄本島の属島のうち最大。60パーセント余りが米軍用地。
いえしま‐しょとう【家島諸島】イヘ‥タウ
瀬戸内海東部、播磨灘にある諸島。家島・坊勢ぼうぜ島・西島・男鹿たんが島などから成り、兵庫県に属する。石材を産する。
家島諸島
撮影:的場 啓
いえ‐じゅうだい【家重代】イヘヂユウ‥
家に代々伝わっていること。浄瑠璃、津国女夫池「―の御本尊」
いえ‐じるし【家印】イヘ‥
商家などで、その家(の所有であること)を表す簡単な記号。
いえ‐しろあり【家白蟻】
シロアリ目ミゾガシラシロアリ科の昆虫。体長約5ミリメートル。西南日本に分布し、木造建築物に営巣して甚大な害を与える。→白蟻(図)
イエス【yes】
肯定・同意・承諾を表す語。はい。そうです。然り。「―とノーをはっきりさせる」↔ノー。
⇒イエス‐マン【yes-man アメリカ】
イエス【Jesus ラテン】
(ヘブライ語のイェホーシュア、またはヨシュアのギリシア語形Iēsousから。「ヤハウェは救いなり」の意)キリスト教の創始者。北パレスチナのナザレでマリアを母として生まれ、30歳頃ヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受ける。慈愛深い父なる神の下、人間が皆兄弟として相愛する「神の国」の実現を目指し、ガリラヤ地方からエルサレムに入り活動。ユダヤ教神政体制を変革するその活動が祭司階級やファリサイ派に危険視され、宗教的罪人、次いで反ローマ政治犯として讒訴ざんそされてゴルゴタ丘で十字架刑により死去。弟子たちは、神がイエスの言動を全面的に肯定してイエスを死後3日目に復活させたと確信、彼こそ人類の救い主、すなわちメシア(キリスト)と信じ、異邦人をも歓待する新運動を開始、ここにキリスト教が興起。耶蘇ヤソ。イエズス。(前4頃〜後28)
⇒イエス‐キリスト【Jesus Christus ラテン】
イエス‐キリスト【Jesus Christus ラテン】
キリスト(メシア・救い主)たるイエスの意。→キリスト
⇒イエス【Jesus ラテン】
いえ‐すじ【家筋】イヘスヂ
家の血すじ。家系。
イエズス【Jesus】
カトリック教会におけるイエスの呼称。
⇒イエズス‐かい【イエズス会】
⇒イエズス‐かい‐し【イエズス会士】
イエズス‐かい【イエズス会】‥クワイ
(Society of Jesus)スペインのイグナティウス=デ=ロヨラらが1534年に結成し、40年にローマ教皇の公認を得た修道会。反宗教改革の先頭に立ち、日本にも同会士ザビエルらが渡来し、キリシタン文化興隆に寄与。教皇の要請に応えて柔軟に諸活動に従事する。ジェズイット教団。耶蘇会ヤソかい。
⇒イエズス【Jesus】
イエズス‐かい‐し【イエズス会士】‥クワイ‥
(Jesuit)イエズス会に所属する修道士。
⇒イエズス【Jesus】
イエスタデー【yesterday】
昨日。きのう。
イェスペルセン【Otto Jespersen】
デンマークの英語学者・言語学者。英文法・音声学・言語理論の研究で知られる。著「文法の原理」「英語の発達と構造」「言語」など。(1860〜1943)
イエス‐マン【yes-man アメリカ】
上役などに追従し何でも賛成する人。
⇒イエス【yes】
いえ‐たか【家高】イヘ‥
高貴な家柄。山谷詩抄「良家は―と云ふ心ぞ」
いえ‐だち【家建ち】イヘ‥
家の建ちぐあい。狂言、末広がり「又田舎とは違うて、―迄も格別な」
いえ‐だに【家蜱】イヘ‥
オオサシダニ科のダニ。体長0.7ミリメートルで、楕円形、脚は4対、吸血前は灰白色、吸血後は暗血色から黒色に近くなる。ネズミに寄生、人体にも移行、かゆみを起こさせ、伝染病を媒介することがある。全世界の温帯・熱帯に分布。
いえだに
い‐えつ【怡悦】
たのしみ喜ぶこと。
いえ‐つ‐いも【家つ芋】イヘ‥
サトイモの古名。いえのいも。〈倭名類聚鈔17〉
いえ‐づかさ【家司】イヘ‥
⇒けいし。源氏物語若菜上「大納言の朝臣の―望むなる」
いえ‐つき【家付き】イヘ‥
①召使いなどが、もとからその家に住みついていること。また、その人。
②家屋が付属していること。「―の土地」
⇒いえつき‐むすめ【家付き娘】
いえ‐つぎ【家継ぎ】イヘ‥
家督を相続すること。また、その人。
いえつき‐むすめ【家付き娘】イヘ‥
生家にいて婿をとる娘。
⇒いえ‐つき【家付き】
いえ‐づくり【家作り・家造り】イヘ‥
家のつくり方。家の構え。やづくり。源氏物語蓬生「おもしろき―」
いえ‐づと【家苞・家裹】イヘ‥
家へ持ち帰るみやげ。万葉集3「包みていもが―にせむ」
いえ‐つ‐とり【家つ鳥】イヘ‥
[一]〔名〕
ニワトリのこと。
[二]〔枕〕
「かけ(鶏)」にかかる。万葉集13「野つ鳥雉きぎしはとよむ―鶏かけも鳴く」
いえ‐で【家出】イヘ‥
①家を出て他へ行くこと。外出。詞花和歌集雑「寂しさに―しぬべき山里を今宵の月に思ひとまりぬ」
②ひそかに家をぬけ出ること。出奔。狂言、石神「わごりよに厭あきはてて―をして」。「―娘」
③僧になること。出家。万葉集13「世の中を倦うしと思ひて―せし」
いえ‐とうじ【家刀自】イヘ‥
(近世、イエドウジと濁り、「家童子」とも書いた)一家の主婦。内儀。いえとじ。伊勢物語「―さかづきささせて」→とじ(刀自)
いえ‐どうじ【家童子】イヘ‥
⇒いえとうじ
いえ‐どころ【家所】イヘ‥
すみか。住所。住居。万葉集9「浦島の子が―見ゆ」
いえ‐とじ【家刀自】イヘ‥
⇒いえとうじ
いえ‐ども【雖も】イヘドモ
(動詞イフの已然形に助詞ドモの付いた形。格助詞「と」の後に付いた「といへども」の形で、接続助詞的に用いられた。漢文の「雖」の字の訓読によって広く行われるようになった語。確定逆接の意を表したが、後に已然形の仮定形化とともに、仮定逆接の意にも用いられた)
①…けれども。…ども。地蔵十輪経元慶点「勝菩提を得たまふと―本願を捨てたまはず」。源氏物語若紫「御対面などもあるまじと―、返し奉らむはかしこしとて」
②…ても(でも)。…とも。平家物語4「責めありと―出したてまつるにあたはず」。「雨天と―決行する」
イェナ【Jena】
ドイツ中部、チューリンゲン州の都市。フリードリヒ=シラー大学がある。光学機械のカール=ツァイス社の創業地。
⇒イェナ‐だいがく【イェナ大学】
いえ‐な【家名】イヘ‥
家の名。姓氏。苗字みょうじ。屋号。
いえなが【家永】イヘ‥
姓氏の一つ。
⇒いえなが‐さぶろう【家永三郎】
いえなが‐さぶろう【家永三郎】イヘ‥ラウ
日本史研究者。名古屋生れ。東大卒。東京教育大学教授。仏教思想史から出発し、近代思想史・法学史・太平洋戦争史など幅広い分野を研究した。教科書検定違憲訴訟の原告としても知られる。(1913〜2002)
⇒いえなが【家永】
いえ‐なし【家無し】イヘ‥
住むべき家のないこと。また、その人。やどなし。
イェナ‐だいがく【イェナ大学】
ドイツのイェナにある大学。正称、フリードリヒ=シラー大学。1558年設立の新教徒のギムナジウムに起源をもち、18世紀末からゲーテ・シラー・フィヒテ・シェリング・ヘーゲルらが関与。
⇒イェナ【Jena】
いえ‐なみ【家並】イヘ‥
①家の並んでいること。また、その様子。やなみ。「―が揃う」
②家ごと。のきなみ。「―に損害を受ける」
③他の家々と同等であること。世間並。日葡辞書「―ノ公役ヲ勤ムル」
イェニセイ【Yenisei】
⇒エニセイ
イェニチェリ【yeniçeri トルコ】
(「新しい兵士」の意)オスマン帝国の常備軍団。14世紀後半に創設され、帝国の領土拡張に大きく貢献。戦争捕虜や徴用したキリスト教農民の子弟を教育して軍団員とした。18世紀末以降西洋化改革に反対し、1826年廃止。
いえ‐じゅうだい【家重代】イヘヂユウ‥
家に代々伝わっていること。浄瑠璃、津国女夫池「―の御本尊」
いえ‐じるし【家印】イヘ‥
商家などで、その家(の所有であること)を表す簡単な記号。
いえ‐しろあり【家白蟻】
シロアリ目ミゾガシラシロアリ科の昆虫。体長約5ミリメートル。西南日本に分布し、木造建築物に営巣して甚大な害を与える。→白蟻(図)
イエス【yes】
肯定・同意・承諾を表す語。はい。そうです。然り。「―とノーをはっきりさせる」↔ノー。
⇒イエス‐マン【yes-man アメリカ】
イエス【Jesus ラテン】
(ヘブライ語のイェホーシュア、またはヨシュアのギリシア語形Iēsousから。「ヤハウェは救いなり」の意)キリスト教の創始者。北パレスチナのナザレでマリアを母として生まれ、30歳頃ヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受ける。慈愛深い父なる神の下、人間が皆兄弟として相愛する「神の国」の実現を目指し、ガリラヤ地方からエルサレムに入り活動。ユダヤ教神政体制を変革するその活動が祭司階級やファリサイ派に危険視され、宗教的罪人、次いで反ローマ政治犯として讒訴ざんそされてゴルゴタ丘で十字架刑により死去。弟子たちは、神がイエスの言動を全面的に肯定してイエスを死後3日目に復活させたと確信、彼こそ人類の救い主、すなわちメシア(キリスト)と信じ、異邦人をも歓待する新運動を開始、ここにキリスト教が興起。耶蘇ヤソ。イエズス。(前4頃〜後28)
⇒イエス‐キリスト【Jesus Christus ラテン】
イエス‐キリスト【Jesus Christus ラテン】
キリスト(メシア・救い主)たるイエスの意。→キリスト
⇒イエス【Jesus ラテン】
いえ‐すじ【家筋】イヘスヂ
家の血すじ。家系。
イエズス【Jesus】
カトリック教会におけるイエスの呼称。
⇒イエズス‐かい【イエズス会】
⇒イエズス‐かい‐し【イエズス会士】
イエズス‐かい【イエズス会】‥クワイ
(Society of Jesus)スペインのイグナティウス=デ=ロヨラらが1534年に結成し、40年にローマ教皇の公認を得た修道会。反宗教改革の先頭に立ち、日本にも同会士ザビエルらが渡来し、キリシタン文化興隆に寄与。教皇の要請に応えて柔軟に諸活動に従事する。ジェズイット教団。耶蘇会ヤソかい。
⇒イエズス【Jesus】
イエズス‐かい‐し【イエズス会士】‥クワイ‥
(Jesuit)イエズス会に所属する修道士。
⇒イエズス【Jesus】
イエスタデー【yesterday】
昨日。きのう。
イェスペルセン【Otto Jespersen】
デンマークの英語学者・言語学者。英文法・音声学・言語理論の研究で知られる。著「文法の原理」「英語の発達と構造」「言語」など。(1860〜1943)
イエス‐マン【yes-man アメリカ】
上役などに追従し何でも賛成する人。
⇒イエス【yes】
いえ‐たか【家高】イヘ‥
高貴な家柄。山谷詩抄「良家は―と云ふ心ぞ」
いえ‐だち【家建ち】イヘ‥
家の建ちぐあい。狂言、末広がり「又田舎とは違うて、―迄も格別な」
いえ‐だに【家蜱】イヘ‥
オオサシダニ科のダニ。体長0.7ミリメートルで、楕円形、脚は4対、吸血前は灰白色、吸血後は暗血色から黒色に近くなる。ネズミに寄生、人体にも移行、かゆみを起こさせ、伝染病を媒介することがある。全世界の温帯・熱帯に分布。
いえだに
い‐えつ【怡悦】
たのしみ喜ぶこと。
いえ‐つ‐いも【家つ芋】イヘ‥
サトイモの古名。いえのいも。〈倭名類聚鈔17〉
いえ‐づかさ【家司】イヘ‥
⇒けいし。源氏物語若菜上「大納言の朝臣の―望むなる」
いえ‐つき【家付き】イヘ‥
①召使いなどが、もとからその家に住みついていること。また、その人。
②家屋が付属していること。「―の土地」
⇒いえつき‐むすめ【家付き娘】
いえ‐つぎ【家継ぎ】イヘ‥
家督を相続すること。また、その人。
いえつき‐むすめ【家付き娘】イヘ‥
生家にいて婿をとる娘。
⇒いえ‐つき【家付き】
いえ‐づくり【家作り・家造り】イヘ‥
家のつくり方。家の構え。やづくり。源氏物語蓬生「おもしろき―」
いえ‐づと【家苞・家裹】イヘ‥
家へ持ち帰るみやげ。万葉集3「包みていもが―にせむ」
いえ‐つ‐とり【家つ鳥】イヘ‥
[一]〔名〕
ニワトリのこと。
[二]〔枕〕
「かけ(鶏)」にかかる。万葉集13「野つ鳥雉きぎしはとよむ―鶏かけも鳴く」
いえ‐で【家出】イヘ‥
①家を出て他へ行くこと。外出。詞花和歌集雑「寂しさに―しぬべき山里を今宵の月に思ひとまりぬ」
②ひそかに家をぬけ出ること。出奔。狂言、石神「わごりよに厭あきはてて―をして」。「―娘」
③僧になること。出家。万葉集13「世の中を倦うしと思ひて―せし」
いえ‐とうじ【家刀自】イヘ‥
(近世、イエドウジと濁り、「家童子」とも書いた)一家の主婦。内儀。いえとじ。伊勢物語「―さかづきささせて」→とじ(刀自)
いえ‐どうじ【家童子】イヘ‥
⇒いえとうじ
いえ‐どころ【家所】イヘ‥
すみか。住所。住居。万葉集9「浦島の子が―見ゆ」
いえ‐とじ【家刀自】イヘ‥
⇒いえとうじ
いえ‐ども【雖も】イヘドモ
(動詞イフの已然形に助詞ドモの付いた形。格助詞「と」の後に付いた「といへども」の形で、接続助詞的に用いられた。漢文の「雖」の字の訓読によって広く行われるようになった語。確定逆接の意を表したが、後に已然形の仮定形化とともに、仮定逆接の意にも用いられた)
①…けれども。…ども。地蔵十輪経元慶点「勝菩提を得たまふと―本願を捨てたまはず」。源氏物語若紫「御対面などもあるまじと―、返し奉らむはかしこしとて」
②…ても(でも)。…とも。平家物語4「責めありと―出したてまつるにあたはず」。「雨天と―決行する」
イェナ【Jena】
ドイツ中部、チューリンゲン州の都市。フリードリヒ=シラー大学がある。光学機械のカール=ツァイス社の創業地。
⇒イェナ‐だいがく【イェナ大学】
いえ‐な【家名】イヘ‥
家の名。姓氏。苗字みょうじ。屋号。
いえなが【家永】イヘ‥
姓氏の一つ。
⇒いえなが‐さぶろう【家永三郎】
いえなが‐さぶろう【家永三郎】イヘ‥ラウ
日本史研究者。名古屋生れ。東大卒。東京教育大学教授。仏教思想史から出発し、近代思想史・法学史・太平洋戦争史など幅広い分野を研究した。教科書検定違憲訴訟の原告としても知られる。(1913〜2002)
⇒いえなが【家永】
いえ‐なし【家無し】イヘ‥
住むべき家のないこと。また、その人。やどなし。
イェナ‐だいがく【イェナ大学】
ドイツのイェナにある大学。正称、フリードリヒ=シラー大学。1558年設立の新教徒のギムナジウムに起源をもち、18世紀末からゲーテ・シラー・フィヒテ・シェリング・ヘーゲルらが関与。
⇒イェナ【Jena】
いえ‐なみ【家並】イヘ‥
①家の並んでいること。また、その様子。やなみ。「―が揃う」
②家ごと。のきなみ。「―に損害を受ける」
③他の家々と同等であること。世間並。日葡辞書「―ノ公役ヲ勤ムル」
イェニセイ【Yenisei】
⇒エニセイ
イェニチェリ【yeniçeri トルコ】
(「新しい兵士」の意)オスマン帝国の常備軍団。14世紀後半に創設され、帝国の領土拡張に大きく貢献。戦争捕虜や徴用したキリスト教農民の子弟を教育して軍団員とした。18世紀末以降西洋化改革に反対し、1826年廃止。
いえ‐ぐすり【癒薬】🔗⭐🔉
いえ‐ぐすり【癒薬】
腫物・傷の治療薬。〈日葡辞書〉
いえ‐くら【家蔵】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐くら【家蔵】イヘ‥
いえとくら。財産。
いえ‐くるわ【家郭】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐くるわ【家郭】イヘ‥
家とその囲い。家屋敷。狂言、子盗人「―は申すに及ばず女共が身の回りまで」
いえ‐こうもり【家蝙蝠】イヘカウモリ🔗⭐🔉
いえ‐こうもり【家蝙蝠】イヘカウモリ
アブラコウモリの別称。
いえ‐ごと【家言】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐ごと【家言】イヘ‥
わが家からの伝言。万葉集20「吾妹子わぎもこが―持ちて来る人も無し」
いえ‐ざくら【家桜】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐ざくら【家桜】イヘ‥
人家の庭に植えてある桜。新古今和歌集雑「垣ごしに見るあだ人の―」
いえ‐ざま【家方】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐ざま【家方】イヘ‥
(わが)家のある方角。宇治拾遺物語3「館たちを出でて―に行きける道に」
いえ‐じ【家地】イヘヂ🔗⭐🔉
いえ‐じ【家地】イヘヂ
小具足こぐそくの下地とする布帛。金具や鎖を綴じつけて籠手こて・脛当すねあてなどを作る。→籠手(図)
いえ‐じ【家路】イヘヂ🔗⭐🔉
いえ‐じ【家路】イヘヂ
家へ行く路。わが家への路。万葉集5「鮎釣ると立たせる子らが―知らずも」。古今和歌集春「この里に旅寝しぬべし桜花散りのまがひに―忘れて」。「―につく」「―を急ぐ」
いえ‐じち【家質】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐じち【家質】イヘ‥
⇒かじち
いえ‐じま【伊江島】🔗⭐🔉
いえ‐じま【伊江島】
沖縄本島西方の島。面積22.8平方キロメートルで、沖縄本島の属島のうち最大。60パーセント余りが米軍用地。
いえしま‐しょとう【家島諸島】イヘ‥タウ🔗⭐🔉
いえしま‐しょとう【家島諸島】イヘ‥タウ
瀬戸内海東部、播磨灘にある諸島。家島・坊勢ぼうぜ島・西島・男鹿たんが島などから成り、兵庫県に属する。石材を産する。
家島諸島
撮影:的場 啓
いえ‐じゅうだい【家重代】イヘヂユウ‥🔗⭐🔉
いえ‐じゅうだい【家重代】イヘヂユウ‥
家に代々伝わっていること。浄瑠璃、津国女夫池「―の御本尊」
いえ‐じるし【家印】イヘ‥🔗⭐🔉
いえ‐じるし【家印】イヘ‥
商家などで、その家(の所有であること)を表す簡単な記号。
いえ‐しろあり【家白蟻】🔗⭐🔉
いえ‐しろあり【家白蟻】
シロアリ目ミゾガシラシロアリ科の昆虫。体長約5ミリメートル。西南日本に分布し、木造建築物に営巣して甚大な害を与える。→白蟻(図)
イエス【yes】🔗⭐🔉
イエス【yes】
肯定・同意・承諾を表す語。はい。そうです。然り。「―とノーをはっきりさせる」↔ノー。
⇒イエス‐マン【yes-man アメリカ】
イエス【Jesus ラテン】🔗⭐🔉
イエス【Jesus ラテン】
(ヘブライ語のイェホーシュア、またはヨシュアのギリシア語形Iēsousから。「ヤハウェは救いなり」の意)キリスト教の創始者。北パレスチナのナザレでマリアを母として生まれ、30歳頃ヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受ける。慈愛深い父なる神の下、人間が皆兄弟として相愛する「神の国」の実現を目指し、ガリラヤ地方からエルサレムに入り活動。ユダヤ教神政体制を変革するその活動が祭司階級やファリサイ派に危険視され、宗教的罪人、次いで反ローマ政治犯として讒訴ざんそされてゴルゴタ丘で十字架刑により死去。弟子たちは、神がイエスの言動を全面的に肯定してイエスを死後3日目に復活させたと確信、彼こそ人類の救い主、すなわちメシア(キリスト)と信じ、異邦人をも歓待する新運動を開始、ここにキリスト教が興起。耶蘇ヤソ。イエズス。(前4頃〜後28)
⇒イエス‐キリスト【Jesus Christus ラテン】
イエス‐キリスト【Jesus Christus ラテン】🔗⭐🔉
イエス‐キリスト【Jesus Christus ラテン】
キリスト(メシア・救い主)たるイエスの意。→キリスト
⇒イエス【Jesus ラテン】
いえ‐すじ【家筋】イヘスヂ🔗⭐🔉
いえ‐すじ【家筋】イヘスヂ
家の血すじ。家系。
イエズス【Jesus】🔗⭐🔉
イエズス【Jesus】
カトリック教会におけるイエスの呼称。
⇒イエズス‐かい【イエズス会】
⇒イエズス‐かい‐し【イエズス会士】
イエズス‐かい【イエズス会】‥クワイ🔗⭐🔉
イエズス‐かい【イエズス会】‥クワイ
(Society of Jesus)スペインのイグナティウス=デ=ロヨラらが1534年に結成し、40年にローマ教皇の公認を得た修道会。反宗教改革の先頭に立ち、日本にも同会士ザビエルらが渡来し、キリシタン文化興隆に寄与。教皇の要請に応えて柔軟に諸活動に従事する。ジェズイット教団。耶蘇会ヤソかい。
⇒イエズス【Jesus】
イエズス‐かい‐し【イエズス会士】‥クワイ‥🔗⭐🔉
イエズス‐かい‐し【イエズス会士】‥クワイ‥
(Jesuit)イエズス会に所属する修道士。
⇒イエズス【Jesus】
イエスタデー【yesterday】🔗⭐🔉
イエスタデー【yesterday】
昨日。きのう。
イエス‐マン【yes-man アメリカ】🔗⭐🔉
イエス‐マン【yes-man アメリカ】
上役などに追従し何でも賛成する人。
⇒イエス【yes】
大辞林の検索結果 (81)
いえ【家】🔗⭐🔉
いえ イヘ [2] 【家】
(1)(ア)人が住むための建物。住居。家屋。「立派な構えの―」(イ)自分のうち。我が家。自宅。「―へ帰る」「―の者が待っている」(ウ)生活の中心となる場所。家庭。所帯。「結婚して―をもつ」
(2)(ア)夫婦・親子・兄弟などからなる生活共同体。社会を構成する最小単位。家族。「―を支える」(イ)民法旧規定において,一家として戸籍に登録された親族の団体。戸主とその統率を受ける家族から構成され,戸主は戸主権に基づいて家族の居所指定や身分行為の許諾などを行なった。現行民法の実施により廃止されたが,戸籍制度や社会慣習に現在もその影響が残る。家制度。
(3)祖先から子孫へと,血縁によってつながる家筋・家系。それによって守り伝えられた伝統・技芸・財産なども含めていう。「―を継ぐ」「武芸の―」
(4)鏡・茶器などの器物を入れる容器。
(5)「家地(イエジ)」に同じ。
(6)立派な血統。名門。「愚かにつたなき人も―に生れ時にあへば高き位に登り/徒然 39」
(7)「妻」の婉曲(エンキヨク)な表現。「左大臣の―,昔よりよろしからず心聞ゆる人なり/宇津保(忠こそ)」
(8)(出家に対し)在家。俗世間。「―にあり,人に交はるとも後世を願はんに難かるべきかは/徒然 58」
(9)書名(別項参照)。
いえ【家】🔗⭐🔉
いえ イヘ 【家】
長編小説。島崎藤村作。1911年(明治44)刊。由緒ある二つの旧家の没落する過程をたどり,家族制度の因習や宿命的な血の問題を描く。
いえ🔗⭐🔉
いえ [2] (感)
(1)問いに対して,答えが否定的であることを表す語。いいえ。いや。「―,そんなことはありません」
(2)思いがけない事態に驚いたときに発する語。「―,伯蔵主(ハクゾウス)様でござるか/狂言・釣狐(虎寛本)」
(3)呼びかけや話のはじめに用いる語。「―御上人様,どれへお出でなされまする/狂言・若市(虎寛本)」
いえ-あと【家跡】🔗⭐🔉
いえ-あと イヘ― [3][0] 【家跡】
(1)家の建っていた跡。
(2)先祖から伝わっている名字や称号。名跡(ミヨウセキ)。「―を継ぐ」
いえ-あるじ【家主】🔗⭐🔉
いえ-あるじ イヘ― 【家主】
一家の主人。男女ともにいう。家の君。「かかるほどに,かの―大弐になりぬ/源氏(蓬生)」
いえ-い【家居】🔗⭐🔉
いえ-い イヘ
[2] 【家居】 (名)スル
(1)家にいること。家をつくって住むこと。「野辺近く―しせれば/古今(春上)」
(2)すまい。家。「―のつきづきしく,あらまほしきこそ/徒然 10」
[2] 【家居】 (名)スル
(1)家にいること。家をつくって住むこと。「野辺近く―しせれば/古今(春上)」
(2)すまい。家。「―のつきづきしく,あらまほしきこそ/徒然 10」
い-えい【遺詠】🔗⭐🔉
い-えい
― [0] 【遺詠】
(1)故人がのこした未発表の詩歌。
(2)辞世の詩歌。
― [0] 【遺詠】
(1)故人がのこした未発表の詩歌。
(2)辞世の詩歌。
い-えい【遺影】🔗⭐🔉
い-えい
― [0] 【遺影】
故人の写真や肖像。
― [0] 【遺影】
故人の写真や肖像。
いえ-うさぎ【家兎】🔗⭐🔉
いえ-うさぎ イヘ― [3] 【家兎】
⇒飼兎(カイウサギ)
いえ-うつり【家移り】🔗⭐🔉
いえ-うつり イヘ― [3] 【家移り】
引っ越し。転居。やうつり。「三月つごもりの日―するに/貫之集」
イエーガー
Werner Wilhelm Jaeger
🔗⭐🔉
イエーガー
Werner Wilhelm Jaeger
(1888-1961) ドイツの古典学者。ギリシャ的教養とそのキリスト教への連続を説いた「パイデイア」やアリストテレスの思想を発展史から基礎づけた著作を残す。
Werner Wilhelm Jaeger
(1888-1961) ドイツの古典学者。ギリシャ的教養とそのキリスト教への連続を説いた「パイデイア」やアリストテレスの思想を発展史から基礎づけた著作を残す。
イエーツ
Frances Amelia Yates
🔗⭐🔉
イエーツ
Frances Amelia Yates
(1899-1981) イギリスの文化史家。ワールブルク研究所でルネサンス精神史を研究。著「ジョルダーノ=ブルーノとヘルメス学の系譜」「記憶術」
Frances Amelia Yates
(1899-1981) イギリスの文化史家。ワールブルク研究所でルネサンス精神史を研究。著「ジョルダーノ=ブルーノとヘルメス学の系譜」「記憶術」
イエーツ
William Butler Yeats
🔗⭐🔉
イエーツ
William Butler Yeats
(1865-1939) アイルランドの詩人・劇作家。神秘的ロマン的詩風の抒情詩に優れ,またアイルランド文芸復興にも献身。詩集「アシーンの放浪」「塔」,詩劇「鷹の井戸」,散文集「ビジョン」ほか。
William Butler Yeats
(1865-1939) アイルランドの詩人・劇作家。神秘的ロマン的詩風の抒情詩に優れ,またアイルランド文芸復興にも献身。詩集「アシーンの放浪」「塔」,詩劇「鷹の井戸」,散文集「ビジョン」ほか。
イエーテボリ
G
teborg
🔗⭐🔉
イエーテボリ
G
teborg
〔エーテボリとも〕
スウェーデン南西部,カテガット海峡に面する港湾都市。造船・製材工業が盛ん。ゲーテボルグ。
G
teborg
〔エーテボリとも〕
スウェーデン南西部,カテガット海峡に面する港湾都市。造船・製材工業が盛ん。ゲーテボルグ。
イエーリング
Rudolf von Jhering
🔗⭐🔉
イエーリング
Rudolf von Jhering
(1818-1892) ドイツの法学者。歴史法学の立場からローマ法を研究,さらに法を社会における目的や利益の観点から分析・研究する必要性を説いた。著「ローマ法の精神」「権利のための闘争」「法における目的」など。
Rudolf von Jhering
(1818-1892) ドイツの法学者。歴史法学の立場からローマ法を研究,さらに法を社会における目的や利益の観点から分析・研究する必要性を説いた。著「ローマ法の精神」「権利のための闘争」「法における目的」など。
いえ-か【家蚊】🔗⭐🔉
いえ-か イヘ― [2] 【家蚊】
イエカ属のカの総称。アカイエカ・コガタアカイエカ・チカイエカ・ネッタイイエカなどを含み,日本脳炎・フィラリアの媒介をする種もある。
いえかずじんば-あらためちょう【家数人馬改帳】🔗⭐🔉
いえかずじんば-あらためちょう イヘカズジンバアラタメチヤウ 【家数人馬改帳】
江戸時代,村ごとに家数・人馬数などを調査した帳簿。人畜(ジンチク)改帳。
いえ-かぜ【家風】🔗⭐🔉
いえ-かぜ イヘ― 【家風】
(1)我が家の方から吹いてくる風。「―は日に日に吹けど/万葉 4353」
(2)〔「家風(カフウ)」の訓読み〕
「いえのかぜ」に同じ。「―なほ勝れたりとて/続古事談 5」
いえ-がた【家形】🔗⭐🔉
いえ-がた イヘ― [0] 【家形】
家のかたち。
いえがた-せっかん【家形石棺】🔗⭐🔉
いえがた-せっかん イヘ―セキクワン [5] 【家形石棺】
屋根形の蓋(フタ)と箱形の棺からなる石棺。古墳時代後期に多くみられる。
→石棺
いえがた-はにわ【家形埴輪】🔗⭐🔉
いえがた-はにわ イヘ― [5] 【家形埴輪】
古墳時代の埴輪の一種で,住居などの家をかたどった土製品。豪族の住居や高床倉庫を模したものが多い。
いえ-がまえ【家構え】🔗⭐🔉
いえ-がまえ イヘガマヘ [3] 【家構え】
家の外観。家の作り。「立派な―」
いえ-がら【家柄】🔗⭐🔉
いえ-がら イヘ― [0] 【家柄】
(1)家の格式。
(2)格の高い家。名家。
い-えき【胃液】🔗⭐🔉
い-えき
― [0] 【胃液】
胃から分泌される消化液。ペプシンや塩酸を含み,主にタンパク質の消化や,食物とともに胃内に入った病原菌の殺菌を行う。
― [0] 【胃液】
胃から分泌される消化液。ペプシンや塩酸を含み,主にタンパク質の消化や,食物とともに胃内に入った病原菌の殺菌を行う。
いえ-きょうげん【家狂言】🔗⭐🔉
いえ-きょうげん イヘキヤウゲン 【家狂言】
⇒寿狂言(コトブキキヨウゲン)
いえ-くら【家蔵】🔗⭐🔉
いえ-くら イヘ― [2] 【家蔵】
〔家と蔵の意〕
財産。
いえ-こうもり【家蝙蝠】🔗⭐🔉
いえ-こうもり イヘカウモリ [3] 【家蝙蝠】
アブラコウモリの別名。
いえ-じ【家路】🔗⭐🔉
いえ-じ イヘヂ [0] 【家路】
(1)自分の家に帰る道。帰宅の道。「―につく」「―をたどる」「―を急ぐ」
(2)その家へ行く道。また,家のあるあたり。「妹が―近くありせば/万葉 3635」
いえ-じ【家地】🔗⭐🔉
いえ-じ イヘヂ [0] 【家地】
甲冑(カツチユウ)や小具足で,小札(コザネ)や鉄板・鎖などをとじつけるための下地の布や革。いえ。
いえ-じま【伊江島】🔗⭐🔉
いえ-じま 【伊江島】
沖縄県北西部,沖縄諸島の島。南東は伊江水道を隔てて沖縄島の本部半島。中央部に「伊江島タッチュー」と呼ばれる城山(グスクヤマ)がある。
いえしま-しょとう【家島諸島】🔗⭐🔉
いえしま-しょとう イヘシマシヨタウ 【家島諸島】
瀬戸内海の播磨灘に浮かぶ島々。主な島は家島など四島。兵庫県飾磨(シカマ)郡家島町に属する。石材を産する。
いえ-じゅうだい【家重代】🔗⭐🔉
いえ-じゅうだい イヘヂユウダイ [3] 【家重代】
その家に何代も伝えられて来たこと。「―の宝物」
いえ-じるし【家印】🔗⭐🔉
いえ-じるし イヘ― [3] 【家印】
商家などで,自分の所有であることを明らかにするために道具類につけた記号。
いえ-しろあり【家白蟻】🔗⭐🔉
いえ-しろあり イヘ― [4][3] 【家白蟻】
シロアリの一種。体長5〜10ミリメートル。橙黄(トウコウ)色ないし乳白色。土または木の中に大きな巣を作り,樹木や木造建造物をひどく食害する。静岡県以南の暖地に分布。
イエス
I
sous
🔗⭐🔉
イエス
I
sous
〔ヘブライ語人名イェーシュアのギリシャ語形〕
マタイおよびルカ福音書によれば,紀元前四年以前に,ユダヤのベツレヘムで生まれ,ガリラヤのナザレで育つ。紀元後28年頃バプテスマのヨハネから受洗。まもなく独立してガリラヤの村々を巡り歩き,神の国がこの世にすでに実現されつつあると説いた。差別されていた社会的弱者と交わり,制度化されたユダヤ教を厳しく批判。30年頃エルサレムで十字架の刑に処せられた。死後,復活したイエスと出会ったと信じる弟子たちはイエスを救世主(キリスト)とみなし,キリスト教会が成立した。イエズス。
I
sous
〔ヘブライ語人名イェーシュアのギリシャ語形〕
マタイおよびルカ福音書によれば,紀元前四年以前に,ユダヤのベツレヘムで生まれ,ガリラヤのナザレで育つ。紀元後28年頃バプテスマのヨハネから受洗。まもなく独立してガリラヤの村々を巡り歩き,神の国がこの世にすでに実現されつつあると説いた。差別されていた社会的弱者と交わり,制度化されたユダヤ教を厳しく批判。30年頃エルサレムで十字架の刑に処せられた。死後,復活したイエスと出会ったと信じる弟子たちはイエスを救世主(キリスト)とみなし,キリスト教会が成立した。イエズス。
イエス-マン
yes-man
🔗⭐🔉
イエス-マン [2]
yes-man
何を言われても「はい,はい」と目上の人の言葉に無批判に賛成する者。追従者。
yes-man
何を言われても「はい,はい」と目上の人の言葉に無批判に賛成する者。追従者。
いえ-すじ【家筋】🔗⭐🔉
いえ-すじ イヘスヂ [0] 【家筋】
家系。家の系統。「お大名の―」
イエズス
(ラテン) Iesus
🔗⭐🔉
イエズス
(ラテン) Iesus
日本のカトリック教会における伝統的なイエスの呼び名。
(ラテン) Iesus
日本のカトリック教会における伝統的なイエスの呼び名。
イエズス-かい【―会】🔗⭐🔉
イエズス-かい ―クワイ 【―会】
〔(ラテン) Societas Jesu〕
カトリック教会の修道会。1534年宗教改革に対抗して,イグナティウス=デ=ロヨラらによって結成。同会士ザビエルは日本へ初めてキリスト教を伝えるなど,アジアや新大陸をはじめとして世界各地で布教活動を行う。耶蘇(ヤソ)会。
イエズス-かいし-にほんつうしん【―会士日本通信】🔗⭐🔉
イエズス-かいし-にほんつうしん ―クワイシ― 【―会士日本通信】
1549年以降,日本で活動したイエズス会士による書簡。80年までのものが,ポルトガルのエーボラで刊行された「イエズス会士日華書翰集」第一巻に収められている。耶蘇会士日本通信。
イエズス-かいにほんねんぽう【―会日本年報】🔗⭐🔉
イエズス-かいにほんねんぽう ―クワイ― 【―会日本年報】
日本に在留しているイエズス会士による1579年以降の年次報告書。バリニャーノにより形式が整えられた。日本の政治や教会の状況が述べられている。1626年まで作成された。エーボラ版の「書翰集」第二巻に1581〜89年の年報が収められている。耶蘇会日本年報。
いえ-すずめ【家雀】🔗⭐🔉
いえ-すずめ イヘ― [3] 【家雀】
スズメ目ハタオリドリ科の鳥。全長約16センチメートル。雄はスズメに似て頭頂は灰色。雌は全身が灰褐色で下面は淡い。分布は世界的だが,日本では1990年(平成2)に利尻島で初めて確認された。
イエスタデー
yesterday
🔗⭐🔉
イエスタデー [2]
yesterday
きのう。昨日。
yesterday
きのう。昨日。
いえ-だに【家
】🔗⭐🔉
いえ-だに イヘ― [0] 【家
】
サシダニ科のダニ。体長約0.75ミリメートル。胴部は卵円形で淡黄色,四対の脚をもつ。ネズミ類に寄生。しばしば人を刺して激しいかゆみを与え,伝染病を媒介することもある。温帯・熱帯に分布。
】
サシダニ科のダニ。体長約0.75ミリメートル。胴部は卵円形で淡黄色,四対の脚をもつ。ネズミ類に寄生。しばしば人を刺して激しいかゆみを与え,伝染病を媒介することもある。温帯・熱帯に分布。
い-えつ【怡悦】🔗⭐🔉
い-えつ [0] 【怡悦】 (名)スル
たのしみ喜ぶこと。「我が人をして…―せしむべき句ぞと/即興詩人(鴎外)」
いえ-つ-いも【家つ芋】🔗⭐🔉
いえ-つ-いも イヘ― 【家つ芋】
サトイモの古名。[本草和名]
いえ-つき【家付き】🔗⭐🔉
いえ-つき イヘ― [0] 【家付き】
(1)家が付属していること。「―の土地」
(2)もとからその家にいること。また,生家にいて婿を取ること。「―の娘」
いえ-つぎ【家継ぎ】🔗⭐🔉
いえ-つぎ イヘ― [0][4] 【家継ぎ】
家督を相続すること。また,その人。跡継ぎ。「―の息子」
いえ-づくり【家作り・家造り】🔗⭐🔉
いえ-づくり イヘ― [3] 【家作り・家造り】
(1)家を建てること。
(2)家の造り方。家の構造。
いえ-つづき【家続き】🔗⭐🔉
いえ-つづき イヘ― [3] 【家続き】
(1)家が建ち並んでいること。
(2)その家と他の家とが続いていること。隣近所。
いえ-づと【家苞・家裹】🔗⭐🔉
いえ-づと イヘ― 【家苞・家裹】
家に持って帰るみやげ。「―遣らむたづき知らずも/万葉 4410」
いえ-つ-とり【家つ鳥】🔗⭐🔉
いえ-つ-とり イヘ― 【家つ鳥】 (枕詞)
家で飼う鳥の意で,「鶏(カケ)」にかかる。「―かけも鳴く/万葉 3310」
いえ-で【家出】🔗⭐🔉
いえ-で イヘ― [0] 【家出】 (名)スル
(1)ひそかに自分の家を出て,帰らないこと。出奔(シユツポン)。「―して都会に出る」
(2)外出。「さびしさに―しぬべき山里を/詞花(雑上)」
(3)僧になること。出家。「世の中を憂しと思ひて―せし/万葉 3265」
いえ-とじ【家刀自】🔗⭐🔉
いえ-とじ イヘ― 【家刀自】
〔「とじ」は婦人の尊称〕
一家の主婦。いえのとじ。いえとうじ。「―,家長(イエギミ)に告げて曰はく/霊異記(中訓注)」
いえ-ども【雖も】🔗⭐🔉
いえ-ども イヘ― [2] 【雖も】 (連語)
⇒といえども(連語)
いえ-な【家名】🔗⭐🔉
いえ-な イヘ― [2][0] 【家名】
家の呼び名。姓や屋号など。「『何屋ぢやいな』『やどやさ』『その―わいな』/滑稽本・膝栗毛 5」
イエナ
Jena
🔗⭐🔉
イエナ
Jena
ドイツ,ライプチヒの南西にある都市。光学機械・ガラスなどの工業が盛ん。
Jena
ドイツ,ライプチヒの南西にある都市。光学機械・ガラスなどの工業が盛ん。
イエナ-だいがく【―大学】🔗⭐🔉
イエナ-だいがく 【―大学】
イエナ市にあるフリードリッヒ=シラー大学の通称。1558年創立。一八世紀末から一九世紀にかけて,フィヒテ・シェリング・シラー・ゲーテ・ヘーゲルなどがこの大学に拠(ヨ)って活躍した。
いえなきこ【家なき子】🔗⭐🔉
いえなきこ イヘ― 【家なき子】
〔原題 (フランス) Sans famille〕
エクトル=マロの児童向け小説。1878年刊。孤児レミが実母にめぐりあうまでの放浪と冒険を描く。
いえ-なし【家無し】🔗⭐🔉
いえ-なし イヘ― [0] 【家無し】
住む家のないこと。また,その人。やどなし。
いえ-なみ【家並(み)】🔗⭐🔉
いえ-なみ イヘ― [0] 【家並(み)】
■一■ (名)
(1)家が続いて並んでいること。やなみ。「―がとぎれる」
(2)家ごと。のきなみ。「―に訪問する」
■二■ (形動ナリ)
世間なみであるさま。「是もつて―にて候ふ/咄本・昨日は今日」
いえ-にれ【家楡】🔗⭐🔉
いえ-にれ イヘ― 【家楡】
セツブンソウの古名。[本草和名]
いえ-ぬし【家主】🔗⭐🔉
いえ-ぬし イヘ― [2] 【家主】
(1)借家の所有者。近世,江戸では,借家の管理人。
(2)一家のあるじ。いえあるじ。「―とつぼねあるじと定め申すべき事の侍るなり/枕草子(六・能因本)」
いえ-ねこ【家猫】🔗⭐🔉
いえ-ねこ イヘ― [0] 【家猫】
家で飼われている猫。飼い猫。
いえ-ねずみ【家鼠】🔗⭐🔉
いえ-ねずみ イヘ― [3] 【家鼠】
ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの三種の総称。人家内やその周辺あるいは近くの田畑などに住む。ほとんど全世界に分布。
→野鼠(ノネズミ)
いえ【家】(和英)🔗⭐🔉
いえがまえ【りっぱな家構えのうち】(和英)🔗⭐🔉
いえがまえ【りっぱな家構えのうち】
a finely-built house.
いえがら【家柄が良い(悪い)】(和英)🔗⭐🔉
いえがら【家柄が良い(悪い)】
be of high (low) birth.
いえき【胃液】(和英)🔗⭐🔉
いえき【胃液】
gastric juices.
いえじ【家路につく】(和英)🔗⭐🔉
いえじ【家路につく】
go[leave for]home.
イエス(・キリスト)(和英)🔗⭐🔉
イエス(・キリスト)
Jesus (Christ).
イエズスかい【イエズス会】(和英)🔗⭐🔉
イエズスかい【イエズス会】
the Society of Jesus
いえダニ【家ダニ】(和英)🔗⭐🔉
いえダニ【家ダニ】
a rat mite.
いえつき【家付きの娘】(和英)🔗⭐🔉
いえつき【家付きの娘】
an heiress.→英和
いえで【家出する】(和英)🔗⭐🔉
いえで【家出する】
run away from home.家出人(した子供) a runaway (child).→英和
いえなし【家無しの】(和英)🔗⭐🔉
いえなし【家無しの】
homeless.→英和
いえなみ【家並】(和英)🔗⭐🔉
いえなみ【家並】
a row of houses.
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