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広辞苑の検索結果 (98)
うつ【全】🔗⭐🔉
うつ【全】
〔接頭〕
「全部」「まるまる」の意を表す。神代紀上「―剥はぎ」
すべ‐て【総て・全て・凡て・渾て】🔗⭐🔉
すべ‐て【総て・全て・凡て・渾て】
(ス(総)ブの連用形に助詞テの付いたもの)
[一]〔名・副〕
ことごとく。みな。全部。源氏物語橋姫「綿・絹・袈裟・衣など、―ひと領くだりのほどづつ」。「住民の―が望む」「方策は―尽きた」
[二]〔副〕
①一般的に。総じて。源氏物語若菜下「―何事につけても、もどかしくたどたどしきことまじらず」
②(下に打消の語を伴って)全く。少しも。源氏物語若菜上「―今は恨めしきふしもなし」
⇒総ての道はローマに通ず
○総ての道はローマに通ずすべてのみちはローマにつうず
(ラ=フォンテーヌ「寓話集」の言葉。ローマ帝国の全盛期、世界中のすべての道が、ローマに通じていたということから)物事が中心に向かって集まること、また、やり方は違っていても、目的は同じであること、また、物事が一つの真理から発していることのたとえ。
⇒すべ‐て【総て・全て・凡て・渾て】
ぜん【全】🔗⭐🔉
ぜん【全】
①欠けたところがないこと。
②ある物事のすべて。みな。まるまる。「―日程を消化する」
ぜん‐いき【全域】‥ヰキ🔗⭐🔉
ぜん‐いき【全域】‥ヰキ
ある地域または分野の、全体。
ぜん‐いつ【全一】🔗⭐🔉
ぜん‐いつ【全一】
完全に統一していること。一体であるさま。
ぜん‐いん【全員】‥ヰン🔗⭐🔉
ぜん‐いん【全員】‥ヰン
ある集団を作っているすべての人。総員。「―集合」
ぜん‐いん【全院】‥ヰン🔗⭐🔉
ぜん‐いん【全院】‥ヰン
その院の全体。
ぜん‐えん【全円】‥ヱン🔗⭐🔉
ぜん‐えん【全円】‥ヱン
①円の全体。
②いびつでない完全な円形。
ぜん‐えん【全縁】🔗⭐🔉
ぜん‐えん【全縁】
〔生〕葉の周辺が滑らかで鋸歯や切込みのないこと。柿の葉など。全辺。
ぜん‐おう【全欧】🔗⭐🔉
ぜん‐おう【全欧】
ヨーロッパ全体。
ぜん‐おん【全音】🔗⭐🔉
ぜん‐おん【全音】
〔音〕(whole tone)二つの半音を含む音のへだたり。長2度に相当する。↔半音。
⇒ぜんおん‐おんかい【全音音階】
ぜんおん‐おんかい【全音音階】🔗⭐🔉
ぜんおん‐おんかい【全音音階】
全音だけから成る音階。すなわち1オクターブを六つの全音に等分した音階。ドビュッシーが多用。
⇒ぜん‐おん【全音】
ぜん‐おんかい【全音階】🔗⭐🔉
ぜん‐おんかい【全音階】
〔音〕(diatonic scale)オクターブの中に五つの全音と二つの半音を含む音階。半音程の位置により長音階と短音階とに分ける。↔半音階
ぜん‐か【全科】‥クワ🔗⭐🔉
ぜん‐か【全科】‥クワ
全学科または全教科。
ぜん‐か【全家】🔗⭐🔉
ぜん‐か【全家】
一家のこらず。一家中。
ぜん‐か【全課】‥クワ🔗⭐🔉
ぜん‐か【全課】‥クワ
①全部の課。また、一つの課の全体。
②全部の課目。
ぜん‐かい【全会】‥クワイ🔗⭐🔉
ぜん‐かい【全会】‥クワイ
その会全体。「―一致」
ぜん‐かい【全快】‥クワイ🔗⭐🔉
ぜん‐かい【全快】‥クワイ
病気や傷が完全になおること。全治。全癒。「―祝い」
ぜん‐かい【全開】🔗⭐🔉
ぜん‐かい【全開】
全部あけること。全部ひらくこと。
ぜん‐かい【全壊・全潰】‥クワイ🔗⭐🔉
ぜん‐かい【全壊・全潰】‥クワイ
めちゃめちゃにこわれること。すべてこわれること。「―家屋」
ぜん‐かく【全角】🔗⭐🔉
ぜん‐かく【全角】
印刷文字・ワープロ文字の1字分の正方形の大きさ。また、その大きさの活字・込め物類。
ぜん‐がく【全学】🔗⭐🔉
ぜん‐がく【全学】
学内全部。大学全体。
ぜん‐がく【全額】🔗⭐🔉
ぜん‐がく【全額】
全部の金額。「―返済する」
⇒ぜんがく‐じゅんび‐ほう【全額準備法】
ぜんがく‐じゅんび‐ほう【全額準備法】‥ハフ🔗⭐🔉
ぜんがく‐じゅんび‐ほう【全額準備法】‥ハフ
銀行券発行の際、発行銀行にその発行高の全額に対して正貨を準備させる方法。
⇒ぜん‐がく【全額】
ぜん‐がく‐れん【全学連】🔗⭐🔉
ぜん‐がく‐れん【全学連】
全日本学生自治会総連合の略称。各大学などの学生自治会の全国的連合機関。1948年結成、翌年プラハに本部を置く国際学生連盟に加盟。60年前後から分裂、学生運動は多様化する。
ぜんかむか‐の‐ほうそく【全か無かの法則】‥ハフ‥🔗⭐🔉
ぜんかむか‐の‐ほうそく【全か無かの法則】‥ハフ‥
(all-or-none law)生体における反応で、刺激の強弱によって反応が起こるか起こらないかの2通りしかなく、刺激の強さを加減しても反応の大小は変わらないという法則。骨格筋繊維の収縮や神経の興奮などにあてはまる。悉無律しつむりつ。
ぜん‐かん【全巻】‥クワン🔗⭐🔉
ぜん‐かん【全巻】‥クワン
①すべての巻。
②その巻全体。
ぜん‐かん【全館】‥クワン🔗⭐🔉
ぜん‐かん【全館】‥クワン
①すべての館。
②その館全体。
ぜんかん‐ざい【全乾材】🔗⭐🔉
ぜんかん‐ざい【全乾材】
乾燥室に入れて完全無水にした材木。
ぜん‐き【全期】🔗⭐🔉
ぜん‐き【全期】
①すべての期間。
②その期間全体。
ぜん‐きょう【全協】‥ケフ🔗⭐🔉
ぜん‐きょう【全協】‥ケフ
日本労働組合全国協議会の略称。プロフィンテルンの日本支部として1928年に結成。37年まで活動。
ぜん‐きょうとう【全共闘】🔗⭐🔉
ぜん‐きょうとう【全共闘】
全学共闘会議の略称。1968〜69年の大学紛争に際し、諸大学に結成された新左翼系ないし無党派の学生組織。
ぜん‐きょく【全局】🔗⭐🔉
ぜん‐きょく【全局】
全体の局面。「―を見通す」
ぜん‐ぐん【全軍】🔗⭐🔉
ぜん‐ぐん【全軍】
①軍隊の全体。
②全部の軍隊。
ぜん‐けい【全形】🔗⭐🔉
ぜん‐けい【全形】
①全体の形。
②完全な形。
ぜん‐けい【全景】🔗⭐🔉
ぜん‐けい【全景】
全体の景色。「―を見渡す」
ぜん‐けん【全県】🔗⭐🔉
ぜん‐けん【全県】
①すべての県。
②その県全体。
ぜん‐けん【全権】🔗⭐🔉
ぜん‐けん【全権】
①委任された事柄を処理すべき一切の権限。
②完全な権力。
③全権委員の略。
⇒ぜんけん‐いいん【全権委員】
⇒ぜんけん‐いにんじょう【全権委任状】
⇒ぜんけん‐いにんほう【全権委任法】
⇒ぜんけん‐こうし【全権公使】
⇒ぜんけん‐たいし【全権大使】
ぜんけん‐いいん【全権委員】‥ヰヰン🔗⭐🔉
ぜんけん‐いいん【全権委員】‥ヰヰン
全権委任状を所有し、国際会議・国際条約会議またはその他の外交交渉に派遣される国家代表。
⇒ぜん‐けん【全権】
ぜんけん‐いにんじょう【全権委任状】‥ヰ‥ジヤウ🔗⭐🔉
ぜんけん‐いにんじょう【全権委任状】‥ヰ‥ジヤウ
国際会議・国際条約会議などで特定事項に関して外交交渉を行う全面的な権限を付与する旨を記して、元首が国家代表に交付する公文書。
⇒ぜん‐けん【全権】
ぜんけん‐いにんほう【全権委任法】‥ヰ‥ハフ🔗⭐🔉
ぜんけん‐いにんほう【全権委任法】‥ヰ‥ハフ
(Ermächtigungsgesetz ドイツ)1933年、ヒトラー内閣が成立させた「国民と国家の危難を除去するための法」の通称。立法権を政府に委譲するもので、ワイマール憲法は事実上死文化した。
⇒ぜん‐けん【全権】
ぜんけん‐こうし【全権公使】🔗⭐🔉
ぜんけん‐こうし【全権公使】
国家を代表する外交使節のうち、第2階級に属する外務公務員。各国相互に派遣・接受し、本国政府の訓令により接受国との外交に携わり在住自国民の保護に当たる。特命全権公使。
⇒ぜん‐けん【全権】
ぜんけん‐たいし【全権大使】🔗⭐🔉
ぜんけん‐たいし【全権大使】
国家を代表する外交使節のうち、第1階級に属する外務公務員。職責は全権公使に同じ。特命全権大使。
⇒ぜん‐けん【全権】
ぜん‐こ【全戸】🔗⭐🔉
ぜん‐こ【全戸】
①一家内の全部。一家中。
②全部の家。
ぜん‐こう【全功】🔗⭐🔉
ぜん‐こう【全功】
完全なてがら。十分な功績。
ぜん‐こう【全校】‥カウ🔗⭐🔉
ぜん‐こう【全校】‥カウ
①一学校全体。「―生徒」
②すべての学校。「区内―」
ぜん‐こう【全高】‥カウ🔗⭐🔉
ぜん‐こう【全高】‥カウ
ある物の最も高い所までの高さ。
ぜん‐こう‐れん【全購連】🔗⭐🔉
ぜん‐こう‐れん【全購連】
全国購買農業協同組合連合会の略称。1948年、全国農業会の購買部を引き継いで発足。→全農2
ぜん‐こく【全国】🔗⭐🔉
ぜんこく‐く【全国区】🔗⭐🔉
ぜんこく‐く【全国区】
全国を1区とする選挙区。参議院議員選挙で行われていたが、1983年に比例代表制が導入された。→地方区。
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜんこく‐さんぎょう‐ふっこう‐ほう【全国産業復興法】‥ゲフフク‥ハフ🔗⭐🔉
ぜんこく‐さんぎょう‐ふっこう‐ほう【全国産業復興法】‥ゲフフク‥ハフ
(National Industrial Recovery Act)アメリカでニュー‐ディール政策の一環として1933年に制定された法律。全国復興局(NRA)を設けるなどして政府が産業を統制し、公共事業活動により景気回復を図った。ニラ(NIRA)。
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜんこく‐し【全国紙】🔗⭐🔉
ぜんこく‐し【全国紙】
全国を対象として編集・発行される新聞。↔地方紙。
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜんこく‐じんみん‐だいひょう‐たいかい【全国人民代表大会】‥ヘウ‥クワイ🔗⭐🔉
ぜんこく‐じんみん‐だいひょう‐たいかい【全国人民代表大会】‥ヘウ‥クワイ
中国で、憲法上の最高の国家権力機関。日本の国会に相当する。全国の省・自治区・直轄市および軍隊などの代表から構成され、年1回開催。略称、全人代。
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜんこく‐すいへい‐しゃ【全国水平社】🔗⭐🔉
ぜんこく‐すいへい‐しゃ【全国水平社】
水平社の正式呼称。
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜんこく‐てき【全国的】🔗⭐🔉
ぜんこく‐てき【全国的】
国全体に及ぶさま。「―な猛暑」
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜんこく‐のうみんくみあい【全国農民組合】‥アヒ🔗⭐🔉
ぜんこく‐のうみんくみあい【全国農民組合】‥アヒ
全農1の正式名称。
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜんこく‐ろうのう‐たいしゅう‐とう【全国労農大衆党】‥ラウ‥タウ🔗⭐🔉
ぜんこく‐ろうのう‐たいしゅう‐とう【全国労農大衆党】‥ラウ‥タウ
1931年、全国大衆党・労農党並びに社会民衆党の一部が合同した中間派無産政党。翌年社会民衆党と合同して社会大衆党となる。
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜん‐ざん【全山】🔗⭐🔉
ぜん‐ざん【全山】
①すべての山。
②山全体。
ぜん‐し【全市】🔗⭐🔉
ぜん‐し【全市】
①市中全体。
②全部の市。
ぜん‐し【全姿】🔗⭐🔉
ぜん‐し【全姿】
全体のすがた。
ぜん‐し【全紙】🔗⭐🔉
ぜん‐し【全紙】
①和紙で、漉いたままの大きさの紙。
②洋紙で、A判・B判などの規格判に裁断された紙。全判。
③紙面の全体。
④写真感光材料の大きさの一つ。45.7センチメートル×55.9センチメートル(18インチ×22インチ)の大きさのものに対する慣用名。
⑤すべての新聞。
ぜん‐じ【全治】‥ヂ🔗⭐🔉
ぜん‐じ【全治】‥ヂ
⇒ぜんち
ぜん‐しきもう【全色盲】‥マウ🔗⭐🔉
ぜん‐しきもう【全色盲】‥マウ
「色覚異常」参照。
ぜん‐じどう【全自動】🔗⭐🔉
ぜん‐じどう【全自動】
起動すれば、何段階かの作業のすべてを人手をかけず機械が行うこと。「―洗濯機」
ぜん‐しゃ【全射】🔗⭐🔉
ぜん‐しゃ【全射】
〔数〕集合Aから集合Bへの写像fで、Bのどの要素も、fによる像になっているとき、すなわちfの値域がBであるとき、fを全射という。
ぜん‐しゅう【全州】‥シウ🔗⭐🔉
ぜん‐しゅう【全州】‥シウ
①すべての州。
②その州全体。
ぜんしゅう【全州】‥シウ(地名)🔗⭐🔉
ぜんしゅう【全州】‥シウ
⇒チョンジュ
ぜん‐しゅう【全集】‥シフ🔗⭐🔉
ぜん‐しゅう【全集】‥シフ
ある人のすべての著作を集めた書物。また、同種類あるいはある時代の主要な著作を多く集めた書物。「アリストテレス―」「美術―」
ぜん‐しょ【全書】🔗⭐🔉
ぜん‐しょ【全書】
①ある学説やある人の述作をことごとく集めた書物。
②ある方面に関する文献・著述などを網羅した書物。「六法―」「百科―」
ぜん‐しょう【全称】🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【全称】
〔論〕(universal)「主語の全範囲にわたる」の意。→特称→単称。
⇒ぜんしょう‐こうてい‐めいだい【全称肯定命題】
⇒ぜんしょう‐ひてい‐めいだい【全称否定命題】
⇒ぜんしょう‐めいだい【全称命題】
ぜん‐しょう【全勝】🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【全勝】
すべての試合や勝負に勝つこと。「―優勝」
ぜん‐しょう【全焼】‥セウ🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【全焼】‥セウ
火災のために家屋・家財などが残らず焼失すること。まるやけ。
ぜんしょう‐こうてい‐めいだい【全称肯定命題】🔗⭐🔉
ぜんしょう‐こうてい‐めいだい【全称肯定命題】
主語の全範囲にわたって肯定する命題。「すべてのSはPである」。全称肯定判断。
⇒ぜん‐しょう【全称】
ぜんしょう‐ひてい‐めいだい【全称否定命題】🔗⭐🔉
ぜんしょう‐ひてい‐めいだい【全称否定命題】
主語の全範囲にわたって述語との関係を否定する命題。「すべてのSはPでない」。全称否定判断。
⇒ぜん‐しょう【全称】
ぜん‐しん【全身】🔗⭐🔉
ぜん‐しん【全身】
からだ全体。総身そうみ。渾身こんしん。
⇒ぜんしんせい‐エリテマトーデス【全身性エリテマトーデス】
⇒ぜんしんせい‐こうかしょう【全身性硬化症】
⇒ぜんしん‐ぜんれい【全身全霊】
⇒ぜんしん‐ますい【全身麻酔】
ぜん‐じん【全人】🔗⭐🔉
ぜん‐じん【全人】
知・情・意の完全に調和した円満な人格者。
⇒ぜんじん‐きょういく【全人教育】
ぜんしん‐きょう【全真教】‥ケウ🔗⭐🔉
ぜんしん‐きょう【全真教】‥ケウ
中国金代に興った庶民道教。開祖は王重陽(王喆おうてつ)。道教の福禄寿思想に儒教の五倫五常、仏教の戒律などをとりいれ、三教を調和した新道教で、元代には中国南部にも広まった。
ぜんじん‐きょういく【全人教育】‥ケウ‥🔗⭐🔉
ぜんじん‐きょういく【全人教育】‥ケウ‥
知識・技術に偏することなく、人間性を全面的・調和的に発達させることを目的とする教育。
⇒ぜん‐じん【全人】
ぜんしんせい‐エリテマトーデス【全身性エリテマトーデス】🔗⭐🔉
ぜんしんせい‐エリテマトーデス【全身性エリテマトーデス】
(systemic lupus erythematosus)「エリテマトーデス」参照。
⇒ぜん‐しん【全身】
ぜんしんせい‐こうかしょう【全身性硬化症】‥カウクワシヤウ🔗⭐🔉
ぜんしんせい‐こうかしょう【全身性硬化症】‥カウクワシヤウ
「強皮症」参照。
⇒ぜん‐しん【全身】
ぜんしん‐ぜんれい【全身全霊】🔗⭐🔉
ぜんしん‐ぜんれい【全身全霊】
身も心も全部。「―をささげる」
⇒ぜん‐しん【全身】
ぜんしん‐ますい【全身麻酔】🔗⭐🔉
ぜんしん‐ますい【全身麻酔】
中枢神経系を麻痺させることによって、全身的に意識・感覚・自発運動を消失させる麻酔法。↔局所麻酔
⇒ぜん‐しん【全身】
ぜん‐ち【全治】🔗⭐🔉
ぜん‐ち【全治】
病気やけががすっかりなおること。全癒。全快。「―2週間のけが」
チョンジュ【全州】🔗⭐🔉
チョンジュ【全州】
(Chŏnju)韓国南西部の都市。全羅北道の道庁所在地。李朝の始祖李成桂の本貫地(祖先の出身地)とされ、遺跡が多く、伝統産業も盛ん。人口61万6千(2003)。
また・い【全い】🔗⭐🔉
また・い【全い】
〔形〕[文]また・し(ク)
①欠けたところがない。ととのっている。まったし。万葉集15「命をし―・くしあらば」
②安全である。無事だ。十訓抄「かだ手は折れたれども、命は―・かりけり」
③律儀である。正直である。狂言、目近籠骨「身共は―・い者ぢやに依て」
④従順である。おとなしい。仮名草子、犬枕「人に侮あなずらるるもの…余り―・き人」
⑤愚直である。おろかである。昨日は今日の物語「それは―・い」
またく【全く】🔗⭐🔉
またく【全く】
〔副〕
(形容詞マタシの連用形から)すっかり。まったく。宇津保物語蔵開中「これをいと―返し奉るは」
まった・い【全い】🔗⭐🔉
まった・い【全い】
〔形〕[文]まった・し(ク)
(マタイの促音化)
①欠けたところがない。そろっている。十分である。完全である。論語集解室町期点「苟いやしくも完マツタシ」。「―・き姿を残す」
②安全である。無事だ。「―・きを得る」
③愚直である。醒睡笑「如何にも―・き福人あり」
まったく【全く】🔗⭐🔉
まったく【全く】
〔副〕
(マッタイの連用形から)
①ことごとく。すべて。「―死に絶えてしまった」「彼と―同意見です」
②じつに。まことに。「―君の言う通りだ」
③(下に打消の語を伴って)決して。全然。平家物語7「是は―私の火にはあらず、神火なり」。「―話にならない」
④(「―の」「―だ」の形で)まこと。本当。「―の素人しろうとだ」
⇒まったく‐の‐ところ【全くの所】
⇒まったく‐もって【全く以て】
まったく‐の‐ところ【全くの所】🔗⭐🔉
まったく‐の‐ところ【全くの所】
「まったく」を強調した言い方。「―何の方策もない」
⇒まったく【全く】
まったく‐もって【全く以て】🔗⭐🔉
まったく‐もって【全く以て】
「まったく」を強めていう語。「―けしからん」
⇒まったく【全く】
まっとう【全う】マツタウ🔗⭐🔉
まっとう【全う】マツタウ
〔副〕
マッタクの音便。狂言、泣尼「―杖の痛きにあらず」
まっとう・する【全うする】マツタウ‥🔗⭐🔉
まっとう・する【全うする】マツタウ‥
〔他サ変〕[文]まつたう・す(サ変)
(「まったくする」の転)完全にはたす。なしとげる。また、完全に保つ。源平盛衰記18「たとひ湯水を飲まずとも国につかんまで命を―・すべし」。「任務を―・する」
○マットに沈むマットにしずむ
ボクシングで、相手にノックアウトされる。
⇒マット【mat】
まてば‐しい【馬刀葉椎・全手葉椎】‥シヒ🔗⭐🔉
まてば‐しい【馬刀葉椎・全手葉椎】‥シヒ
ブナ科の常緑高木。日本の暖地の海岸近くに自生。高さ約10メートル、葉は楕円形、厚く平滑で、光沢がある。5〜6月頃、黄褐色の雌雄花穂を生じ、長楕円形の堅果(どんぐり)を結ぶ。果実は炒いって食用。都会の街路樹に栽植。材は建築材・器具材。マテバガシ。マテガシ。マタジイ。サツマジイ。
まとうど【全人】マタウド🔗⭐🔉
まとうど【全人】マタウド
①(欠点のない完全な人の意)正直な人。律義者。狂言、鶏聟「聟殿は―なと聞いたが」
②馬鹿なこと。とんま。「―な犬ふみつけて猫の恋」(芭蕉)
[漢]全🔗⭐🔉
全 字形
筆順
〔人(亻・
)部4画/6画/教育/3320・4134〕
[
] 字形
〔入部4画/6画〕
〔音〕ゼン(呉)
〔訓〕まったく・まっとうする・すべて
[意味]
①そろっている。欠けた所がない。「完全・万全・全知全能・全人」
②すべて。
㋐そのもののすべて。まるごとみんな。ありったけ。「全軍・全国・全力・全長」
㋑同類のものすべて。あらゆる。「全教科・全学級・全方位」
㋒数あるもののすべて(を通じて)。「全勝・全優」▶「選挙の報道で全紙を埋める」「全紙が競って報道する」の「全紙」のように㋐㋑は文脈によって使い分けられる。
③まったく。まるで。すっかり。「全然・全快・全裸」
▷「まっとうする」は「まったくする」の音便。
[解字]
解字
会意。「亼」(=ふた。かこう)+「工」。細工を施した物を囲って完全に保つ意。[
]は異体字。
[下ツキ
安全・瓦全・完全・健全・十全・甎全・万全・不全・保全・両全
筆順
〔人(亻・
)部4画/6画/教育/3320・4134〕
[
] 字形
〔入部4画/6画〕
〔音〕ゼン(呉)
〔訓〕まったく・まっとうする・すべて
[意味]
①そろっている。欠けた所がない。「完全・万全・全知全能・全人」
②すべて。
㋐そのもののすべて。まるごとみんな。ありったけ。「全軍・全国・全力・全長」
㋑同類のものすべて。あらゆる。「全教科・全学級・全方位」
㋒数あるもののすべて(を通じて)。「全勝・全優」▶「選挙の報道で全紙を埋める」「全紙が競って報道する」の「全紙」のように㋐㋑は文脈によって使い分けられる。
③まったく。まるで。すっかり。「全然・全快・全裸」
▷「まっとうする」は「まったくする」の音便。
[解字]
解字
会意。「亼」(=ふた。かこう)+「工」。細工を施した物を囲って完全に保つ意。[
]は異体字。
[下ツキ
安全・瓦全・完全・健全・十全・甎全・万全・不全・保全・両全
大辞林の検索結果 (100)
うつ【全】🔗⭐🔉
うつ 【全】
名詞の上に付いて,複合語をつくり,全部,すっかりの意を表す。「―はぎ」
すべて【凡て・総て・全て】🔗⭐🔉
すべて [1] 【凡て・総て・全て】
〔動詞「統(ス)ぶ」の連用形に助詞「て」の付いたもの〕
■一■ (名)
全部。みんな。「関係者―が賛成した」「事件の―を詳しく報道する」
■二■ (副)
(1)ことごとく。一つも残さず。全部。「問題は―解決された」
(2)一般的にいって。大体。総じて。「―これはもろもろにまさりていみじう時めき給へば/栄花(花山)」
(3)(下に打ち消しの語を伴って)全然。まったく。一向に。「山にこもり水に入りて―人を近づけず候/著聞 12」
ぜん【全】🔗⭐🔉
ぜん 【全】
■一■ [1] (名)
(1)すべてであること。「源氏物語―」
(2)本の冊数や巻数を表す語に先立って用いて,「すべてで」の意を表す。「―三冊」「―三巻」
■二■ (接頭)
名詞に付いて,「すべての」「全部の」の意を表す。「―国民」「―世界」「―責任」「―チーム」
ぜん=か無(ム)かの法則(ホウソク)🔗⭐🔉
――か無(ム)かの法則(ホウソク)
⇒悉無律(シツムリツ)
ぜん-いき【全域】🔗⭐🔉
ぜん-いき ―
キ [0] 【全域】
ある地域またはある分野・領域の全体。「関東―に大雨警報が出ている」
キ [0] 【全域】
ある地域またはある分野・領域の全体。「関東―に大雨警報が出ている」
ぜん-いつ【全一】🔗⭐🔉
ぜん-いつ [0] 【全一】 (名・形動ナリ)
完全に一つにまとまっていること。統一していること。また,そのさま。
ぜん-いん【全員】🔗⭐🔉
ぜん-いん ―
ン [0] 【全員】
所属しているすべての人。総員。
ン [0] 【全員】
所属しているすべての人。総員。
ぜんえい-オープン【全英―】🔗⭐🔉
ぜんえい-オープン 【全英―】
(1)全英オープン-テニス選手権大会の略称。通称ウィンブルドン大会。世界四大選手権の一つ。
(2)全英オープン-ゴルフ選手権大会の略称。1860年に創始されたゴルフのオープン-トーナメント。
ぜん-えん【全円】🔗⭐🔉
ぜん-えん ―
ン [0] 【全円】
(1)(半円などに対して)円の全体。
(2)完全で欠けたところがないこと。「これを得道の―とす/正法眼蔵」
ン [0] 【全円】
(1)(半円などに対して)円の全体。
(2)完全で欠けたところがないこと。「これを得道の―とす/正法眼蔵」
ぜん-えん【全縁】🔗⭐🔉
ぜん-えん [0] 【全縁】
植物の葉の縁(フチ)が滑らかで切れ込みや凹凸のないこと。
ぜん-おう【全欧】🔗⭐🔉
ぜん-おう [0] 【全欧】
ヨーロッパ全体。
ぜんおう-あんぽきょうりょくかいぎ【全欧安保協力会議】🔗⭐🔉
ぜんおう-あんぽきょうりょくかいぎ ―ケフリヨククワイギ 【全欧安保協力会議】
⇒ヨーロッパ安全保障協力会議(アンゼンホシヨウキヨウリヨクカイギ)
ぜん-おん【全音】🔗⭐🔉
ぜん-おん [0] 【全音】
全音階における広狭二種の音程のうち広い方の音程。半音二つ分に相当。長二度。
ぜんおん-おんかい【全音音階】🔗⭐🔉
ぜんおん-おんかい [5] 【全音音階】
一オクターブを六つの全音に等分割した六音音階。ドビュッシーらがよく用いた。
ぜん-おんかい【全音階】🔗⭐🔉
ぜん-おんかい [3] 【全音階】
一オクターブを五つの広い音程(全音)と二つの狭い音程(半音)に分割した七音の音階。ピアノの白鍵で連続する任意の七音がこれに当たり,長音階・短音階が常用される。
⇔半音階
ぜん-おんぷ【全音符】🔗⭐🔉
ぜん-おんぷ [3] 【全音符】
西洋音楽の記譜法で,音の長さの基本単位となる音符。二分音符の二倍の長さ。
ぜん-か【全科】🔗⭐🔉
ぜん-か ―クワ [1] 【全科】
すべての教科。全科目。
ぜん-か【全家】🔗⭐🔉
ぜん-か [1] 【全家】
家中残らず。家族全部。一家。
ぜん-か【全課】🔗⭐🔉
ぜん-か ―クワ [1] 【全課】
(1)すべての課目。
(2)全部の課。また,ある課の全体。
ぜん-かい【全会】🔗⭐🔉
ぜん-かい ―クワイ [0][1] 【全会】
その会にいる全員。「―一致」
ぜん-かい【全快】🔗⭐🔉
ぜん-かい ―クワイ [0] 【全快】 (名)スル
病気がすっかりなおること。全治。「思ったより早く―した」「―祝い」
ぜん-かい【全開】🔗⭐🔉
ぜん-かい [0] 【全開】 (名)スル
(1)全部あけること。ひらききること。「窓を―する」
(2)最大限に力を出すこと。「エンジンを―する」
ぜん-かい【全階】🔗⭐🔉
ぜん-かい [1] 【全階】
ビルなどの高い建物の,全部の階。また,その階の全部。
ぜん-かい【全壊・全潰】🔗⭐🔉
ぜん-かい ―クワイ [0] 【全壊・全潰】 (名)スル
すっかりこわれてしまうこと。「地震で建物が―する」
ぜん-かく【全角】🔗⭐🔉
ぜん-かく [0] 【全角】
正方形の活字一字分の大きさ。
ぜん-がく【全学】🔗⭐🔉
ぜん-がく [0][1] 【全学】
その大学,また学園全体。学内全体。
ぜん-がく【全額】🔗⭐🔉
ぜん-がく [0] 【全額】
全部の金額。総額。
ぜんがく-じゅんび-せいど【全額準備制度】🔗⭐🔉
ぜんがく-じゅんび-せいど [8] 【全額準備制度】
銀行券発行に際し発行高と同額の正貨準備を発行銀行に要求する制度。
ぜん-がく-れん【全学連】🔗⭐🔉
ぜん-がく-れん 【全学連】
全日本学生自治会総連合の略称。1948年(昭和23),全国の大学の学生自治会の連合機関として成立。50〜60年代の学生運動の中心的存在となった。
ぜん-かん【全巻】🔗⭐🔉
ぜん-かん ―クワン [0][1] 【全巻】
(1)(何巻かに分けられている書物などの)すべての巻。
(2)ある巻の全体。
ぜん-かん【全乾】🔗⭐🔉
ぜん-かん [0] 【全乾】
木材を摂氏一〇〇度の恒温器にいれ,重量変化がなくなるまで乾燥し,水分をなくした状態。「―重量」「―材」
ぜん-かん【全館】🔗⭐🔉
ぜん-かん ―クワン [1][0] 【全館】
(1)すべての館。
(2)ある館全体。
ぜん-き【全期】🔗⭐🔉
ぜん-き [1] 【全期】
(1)すべての期間。
(2)ある期間全体。
ぜん-き【全機】🔗⭐🔉
ぜん-き [1] 【全機】
(1)〔仏〕 禅宗で,すべてのもののはたらき。
(2)すべての飛行機・機械。「―発進」
ぜん-きせい【全寄生】🔗⭐🔉
ぜん-きせい [3] 【全寄生】
高等寄生植物のうち宿主からすべての栄養を吸収して生活する寄生の形態。ナンバンギセル・ハマウツボなどの活物寄生と,ギンリョウソウなどの死物寄生(腐生)とがある。
⇔半寄生
ぜん-きゅう【全休】🔗⭐🔉
ぜん-きゅう ―キウ [0] 【全休】 (名)スル
その日一日,あるいはその期間全部,仕事などを休むこと。「風邪のため―する」
ぜん-きゅうしふ【全休止符】🔗⭐🔉
ぜん-きゅうしふ ―キウシフ [5] 【全休止符】
休止符の一。全音符に等しい時間の休止を示すもの。全休符。
ぜん-きょう【全協】🔗⭐🔉
ぜん-きょう ―ケフ 【全協】
日本労働組合全国協議会の略称。1928年(昭和3)日本共産党の指導の下に結成され,プロフィンテルン日本支部として激しい弾圧下で活動した左翼労働組合。34年以後自然消滅。
ぜん-きょうとう【全共闘】🔗⭐🔉
ぜん-きょうとう 【全共闘】
全学共闘会議の略称。1968(昭和43)〜69年の大学紛争で,既成の学生自治会組織とは別個に,新左翼諸党派やノン-セクトの学生が諸大学に作った闘争組織。
ぜん-きょく【全曲】🔗⭐🔉
ぜん-きょく [0] 【全曲】
すべての曲。また,ある曲の全体。
ぜん-きょく【全局】🔗⭐🔉
ぜん-きょく [0][1] 【全局】
(1)物事の成り行きの全体。全体の局面。「―を見渡す」
(2)碁などの,対局の全部。
(3)ある局全体。また,すべての局。
ぜん-く【全躯】🔗⭐🔉
ぜん-く [1] 【全躯】
からだ全体。全身。
ぜん-ぐん【全軍】🔗⭐🔉
ぜん-ぐん [0] 【全軍】
(1)すべての軍隊。
(2)ある軍隊の全員。
ぜん-けい【全形】🔗⭐🔉
ぜん-けい [0] 【全形】
(1)全体の形。
(2)完全な形。
ぜん-けい【全景】🔗⭐🔉
ぜん-けい [0] 【全景】
(1)ある場所全体の景色。見渡せる限りの眺め。
(2)映画で,その場面の背景全体を画面いっぱいに見せるもの。フル-シーン。
ぜん-けん【全県】🔗⭐🔉
ぜん-けん [1][0] 【全県】
(1)県全体。
(2)すべての県。
ぜん-けん【全権】🔗⭐🔉
ぜん-けん [0] 【全権】
(1)委任された事柄を処理できる一切の権限。「―をゆだねる」
(2)すべての権力。完全な権力。「国家の―を握る」
(3)「特命全権大使」「全権委員」の略。
ぜんけん-いいん【全権委員】🔗⭐🔉
ぜんけん-いいん ―
ン [5] 【全権委員】
外交交渉,特に条約の締結に関する権限が与えられている派遣使節。全権代表。

ン [5] 【全権委員】
外交交渉,特に条約の締結に関する権限が与えられている派遣使節。全権代表。
ぜんけん-いにんじょう【全権委任状】🔗⭐🔉
ぜんけん-いにんじょう ―
ニンジヤウ [0][6] 【全権委任状】
外交使節に対して,外交交渉,特に条約を締結する権限を付与することを証した公文書。日本では内閣が発し,天皇が認証する。
ニンジヤウ [0][6] 【全権委任状】
外交使節に対して,外交交渉,特に条約を締結する権限を付与することを証した公文書。日本では内閣が発し,天皇が認証する。
ぜんけん-こうし【全権公使】🔗⭐🔉
ぜんけん-こうし [5] 【全権公使】
「特命全権公使」に同じ。
ぜんけん-たいし【全権大使】🔗⭐🔉
ぜんけん-たいし [5] 【全権大使】
「特命全権大使」に同じ。
ぜん-こ【全戸】🔗⭐🔉
ぜん-こ [1] 【全戸】
(1)すべての家。
(2)一家内の全員。一家。
ぜん-こう【全校】🔗⭐🔉
ぜん-こう ―カウ [1][0] 【全校】
(1)一学校全体。
(2)すべての学校。
ぜん-こう【全高】🔗⭐🔉
ぜん-こう ―カウ [0] 【全高】
地上から,そのものの,いちばん高い所までの高さ。
ぜんごう-オープン【全豪―】🔗⭐🔉
ぜんごう-オープン ゼンガウ― 【全豪―】
全豪テニス選手権大会の略称。1905年に創設。世界四大選手権の一つ。
ぜん-こう-れん【全購連】🔗⭐🔉
ぜん-こう-れん 【全購連】
「全国購買農業協同組合連合会」の略称。農業協同組合の購買部門を受け持つ組織。1972年(昭和47)全販連と合併して「全農」となる。
ぜん-こく【全国】🔗⭐🔉
ぜん-こく [1] 【全国】
国全体。国じゅう。
ぜんこく-く【全国区】🔗⭐🔉
ぜんこく-く [3] 【全国区】
全国を一区とする選挙区。1983年(昭和58)に導入された比例代表制制定以前に参議院議員選挙で行われていた。
⇔地方区
ぜんこく-こうとうがっこう-やきゅう-せんしゅけんたいかい【全国高等学校野球選手権大会】🔗⭐🔉
ぜんこく-こうとうがっこう-やきゅう-せんしゅけんたいかい ―カウトウガクカウヤキウ―タイクワイ 【全国高等学校野球選手権大会】
二大高校野球大会の一つ。全国の各地区予選を勝ち抜いた代表チームが,毎年夏,甲子園球場に集まり日本一を目指す。第一回大会は1915年(大正4)。
ぜんこく-し【全国紙】🔗⭐🔉
ぜんこく-し [4][3] 【全国紙】
全国の読者を対象として発行される新聞。中央紙。
⇔地方紙
ぜんこく-じんみんだいひょう-たいかい【全国人民代表大会】🔗⭐🔉
ぜんこく-じんみんだいひょう-たいかい ―ダイヘウタイクワイ 【全国人民代表大会】
中華人民共和国の最高の国家権力機関。各省・各自治区・直轄市および人民解放軍の代表が参加して年一回開催される。法律の制定と改正,国家主席の選出,首相・閣僚の指名,国家予算の承認などを主な任務とする。全人代。
ぜんこく-すいへいしゃ【全国水平社】🔗⭐🔉
ぜんこく-すいへいしゃ 【全国水平社】
⇒水平社(スイヘイシヤ)
ぜんこく-そうごうかいはつけいかく【全国総合開発計画】🔗⭐🔉
ぜんこく-そうごうかいはつけいかく ―ソウガフ―ケイクワク 【全国総合開発計画】
1950年(昭和25)施行された国土総合開発法に基づいて策定される国土の総合的な開発計画。62年に始まる第一次以来現在まで四次にわたって策定されている。
ぜんこく-てき【全国的】🔗⭐🔉
ぜんこく-てき [0] 【全国的】 (形動)
国じゅうに及ぶさま。国全体に広がるさま。「―な流行」
ぜんこく-のうぎょうかい【全国農業会】🔗⭐🔉
ぜんこく-のうぎょうかい ―ノウゲフクワイ 【全国農業会】
第二次大戦後の1945年(昭和20)9月につくられた農業中央団体。食糧供出事務などにあたった。48年解散。
ぜんこく-のうみんくみあい【全国農民組合】🔗⭐🔉
ぜんこく-のうみんくみあい ―クミアヒ 【全国農民組合】
(1)1928年(昭和3),日本農民組合と全日本農民組合が合同してできた組織。農民運動の中心となったが,38年解散。全農。
(2)1947年(昭和22),平野力三らを中心とする社会民主主義右派が結成した農民組織。58年全日本農民組合連合に統一された。全農。
ぜんこく-ろうどうくみあいどうめい【全国労働組合同盟】🔗⭐🔉
ぜんこく-ろうどうくみあいどうめい ―ラウドウクミアヒ― 【全国労働組合同盟】
⇒全労(ゼンロウ)(1)
また・い【全い】🔗⭐🔉
また・い 【全い】 (形)[文]ク また・し
(1)完全である。欠けていない。「築土(ツイヒジ)なども―・からず/枕草子 178」
(2)命や体に別状がない。無事である。「命の―・けむ人は/古事記(中)」
(3)性格が素直,円満である。「―・い顔してつとめる狼あり/洒落本・浪花色八卦」
(4)正直で律儀である。また,ばか正直である。「人に侮らるる物…余り―・き人/仮名草子・犬枕」
→まったい
またく【全く】🔗⭐🔉
またく [0] 【全く】 (副)
「まったく(全)」に同じ。「―効なきものともなるべし/小説神髄(逍遥)」
まった・い【全い】🔗⭐🔉
まった・い [3] 【全い】 (形)[文]ク まつた・し
〔「またい」の転〕
(1)完全である。欠けた点がない。「―・い姿」「アクセツソリーなるものを無視しては美術の効果を―・からしむる事は出来ない/あめりか物語(荷風)」
(2)安全である。無事である。
→まったき
全く
する🔗⭐🔉
全く
する
「まっとうする」に同じ。「陰徳を施して寿命を―
した話/怪談牡丹灯籠(円朝)」
する
「まっとうする」に同じ。「陰徳を施して寿命を―
した話/怪談牡丹灯籠(円朝)」
まったく【全く】🔗⭐🔉
まったく [0] 【全く】 (副)
〔形容詞「まったい(全)」の連用形から〕
(1)否定表現と呼応して,それを強調する。全然。まるっきり。「―お酒を飲まない」「人が―訪ねて来ない」
(2)(ア)完全に。すべて。「家具を―新しくする」「―健康になった」「―の素人」「勝負―終へて帰途に就く頃は雨も―晴れにき/筆まかせ(子規)」(イ)肯定表現と呼応して,それを強調する。自分の言うことにうそや誇張のないことを示す。本当に。実に。「―彼にも困ったものだ」「―其のつもりで言つたんですが/婦系図(鏡花)」(ウ)相手の言うことに同感であることを示す。本当に。実に。「―そのとおりだ」「『末が思いやられるね』『―だ』」
〔「―の」などの場合,アクセントは [4][0]〕
まったく=のところ🔗⭐🔉
――のところ
「全く」を強めていう語。実際のところ。「―ほとほと困りきっている」
まったく=もって🔗⭐🔉
――もって
「全く」を強めていう語。本当に。「―言語道断な話だ」
まっとう・する【全うする】🔗⭐🔉
まっとう・する マツタウ― [0] 【全うする】 (動サ変)[文]サ変 まつたう・す
〔「まったくする」の転〕
完全に終わらせる。完全に成し遂げる。「天寿を―・する」「任務を―・する」「節を―・する」「終わりを―・する」
ぜん−【全−】(和英)🔗⭐🔉
ぜんいん【全員】(和英)🔗⭐🔉
ぜんいん【全員】
all (the) members;the whole crew (船など).〜一致で unanimously.→英和
ぜんおう【全欧】(和英)🔗⭐🔉
ぜんおう【全欧】
whole Europe.〜にわたり throughout[all over]Europe.
ぜんおん【全音】(和英)🔗⭐🔉
ぜんおん【全音】
《楽》a whole tone.全音符 a whole note.
ぜんおんかい【全音階】(和英)🔗⭐🔉
ぜんおんかい【全音階】
《楽》the diatonic scale.
ぜんか【全科】(和英)🔗⭐🔉
ぜんか【全科】
the whole[full]course.
ぜんかい【全快】(和英)🔗⭐🔉
ぜんかい【全快】
a complete recovery.〜する get quite well again;recover completely.
ぜんかい【全会一致で】(和英)🔗⭐🔉
ぜんかい【全会一致で】
unanimously;→英和
with one consent.
ぜんかい【全壊する】(和英)🔗⭐🔉
ぜんかい【全壊する】
be completely destroyed.全壊家屋 a razed house.
ぜんがく【全額】(和英)🔗⭐🔉
ぜんがく【全額】
the sum total;the total amount.全額払込 payment in full.
ぜんがく【全学】(和英)🔗⭐🔉
ぜんがく【全学】
all the staff and students.‖全学集会 an all-campus meeting.
ぜんかん【全巻】(和英)🔗⭐🔉
ぜんかん【全巻】
the whole volume[reel (映画)].〜を通じてfrom cover to cover.
ぜんぐん【全軍】(和英)🔗⭐🔉
ぜんぐん【全軍】
the whole army[force].
ぜんけい【全景】(和英)🔗⭐🔉
ぜんけい【全景】
a complete[panoramic]view;a panorama.→英和
ぜんけん【全権(を委任する)】(和英)🔗⭐🔉
ぜんけん【全権(を委任する)】
(investwith) full powers.全権大使 an ambassador plenipotentiary.
ぜんこう【全校】(和英)🔗⭐🔉
ぜんこう【全校】
the whole school.→英和
全校生徒 all the students of a school.
ぜんこく【全国】(和英)🔗⭐🔉
まったく【全く】(和英)🔗⭐🔉
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