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広辞苑の検索結果 (81)
うらん‐かな【売らんかな】🔗⭐🔉
うらん‐かな【売らんかな】
何が何でも売ってやろうという、商魂たくましい様子。
うり【売り】🔗⭐🔉
うり【売り】
①売ること。「―に出す」
②(取引用語)将来相場の下落を見越して売ること。
③(「売り物」の略)セールス‐ポイント。「この掃除機は音が静かなのが―だ」↔買い
うり‐あ・げる【売り上げる】🔗⭐🔉
うり‐あ・げる【売り上げる】
〔他下一〕[文]うりあ・ぐ(下二)
①売りつくす。
②売る。
うり‐あま・る【売り余る】🔗⭐🔉
うり‐あま・る【売り余る】
〔他五〕
売り切れないで、品物が手もとに残る。狂言、酢薑すはじかみ「かほどに毎日持て参つても、つひに―・つて戻つた事がござらぬ」
うり‐ある・く【売り歩く】🔗⭐🔉
うり‐ある・く【売り歩く】
〔他五〕
商品を持ち歩いて売る。行商する。
うり‐いえ【売家】‥イヘ🔗⭐🔉
うり‐いえ【売家】‥イヘ
売りに出した家。うりや。
⇒売家と唐様で書く三代目
○売家と唐様で書く三代目うりいえとからようでかくさんだいめ
初代が苦労して作った家屋敷も、3代目となると売りに出すことになる。商いをおろそかにし中国風の書体などを凝って習ったおろかさが「売家」のはり紙にあらわれていることを皮肉った句。
⇒うり‐いえ【売家】
○売家と唐様で書く三代目うりいえとからようでかくさんだいめ🔗⭐🔉
○売家と唐様で書く三代目うりいえとからようでかくさんだいめ
初代が苦労して作った家屋敷も、3代目となると売りに出すことになる。商いをおろそかにし中国風の書体などを凝って習ったおろかさが「売家」のはり紙にあらわれていることを皮肉った句。
⇒うり‐いえ【売家】
うり‐いそ・ぐ【売り急ぐ】
〔他五〕
物を売る機会をのがすことを恐れて、急いで売る。
うり‐う【瓜生】‥フ
⇒うりゅう
うり‐おさえ【売抑え】‥オサヘ
盛んに売って相場の値上りをおさえること。
うり‐おしみ【売り惜しみ】‥ヲシミ
騰貴を見越し、売ることを控えること。
うり‐オペレーション【売オペレーション】
金融市場を引き締めるため、中央銀行が公債などを売り出して、市場から資金を引き上げること。売りオペ。↔買かいオペレーション
うり‐か【瓜科】‥クワ
双子葉植物の一科。蔓性一年草が多く、花は単性、萼および花弁は癒合する。雄しべ5本、子房下位で3室。世界の温帯・熱帯に約100属700種ある。果菜として有用なものが多い。→瓜
うり‐かい【売り買い】‥カヒ
①売ることと買うこと。売ったり買ったりすること。あきない。ばいばい。
②物価。相場。あたい。浄瑠璃、心中天の網島「―高い世の中でも、金とたはけはたくさんな」
③平安時代の慣習法による売買で、即時売買または現物売買。
うり‐かけ【売掛】
後で代金を受け取る約束で商品を売り渡すこと。また、その代金。↔買掛。
⇒うりかけ‐きん【売掛金】
⇒うりかけきん‐かんじょう【売掛金勘定】
うりかけ‐きん【売掛金】
商品・製品などを掛売りしたときに生じる債権。↔買掛金。
⇒うり‐かけ【売掛】
うりかけきん‐かんじょう【売掛金勘定】‥ヂヤウ
簿記で、得意先に対する売掛金を整理する勘定。売掛勘定。↔買掛金勘定。
⇒うり‐かけ【売掛】
うり‐かた【売方】
①売る方法。
②売る側の人。売り手。↔買方。
③江戸時代、家禄の蔵米くらまいを買い取ろうとする米商人またはその周旋人。
うり‐かわせ【売為替】‥カハセ
外国為替売買において、為替銀行が円貨を受け取って売った外国為替。外国人への支払いにあてる送金為替、輸入為替がこの例。↔買為替
うり‐き【売気】
①商品を売ろうとする気持。
②相場全体が売りに傾く雰囲気。↔買気
うり‐ぎょく【売玉】
①取引所で売約定うりやくじょうをした株式や商品。↔買玉。
②(→)売建玉うりだてぎょくに同じ。
うり‐ぎり【瓜切】
瓜を切るように真二つに切ること。太平記33「胴中を―に斬つて」
うり‐き・る【売り切る】
〔他五〕
売りつくす。「1週間で―・る」
うり‐きれ【売切れ】
売りきれること。「―になる」
うり‐き・れる【売り切れる】
〔自下一〕
全部売れてしまう。「午前中で―・れる」
うり‐ぐい【売り食い】‥グヒ
持っている品物などを売って、その代金で日々の生活を立てること。誹風柳多留21「買食はいいが―みじめなり」。「―して露命をつなぐ」
うり‐くずし【売崩し】‥クヅシ
(→)「売浴うりあびせ」に同じ。
うり‐ぐすり【売薬】
(医師の投薬に対していう)薬屋で、あらかじめ調合しておいて売る薬。ばいやく。
うり‐くち【売り口】
売り先。販路。「―をさがす」
うり‐けん【売券・沽券】
動産・不動産を売り渡す契約を記した証書。売渡し証文。売券状。ばいけん。こけん。
うり‐こ【売子】
①商家の使用人で品物を売って歩く人。
②商店の売場にいて客に物を売る人。また、駅構内・興行場などで物を売りまわる人。販売員。店員。
③男色を売る者。好色一代男3「この所も―浮世比丘尼のあつまり」
⇒うりこ‐やど【売子宿】
うり‐ごえ【売り声】‥ゴヱ
行商人などが品物を売るために呼び歩く声。
うり‐こか・す【売りこかす】
〔他四〕
すっかり売り払う。惜しげもなく売る。売りとばす。仮名文章娘節用「遠い大磯へ―・し金にするとやら申します故」
うり‐こし【売越し】
①売り分が買い分を超過すること。
②取引所で、買方が売方にまわること。「どてん―」↔買越し
うり‐ことば【売り言葉】
品物を売りつける時に言う言葉。転じて、けんかをしかける言葉。
⇒売り言葉に買い言葉
うり‐いそ・ぐ【売り急ぐ】🔗⭐🔉
うり‐いそ・ぐ【売り急ぐ】
〔他五〕
物を売る機会をのがすことを恐れて、急いで売る。
うり‐おしみ【売り惜しみ】‥ヲシミ🔗⭐🔉
うり‐おしみ【売り惜しみ】‥ヲシミ
騰貴を見越し、売ることを控えること。
うり‐オペレーション【売オペレーション】🔗⭐🔉
うり‐オペレーション【売オペレーション】
金融市場を引き締めるため、中央銀行が公債などを売り出して、市場から資金を引き上げること。売りオペ。↔買かいオペレーション
うり‐かい【売り買い】‥カヒ🔗⭐🔉
うり‐かい【売り買い】‥カヒ
①売ることと買うこと。売ったり買ったりすること。あきない。ばいばい。
②物価。相場。あたい。浄瑠璃、心中天の網島「―高い世の中でも、金とたはけはたくさんな」
③平安時代の慣習法による売買で、即時売買または現物売買。
うり‐かけ【売掛】🔗⭐🔉
うり‐かけ【売掛】
後で代金を受け取る約束で商品を売り渡すこと。また、その代金。↔買掛。
⇒うりかけ‐きん【売掛金】
⇒うりかけきん‐かんじょう【売掛金勘定】
うりかけ‐きん【売掛金】🔗⭐🔉
うりかけ‐きん【売掛金】
商品・製品などを掛売りしたときに生じる債権。↔買掛金。
⇒うり‐かけ【売掛】
うりかけきん‐かんじょう【売掛金勘定】‥ヂヤウ🔗⭐🔉
うりかけきん‐かんじょう【売掛金勘定】‥ヂヤウ
簿記で、得意先に対する売掛金を整理する勘定。売掛勘定。↔買掛金勘定。
⇒うり‐かけ【売掛】
うり‐かわせ【売為替】‥カハセ🔗⭐🔉
うり‐かわせ【売為替】‥カハセ
外国為替売買において、為替銀行が円貨を受け取って売った外国為替。外国人への支払いにあてる送金為替、輸入為替がこの例。↔買為替
うり‐き【売気】🔗⭐🔉
うり‐き【売気】
①商品を売ろうとする気持。
②相場全体が売りに傾く雰囲気。↔買気
うり‐ぎょく【売玉】🔗⭐🔉
うり‐ぎょく【売玉】
①取引所で売約定うりやくじょうをした株式や商品。↔買玉。
②(→)売建玉うりだてぎょくに同じ。
うり‐き・る【売り切る】🔗⭐🔉
うり‐き・る【売り切る】
〔他五〕
売りつくす。「1週間で―・る」
うり‐き・れる【売り切れる】🔗⭐🔉
うり‐き・れる【売り切れる】
〔自下一〕
全部売れてしまう。「午前中で―・れる」
うり‐ぐい【売り食い】‥グヒ🔗⭐🔉
うり‐ぐい【売り食い】‥グヒ
持っている品物などを売って、その代金で日々の生活を立てること。誹風柳多留21「買食はいいが―みじめなり」。「―して露命をつなぐ」
うり‐くち【売り口】🔗⭐🔉
うり‐くち【売り口】
売り先。販路。「―をさがす」
うり‐けん【売券・沽券】🔗⭐🔉
うり‐けん【売券・沽券】
動産・不動産を売り渡す契約を記した証書。売渡し証文。売券状。ばいけん。こけん。
うり‐ごえ【売り声】‥ゴヱ🔗⭐🔉
うり‐ごえ【売り声】‥ゴヱ
行商人などが品物を売るために呼び歩く声。
うり‐こか・す【売りこかす】🔗⭐🔉
うり‐こか・す【売りこかす】
〔他四〕
すっかり売り払う。惜しげもなく売る。売りとばす。仮名文章娘節用「遠い大磯へ―・し金にするとやら申します故」
うり‐こし【売越し】🔗⭐🔉
うり‐こし【売越し】
①売り分が買い分を超過すること。
②取引所で、買方が売方にまわること。「どてん―」↔買越し
うり‐ことば【売り言葉】🔗⭐🔉
うり‐ことば【売り言葉】
品物を売りつける時に言う言葉。転じて、けんかをしかける言葉。
⇒売り言葉に買い言葉
○売り言葉に買い言葉うりことばにかいことば
相手の暴言に対し、同じ調子で言葉を返すこと。狂言、入間川「昔も売り言葉に買ふ言葉とは、よういうたものぢやなあ」
⇒うり‐ことば【売り言葉】
○売り言葉に買い言葉うりことばにかいことば🔗⭐🔉
○売り言葉に買い言葉うりことばにかいことば
相手の暴言に対し、同じ調子で言葉を返すこと。狂言、入間川「昔も売り言葉に買ふ言葉とは、よういうたものぢやなあ」
⇒うり‐ことば【売り言葉】
うりこひめ【瓜子姫】
民間説話の一つ。老婆が川で拾った瓜から生まれた瓜子姫が、美しく成長して殿様へ嫁入るための仕度に毎日機はたを織る。そこへあまのじゃくが現れ、姫に化けて嫁入りしようとするが、雀(その他の鳥)のしらせで露顕し、無事に姫は嫁入りする。姫が殺される型もある。桃太郎伝説に似る。瓜子織姫。瓜子姫子。瓜姫。
うり‐こみ【売込み】
①売り込むこと。販路を拡張すること。
②信用取引で、先行き値下りすることを予想して売りを続けること。
⇒うりこみ‐といや【売込問屋】
うりこみ‐といや【売込問屋】‥トヒ‥
生産者の委託を受けて、輸出商や卸売商人に商品を売る問屋。
⇒うり‐こみ【売込み】
うり‐こ・む【売り込む】
〔他五〕
①腰をすえて盛んに売る。
②おおいに宣伝したり勧めたりして品物を買わせる。また、売り先を広める。「新製品を―・む」
③相手にうまく持ちかけ、取り立ててもらおうとする。「名前を―・む」「新人を―・む」
④代償を目的に秘密などを告げる。「情報を―・む」
⑤(自動詞的に)よい品を売って評判になる。「名産の餅で―・んだ店」
うりこ‐やど【売子宿】
男色を売る宿。野郎・若衆の宿。
⇒うり‐こ【売子】
うり‐ざいりょう【売材料】‥レウ
取引で、相場を下落させて売りを誘う原因となる種々の事柄。→悪あく材料
うり‐さき【売り先】
売りつける相手。得意先。
うり‐さ・げる【売り下げる】
〔他下一〕
政府から物品を民間に売り渡す。払い下げる。
うり‐ざね【瓜核・瓜実】
①ウリの種。
②若馬の歯にある黒点。〈日葡辞書〉
③「うりざねがお」の略。
⇒うりざね‐がお【瓜核顔・瓜実顔】
⇒うりざね‐じょうちゅう【瓜実条虫】
うりざね‐がお【瓜核顔・瓜実顔】‥ガホ
ウリの種に似た、色白く中高なかだかでやや細長い顔。夏目漱石、夢十夜「女は長い髪を枕に敷いて、輪廓の柔らかな―を其の中に横たへてゐる」。「―の美人」
⇒うり‐ざね【瓜核・瓜実】
うりざね‐じょうちゅう【瓜実条虫】‥デウ‥
エンヨウジョウチュウ目(円葉条虫類)の条虫。長さ15〜35ミリメートル。猫・犬に寄生し、まれに人の子供の腸内に見出される。中間宿主は犬・猫に寄生するシラミやノミ。
⇒うり‐ざね【瓜核・瓜実】
うり‐さば・く【売り捌く】
〔他五〕
手広く売る。じょうずに手配して売る。「会員券を全部―・く」
うり‐した・う【売り慕う】‥シタフ
〔他五〕
相場で、売手が好い時機と見てしきりに売る。
うり‐しぶ・る【売り渋る】
〔他五〕
売るのをためらって、なかなか売ろうとしない。うりおしむ。
うり‐しろ【売り代】
物品を売った代金。うりあげ。
⇒売り代なす
うり‐こ・む【売り込む】🔗⭐🔉
うり‐こ・む【売り込む】
〔他五〕
①腰をすえて盛んに売る。
②おおいに宣伝したり勧めたりして品物を買わせる。また、売り先を広める。「新製品を―・む」
③相手にうまく持ちかけ、取り立ててもらおうとする。「名前を―・む」「新人を―・む」
④代償を目的に秘密などを告げる。「情報を―・む」
⑤(自動詞的に)よい品を売って評判になる。「名産の餅で―・んだ店」
うり‐さき【売り先】🔗⭐🔉
うり‐さき【売り先】
売りつける相手。得意先。
うり‐さ・げる【売り下げる】🔗⭐🔉
うり‐さ・げる【売り下げる】
〔他下一〕
政府から物品を民間に売り渡す。払い下げる。
うり‐さば・く【売り捌く】🔗⭐🔉
うり‐さば・く【売り捌く】
〔他五〕
手広く売る。じょうずに手配して売る。「会員券を全部―・く」
うり‐した・う【売り慕う】‥シタフ🔗⭐🔉
うり‐した・う【売り慕う】‥シタフ
〔他五〕
相場で、売手が好い時機と見てしきりに売る。
うり‐しぶ・る【売り渋る】🔗⭐🔉
うり‐しぶ・る【売り渋る】
〔他五〕
売るのをためらって、なかなか売ろうとしない。うりおしむ。
うり‐しろ【売り代】🔗⭐🔉
うり‐しろ【売り代】
物品を売った代金。うりあげ。
⇒売り代なす
○売り代なすうりしろなす
物品を売って金銭にかえる。「しろなす」とも。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「殿のお刀を盗んで売代なし傾城を受出したと」
⇒うり‐しろ【売り代】
○売り代なすうりしろなす🔗⭐🔉
○売り代なすうりしろなす
物品を売って金銭にかえる。「しろなす」とも。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「殿のお刀を盗んで売代なし傾城を受出したと」
⇒うり‐しろ【売り代】
うり‐すえ【売据え】‥スヱ
建築物を造作つきで売ること。浮世床初「造作付き―あり」
うりずん
(沖縄地方で)旧暦3月の候。乾季が過ぎて暖かくなり、大地が潤う時季。古くはのろ(祝女)の祭が行われた。
うり‐ぞめ【売り初め】
①はじめて売ること。売りはじめ。狂言、河原太郎「いやまだ―いたさぬと申して、飲ましませぬ」
②新年の売りはじめ。はつうり。〈[季]新年〉
うり‐だか【売高】
売り上げた金高。うりあげだか。
うり‐だし【売出し】
①売り始めること。
②商売の景気づけに、日を限って、特別に安くまたは景品をつけて売ること。「歳末大―」
③人気が急に高まること。「今―の新進歌手」
⇒うりだし‐かぶ【売出し株】
⇒うりだし‐ちゅう【売出し中】
⇒うりだし‐てがた【売出手形】
⇒うりだし‐はっこう【売出発行】
うりだし‐かぶ【売出し株】
不特定多数の人に対して、均一の条件で売り出す、すでに発行された株式。
⇒うり‐だし【売出し】
うりだし‐ちゅう【売出し中】
①ある商品の販売を促進していること。
②安売りの最中であること。
③(→)売出し3に同じ。
⇒うり‐だし【売出し】
うりだし‐てがた【売出手形】
日本銀行の短期的な金融調節手段の一つ。インターバンク市場の資金余剰を吸収するために売却する、期間3カ月以内の手形。日本銀行売出手形。
⇒うり‐だし【売出し】
うりだし‐はっこう【売出発行】‥カウ
社債発行方法の一つ。社債発行会社があらかじめ発行総額は決めず、一定の売出し期間を定めて公衆に個別的に債券を売り出し、その期間内の売上総額を債券の総額とするもの。
⇒うり‐だし【売出し】
うり‐だ・す【売り出す】
〔他五〕
①売りはじめる。発売する。「新年号を―・す」
②特別に宣伝して大いに売る。「大大的に―・す」
③(自動詞的に)世間に名を広める。「スターとして―・す」
うり‐たた・く【売り叩く】
〔他五〕
①相場を下落させる目的で盛んに売る。
②換金の必要から損を承知で商品を売る。
うり‐たて【売立て】
所蔵品などを、期日を定めて一時に売り払うこと。多く、せり売や入札による。「古本の―」
うり‐だて【売建】
株式の信用取引や商品の先物さきもの取引で成立した売りの注文。また、売りの約定やくじょう。売注文。↔買建。
⇒うりだて‐ぎょく【売建玉】
うりだて‐ぎょく【売建玉】
信用取引・先物取引・オプション取引等で、売建をしたまま決済していない株式や商品。↔買建玉
⇒うり‐だて【売建】
うり‐だめ【売溜め】
売上げ代金のたまったもの。売溜金。浮世草子、新色五巻書「―の銭はどうがめいかき二十ばかり並べ置きこれに投げ入れ」
うり‐ち【売地】
売りに出している土地。
うり‐つく・す【売り尽くす】
〔他五〕
ある限りを売ってしまう。売り切る。宇津保物語忠乞「みくしげの物、さては田はたけ―・して」
うり‐つ・ける【売り付ける】
〔他下一〕[文]うりつ・く(下二)
相手にあまりその気がないのに、無理に買わせる。おしうりする。「化粧品を―・ける」
うり‐つなぎ【売繋ぎ】
現物または清算市場で、買約定かいやくじょうをするとともに、その後の値下りによる損失を防ぐために市場で売約定うりやくじょうをしておくこと。↔買繋ぎ
うり‐て【売手】
売る側の人。うりぬし。取引で、売る側に立つ仲買人。↔買手。
⇒うりて‐しじょう【売手市場】
⇒うりて‐すじ【売手筋】
うり‐てがた【売手形】
売方から買方に売ったことを証明するために渡す証書。
うりて‐しじょう【売手市場】‥ヂヤウ
買手より売手の方が有利な市場の情況。
⇒うり‐て【売手】
うりて‐すじ【売手筋】‥スヂ
(取引用語)売方。売る人の側。
⇒うり‐て【売手】
うり‐どき【売り時】
売るのによい時。有利に売れる時期。
うり‐とば・す【売り飛ばす】
〔他五〕
惜しげもなく売り払う。深い考えもなく売り払う。「父遺愛の絵を―・す」
うり‐どめ【売止め】
売ることを中止すること。
うり‐な【売名】
売る品物の呼び名。商品の名。
うり‐なかがい【売仲買】‥ガヒ
売りさばきの仲介をする人。
うり‐なが・す【売り流す】
〔他四〕
遠方へ売りとばす。遠くへ身売りさせる。浄瑠璃、賀古教信七墓廻「如何に勤めとて、此の神崎まで―・され」
うり‐にげ【売逃げ】
(→)「売抜け」に同じ。
うり‐ぞめ【売り初め】🔗⭐🔉
うり‐ぞめ【売り初め】
①はじめて売ること。売りはじめ。狂言、河原太郎「いやまだ―いたさぬと申して、飲ましませぬ」
②新年の売りはじめ。はつうり。〈[季]新年〉
うり‐だ・す【売り出す】🔗⭐🔉
うり‐だ・す【売り出す】
〔他五〕
①売りはじめる。発売する。「新年号を―・す」
②特別に宣伝して大いに売る。「大大的に―・す」
③(自動詞的に)世間に名を広める。「スターとして―・す」
うり‐たた・く【売り叩く】🔗⭐🔉
うり‐たた・く【売り叩く】
〔他五〕
①相場を下落させる目的で盛んに売る。
②換金の必要から損を承知で商品を売る。
うり‐だて【売建】🔗⭐🔉
うり‐だて【売建】
株式の信用取引や商品の先物さきもの取引で成立した売りの注文。また、売りの約定やくじょう。売注文。↔買建。
⇒うりだて‐ぎょく【売建玉】
うりだて‐ぎょく【売建玉】🔗⭐🔉
うりだて‐ぎょく【売建玉】
信用取引・先物取引・オプション取引等で、売建をしたまま決済していない株式や商品。↔買建玉
⇒うり‐だて【売建】
うり‐つく・す【売り尽くす】🔗⭐🔉
うり‐つく・す【売り尽くす】
〔他五〕
ある限りを売ってしまう。売り切る。宇津保物語忠乞「みくしげの物、さては田はたけ―・して」
うり‐つ・ける【売り付ける】🔗⭐🔉
うり‐つ・ける【売り付ける】
〔他下一〕[文]うりつ・く(下二)
相手にあまりその気がないのに、無理に買わせる。おしうりする。「化粧品を―・ける」
うり‐つなぎ【売繋ぎ】🔗⭐🔉
うり‐つなぎ【売繋ぎ】
現物または清算市場で、買約定かいやくじょうをするとともに、その後の値下りによる損失を防ぐために市場で売約定うりやくじょうをしておくこと。↔買繋ぎ
うり‐どき【売り時】🔗⭐🔉
うり‐どき【売り時】
売るのによい時。有利に売れる時期。
うり‐とば・す【売り飛ばす】🔗⭐🔉
うり‐とば・す【売り飛ばす】
〔他五〕
惜しげもなく売り払う。深い考えもなく売り払う。「父遺愛の絵を―・す」
うり‐なが・す【売り流す】🔗⭐🔉
うり‐なが・す【売り流す】
〔他四〕
遠方へ売りとばす。遠くへ身売りさせる。浄瑠璃、賀古教信七墓廻「如何に勤めとて、此の神崎まで―・され」
うり‐のが・す【売り逃す】🔗⭐🔉
うり‐のが・す【売り逃す】
〔他五〕
品切れや広告不足で、商品の売り時をのがす。
うり‐はら・う【売り払う】‥ハラフ🔗⭐🔉
うり‐はら・う【売り払う】‥ハラフ
〔他五〕
すっかり売ってしまう。売って手ばなす。「田畑を―・う」
うり‐ひし・ぐ【売り拉ぐ】🔗⭐🔉
うり‐ひし・ぐ【売り拉ぐ】
〔他四〕
同業者どうしの販売競争で相手を負かす。浮世草子、世間手代気質「美濃屋が新店に―・がれ」
うり‐ひろ・める【売り広める】🔗⭐🔉
うり‐ひろ・める【売り広める】
〔他下一〕[文]うりひろ・む(下二)
売って世間に広くゆきわたらせる。「自分の名を―・める」
○瓜二つうりふたつ
瓜を二つに割った形がそっくりなところから、兄弟などの容貌が甚だよく似ていることにいう。
⇒うり【瓜】
うり‐へら・す【売り減らす】🔗⭐🔉
うり‐へら・す【売り減らす】
〔他五〕
①売って在庫品を少なくする。
②商売で損をして資本をへらす。
うり‐まわ・る【売り回る】‥マハル🔗⭐🔉
うり‐まわ・る【売り回る】‥マハル
〔他五〕
売るために歩きまわる。狂言、酢薑すはじかみ「一人の酢売り禁中を―・る」
うり‐むか・う【売り向かう】‥ムカフ🔗⭐🔉
うり‐むか・う【売り向かう】‥ムカフ
〔自五〕
①取引所の会員または取引員が客の買注文に対してその相手方となって売る。
②売約定うりやくじょうをする。
うり‐もんく【売り文句】🔗⭐🔉
うり‐もんく【売り文句】
商品の長所を強調する言葉。
うり‐や【売屋】🔗⭐🔉
うり‐や【売屋】
商品を売る店、また、人。
うり‐や【売家】🔗⭐🔉
うり‐や【売家】
売るべき家。うりいえ。
うり‐わた・す【売り渡す】🔗⭐🔉
うり‐わた・す【売り渡す】
〔他五〕
①品物を売って買手に渡す。「家を―・す」
②仲間を裏切って敵に渡す。「同志を―・す」
う・る【売る】🔗⭐🔉
う・る【売る】
[一]〔他五〕
①代金を受け取って品物・権利などを渡す。販売する。古今和歌集雑「家を―・りてよめる」。宇津保物語藤原君「魚・塩積みてもてきたり。…店に据ゑて―・る」。「土地を―・る」
②利に誘われて裏切る。椿説弓張月前編「われを―・りて栄利に走るその愚者しれもの」。「友を―・る」「国を―・る」
③世間に評判などを広める。世に知られる。「顔を―・る」「名を―・る」「度胸で―・った男」
④(打算的に恩義などを)おしつける。また、(相手の反発を買うような行為をわざと)しかける。「恩を―・る」「こびを―・る」「けんかを―・る」
⑤表向きの口実にする。かこつける。日本永代蔵2「ぬけ参りの者に御合力と御伊勢様を―・りて」
[二]〔自下二〕
⇒うれる(下一)
うれ【売れ】🔗⭐🔉
うれ【売れ】
売れゆき。売れ口。「―がとまる」
うれ‐あし【売れ足】🔗⭐🔉
うれ‐あし【売れ足】
商品の売れて行く速さ。「―が速い」
うれ‐くち【売れ口】🔗⭐🔉
うれ‐くち【売れ口】
売れてゆくさき。転じて、嫁入り先・就職先にもいう。「まだ―が決まらない」
うれ‐さき【売れ先】🔗⭐🔉
うれ‐さき【売れ先】
売れて行くさき。うれくち。
うれ‐すじ【売れ筋】‥スヂ🔗⭐🔉
うれ‐すじ【売れ筋】‥スヂ
商品として好評を得て、よく売れる分野・系統。また、そうした品。売れ線。
うれ‐せん【売れ線】🔗⭐🔉
うれ‐せん【売れ線】
(→)「売れ筋」に同じ。
うれ‐だか【売れ高】🔗⭐🔉
うれ‐だか【売れ高】
売れた商品の数量または金額。
うれっ‐こ【売っ子】🔗⭐🔉
うれっ‐こ【売っ子】
①流行の芸娼妓。はやりっこ。
②人気が出て、世にもてはやされる人。流行児。「―タレント」
うれ‐のこり【売れ残り】🔗⭐🔉
うれ‐のこり【売れ残り】
売れ残った商品。俗に、婚期を過ぎても独身でいる女性。
うれ‐のこ・る【売れ残る】🔗⭐🔉
うれ‐のこ・る【売れ残る】
〔自五〕
①売れないで残る。
②娘が婚期を逸する。誹風柳多留20「悪くはないが高いので―・り」
う・れる【売れる】🔗⭐🔉
う・れる【売れる】
〔自下一〕[文]う・る(下二)
①商品が買い手にわたる。また、よく買われる。さばける。狂言、河原太郎「たとへ売初をせぬ内に人にふるまうたとて―・るる酒ならば―・れうぞ」。「店に出すそばから―・れる」
②世にもてはやされる。また、広く人に知られる。「一時たいへん―・れた歌手」「顔の―・れた男」
③売ることができる。浮世風呂4「二つばかり―・れるもんかナ。人を馬鹿にした」
うろ‐ぶね【売ろ舟】🔗⭐🔉
うろ‐ぶね【売ろ舟】
江戸時代、日用品や飲食物を沖の船や遊山船などに呼びかけてあきないする小舟の一種。「沖売ろ」ともいう。うろうろとさまよっているので、後には「うろうろぶね」という名も生じた。うろう舟。商い船。
ばい‐い【売位】‥ヰ🔗⭐🔉
ばい‐い【売位】‥ヰ
財物を納めた者に位階を与えること。→売官
ばい‐か【売価】🔗⭐🔉
ばい‐か【売価】
売るあたい。うりねだん。うりね。
ばいか‐ろう【売花郎】‥クワラウ🔗⭐🔉
ばいか‐ろう【売花郎】‥クワラウ
(画題)昔、中国に旦郎という農夫がいて、小玉という美貌の妻の姿を絵に描いたものを前に置いて耕作したが、ある時、風によってその絵が宮中に飛び、帝王に見られ、小玉は宮中に召された。旦郎は慕って花を荷になって宮中に赴いたという故事。古来、漢画の好題材とされた。
ばいか‐ろう【売貨郎】‥クワラウ🔗⭐🔉
ばいか‐ろう【売貨郎】‥クワラウ
中国の玩具行商人。屋台に美しい玩具を飾って売り歩く姿に童児を配して画題とする。
ばい‐きゃく【売却】🔗⭐🔉
ばい‐きゃく【売却】
売りはらうこと。沽却こきゃく。「土地を―する」
ばい‐けつ【売血】🔗⭐🔉
ばい‐けつ【売血】
自分の血液を売ること。また、売買された血液。
ばい‐けん【売券】🔗⭐🔉
ばい‐けん【売券】
物を売る時、売主から買主に渡す証文。うりけん。沽券こけん。沽却状こきゃくじょう。売渡証文。
[漢]売🔗⭐🔉
売 字形
筆順
〔士部4画/7画/教育/3968・4764〕
[賣] 字形
〔貝部8画/15画/7646・6C4E〕
〔音〕バイ(漢) マイ(唐)
〔訓〕うる・うれる
[意味]
①自分の財貨を他人の金銭と交換する。うる。(対)買。「売買・売文・販売・商売・売春」
②自分の利益のため他を裏切る。「売国・売友」
③うり物にする。宣伝する。「売名・売僧まいす」
[解字]
形声。「出」の変形+音符「買」。財貨を人前に出して交易する意。
[下ツキ
淫売・完売・競売・公売・焼売シューマイ・商売・専売・即売・直売・転売・特売・発売・販売・分売・密売・乱売・廉売
筆順
〔士部4画/7画/教育/3968・4764〕
[賣] 字形
〔貝部8画/15画/7646・6C4E〕
〔音〕バイ(漢) マイ(唐)
〔訓〕うる・うれる
[意味]
①自分の財貨を他人の金銭と交換する。うる。(対)買。「売買・売文・販売・商売・売春」
②自分の利益のため他を裏切る。「売国・売友」
③うり物にする。宣伝する。「売名・売僧まいす」
[解字]
形声。「出」の変形+音符「買」。財貨を人前に出して交易する意。
[下ツキ
淫売・完売・競売・公売・焼売シューマイ・商売・専売・即売・直売・転売・特売・発売・販売・分売・密売・乱売・廉売
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うられたはなよめ【売られた花嫁】🔗⭐🔉
うられたはなよめ 【売られた花嫁】
〔原題 (チエコ) Prodan
nev
sta〕
スメタナ作の三幕のオペラ。1866年初演。チェコ国民オペラの代表作。ボヘミアの農村を舞台にした喜劇。序曲や「フリアント舞曲」はしばしば単独に演奏される。
→「売られた花嫁」序曲(スメタナ)[音声]
nev
sta〕
スメタナ作の三幕のオペラ。1866年初演。チェコ国民オペラの代表作。ボヘミアの農村を舞台にした喜劇。序曲や「フリアント舞曲」はしばしば単独に演奏される。
→「売られた花嫁」序曲(スメタナ)[音声]
うらん-かな【売らん哉】🔗⭐🔉
うらん-かな 【売らん哉】 (連語)
何が何でも売ってもうけようという,商売のやり方をいう語。「露骨な―の姿勢」
うり-あげ【売(り)上げ・売上】🔗⭐🔉
うり-あげ [0] 【売(り)上げ・売上】
一定期間に品物を売って得た代金の総額。売上高。売上金。「―が伸びる」
うり-あ・げる【売(り)上げる】🔗⭐🔉
うり-あ・げる [4] 【売(り)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 うりあ・ぐ
(1)売り尽くす。「予定数を―・げる」
(2)売る。また,売って総計がその額になる。「一日に軽く一〇〇万を―・げる」
うり-いえ【売(り)家】🔗⭐🔉
うり-いえ ―イヘ [0] 【売(り)家】
売りに出ている家。うりや。
うり-いそ・ぐ【売(り)急ぐ】🔗⭐🔉
うり-いそ・ぐ [4] 【売(り)急ぐ】 (動ガ五[四])
売れる機会を逃すまいとして,また急な現金の必要のために急いで売る。「―・いで損をする」
うり-おしみ【売(り)惜しみ】🔗⭐🔉
うり-おしみ ―ヲシミ [0] 【売(り)惜しみ】 (名)スル
売り惜しむこと。「インフレ気味で―する店が多い」
うり-おし・む【売(り)惜しむ】🔗⭐🔉
うり-おし・む ―ヲシム [4] 【売(り)惜しむ】 (動マ五[四])
値段の上がることを見越して,売るのを控える。
うり-オペレーション【売り―】🔗⭐🔉
うり-オペレーション [5] 【売り―】
公開市場操作の一。中央銀行が保有する公債その他証券や手形類を一般市場(市中銀行)で売却して通貨の回収を図る操作。金利上昇の効果をもつことから,金融を引き締めるときに行う。売り操作。売りオぺ。
⇔買いオペレーション
うり-かい【売り買い】🔗⭐🔉
うり-かい ―カヒ [2] 【売り買い】 (名)スル
(1)売ったり買ったりすること。売買(バイバイ)。「株を―する」
(2)物価。「―高い世の中でも金とたはけは沢山なと/浄瑠璃・天の網島(中)」
うり-かけ【売(り)掛け】🔗⭐🔉
うり-かけ [0] 【売(り)掛け】
あとで代金を受け取る約束で売ること。また,その代金。掛け売り。
⇔買い掛け
うり-かわせ【売(り)為替】🔗⭐🔉
うり-かわせ ―カハセ [3] 【売(り)為替】
金融機関から売却の形をとる為替。外国為替では海外への送金為替と輸入為替。
⇔買い為替
うり-き【売(り)気】🔗⭐🔉
うり-き [0] 【売(り)気】
(1)売ろうとする気持ち。
(2)取引で,将来値が下がると見て売ろうとする傾向。
⇔買い気
うり-ぎょく【売(り)玉】🔗⭐🔉
うり-ぎょく [0] 【売(り)玉】
⇒売(ウ)り建(ダ)て玉(ギヨク)
うり-き・る【売(り)切る】🔗⭐🔉
うり-き・る [3] 【売(り)切る】
■一■ (動ラ五[四])
商品を全部売ってしまう。売りつくす。「在庫品を―・る」
[可能] うりきれる
■二■ (動ラ下二)
⇒うりきれる
うり-きれ【売(り)切れ】🔗⭐🔉
うり-きれ [0] 【売(り)切れ】
売り切れること。「―になる」
うり-き・れる【売(り)切れる】🔗⭐🔉
うり-き・れる [4] 【売(り)切れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 うりき・る
用意した商品が全部売れる。「大好評で,すぐ―・れた」
うり-ぐい【売(り)食い】🔗⭐🔉
うり-ぐい ―グヒ [0] 【売(り)食い】 (名)スル
持っている品物を少しずつ売って,その金で生活すること。「家財道具を―する」「―同然の生活」
うり-くち【売(り)口】🔗⭐🔉
うり-くち [0] 【売(り)口】
商品を売り込む相手。うりさき。販路。
うり-けん【売(り)券・沽券】🔗⭐🔉
うり-けん [0] 【売(り)券・沽券】
動産・不動産取引で,契約内容を記した証書。売り渡し証文。
うり-こ【売(り)子】🔗⭐🔉
うり-こ [0] 【売(り)子】
(1)商店・デパート・駅などで商品を売る仕事をする人。「デパートの―」
(2)男色を業とする者。「此所も―・浮世比丘尼のあつまり/浮世草子・一代男 3」
うり-ごえ【売(り)声】🔗⭐🔉
うり-ごえ ―ゴ
[0][3] 【売(り)声】
物を売る人が客を呼ぶために商品の名などを唱えて叫ぶ声。
[0][3] 【売(り)声】
物を売る人が客を呼ぶために商品の名などを唱えて叫ぶ声。
うり-こか・す【売りこかす】🔗⭐🔉
うり-こか・す [4] 【売りこかす】 (動サ五[四])
すっかり売り払う。売りとばす。「余つた菊は花屋へ―・して/草枕(漱石)」
うり-こし【売(り)越し】🔗⭐🔉
うり-こし [0] 【売(り)越し】
(1)信用取引や清算取引で,未決済の買いの数量よりも多い売り物を出すこと。
(2)買い建てを決済して,新たに売り建てをすること。どてん売り越し。
⇔買い越し
うり-ごし【売(り)腰】🔗⭐🔉
うり-ごし [0] 【売(り)腰】
売り手の意気込みや態度。「―が強い」
うり-ことば【売(り)言葉】🔗⭐🔉
うり-ことば [3] 【売(り)言葉】
けんかをふっかけるような言葉。
⇔買い言葉
うり-こみ【売(り)込み】🔗⭐🔉
うり-こみ [0] 【売(り)込み】
売りこむこと。「―合戦」
うりこみ-といや【売(り)込み問屋】🔗⭐🔉
うりこみ-といや ―トヒ― [5] 【売(り)込み問屋】
(主に生糸市場で)生産者から買いつけて,輸出商や卸売商人に商品を売る中継ぎの問屋。
うり-こ・む【売(り)込む】🔗⭐🔉
うり-こ・む [3] 【売(り)込む】 (動マ五[四])
(1)うまく宣伝したり,すすめたりして品物を売る。「競合商品を抑えて,自社製品を―・む」
(2)宣伝したり,名声を得たりして商品や名称を広く知られるようにする。「店の名を―・む」
(3)これから関係をつけようと思う相手に,こちらを印象づけるように働きかける。「叔父の会社に顔を―・んでおく」
(4)利益のために,秘密や内情をもらす。「極秘情報を―・む」
[可能] うりこめる
うり-ざいりょう【売(り)材料】🔗⭐🔉
うり-ざいりょう ―ザイレウ [3] 【売(り)材料】
取引で,売りが多くて相場を下落させる原因となる事件や風説など。弱材料。安材料。悪材料。
⇔買い材料
うり-さき【売(り)先】🔗⭐🔉
うり-さき [0] 【売(り)先】
品物を売り込む相手。うりくち。
うり-さ・げる【売(り)下げる】🔗⭐🔉
うり-さ・げる [4] 【売(り)下げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 うりさ・ぐ
公的機関が,公共物だった物品を民間に売る。払い下げる。
うり-さば・く【売り捌く】🔗⭐🔉
うり-さば・く [4] 【売り捌く】 (動カ五[四])
(1)商品を手広く売る。「輸入品を一手に―・く」
(2)うまく売って,始末をつける。「滞貨を―・く」
[可能] うりさばける
うり-しぶ・る【売(り)渋る】🔗⭐🔉
うり-しぶ・る [4] 【売(り)渋る】 (動ラ五[四])
相場の上昇を予想して売るのを手控える。「人気商品を―・る」
うり-じゅん【売(り)順】🔗⭐🔉
うり-じゅん [0] 【売(り)順】
取引で,売り付けまたは売り方にとっての好機。
うり-しろ【売(り)代】🔗⭐🔉
うり-しろ [0] 【売(り)代】
品物を売った代金。売り上げ。
うり-すえ【売(り)据え】🔗⭐🔉
うり-すえ ―ス
【売(り)据え】
家屋などを,造作をそのままで売り払うこと。「造作付―ありと/滑稽本・浮世床(初)」
【売(り)据え】
家屋などを,造作をそのままで売り払うこと。「造作付―ありと/滑稽本・浮世床(初)」
うり-ぞめ【売(り)初め】🔗⭐🔉
うり-ぞめ [0] 【売(り)初め】
品物をはじめて売ること。特に,新年になって最初の商い。[季]新年。
うり-だか【売(り)高】🔗⭐🔉
うり-だか [2][0][3] 【売(り)高】
品物を売って得た金額。うりあげだか。
うり-だし【売(り)出し】🔗⭐🔉
うり-だし [0] 【売(り)出し】
(1)売り始めること。
(2)特定の日や期間に,特に宣伝して安く売ったり,景品をつけたりして売ること。「中元大―」
(3)名を世間に広めること。人気が高くなること。「今―中の歌手」
(4)「売り出し株」の略。
(5)財産などを売って得る金。「年を重ねしうちに―も残らぬほどになつて/浮世草子・織留 2」
うりだし-かぶ【売(り)出し株】🔗⭐🔉
うりだし-かぶ [4] 【売(り)出し株】
均一の条件で一般に売り出す株式・公社債。
うり-だ・す【売(り)出す】🔗⭐🔉
うり-だ・す [3] 【売(り)出す】 (動サ五[四])
(1)売り始める。「新薬を―・す」
(2)世間に広く知られるようにして,大いに売る。「新人歌手を―・す」
[可能] うりだせる
うり-たた・く【売り叩く】🔗⭐🔉
うり-たた・く [4] 【売り叩く】 (動カ五[四])
下落相場において,売り方がさらに相場を下落させるために安い値段で盛んに売る。
うり-だて【売(り)建て】🔗⭐🔉
うり-だて [0] 【売(り)建て】
(1)株の信用取引や商品の先物取引で,売り約定をすること。
(2)「売り建て玉(ギヨク)」の略。
⇔買い建て
うりだて-ぎょく【売(り)建て玉】🔗⭐🔉
うりだて-ぎょく [4] 【売(り)建て玉】
取引で,売り建てしたまま未決済になっている株や商品。売り建て。売り玉。
⇔買い建て玉
うり-ち【売(り)地】🔗⭐🔉
うり-ち [0] 【売(り)地】
売りに出している土地。
うり-つく・す【売り尽(く)す】🔗⭐🔉
うり-つく・す [4] 【売り尽(く)す】 (動サ五[四])
品物を全部売ってしまう。売りきる。「在庫を全部―・した」
うり-つ・ける【売(り)付ける】🔗⭐🔉
うり-つ・ける [4] 【売(り)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 うりつ・く
(1)押しつけて買わせる。「パーティー券を―・ける」
(2)相手をだましたりして,不当な価格で売る。
うり-つなぎ【売り繋ぎ】🔗⭐🔉
うり-つなぎ [0] 【売り繋ぎ】
株などの持ち主が現物を買う一方,その後の値下がりによる損失を防ぐために信用取引を利用して現物を手元に残したまま空売りをしておくこと。
⇔買い繋ぎ
うり-て【売(り)手】🔗⭐🔉
うり-て [0] 【売(り)手】
物を売る側の人。売り主。
⇔買い手
うりて-しじょう【売(り)手市場】🔗⭐🔉
うりて-しじょう ―ヂヤウ [4] 【売(り)手市場】
需要量が供給量を上回り,買い手よりも売り手の方が優位にある市場。
⇔買い手市場
うりて-すじ【売(り)手筋】🔗⭐🔉
うりて-すじ ―スヂ [3] 【売(り)手筋】
取引市場で,ある程度市場に影響力を与える売り方の集団。
⇔買い手筋
うり-てがた【売(り)手形】🔗⭐🔉
うり-てがた [3] 【売(り)手形】
販売者が販売を証明するために渡す証書。
うり-どき【売(り)時】🔗⭐🔉
うり-どき [0] 【売(り)時】
売るのに良い時。「今が―」
うり-とば・す【売(り)飛ばす】🔗⭐🔉
うり-とば・す [4] 【売(り)飛ばす】 (動サ五[四])
惜しげもなく売る。また,(売ってはいけないものを)見さかいなく売る。「親父の車を―・した」
[可能] うりとばせる
うり-なかがい【売(り)仲買】🔗⭐🔉
うり-なかがい ―ナカガヒ [3][4] 【売(り)仲買】
商品を売るときに,間に入る商人。
うり-ぬけ【売(り)抜け】🔗⭐🔉
うり-ぬけ [0] 【売(り)抜け】
取引で,買い玉(ギヨク)を相場の下がらないうちに売り尽くしてしまうこと。売り逃げ。
うり-ぬし【売(り)主】🔗⭐🔉
うり-ぬし [2] 【売(り)主】
物を売る人。売り手。
⇔買い主
うり-ね【売(り)値】🔗⭐🔉
うり-ね [0] 【売(り)値】
物を売る時の値段。売価(バイカ)。
⇔買い値
うり-ば【売(り)場】🔗⭐🔉
うり-ば [0] 【売(り)場】
(1)商品などを売る場所。「化粧品―」
(2)商品などを売るのによい時期。売りどき。
⇔買い場
うり-はた・く【売り叩く】🔗⭐🔉
うり-はた・く [4] 【売り叩く】 (動カ五[四])
(安い値段で)全部売る。たたきうる。「蔵書を―・いて生活費にあてる」
うり-び【売(り)日】🔗⭐🔉
うり-び 【売(り)日】
近世,遊女が必ず客をとるように決められていた日。物日(モノビ)。紋目(モンビ)。
うり-まわ・る【売(り)回る】🔗⭐🔉
うり-まわ・る ―マハル [4] 【売(り)回る】 (動ラ五[四])
商品を売るために,あちこち歩き回る。「町から町へと―・る」
うり-むか・う【売(り)向かう】🔗⭐🔉
うり-むか・う ―ムカフ [4] 【売(り)向かう】 (動ワ五[ハ四])
客の買い注文を受けた証券業者や商品仲買人が,客の相手方にまわって対抗的に売る。
⇔買い向かう
うり-もち【売(り)持ち】🔗⭐🔉
うり-もち [0] 【売(り)持ち】
外国為替の売り為替の額が買い為替を上回って外貨債務超過になること。
⇔買い持ち
うり-や【売(り)屋】🔗⭐🔉
うり-や [0] 【売(り)屋】
(1)商店。または商店の人。
(2)取引で,売りによって利益を得ようとする人。
うり-や【売(り)家】🔗⭐🔉
うり-や [0] 【売(り)家】
売りに出ている家。うりいえ。
うり-わたし【売(り)渡し】🔗⭐🔉
うり-わたし [0] 【売(り)渡し】
売り渡すこと。
⇔買い受け
うりわたし-しょう【売(り)渡し証】🔗⭐🔉
うりわたし-しょう [0] 【売(り)渡し証】
売買の際に,商品の種類・数量・価格などを記して売り主が買い主に渡す書類。
うりわたし-じょう【売(り)渡し状】🔗⭐🔉
うりわたし-じょう ―ジヤウ [0] 【売(り)渡し状】
土地などの売買の際に,売り主が買い主に渡す証文。
うりわたし-たんぽ【売(り)渡し担保】🔗⭐🔉
うりわたし-たんぽ [6] 【売(り)渡し担保】
融資を受ける者が担保物を融資者に売り渡した形をとり,代金として融資を受けるが,一定期間内に元利に相当する額を支払って買い戻しうるとするもの。
うりわたし-ていとう【売(り)渡し抵当】🔗⭐🔉
うりわたし-ていとう ―タウ [6] 【売(り)渡し抵当】
「売り渡し担保」に同じ。
うり-わた・す【売(り)渡す】🔗⭐🔉
うり-わた・す [4] 【売(り)渡す】 (動サ五[四])
(1)物を売って買い手に渡す。「家屋敷を―・す」
(2)自分の利益と引き換えに仲間を敵側に渡す。「敵に―・す」
[可能] うりわたせる
うりあげる【売り上げる】(和英)🔗⭐🔉
うりあげる【売り上げる】
⇒売り切る.
うりいそぐ【売り急ぐ】(和英)🔗⭐🔉
うりいそぐ【売り急ぐ】
be eager[in a hurry]to sell.
うりおしみ【売り惜しみする】(和英)🔗⭐🔉
うりおしみ【売り惜しみする】
be unwilling to sell.
うりかい【売り買い】(和英)🔗⭐🔉
うりかい【売り買い】
⇒売買(ばいばい).
うりきる【売り切る】(和英)🔗⭐🔉
うりきる【売り切る】
sell out.
うりきれる【売り切れる】(和英)🔗⭐🔉
うりきれる【売り切れる】
be sold out;be out of stock (品切れ).
うりことば【売り言葉に買い言葉】(和英)🔗⭐🔉
うりことば【売り言葉に買い言葉】
tit for tat.
うりさばく【売り捌く】(和英)🔗⭐🔉
うりさばく【売り捌く】
sell;→英和
deal in.一手に〜 be a sole agent.‖売捌人 a dealer;an agent.
うりしぶる【売り渋る】(和英)🔗⭐🔉
うりしぶる【売り渋る】
⇒売り惜しみ.
うりだか【売り高】(和英)🔗⭐🔉
うりだか【売り高】
⇒売り上げ.
うりだす【売り出す】(和英)🔗⭐🔉
うりだす【売り出す】
(1)[品物を]⇒売り.
(2)[名声を得る]win a reputation;→英和
become popular.
うりつくす【売り尽す】(和英)🔗⭐🔉
うりつくす【売り尽す】
sell out.
うりとばす【売り飛ばす】(和英)🔗⭐🔉
うりとばす【売り飛ばす】
⇒売り払う.
うりひかえる【売り控える】(和英)🔗⭐🔉
うりひかえる【売り控える】
hold back from selling.
うりひろめる【売り広める】(和英)🔗⭐🔉
うりひろめる【売り広める】
extend the market[sale];→英和
find a (new) market.
うりわたす【売り渡す】(和英)🔗⭐🔉
うりわたす【売り渡す】
sell over.
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