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たい【対】🔗⭐🔉
たい【対】
①向かいあうこと。また、相手とすること。「赤組―白組」
②比較のために突き合わせること。「1―0」
③双方に優劣・高下をつけないこと。今昔物語集24「実には、御製と文時が詩と―におはします」。「―で将棋をさす」
④対屋たいのやの略。伊勢物語「西の―に住む人ありけり」
⑤対馬国つしまのくにの略。
→つい(対)
たい‐あん【対案】🔗⭐🔉
たい‐あん【対案】
相手の提案に対して出す別の案。「―を出す」
たい‐イオン【対イオン】🔗⭐🔉
たい‐イオン【対イオン】
(counter ion)あるイオンに対して反対符号の電荷をもつイオン。
たいい‐ほう【対位法】‥ヰハフ🔗⭐🔉
たいい‐ほう【対位法】‥ヰハフ
①〔音〕(counterpoint イギリス・Kontrapunkt ドイツ「点対点」「音符対音符」の意から)西洋の多声音楽において複数の独立した旋律を同時に組み合わせる作曲技法。各声部ごとの独立性と水平的な流れを第一義的に考えるもので、パレストリーナが模範とされる。後期バロック時代には調性感の発達とともに和声的対位法も成立し、バッハによって集大成された。
②映画で、悲しい場面にわざと陽気な音楽を付けるなど、対比的な表現で複雑な効果を出す手法。
たい‐いん【対飲】🔗⭐🔉
たい‐いん【対飲】
向かいあって酒をのむこと。対酌。
たい‐おう【対応】🔗⭐🔉
たい‐おう【対応】
①互いに向きあうこと。相対する関係にあること。「一対一に―する」「―点」
②両者の関係がつりあうこと。「国力に―しない軍備」
③相手や状況に応じて事をすること。「情勢の変化に―する」「―策」
⇒たいおう‐げんり【対応原理】
⇒たいおう‐せつ【対応説】
たいおう‐げんり【対応原理】🔗⭐🔉
たいおう‐げんり【対応原理】
〔理〕(correspondence principle)N.ボーアが前期量子論をつくるとき用いた原理。量子論的な量は古典物理学の量と基本的に異なるにもかかわらず、その間に対応がつけられ、量子数が大きいときは、それぞれの間における方程式は同じになるという趣旨。のちにハイゼンベルクが行列力学を導くときの指導原理となった。
⇒たい‐おう【対応】
たいおう‐せつ【対応説】🔗⭐🔉
たいおう‐せつ【対応説】
〔哲〕(correspondence theory)真理の理論の一つ。ある命題は、それが正しく実在と対応・合致しているときに真であるとする説。主に実在論の立場において説かれる。↔整合説
⇒たい‐おう【対応】
たい‐か【対価】🔗⭐🔉
たい‐か【対価】
ある給付の代償として相手方から受けるもの。代金・報酬・賃料・給与の類。
たい‐がい【対外】‥グワイ🔗⭐🔉
たい‐がい【対外】‥グワイ
外部または外国に対すること。「―政策」↔対内。
⇒たいがい‐えんじょ【対外援助】
⇒たいがい‐しさん‐ふさい‐ざんだか【対外資産負債残高】
⇒たいがい‐しゅけん【対外主権】
たいがい‐えんじょ【対外援助】‥グワイヱン‥🔗⭐🔉
たいがい‐えんじょ【対外援助】‥グワイヱン‥
政府が外交目的をもって外国に供与する借款または贈与。二国間援助と、国際機関を通す多角的援助とがある。
⇒たい‐がい【対外】
たいがい‐しさん‐ふさい‐ざんだか【対外資産負債残高】‥グワイ‥🔗⭐🔉
たいがい‐しさん‐ふさい‐ざんだか【対外資産負債残高】‥グワイ‥
ある時点における一国の対外的な債権と債務の残高。
⇒たい‐がい【対外】
たいがい‐しゅけん【対外主権】‥グワイ‥🔗⭐🔉
たいがい‐しゅけん【対外主権】‥グワイ‥
国家が外国の支配や指示に服さず、自由に行動しうる独立の権利。
⇒たい‐がい【対外】
たい‐かく【対角】🔗⭐🔉
たい‐かく【対角】
四辺形で、互いに向き合った角。また、三角形の一辺に対して向き合った角。
⇒たいかく‐せん【対角線】
たい‐かく【対客】🔗⭐🔉
たい‐かく【対客】
来客に対面すること。たいきゃく。
たい‐かく【対格】🔗⭐🔉
たい‐かく【対格】
〔言〕(accusative case)格の一つ。直接目的語がとる格。主に動作の対象を表す。名詞の特別の語形あるいは日本語の助詞「を」のような形式で表される。
たいかく‐せん【対角線】🔗⭐🔉
たいかく‐せん【対角線】
多角形の隣り合っていない二つの頂点を結ぶ直線。また多面体で、同一の面上にない二つの頂点を結ぶ直線。
⇒たい‐かく【対角】
たいか‐にじゅういっかじょう‐ようきゅう【対華二十一カ条要求】‥クワ‥ジフ‥デウエウキウ🔗⭐🔉
たいか‐にじゅういっかじょう‐ようきゅう【対華二十一カ条要求】‥クワ‥ジフ‥デウエウキウ
(→)二十一カ条要求に同じ。
たい‐がん【対岸】🔗⭐🔉
たい‐がん【対岸】
むこう側の岸。むこうがし。向かい岸。
⇒たいがん‐の‐かじ【対岸の火事】
たい‐がん【対顔】🔗⭐🔉
たい‐がん【対顔】
人と顔を合わせること。対面。面会。
たいがん‐の‐かじ【対岸の火事】‥クワ‥🔗⭐🔉
たいがん‐の‐かじ【対岸の火事】‥クワ‥
自分には全く関係のない出来事で、少しも痛痒つうようを感じない物事のたとえ。川向うの火事。
⇒たい‐がん【対岸】
○大姦は忠に似たりたいかんはちゅうににたり
[宋史呂誨伝「大姦は忠に似たり、大佞は信に似たり」](呂誨が王安石を評した言葉)大姦は本性を隠して主君のために尽くしているようにするから忠臣のように見える。
⇒たい‐かん【大姦・大奸】
たい‐き【対機】🔗⭐🔉
たい‐き【対機】
①説法者の相手、すなわち教えをきく人。
②禅家で、師が学人の問いに対すること。
⇒たいき‐せっぽう【対機説法】
たいぎ‐ご【対義語】🔗⭐🔉
たいぎ‐ご【対義語】
意味の上で互いに反対の関係にある語。「上」と「下」、「積極」と「消極」の類。対語たいご・ついご。反対語。反意語。反義語。アントニム。↔同義語
たいき‐せっぽう【対機説法】‥ポフ🔗⭐🔉
たいき‐せっぽう【対機説法】‥ポフ
教えをきく人の能力・素質にふさわしく法を説くこと。
⇒たい‐き【対機】
たい‐きゃく【対客】🔗⭐🔉
たい‐きゃく【対客】
⇒たいかく
たい‐きょう【対境】‥キヤウ🔗⭐🔉
たい‐きょう【対境】‥キヤウ
(→)対象に同じ。
たい‐きょく【対曲】🔗⭐🔉
たい‐きょく【対曲】
二つの弧状列島または弧状山脈が連結していて、両弧の凹側へ連結部がとがった形を示す現象。通常、地形についていうが、過去の地質構造についていうこともある。
たい‐きょく【対局】🔗⭐🔉
たい‐きょく【対局】
相対して囲碁・将棋をすること。
たい‐きょく【対極】🔗⭐🔉
たい‐きょく【対極】
反対の極。対立する極。「両者は―的立場に立つ」
たい‐くう【対空】🔗⭐🔉
たい‐くう【対空】
空からの攻撃に対すること。「―射撃」
たい‐ぐう【対偶】🔗⭐🔉
たい‐ぐう【対偶】
①対ついになっていること。そろい。
②たぐい。なかま。
③つれあい。配偶。
④修辞上、ある二つの物事を相対せしめ対立の美を表すもの。対句。
⑤〔論〕(contraposition)「すべてのSはPである」という命題から導かれる「すべての非Pは非Sである」、および「Pが真ならQは真である」という命題から導かれる「Qが真でなければPは真でない」を、それぞれ原命題の対偶という。原命題が真ならば、その対偶も真である。→換質換位
たい‐けつ【対決】🔗⭐🔉
たい‐けつ【対決】
両者が相対して正否や優劣などをはっきり決すること。「宿敵と―する」「両雄の―」
たい‐こう【対向】‥カウ🔗⭐🔉
たい‐こう【対抗】‥カウ🔗⭐🔉
たい‐こう【対抗】‥カウ
①相対して互いにはりあうこと。「東西―」
②競馬・競輪などで、本命ほんめいと優勝を争うと予想されている馬や選手など。
⇒たいこう‐ば【対抗馬】
⇒たいこう‐ぶんか【対抗文化】
⇒たいこう‐ようけん【対抗要件】
⇒たいこう‐りょく【対抗力】
たい‐こう【対校】‥カウ🔗⭐🔉
たい‐こう【対校】‥カウ
①学校と学校とが対抗してすること。「―試合」
②二つの本を対比して、本文などの異同を調べること。校合きょうごう。
③原稿や前の校正刷と引き合わせて校正すること。
たい‐ごう【対合】‥ガフ🔗⭐🔉
たい‐ごう【対合】‥ガフ
〔生〕
①(synapsis)細胞の減数分裂に際して、相同染色体同士が接着する現象。
②(pairing)二本鎖DNAが複製される際、DNAの各鎖を構成する塩基に対して、必ず特定の塩基が結合する現象。この結果、元の二本鎖DNAと同一の鎖が2本形成され、遺伝情報は誤りなく複製される。
たいこう‐しゃ【対向車】‥カウ‥🔗⭐🔉
たいこう‐しゃ【対向車】‥カウ‥
向かい合う方向に走る自動車の一方から他方を指していう語。
⇒たい‐こう【対向】
たいこう‐しゃせん【対向車線】‥カウ‥🔗⭐🔉
たいこう‐しゃせん【対向車線】‥カウ‥
対向車の走る車線。
⇒たい‐こう【対向】
たいこう‐ば【対抗馬】‥カウ‥🔗⭐🔉
たいこう‐ば【対抗馬】‥カウ‥
①競馬で、本命に次いで優勝の可能性があると予想される馬。対抗。
②実力の同等な競争相手。
⇒たい‐こう【対抗】
○大行は細謹を顧みずたいこうはさいきんをかえりみず
[史記項羽本紀「樊噲はんかい曰く、大行は細謹を顧みず、大礼は小譲を辞せず」]大事業をなそうと志す者は、細かい事柄には頓着しない。俗に、「細謹」(細かいことにも注意する意)を「細瑾」(些細な欠点の意)とも書く。
⇒たい‐こう【大行】
たいこう‐はん【対向犯】‥カウ‥🔗⭐🔉
たいこう‐はん【対向犯】‥カウ‥
二人以上の行為者の相互に向き合った行為が存在することを成立要件とする犯罪。例えば、重婚罪、賄賂収受罪(収賄)と賄賂供与罪(贈賄)、賭博罪。会合犯。
⇒たい‐こう【対向】
たいこう‐はんのう【対光反応】‥クワウ‥オウ🔗⭐🔉
たいこう‐はんのう【対光反応】‥クワウ‥オウ
瞳孔反応の一種。網膜に光刺激を与えたとき、瞳孔の縮小がおきる反応。光を当てた側に縮瞳がおきるものを直接反応、他眼におきるものを間接反応という。対光反射。
たいこう‐ぶんか【対抗文化】‥カウ‥クワ🔗⭐🔉
たいこう‐ぶんか【対抗文化】‥カウ‥クワ
(counter-culture)支配的な文化に対抗するもう一つの文化。1960年代のアメリカで、高度管理社会に抗して現れた。
⇒たい‐こう【対抗】
たいこう‐ようけん【対抗要件】‥カウエウ‥🔗⭐🔉
たいこう‐ようけん【対抗要件】‥カウエウ‥
〔法〕法律上、権利の得喪または変更を第三者に対して主張するために必要な要件。権利の種類により登記・引渡し・明認方法・通知など。
⇒たい‐こう【対抗】
たいこう‐りょく【対抗力】‥カウ‥🔗⭐🔉
たいこう‐りょく【対抗力】‥カウ‥
〔法〕権利の得喪または変更を第三者に対して主張しうる効力。
⇒たい‐こう【対抗】
たい‐ざ【対座・対坐】🔗⭐🔉
たい‐ざ【対座・対坐】
向かい合ってすわること。さしむかい。「客と―する」
たい‐さく【対策】🔗⭐🔉
たい‐じ【退治・対治】‥ヂ🔗⭐🔉
たい‐じ【退治・対治】‥ヂ
①〔仏〕煩悩などの障害を滅すること。正法眼蔵随聞記2「悪しきことと知りなば、漸々ぜんぜんに―すべきなり」
②悪魔を降伏ごうぶくすること。転じて、害をなすものをうち平らげること。愚管抄1「大方の悪を―せらるる心なり」。「鬼を―する」
たい‐しつ【対質】🔗⭐🔉
たい‐しつ【対質】
証拠調べの一方法。刑事訴訟で、相互の証言・供述に食い違いがあるとき、これらの者を対立させて互いに弁明させること。民事訴訟でも行われる。対質尋問。
たい‐しゃく【対酌】🔗⭐🔉
たい‐しゃく【対酌】
親しく向かい合って酒を酌みかわすこと。対飲。
たい‐しゃく【対策】🔗⭐🔉
たい‐しゃく【対策】
⇒たいさく。〈伊呂波字類抄〉
たい‐しゅ【対手】🔗⭐🔉
たい‐しゅ【対手】
たたかうあいて。あいかた。敵手。
たい‐しゅう【対州】‥シウ🔗⭐🔉
たい‐しゅう【対州】‥シウ
対馬つしま国の別称。
⇒たいしゅう‐やき【対州焼】
たい‐しゅう【対酬】‥シウ🔗⭐🔉
たい‐しゅう【対酬】‥シウ
相手の意見に応対すること。
たいしゅう‐やき【対州焼】‥シウ‥🔗⭐🔉
たいしゅう‐やき【対州焼】‥シウ‥
(→)対馬つしま焼の別称。
⇒たい‐しゅう【対州】
たい‐しょ【対処】🔗⭐🔉
たい‐しょ【対処】
あるものや情勢に対して、適当な処置をすること。「物価高に―する」
たい‐しょう【対症】‥シヤウ🔗⭐🔉
たい‐しょう【対症】‥シヤウ
(症状に対する意)
⇒たいしょう‐てき【対症的】
⇒たいしょう‐りょうほう【対症療法】
たい‐しょう【対称】🔗⭐🔉
たい‐しょう【対称】
(symmetry)
①互いに対応してつりあっていること。相称。
㋐〔数〕一定点Oを通る直線上で、Oに関しそれぞれ反対の側にあってOから等距離の2点を、Oに関し互いに対称な点といい、Oを対称中心という。また、ある直線lまたは平面αに対する垂線上で、lまたはαのそれぞれ反対側にあって、それらから等距離の2点を、lまたはαに関し互いに対称な点といい、lまたはαをそれぞれ対称軸または対称面という。図形上のすべての点の対称点がその図形自身に含まれるとき、この図形を対称な図形という。→線対称→面対称→点対称
㋑〔理〕結晶質物質において、結晶面あるいは原子・分子の間にある規則正しい関係の一種。一つの結晶面あるいは原子・分子を、ある他の面によって反射、またはある軸によって回転などした時に、他の結晶面あるいは原子・分子に一致する性質。
②代名詞の第二人称。
⇒たいしょう‐いどう【対称移動】
⇒たいしょう‐しき【対称式】
⇒たいしょう‐せい【対称性】
⇒たいしょう‐だいめいし【対称代名詞】
⇒たいしょう‐ちゅうしん【対称中心】
⇒たいしょう‐てき【対称的】
⇒たいしょう‐めん【対称面】
⇒たいしょう‐りつ【対称律】
たい‐しょう【対象】‥シヤウ🔗⭐🔉
たい‐しょう【対象】‥シヤウ
①〔哲〕(object イギリス・Gegenstand ドイツ)認識や意志などの意識作用が向けられる当のもの。物的・心的・実在的・観念的などあらゆるものが対象となりうる。
②目標となるもの。「攻撃の―となる」
③客体・客観とほぼ同義。
たい‐しょう【対照】‥セウ🔗⭐🔉
たい‐しょう【対照】‥セウ
①他と照らし合わせること。見くらべること。くらべ合わすこと。対比。「原文と―する」
②互いに対立する二つの要素がきわだつこと。コントラスト。「―の妙」
⇒たいしょう‐げんごがく【対照言語学】
⇒たいしょう‐じっけん【対照実験】
⇒たいしょう‐てき【対照的】
⇒たいしょう‐ほう【対照法】
たい‐しょう【対償】‥シヤウ🔗⭐🔉
たい‐しょう【対償】‥シヤウ
受けた利益に対して、その対価として与える金品。
たいしょう‐いどう【対称移動】🔗⭐🔉
たいしょう‐いどう【対称移動】
点または図形を、対称中心、対称軸、対称面の反対側に移動すること。→対称1㋐。
⇒たい‐しょう【対称】
たいしょう‐げんごがく【対照言語学】‥セウ‥🔗⭐🔉
たいしょう‐げんごがく【対照言語学】‥セウ‥
(contrastive linguistics)言語学の一領域。二つ(またはそれ以上)の言語の音声・文法・語彙を比較・対照して両言語の相違やそれぞれの言語の特徴を明らかにするもの。
⇒たい‐しょう【対照】
たいしょう‐しき【対称式】🔗⭐🔉
たいしょう‐しき【対称式】
式の中のある2文字を交換しても値を変えない代数式。例a2+b2+c2
⇒たい‐しょう【対称】
たいしょう‐じっけん【対照実験】‥セウ‥🔗⭐🔉
たいしょう‐じっけん【対照実験】‥セウ‥
ある対象について一定の因子の作用を明らかにする実験を行う場合、これと別に、その因子を取り除きそれ以外は全く同一条件下で実験を行なって両者の結果を比較検討することがある。このとき後者の実験を対照実験と呼ぶ。ブランク‐テスト。
⇒たい‐しょう【対照】
たいしょう‐せい【対称性】🔗⭐🔉
たいしょう‐せい【対称性】
任意の物理系に平行移動・回転などの変換を行なっても系の物理的性質が変わらないこと。その変換を対称変換といい、その変換に対応する対称性があるという。不変性。
⇒たい‐しょう【対称】
たいしょう‐たい【対掌体】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
たいしょう‐たい【対掌体】‥シヤウ‥
(→)鏡像体に同じ。
たいしょう‐だいめいし【対称代名詞】🔗⭐🔉
たいしょう‐だいめいし【対称代名詞】
二人称を表す代名詞。
⇒たい‐しょう【対称】
たいしょう‐ちゅうしん【対称中心】🔗⭐🔉
たいしょう‐ちゅうしん【対称中心】
「対称1㋐」参照。
⇒たい‐しょう【対称】
たいしょう‐てき【対症的】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
たいしょう‐てき【対症的】‥シヤウ‥
症状に対して処置すること。
⇒たい‐しょう【対症】
たいしょう‐てき【対称的】🔗⭐🔉
たいしょう‐てき【対称的】
形や配列に対称がとれているさま。
⇒たい‐しょう【対称】
たいしょう‐てき【対照的】‥セウ‥🔗⭐🔉
たいしょう‐てき【対照的】‥セウ‥
二つの事物の相違が目立つさま。「二人の意見は―だ」
⇒たい‐しょう【対照】
たいしょう‐ほう【対照法】‥セウハフ🔗⭐🔉
たいしょう‐ほう【対照法】‥セウハフ
(antithesis)修辞法の一つ。相反した事物または程度のちがった事物を並べて、両者をいっそう鮮明にする技法。「提灯に釣鐘」の類。
⇒たい‐しょう【対照】
たいしょう‐めん【対称面】🔗⭐🔉
たいしょう‐めん【対称面】
「対称1㋐」参照。
⇒たい‐しょう【対称】
たいしょう‐りつ【対称律】🔗⭐🔉
たいしょう‐りつ【対称律】
〔数〕ある集合の任意の2元に対して定義された関係〜について、a〜bならばb〜aという関係。反射律・推移律とともに同値の概念を規定する。
⇒たい‐しょう【対称】
たいしょう‐りょうほう【対症療法】‥シヤウレウハフ🔗⭐🔉
たいしょう‐りょうほう【対症療法】‥シヤウレウハフ
患者の症状に対応して行う療法。高熱に解熱剤を用い、疼痛に鎮痛剤を用いる類。比喩的に、根本的な解決にならない当面の方策の意にも使う。「―で収支を合わせる」
⇒たい‐しょう【対症】
たい‐しん【対審】🔗⭐🔉
たい‐しん【対審】
当事者を対立関与させて行う訴訟の審理。民事訴訟における口頭弁論、刑事訴訟における公判手続がこれに当たる。公開を原則とする。対理。
たい‐じん【対人】🔗⭐🔉
たいしん‐とく【対神徳】🔗⭐🔉
たいしん‐とく【対神徳】
(virtus theologica ラテン)「枢要徳」参照。
たい・する【対する】🔗⭐🔉
たい・する【対する】
〔自サ変〕[文]対す(サ変)
①向かい合う。太平記23「雲客、武士に―・せば車より降り」
②対比する。くらべる。無名抄「ひとへに中古の歌のさまに―・せられたるなり」
③対ついになる。「陰に―・する陽」
④対象とする。「途上国に―・する援助」「将来に―・する不安」
⑤こたえる。応ずる。「質問に―・して答えを出す」
⑥応対する。「にこやかに客に―・する」
⑦争う。抵抗する。「優勝候補と―・する」
たい‐たい【対対】🔗⭐🔉
たい‐たい【対対】
対等であること。どちらも優劣のないこと。五分五分。あいたい。三河物語「その時の合戦は―とは申せども」
たい‐の‐かた【対の方】🔗⭐🔉
たい‐の‐かた【対の方】
対屋たいのやに住む人。対の上。対の君。源氏物語若菜下「―の煩ひける頃は」
たい‐の‐や【対屋】🔗⭐🔉
たい‐の‐や【対屋】
寝殿造で、寝殿に対して、その左右や後方につくる別棟の建物。娘・夫人・女房が居住し、廊で寝殿などにつづく。対たい。台。→寝殿造(図)
つい‐く【対句】🔗⭐🔉
つい‐く【対句】
修辞法の一つ。語の並べ方を同じくし、意味は対ついになる二つ以上の句を連ねて表現すること。また、それらの句。「魚は水に飽かず。魚にあらざれば、その心を知らず。鳥は林をねがふ。鳥にあらざれば、その心を知らず」の類。儷句れいく。
つい‐ごう【対合】‥ガフ🔗⭐🔉
つい‐ごう【対合】‥ガフ
〔生〕
⇒たいごう
つい‐じく【対軸】‥ヂク🔗⭐🔉
つい‐じく【対軸】‥ヂク
(→)対幅ついふくに同じ。
つい・す【対す】🔗⭐🔉
つい・す【対す】
〔自サ変〕
一対になる。また、対とするに似つかわしい。
つい‐たけ【対丈】🔗⭐🔉
つい‐たけ【対丈】
(ツキタケ(衝丈)の音便か)身の丈と同じに布地を裁って着物を仕立てること。仮名文章娘節用「ひとへものに―の襦袢」
トイツ【対子】🔗⭐🔉
トイツ【対子】
(中国語)マージャンで、手許に揃った同じ牌パイ二つをいう。
とう‐そう【対策】タウサウ🔗⭐🔉
とう‐そう【対策】タウサウ
⇒たいさく。宇津保物語藤原君「―し、及第し、学問料たまはり」
むか・う【向かう・対う】ムカフ🔗⭐🔉
むか・う【向かう・対う】ムカフ
[一]〔自五〕
①そのものの正面に顔やからだを向ける。向き合う。万葉集17「ぬばたまの月に―・ひてほととぎす鳴く音はるけし里遠みかも」。大鏡後一条「あかくみがける鏡に―・ひてわが身の顔を見るに」。「机に―・う」「―・って左」
②ある場所や方向を目ざして進む。また、ある状態に近づく。源氏物語夢浮橋「母の尼のらうけ俄かに起りて…来たりしかば、まかり―・ひたりしに」。平家物語9「しからずは西国へ―・うて」。「目標に―・って進む」「快方に―・う」
③相当する。匹敵する。肩を並べる。万葉集4「ただにあひて見てばのみこそたまきはる命に―・ふわが恋やまめ」
④はむかう。さからう。抵抗する。万葉集2「まつろはず立ち―・ひしも露霜の消なば消ぬべく」。華厳音義私記「与敵、下牟可布」。源平盛衰記3「高範車を廻してあやつり禦ぎけるを、難波太刀を振つて御車に―・ひけり」。日葡辞書「テキニムカウ」。「―・って来る者もない」
⑤対する。大鏡為光「我に―・ひてあるまじきよしをはかりけるぞと思すに」
⑥ちょうどその時になる。万葉集1「日並の皇子の命の馬なめて御猟立たしし時は来―・ふ」。風雅和歌集秋「うちむれて天とぶ雁のつばさまで夕べに―・ふ色ぞかなしき」
[二]〔他下二〕
向かわせる。向かうようにする。源氏物語若菜上「母屋の御座に―・へて、大臣の御座あり」
⇒向かう鹿に矢が立たぬ
⇒向かう所敵なし
もこ【対手・聟】🔗⭐🔉
もこ【対手・聟】
①相手。なかま。仁徳紀「我が―に来む」
②むこ。〈新撰字鏡2〉
[漢]対🔗⭐🔉
対 字形
筆順
〔寸部4画/7画/教育/3448・4250〕
[對] 字形
〔寸部11画/14画/5384・5574〕
〔音〕タイ(漢) ツイ(唐)
〔訓〕むかう・こたえる
[意味]
①むかいあう。相手になる。はりあう。「東軍対西軍」「世間に対して顔が立たない」「対立・対面・対象・対戦・対空ミサイル・敵対・反対」
②二つつき合わせて比較する。「5対3の割合」「女子の賃金は男子に対して不当に低い」「対照・対等・対前年比」
③つりあう。双方に優劣の差がない。「碁を対で打つ」「対等・対価」
④こたえる。応ずる。「対応・対策・応対」
⑤ツイ二つそろって一組となっている(ものを数える語)。「対になる」「対句・好一対・花瓶二対」
⑥「対の屋や」の略。寝殿造りで、寝殿の左右や後方に造られた部屋。「北の対」
⑦「対馬つしま国」の略。「対州」
[解字]
会意。左半部は、鐘などの楽器を掛ける二つ一組にした台。右半部「寸」(=手)は、動詞であることを示す。二つがむきあう、二つをむきあうようにそろえる意。[
]は異体字。
[下ツキ
一対・応対・三幅対・正対・絶対・相対・敵対・反対・問対
[難読]
対馬つしま・対子トイツ




大辞林の検索結果 (99)
たい【対】🔗⭐🔉
たい [1] 【対】
(1)二つの語の間に挟んで,双方が相手の関係にあることを表す。「東軍―西軍」
(2)二つ以上の数の間の比や得点を表す。「三角形の三辺の比が三―四―五になる」「三―〇で勝つ」
(3)一組みをなすもので,性質が反対のもの。つい。「陰は陽の―だ」
(4)二つのものが優劣・上下などで同じくらいであること。互角。「―の力量」「―に渡り合う」
(5)「対の屋」の略。「―に住み給はむには,いかでか,上には昇り侍るべき/宇津保(国譲上)」
(6)名詞の上に付いて,「…に対する」の意を表す。「―戦車砲」「―米政策」
たい-あん【対案】🔗⭐🔉
たい-あん [0] 【対案】
相手の案や,もとの案に対して出す別の案。「―を出す」
たいい-ほう【対位法】🔗⭐🔉
たいい-ほう タイ
ハフ [0] 【対位法】
(1)音楽で,独立性の強い複数の旋律を調和させて楽曲を構成する作曲技法。コントラプンクト。
(2)映画で,ある画面に対して他の画面を配置し,その組み合わせによって展開を試みる手法。

たい-いん【対飲】🔗⭐🔉
たい-いん [0] 【対飲】 (名)スル
向かい合って酒を飲むこと。
たい-えい【対映】🔗⭐🔉
たい-えい [0] 【対映】 (名)スル
対応するものとして存在すること。
たい-おう【対応】🔗⭐🔉
たい-おう [0] 【対応】 (名)スル
(1)互いに向かい合っていること。「―する二角」
(2)二つの物事が互いに一定の関係にあること。「意味の―する語」
(3)互いに釣り合うこと。「人気に―する実力がない」
(4)相手に応じて物事をすること。「事態に―して方針を変える」「―策」「容貌,進退―に至るまで/経国美談(竜渓)」
(5)〔数〕
〔correspondence〕
(ア)集合
の任意の要素に対して,集合
の要素を結びつける規則を
から
への対応という。(イ)合同な図形で重なり合う部分。また,相似な図形で適当な拡大・縮小により重なり合う部分。




たいおう-げんり【対応原理】🔗⭐🔉
たいおう-げんり [5] 【対応原理】
〔物〕 前期量子論を量子力学へ導く過程で,ボーアによって一つの指導原理として示されたもの。量子論的な量と古典論での量がどのような対応関係をもち,どのような手続きで対応関係がつけられるかを示す指針を与えた。
たいおう-せつ【対応説】🔗⭐🔉
たい-か【対価】🔗⭐🔉
たい-か [1][0] 【対価】
財物や行為などによって人に与えた利益に対して受け取る報酬。
たい-か【対華】🔗⭐🔉
たい-か ―クワ [0][1] 【対華】
「対中華民国」の意。
たいか-にじゅういっかじょうようきゅう【対華二十一箇条要求】🔗⭐🔉
たいか-にじゅういっかじょうようきゅう ―クワニジフイツカデウエウキウ 【対華二十一箇条要求】
⇒二十一箇条要求
たいか-ひかんしょううんどう【対華非干渉運動】🔗⭐🔉
たいか-ひかんしょううんどう ―クワヒカンセフ― 【対華非干渉運動】
1927年(昭和2),中国国民党の北伐戦争に際し田中内閣が出兵したことに反対し,非干渉を要求した労働・農民団体の運動。
たいがい-こう【対外硬】🔗⭐🔉
たいがい-こう ―グワイカウ [3] 【対外硬】
明治初期の条約改正問題で,列国に譲歩しながら条約改正を実現しようとする政府に反対して,強硬な外交の推進を要求する主張。
たいがい-しゅけん【対外主権】🔗⭐🔉
たいがい-しゅけん ―グワイ― [5] 【対外主権】
国家が他国に対して主張・行使しうる主権。
たいがい-とうし【対外投資】🔗⭐🔉
たいがい-とうし ―グワイ― [5] 【対外投資】
外国への資本の投資。外国での工場の新設や現地企業の買収などの直接投資と,経営参加を目的としない外国の有価証券の取得などの間接投資に分かれる。
たいがい-ぼうえき【対外貿易】🔗⭐🔉
たいがい-ぼうえき ―グワイ― [5] 【対外貿易】
外国との貿易。海外貿易。
たい-かく【対角】🔗⭐🔉
たい-かく [1] 【対角】
四辺形で互いに向かい合う角。あるいは三角形の一辺に対して向かい合った角。
たいかく-せん【対角線】🔗⭐🔉
たいかく-せん [0][4] 【対角線】
多角形で,隣り合わない二頂点を結ぶ線分。また,多面体で,同じ面上にない二つの頂点を結ぶ線分。
たい-かく【対格】🔗⭐🔉
たい-かく [1] 【対格】
〔accusative case〕
インド-ヨーロッパ語の格の一。動作の目標や対象を表す。日本語の「 A に B を与える」における「 B を」に相当する。一般に直接目的語をつくる。
たい-がん【対岸】🔗⭐🔉
たい-がん [0] 【対岸】
向こう側の岸。
たいがん=の火事🔗⭐🔉
――の火事
他人にとっては重大なことでも,自分には何の痛痒(ツウヨウ)もなく関係のないこと。対岸の火災。
たい-がん【対顔】🔗⭐🔉
たい-がん [0] 【対顔】
顔を合わせること。対面。
たいかん-ひょう【対観表】🔗⭐🔉
たいかん-ひょう タイクワンヘウ [0] 【対観表】
新約聖書で,共観福音書の並行記事を比較対照して読むことができるようにした一覧表。シノプシス。
たい-き【対機】🔗⭐🔉
たい-き [1] 【対機】
〔仏〕
(1)仏陀が衆生の素質や能力(=機根)に相応した手段をとること。
(2)仏・菩薩の教化の対象。衆生。
(3)禅家で,師が学ぶ者の問いに答えること。
たいき-せっぽう【対機説法】🔗⭐🔉
たいき-せっぽう ―ポフ [4] 【対機説法】
〔仏〕 相手の宗教的能力に応じてわかるように法を説くこと。
たいぎ-ご【対義語】🔗⭐🔉
たいぎ-ご [0] 【対義語】
同一の言語のなかで,その持つ意味が反対の関係にある語。「出席⇔欠席」のように中間の段階が考えられないもの,「大きい⇔小さい」のように中間の段階のあるもの,「親⇔子」のように両者が相互関係にあるものなどがある。反義語。反意語。反対語。対語。アントニム。
⇔同義語
たいき-そくど【対気速度】🔗⭐🔉
たいき-そくど [4] 【対気速度】
飛行機の,周りの空気流に対する速度。
⇔対地速度
たい-きゃく【対客】🔗⭐🔉
たい-きゃく [0] 【対客】
来客と対面すること。たいかく。
たい-きょく【対曲】🔗⭐🔉
たい-きょく [0] 【対曲】
二つの弧状列島あるいは山脈のそれぞれの端が,鋭く折れ曲がったように接しているもの。
たい-きょく【対局】🔗⭐🔉
たい-きょく [0] 【対局】 (名)スル
将棋・碁などで,二人の棋士が対戦すること。「九段どうしが―する」
たい-きょく【対極】🔗⭐🔉
たい-きょく [0] 【対極】
反対の極。「―に位置する」
たい-くう【対空】🔗⭐🔉
たい-くう [0] 【対空】
(飛行機などによる)空からの攻撃に対すること。「―射撃」「―砲火」「―ミサイル」
たい-ぐう【対偶】🔗⭐🔉
たい-けつ【対決】🔗⭐🔉
たい-けつ [0] 【対決】 (名)スル
(1)両者が相対して決着をつけること。「両雄が―する」
(2)「対審」に同じ。「やがて―をとげたりせば,のがるべかりしを/曾我 8」
たい-ご【対碁】🔗⭐🔉
たい-ご [0] 【対碁】
囲碁で,腕前が対等であること。
たい-ご【対語】🔗⭐🔉
たい-ご [0] 【対語】
(1)漢語の熟語で,相対する概念の語を並べたもの。「夫婦」「開閉」「曲直」など。
(2)「対義語(タイギゴ)」に同じ。
(3)向かい合って話すこと。対談。
たい-こう【対向】🔗⭐🔉
たい-こう ―カウ [0] 【対向】 (名)スル
向き合うこと。「余,進んでこれと―し,少しも戦慄せず/西国立志編(正直)」
たいこう-しゃ【対向車】🔗⭐🔉
たいこう-しゃ ―カウ― [3] 【対向車】
自分の車と向かい合う方向から走ってくる車。
たいこう-しゃせん【対向車線】🔗⭐🔉
たいこう-しゃせん ―カウ― [5] 【対向車線】
自分の車と反対方向に行く車が走る車線。対向車が走る車線。
たいこう-はん【対向犯】🔗⭐🔉
たいこう-はん ―カウ― [3] 【対向犯】
重婚罪・収賄罪・贈賄罪・賭博罪などのように,犯罪の成立に,二人以上の行為者の相互に対向する行為の存在が必要とされる犯罪。会合(カイゴウ)犯。
たい-こう【対抗】🔗⭐🔉
たい-こう ―カウ [0] 【対抗】 (名)スル
(1)互いに張り合うこと。負けまいとして競い合うこと。「―意識を燃やす」「連合して強敵に―する」「―試合」
(2)競馬や競輪で,本命に次ぐ実力があると予想されるもの。「〇」印で表す。
⇔本命
たいこう-しゅうきょうかいかく【対抗宗教改革】🔗⭐🔉
たいこう-しゅうきょうかいかく ―カウシユウケウ― [9] 【対抗宗教改革】
⇒反(ハン)宗教改革
たいこう-ば【対抗馬】🔗⭐🔉
たいこう-ば ―カウ― [3] 【対抗馬】
(1)競馬で,本命馬と実力が匹敵していると予想される馬。
(2)優勢な人に匹敵する力をもつ人。
たいこう-ぶんか【対抗文化】🔗⭐🔉
たいこう-ぶんか ―カウ―クワ [5] 【対抗文化】
ある社会に支配的にみられる文化に対し,その社会の一部の人々を担い手として,支配的な文化に敵対するような文化。敵対文化。カウンター-カルチャー。
→サブカルチャー
たいこう-ようけん【対抗要件】🔗⭐🔉
たいこう-ようけん ―カウエウ― [5] 【対抗要件】
〔法〕 すでに当事者間で成立した法律関係・権利関係(特に物権の変動)を第三者に対して主張するための法律要件。不動産物権の変動における登記がその例。
たいこう-りょく【対抗力】🔗⭐🔉
たいこう-りょく ―カウ― [3] 【対抗力】
〔法〕 当事者間で効力を生じている権利関係を第三者に対して主張できる法的効力。
たい-こう【対校】🔗⭐🔉
たい-こう ―カウ [0] 【対校】 (名)スル
(1)学校どうしが互いに競争して一つの事をすること。「―試合」
(2)系統の異なる本を比較して字句の異同を調べること。また,それをした本。「五種類の本を―する」「―源氏物語」
たい-ざ【対座・対坐】🔗⭐🔉
たい-ざ [0] 【対座・対坐】 (名)スル
二人の人が向かい合ってすわること。さしむかい。「―して碁を打つ」
たい-さく【対策】🔗⭐🔉
たい-さく [0] 【対策】
(1)相手の出方,事件の様子などに応じて立てる処理の手段。「―を講ずる」「―をたてる」
(2)〔策問に対(コタ)える意〕
律令制下の官吏登用試験。出題に漢文で答える試験,またその答案。
たい-じ【退治・対治】🔗⭐🔉
たい-じ ―ヂ [1][0] 【退治・対治】 (名)スル
(1)(悪いもの・害をなすものを)平らげること。うちほろぼすこと。「害虫を―する」「鬼―」
(2)〔仏〕 人々を仏道に専心させるため,煩悩(ボンノウ)の悪魔を降伏(ゴウブク)させること。
(3)病気をなおすこと。
たい-しつ【対質】🔗⭐🔉
たい-しつ [0] 【対質】 (名)スル
〔法〕 証拠調べをするのに被告人・証人などを相対させて尋問すること。対質尋問。「証人相互を―させる」
たい-しゃ【対者】🔗⭐🔉
たい-しゃ [1] 【対者】
働きかけをする対象の人。相手。
たい-しゃく【対酌】🔗⭐🔉
たい-しゃく [0] 【対酌】 (名)スル
向かい合って酒をくみかわすこと。対飲。「丸顔の男と相―して/社会百面相(魯庵)」
たい-しゅ【対手】🔗⭐🔉
たい-しゅ [1] 【対手】
(1)戦う相手。敵手。「―を害せし事は事実なるべし/心機妙変を論ず(透谷)」
(2)あいかた。また,相手をすること。「永田は―になつて/うづまき(敏)」
たい-しゅう【対州】🔗⭐🔉
たい-しゅう ―シウ 【対州】
対馬(ツシマ)国の別名。
たいしゅう-よう【対州窯】🔗⭐🔉
たいしゅう-よう ―シウエウ [3] 【対州窯】
江戸時代から明治にかけて対馬で作られた朝鮮風の陶器。薄作りの上手(ジヨウテ)の茶碗など茶器が主で,御本手(ゴホンテ)にみられる紅斑が美しく出たものが多い。
たい-しょ【対処】🔗⭐🔉
たい-しょ [1] 【対処】 (名)スル
ある事に対して適当な処置をとること。「困難な事態に―する」
たい-しょう【対照】🔗⭐🔉
たい-しょう ―セウ [0] 【対照】 (名)スル
(1)比べ合わせること。照らし合わせること。「比較―する」「―表」
(2)〔contrast〕
二つのものの相違点が著しく際立っていること。コントラスト。「―の妙を示す」
たいしょう-げんごがく【対照言語学】🔗⭐🔉
たいしょう-げんごがく ―セウ― [7] 【対照言語学】
〔contrastive linguistics〕
二つ以上の言語を,系統と無関係に比べてその異同点を明らかにする言語学の一分野。系統に縛られていた従来の比較言語学よりも対象が自由に広げられるため,特に二言語併用,機械翻訳,外国語教育などの応用言語学的側面においてめざましい成果をあげている。
たい・する【対する】🔗⭐🔉
たい・する [3] 【対する】 (動サ変)[文]サ変 たい・す
(1)二つの物が向かい合う。あるものに向かう。「川を挟んで―・する山」「主に―・して太刀をぬく/平家 11」
(2)対象とする。かかわる。「議会に―・する要求」
(3)人と応対する。「お客に愛想よく―・する」
(4)比較する。対照される。「明に―・する暗」「京紫に―・して江戸紫という」
(5)敵として相手にする。「優勝候補と―・する」
たいソ-かんしょうせんそう【対―干渉戦争】🔗⭐🔉
たいソ-かんしょうせんそう ―カンセフセンサウ 【対―干渉戦争】
ロシア革命後の1918〜22年,ソビエト政権と,反革命勢力および革命に干渉するため出兵したイギリス・フランス・アメリカ・日本などとの間の戦争。
→シベリア出兵
たい-の-や【対屋】🔗⭐🔉
たい-の-や [3] 【対屋】
寝殿造りで,寝殿の左右または背面に,寝殿に相対して別棟で建てた建物。渡殿(ワタドノ)で寝殿と結ぶ。対。
→寝殿造り
つい【対】🔗⭐🔉
つい 【対】
■一■ [0] (名)
(1)二つそろって一組となるもの。そろい。ペア。「―になる」「―をなす」「―の着物」
(2)「対句(ツイク)」に同じ。
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)二つそろって一組になっているものを数えるのに用いる。「蝋燭(ロウソク)立て一―」
(2)衣服・調度などの一そろいを数えるのに用いる。
ついぎ-ご【対義語】🔗⭐🔉
ついぎ-ご [0] 【対義語】
⇒たいぎご(対義語)
つい-く【対句】🔗⭐🔉
つい-く [0] 【対句】
修辞法の一。並置された二つの句が語形や意味上,対応するように作られた表現形式。詩歌・漢文・漢詩・ことわざなどによく用いられる。「万丈の山,千仞(センジン)の谷」「男は度胸,女は愛敬」などの類。
ついく-ほう【対句法】🔗⭐🔉
ついく-ほう ―ハフ [0][3] 【対句法】
対句による修辞法。
つい-ご【対語】🔗⭐🔉
つい-ご [0] 【対語】
「対語(タイゴ){(1)(2)}」に同じ。
つい-じく【対軸】🔗⭐🔉
つい-じく ―ヂク [0] 【対軸】
「対幅(ツイフク)」に同じ。
つい-しょうめつ【対消滅】🔗⭐🔉
つい-しょうめつ ―セウメツ [3] 【対消滅】
〔物〕 素粒子の反応で,ある粒子とその反粒子の組が消滅して別種の粒子が生成される現象。例えば電子・陽電子対が消滅して光やミュー(μ)粒子などになる。
つい・す【対す】🔗⭐🔉
つい・す 【対す】 (動サ変)
対応させる。また,調和する。「一座にくらぶる色は米八をもつて―・するのみ/人情本・恵の花」
トイツ【対子】🔗⭐🔉
トイツ [1][0] 【対子】
〔中国語〕
麻雀用語。同一の牌(パイ)が二つそろっている牌の組み合わせ。
むかい【向(か)い・対い】🔗⭐🔉
むかい ムカヒ [0] 【向(か)い・対い】
〔動詞「向かう」の連用形から〕
(1)正面に対すること。面と向かいあうこと。「―にすわる」
(2)道などをへだてて反対側にあること。また,その家。「―の家」
→お向かい
むか・う【向(か)う・対う】🔗⭐🔉
むか・う ムカフ [0] 【向(か)う・対う】
〔「向き合ふ」の転〕
■一■ (動ワ五[ハ四])
(1)自分の体の前面を,ある物・人に向ける。「机に―・って本を読む」「舞台に―・って右手」「面と―・う」「風に―・って走る」
(2)その方向へ行こうと目指す。「ハワイに―・って出航する」「目標に―・って進む」
(3)時間が経過して,ある状態や時期に近づく。「寒さに―・う」「病気は快方に―・っている」
(4)相手とする。対する。「親に―・って何だ」
(5)敵対する。抵抗する。手向かう。「素手(スデ)で―・っていく」
(6)匹敵する。相当する。「たまきはる命に―・ふ我(ア)が恋やまめ/万葉 678」
(7)対面する。対座する。「あの姿に腹巻をきて―・はんこと,おもばゆう/平家 2」
[可能] むかえる
■二■ (動ハ下二)
向かうようにする。向けさせる。「車さしまはして,…川に―・へて簾まきあげてみれば/蜻蛉(上)」
たい【対】(和英)🔗⭐🔉
たいあん【対案】(和英)🔗⭐🔉
たいあん【対案】
a counterproposal;a countermeasure.→英和
たいいほう【対位法】(和英)🔗⭐🔉
たいいほう【対位法】
《楽》(a) counterpoint.→英和
たいかく【対角】(和英)🔗⭐🔉
たいかく【対角】
《数》the opposite angle.‖対角線 a diagonal (line).対角線上に diagonally.
たいがん【対岸】(和英)🔗⭐🔉
たいがん【対岸】
the opposite bank[shore].〜の火災視する look onwith indifference.
たいきょく【対局する】(和英)🔗⭐🔉
たいきょく【対局する】
play (a game of).→英和
たいくうしゃげき【対空射撃[砲火]】(和英)🔗⭐🔉
たいくうしゃげき【対空射撃[砲火]】
anti-aircraft fire.
たいこう【対抗する】(和英)🔗⭐🔉
たいこう【対抗する】
oppose;→英和
cope with.‖対抗策a countermeasure.対抗試合 a match;a tournament.対抗者 a rival.対抗馬 a rival horse;[選挙]a rival candidate.東西対抗試合 a Kanto vs.Kansai game.
たいこう【対校試合】(和英)🔗⭐🔉
たいこう【対校試合】
an interschool[intercollegiate]match.
たいこうしゃ【対向車】(和英)🔗⭐🔉
たいこうしゃ【対向車】
an oncoming car.
たいざ【対座する】(和英)🔗⭐🔉
たいざ【対座する】
sit opposite;sit face to face.
たいさく【対策を講じる】(和英)🔗⭐🔉
たいさく【対策を講じる】
take (counter-)measures to meet[cope with].
たいしょ【対処する】(和英)🔗⭐🔉
たいしょ【対処する】
cope[deal]with;meet.→英和
たいしょう【対照】(和英)🔗⭐🔉
たいしょう【対照】
contrast;→英和
comparison (比較);→英和
collation (校合).〜する contrast[compare,collate].〜せよ compare.→英和
〜をなす be in contrast.対照的な contrastive.→英和
対照的に in contrast.
つい【対】(和英)🔗⭐🔉
ついく【対句】(和英)🔗⭐🔉
ついく【対句】
an antithesis.→英和
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