複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (24)
きん【巾】🔗⭐🔉
きん【巾】
箏の一番手前の弦。
きん‐かく【巾幗】‥クワク🔗⭐🔉
きん‐かく【巾幗】‥クワク
女性の頭の飾り、または、喪中にかぶる頭巾。転じて、女性。福田英子、妾の半生涯「遂に―の身をも打忘れて」
⇒きんかくしゃ‐りゅう【巾幗者流】
きんかくしゃ‐りゅう【巾幗者流】‥クワク‥リウ🔗⭐🔉
きんかくしゃ‐りゅう【巾幗者流】‥クワク‥リウ
女性のなかま。女流。
⇒きん‐かく【巾幗】
きん‐しゃ【巾車】🔗⭐🔉
きん‐しゃ【巾車】
①[陶淵明、帰去来辞「或いは巾車を命じ、或いは孤舟に棹さす」]布帛でおおい飾った車。ほろをかけた車。
②[周礼春官]車官の長。
きん‐そう【巾箱】‥サウ🔗⭐🔉
きん‐そう【巾箱】‥サウ
①絹張りの小箱。
②巾箱本の略。
⇒きんそう‐ほん【巾箱本】
きんそう‐ほん【巾箱本】‥サウ‥🔗⭐🔉
きんそう‐ほん【巾箱本】‥サウ‥
(南斉の衡陽王蕭鈞しょうきんが五経全部を1巻に細書して巾箱中に置いたが、のち南宋の書店からこれを模した冊子本が出版されて流布した)小形細字の本。袖珍しゅうちん本。巾箱。
⇒きん‐そう【巾箱】
きん‐ちゃく【巾着】🔗⭐🔉
きん‐ちゃく【巾着】
①布・革などでつくり、口をひもでくくり、中に金銭などを入れて携帯する袋。横襞よこひだ。狂言、花子「この間慰みに守袋や―を縫うておいた」
巾着
②江戸時代の私娼の一つ。
③江戸時代、遊里などで客を指す隠語。略して「きんちゃ(金茶)」とも。
⇒きんちゃく‐あみ【巾着網】
⇒きんちゃく‐がね【巾着銀】
⇒きんちゃく‐がわ【巾着革】
⇒きんちゃく‐きり【巾着切り】
⇒きんちゃく‐そう【巾着草】
⇒きんちゃく‐だい【巾着鯛】
⇒きんちゃく‐むすび【巾着結び】
②江戸時代の私娼の一つ。
③江戸時代、遊里などで客を指す隠語。略して「きんちゃ(金茶)」とも。
⇒きんちゃく‐あみ【巾着網】
⇒きんちゃく‐がね【巾着銀】
⇒きんちゃく‐がわ【巾着革】
⇒きんちゃく‐きり【巾着切り】
⇒きんちゃく‐そう【巾着草】
⇒きんちゃく‐だい【巾着鯛】
⇒きんちゃく‐むすび【巾着結び】
きんちゃく‐あみ【巾着網】🔗⭐🔉
きんちゃく‐あみ【巾着網】
巻網の一種。網裾に多くの真鍮製の環を付け、その環に1本の綱を通した長方形の網。綱を引き締めて巾着の口をくくったようにし、魚群を捕獲する。アメリカで開発。イワシ・サバ・カツオ・マグロなどの捕獲に用いる。→揚繰網あぐりあみ。
巾着網
⇒きん‐ちゃく【巾着】
⇒きん‐ちゃく【巾着】
きんちゃく‐がね【巾着銀】🔗⭐🔉
きんちゃく‐がね【巾着銀】
へそくりがね。きんちゃくぜに。西鶴織留3「蜆川に遊び―をつかふと聞きて」
⇒きん‐ちゃく【巾着】
きんちゃく‐がわ【巾着革】‥ガハ🔗⭐🔉
きんちゃく‐がわ【巾着革】‥ガハ
鐙あぶみの尾錠金びじょうがねを覆う力革ちからがわの端。
⇒きん‐ちゃく【巾着】
きんちゃく‐きり【巾着切り】🔗⭐🔉
きんちゃく‐きり【巾着切り】
往来の人の懐中物などをすりとる者。すり。ちぼ。日本永代蔵4「―も集れば」
⇒きん‐ちゃく【巾着】
きんちゃく‐そう【巾着草】‥サウ🔗⭐🔉
きんちゃく‐そう【巾着草】‥サウ
カルセオラリアの和名。また、その属の和名。
⇒きん‐ちゃく【巾着】
きんちゃく‐だい【巾着鯛】‥ダヒ🔗⭐🔉
きんちゃく‐だい【巾着鯛】‥ダヒ
キンチャクダイ科の海産の硬骨魚。全長約20センチメートル。体高く、側扁、うちわ状。黄褐色に青色の縦すじが多く美しい。南日本の沿岸産。
キンチャクダイ
提供:東京動物園協会
⇒きん‐ちゃく【巾着】
⇒きん‐ちゃく【巾着】
きんちゃく‐むすび【巾着結び】🔗⭐🔉
きんちゃく‐むすび【巾着結び】
子供のさげ巾着につけ、飾りを兼ねた、紐の結び方。
⇒きん‐ちゃく【巾着】
こ‐じ【巾子】🔗⭐🔉
こ‐じ【巾子】
(コンジのンを表記しない形)冠の名所などころ。平安時代以後、冠の頂上後部に高く突き出て髻もとどりをさし入れ、その根元に簪かんざしを挿す部分。古くは髻の上にかぶせた木製の形をいった。→冠(図)
こじ‐がた【巾子形】🔗⭐🔉
こじ‐がた【巾子形】
①冠などに巾子を作りつけた形。また、その部分。
②(1に似るからいう)門の中央に、左右の門扉(開き戸)を抑え止めるために据える石。
○腰が高いこしがたかい
他人に対して態度が尊大・横柄である。↔腰が低い
⇒こし【腰】
こじ‐がみ【巾子紙】🔗⭐🔉
こじ‐がみ【巾子紙】
檀紙だんしを2枚重ね、両面に金箔を押し、中央を切り開いたもの。冠の纓えいを、後ろから巾子の上を越して前で額にかけて折り返し、巾子紙で挟みとめる。→金巾子きんこじの冠(図)
ちきり【巾】🔗⭐🔉
ちきり【巾】
頭巾の類。孝徳紀「赤の―を前に垂れよ」
はば【幅・巾】🔗⭐🔉
はば‐き【幅木・巾木】🔗⭐🔉
はば‐き【幅木・巾木】
①室内の壁の最下部、床に接する所に張る、化粧用の横板。
②鋳造工程で、中子なかごを鋳型に正確かつ確実に取り付けるために所要寸法より長くした部分。これを鋳型に設けた窪みに固着させる。
はば‐へん【巾偏】🔗⭐🔉
はば‐へん【巾偏】
漢字の偏の一つ。「帆」「帳」などの偏の「巾」の称。きんべん。
べき【羃・冪】🔗⭐🔉
べき【羃・冪】
〔数〕(「巾」とも書く)(→)累乗るいじょうに同じ。
[漢]巾🔗⭐🔉
巾 字形
〔巾部0画/3画/2250・3652〕
〔音〕キン(漢)
〔訓〕きれ
[意味]
(長方形の)ぬのきれ。「布巾・雑巾ぞうきん・三角巾・巾着・頭巾ずきん」
▷日本で、俗に「幅はば」の略字として使う。
[解字]
垂れた布の形を描いた象形文字。
[下ツキ
手巾・頭巾・雑巾・茶巾・兜巾・布巾・脛巾はばき・領巾ひれ
〔巾部0画/3画/2250・3652〕
〔音〕キン(漢)
〔訓〕きれ
[意味]
(長方形の)ぬのきれ。「布巾・雑巾ぞうきん・三角巾・巾着・頭巾ずきん」
▷日本で、俗に「幅はば」の略字として使う。
[解字]
垂れた布の形を描いた象形文字。
[下ツキ
手巾・頭巾・雑巾・茶巾・兜巾・布巾・脛巾はばき・領巾ひれ
大辞林の検索結果 (17)
きん【巾】🔗⭐🔉
きん [1] 【巾】
(1)布。
(2)ふきん。手拭い。
(3)頭巾。「頭(カシラ)に紺染(アオゾメ)の―を
(カズ)き/読本・雨月(青頭巾)」
(4)箏(ソウ)の,一番手前の弦の名。
(カズ)き/読本・雨月(青頭巾)」
(4)箏(ソウ)の,一番手前の弦の名。
きん-そう【巾箱】🔗⭐🔉
きん-そう ―サウ [0] 【巾箱】
(1)布で貼った小箱。
(2)「巾箱本」の略。
きんそう-ぼん【巾箱本】🔗⭐🔉
きんそう-ぼん ―サウ― [0] 【巾箱本】
細字で書いてある小形の唐本(トウホン)。袖珍本(シユウチンボン)。
きん-ちゃく【巾着】🔗⭐🔉
きん-ちゃく [3][4] 【巾着】
(1)布・革などで作った袋で,中に小物類を入れ,口を緒でくくるようにしたもの。古くは金銭・守り札・印形などを入れて腰に下げた。
(2)江戸時代の私娼の一。「舞子白人さては―などというて/浮世草子・立身大福帳」
巾着(1)
[図]
[図]
きんちゃく-あみ【巾着網】🔗⭐🔉
きんちゃく-あみ [4] 【巾着網】
巻き網の一。網の裾に金環をつけ,それに綱を通し,網で魚を囲んだあと,この綱を引き締めて獲るもの。引き締めた形が巾着に似ることからいう。主にイワシ・サバなどの回遊魚に用いる。
巾着網
[図]
[図]
きんちゃく-きり【巾着切り】🔗⭐🔉
きんちゃく-きり [4][3] 【巾着切り】
〔巾着を切って金銭を盗んだところから〕
掏摸(スリ)。
きんちゃく-そう【巾着草】🔗⭐🔉
きんちゃく-そう ―サウ [0] 【巾着草】
⇒カルセオラリア
きんちゃく-だい【巾着鯛】🔗⭐🔉
きんちゃく-だい ―ダヒ [4] 【巾着鯛】
(1)スズキ目キンチャクダイ科の海魚の総称。日本近海にはアデヤッコ・レンテンヤッコ・サザナミヤッコなど約三〇種がいる。
(2){(1)}の一種。全長約25センチメートル。体は著しく側扁し,楕円形に近い。体色は黄褐色で,五〜一〇本の暗青色の縦縞(ジマ)がある。本州中部以南の近海に分布。
巾着鯛(2)
[図]
[図]
きんちゃく-むすび【巾着結び】🔗⭐🔉
きんちゃく-むすび [5] 【巾着結び】
子供の下げ巾着につけたひもの結び方。
こじ-がた【巾子形】🔗⭐🔉
こじ-がた [0] 【巾子形】
〔冠の巾子に似た形であるところから〕
敷居のない門の中央に据えて,扉が外側に開くのを防ぐ石。外側が高く,内側が低い。
こじ-がみ【巾子紙】🔗⭐🔉
こじ-がみ [2] 【巾子紙】
冠の纓(エイ)を巾子に挟み止めるのに用いる紙。檀紙(ダンシ)を合わせて中央を切りさいた長方形のもの。
→金巾子(キンコジ)の冠
ちきり【巾】🔗⭐🔉
ちきり 【巾】
頭にかぶるもの。頭巾の類という。「其鐘を撃(ツ)かば,吏者(ツカイ)赤の―を前に垂れよ/日本書紀(孝徳訓)」
はば-へん【巾偏】🔗⭐🔉
はば-へん [0] 【巾偏】
漢字の偏の一。「帆」「帳」などの「巾」の部分。布に関する文字を作る。きんべん。
べき【冪・巾】🔗⭐🔉
べき [1] 【冪・巾】
〔数〕 同一の数や文字を何度か掛け合わせたもの。累乗。
きんちゃく【巾着】(和英)🔗⭐🔉
きんちゃく【巾着】
a money pouch;a purse.→英和
広辞苑+大辞林に「巾」で始まるの検索結果。