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広辞苑の検索結果 (11)

ひねり【捻り・拈り・撚り】🔗🔉

ひねり捻り・拈り・撚り】 ①ひねること。ねじりまわすこと。 ②普通と変わってひと工夫してあること。また、変わった趣向があること。一風変わった趣向にすること。「―がきいている」 ③袖搦そでがらみなどの武器。 ④包紙の上部をひねった賽銭さいせんまたは祝儀。おひねり。 ⑤相撲のわざの一つ。腕の力で相手の体をねじって倒すもの。上手捻り・下手捻り・合掌捻り・ずぶねりなどがある。 ⇒ひねり‐がさね【捻り重ね】 ⇒ひねり‐ごし【拈り腰】 ⇒ひねり‐ぶくさ【拈り袱紗・捻り帛紗】 ⇒ひねり‐ぶみ【捻り文・拈り書】 ⇒ひねり‐もち【捻り餅】 ⇒ひねり‐もとゆい【捻り元結】

ひねり‐い・る【捻り入る】🔗🔉

ひねり‐い・る捻り入る】 〔他下二〕 ねじまげて入らせる。宇治拾遺物語1「まめやか物を、下の袋へ―・れて」

ひねり‐がさね【捻り重ね】🔗🔉

ひねり‐がさね捻り重ね】 衣の襟、身頃、衽おくみ、袖などの表地、裏地、または中陪なかべ地の縁をひねり(撚り絎けとし)、各部を縫い合わせて一領の衣とした裁縫。 ⇒ひねり【捻り・拈り・撚り】

ひねり‐ころ・す【捻り殺す】🔗🔉

ひねり‐ころ・す捻り殺す】 〔他五〕 指先でひねって殺す。造作もなく殺す。

ひねり‐だ・す【捻り出す・拈り出す】🔗🔉

ひねり‐だ・す捻り出す・拈り出す】 〔他五〕 ①工夫して考え出す。「名案を―・す」 ②工面して金銭をととのえる。捻出する。「旅費を―・す」

ひねり‐つぶ・す【捻り潰す】🔗🔉

ひねり‐つぶ・す捻り潰す】 〔他五〕 指先でひねってつぶす。比喩的に、他のものの活動などを簡単に抑える。「反対の動きを―・す」

ひねり‐ぶくさ【拈り袱紗・捻り帛紗】🔗🔉

ひねり‐ぶくさ拈り袱紗・捻り帛紗】 ふくさをひねって、小銭などを入れるようにしたもの。ねじぶくさ。 ⇒ひねり【捻り・拈り・撚り】

ひねり‐ぶみ【捻り文・拈り書】🔗🔉

ひねり‐ぶみ捻り文・拈り書】 ①書状の形式の一つ。(→)立文たてぶみに同じ。捻り封。捻り状。 ②数枚の細い紙片にそれぞれ別のことを記し、ひねってくじとし、探り取って占いまたは当てるもの。もみくじ。短籍。斉明紀「―を取りて謀反みかどかたぶけむ事を卜ふ」 ⇒ひねり【捻り・拈り・撚り】

ひねり‐まわ・す【捻り回す】‥マハス🔗🔉

ひねり‐まわ・す捻り回す‥マハス 〔他五〕 ①指先でひねってもてあそぶ。ひねくりまわす。 ②いろいろ工夫して趣向をこらす。「文を―・す」

ひねり‐もち【捻り餅】🔗🔉

ひねり‐もち捻り餅】 ①手のひらでひねって作った餅。 ②身体の一部を手でひねるのを餅にたとえていう語。 ⇒ひねり【捻り・拈り・撚り】

ひねり‐もとゆい【捻り元結】‥ユヒ🔗🔉

ひねり‐もとゆい捻り元結‥ユヒ こよりにして作った元結紙。平ひら元結に対していう。西鶴織留6「人の賃仕事に、さし足袋、―」 ⇒ひねり【捻り・拈り・撚り】

大辞林の検索結果 (11)

ひねり【捻り・拈り・撚り】🔗🔉

ひねり [3] 【捻り・拈り・撚り】 (1)ひねること。ねじること。「腰の―が大事だ」 (2)普通と少しちがうように,工夫したり趣向をこらしたりすること。「―のある問題」 (3)「捻り技」に同じ。 (4)野球で,投手が球を投げる時,手首をねじって球に特殊な回転を与えること。「―を加える」 (5)「おひねり」に同じ。 (6)綛(カセ)を集めてねじり一単位としたもの。ねじり。 (7)江戸時代,罪人を捕らえるときに用いた道具の一。袖搦(ソデガラ)みなどの類。

ひねり-ぶくさ【捻り袱紗・拈り帛紗】🔗🔉

ひねり-ぶくさ [4] 【捻り袱紗・拈り帛紗】 ふくさをひねって袋の形にし,小銭などを入れるようにしたもの。ねじぶくさ。

ひねり-ぶみ【捻り文・拈り書】🔗🔉

ひねり-ぶみ 【捻り文・拈り書】 (1)細く裁った数枚の紙に事を書き付け,折りひねって籤(クジ)とし,探り取って占うもの。もみくじ。「―を取りて謀反(ミカドカタブ)けむ事を卜ふ/日本書紀(斉明訓)」 (2)「立(タ)て文(ブミ)」に同じ。

ひねり-もち【捻り餅】🔗🔉

ひねり-もち [3] 【捻り餅】 (1)粳(ウルチ)米を蒸して手でひねってつくった餅。元来,清酒の醸造過程で原料米の蒸し加減をみるために,その一部をとり手でひねりつぶし餅状にしたもの。 (2)体の一部分を指でひねるのを餅をつくるのにたとえていう語。「あんばく者め,又―喰ひたいか/浄瑠璃・会稽山」

ひねり-もとゆい【捻り元結】🔗🔉

ひねり-もとゆい ―ユヒ [4] 【捻り元結】 裂いた紙をひねって,こよりのようにした元結。捻りもとい。

ひねり-わざ【捻り技】🔗🔉

ひねり-わざ [3][0] 【捻り技】 相撲で,相手を捻って倒す技。上手捻り・下手捻り・合掌捻り・頭捻(ズブネ)りなど。

ひねり-ころ・す【捻り殺す】🔗🔉

ひねり-ころ・す [0][5][2] 【捻り殺す】 (動サ五[四]) 虫などを指先でひねって殺す。また,人を手間取らずに殺す。「ノミを―・す」 [可能] ひねりころせる

ひねり-だ・す【捻り出す】🔗🔉

ひねり-だ・す [4][0] 【捻り出す】 (動サ五[四]) (1)いろいろ工夫して,ようやく考え出す。「妙案を―・す」 (2)いろいろ工面して費用を作り出す。捻出する。「とぼしい給料から本代を―・す」 [可能] ひねりだせる

ひねり-つぶ・す【捻り潰す】🔗🔉

ひねり-つぶ・す [0][5][2] 【捻り潰す】 (動サ五[四]) 指先でひねってつぶす。人を,簡単にやっつける。「にきびを―・す」 [可能] ひねりつぶせる

ひねり-まわ・す【捻り回す】🔗🔉

ひねり-まわ・す ―マハス [5] 【捻り回す】 (動サ五[四]) (1)指先であれこれひねってもてあそぶ。ひねくりまわす。「ライターを―・す」 (2)いろいろ工夫して趣向をこらす。ひねくりまわす。「文章を―・す」

ひねり【捻り(を加える)】(和英)🔗🔉

ひねり【捻り(を加える)】 (give) a twist.→英和

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