複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (3)

こう‐しゅ【攻守】🔗🔉

こう‐しゅ攻守】 攻めることと守ること。攻撃と守備。「―に活躍する」 ⇒こうしゅ‐どうめい【攻守同盟】 ⇒攻守所を変える

こうしゅ‐どうめい【攻守同盟】🔗🔉

こうしゅ‐どうめい攻守同盟】 共同の兵力で第三国を攻撃し、またはその攻撃に対して防御する目的のために締結される2国ないし数国間の軍事同盟条約。 ⇒こう‐しゅ【攻守】 ○攻守所を変えるこうしゅところをかえる 攻め手が急に守り手に変わる。形勢が逆転する。「攻守所を異にする」とも。 ⇒こう‐しゅ【攻守】

○攻守所を変えるこうしゅところをかえる🔗🔉

○攻守所を変えるこうしゅところをかえる 攻め手が急に守り手に変わる。形勢が逆転する。「攻守所を異にする」とも。 ⇒こう‐しゅ【攻守】 こうしゅ‐ほうしき耕種方式カウ‥ハウ‥ (→)「作付け方式」に同じ。 ⇒こう‐しゅ【耕種】 こうじゅ‐ほうしょう紅綬褒章‥シヤウ 自己の危難を顧みずに人命を救助した者に授与される褒章。紅色の綬で佩用。 こうじゅ‐りん紅樹林(→)マングローブ1に同じ。 ⇒こう‐じゅ【紅樹】 こう‐じゅん公準】 ①ユークリッド幾何学において、作図に関する基本命題。 ②〔論〕(→)要請ようせい2に同じ。 こう‐じゅん交詢カウ‥ 交際の親密をはかること。 ⇒こうじゅん‐しゃ【交詢社】 こう‐じゅん孝順カウ‥ [国語楚語上]よく親に仕えてその意に逆らわないこと。 こう‐じゅん降順カウ‥ 数の大から小に進む順序。↔昇順 ごう‐しゅん豪俊ガウ‥ 才知のすぐれていること。また、その人。 こう‐じゅんけん黄遵憲クワウ‥ 清末の詩人・外交官。字は公度。広東嘉応の人。初代駐日公使の書記として来日。のち英国などに外交官として赴任。著「日本国志」「日本雑事詩」「人境廬詩草」など。(1848〜1905) こうじゅん‐こうごう香淳皇后カウ‥クワウ‥ 昭和天皇の皇后。名は良子ながこ。久邇宮邦彦の1女。皇太子裕仁と1924年(大正13)結婚。天皇即位により皇后。(1903〜2000) こうじゅん‐しゃ交詢社カウ‥ 日本で最初の社交クラブ。1880年(明治13)福沢諭吉の創立。本社を東京におく全国組織で、会員の中心は実業家。 交詢社ビル 提供:東京都 ⇒こう‐じゅん【交詢】 こう‐しょ口書⇒くちがき こう‐しょ公所】 ①公共の営造物の意。 ②中国で、同業組合または同郷人の互助団体。また、その事務所。会館公所。→会館 こう‐しょ公書】 おおやけの書状。公文書。 こう‐しょ公署】 公共団体の機関。役所。→官署 こうしょ光緒クワウ‥ ⇒こうちょ⇒こうしょ‐てい【光緒帝】 こう‐しょ向暑カウ‥ 暑さに向かうこと。「―の候」↔向寒 こう‐しょ行署カウ‥ 太政官の史生ししょうの唐名。 こう‐しょ苟且】 かりそめ。まにあわせ。 こう‐しょ校書カウ‥ (キョウショとも) ①一書を底本として、他の数書と本文を比較対照すること。校合きょうごう。 ②1によって本文の誤謬を正すこと。校正。 ③(唐代、才妓薛濤せっとうを元稹げんしんが召して陣中で校書の役をさせた故事から)芸妓の異称。 ⇒こうしょ‐そうじん【校書掃塵】 こう‐しょ高所カウ‥ ①高い場所。 ②高い見地。「大所―から判断する」 ⇒こうしょ‐きょうふ【高所恐怖】 こう‐しょ高書カウ‥ 他人の手紙や著書の尊敬語。 こう‐しょ綱所カウ‥ (僧綱所の略)僧綱そうごうの詰所。 こう‐しょ講書カウ‥ 書物を講義すること。宇津保物語田鶴群鳥「この史記の―も」 ⇒こうしょ‐はじめ【講書始】 こう‐しょ購書】 書籍を買い求めること。また、その書籍。 こう‐しょ鴻緒】 帝王が国家を統治する大業。 こう‐じょ工女‥ヂヨ 工場で働く女。女工。福沢諭吉、書翰「富岡行の―一同無事一昨十八日着京」 こう‐じょ公序】 公共の秩序。 ⇒こうじょ‐りょうぞく【公序良俗】 こう‐じょ孝女カウヂヨ 孝行なむすめ。 こう‐じょ後序】 書籍の末尾にある跋文ばつぶんこう‐じょ皇女クワウヂヨ 天皇のむすめ。↔皇子 こう‐じょ耕鋤カウ‥ 耕土を掘り返し反転する作業。耕起。 こう‐じょ高女カウヂヨ 旧制の高等女学校の略称。 こう‐じょ控除・扣除‥ヂヨ 金額・数量などを、さしひくこと。ひきさること。多く、税金の計算などでいう。「扶養―」 ごう‐しょ劫初ゴフ‥ 〔仏〕劫の初め。この世の初め。↔劫末 こう‐しょう口承】 口づてに伝承すること。 ⇒こうしょう‐ぶんがく【口承文学】 こう‐しょう口誦】 ①くちずさむこと。 ②声を出して読むこと。 こう‐しょう工匠‥シヤウ ①工作を職とする人。だいく。 ②工作物の意匠。 こう‐しょう工商‥シヤウ ①工業と商業。商工。 ②職人と商人。「士農―」 こう‐しょう工廠‥シヤウ 軍に直属し、兵器・弾薬を製造する工場。「海軍―」 こう‐しょう公相‥シヤウ ①三公と宰相。天子を輔佐する最高の官。 ②丞相の太師を兼ねる者。 こう‐しょう公称】 ①表向きに言われていること。一般に発表されていること。「―部数30万部の雑誌」 ②おおやけの名称。 ⇒こうしょう‐ばりき【公称馬力】 こう‐しょう公娼‥シヤウ 公認された娼妓。日本の公娼制度は鎌倉時代に始まり、1958年売春防止法の全面実施により廃止。↔私娼 こう‐しょう公証】 ①公式の証拠。 ②特定の事実または法律関係の存否を公に証明する行政行為。各種の公簿への登録、鑑札の下付など。 ⇒こうしょう‐にん【公証人】 こう‐しょう公傷‥シヤウ 公務中に受けた負傷。↔私傷 こう‐しょう巧匠カウシヤウ たくみな大工。 こう‐しょう巧笑カウセウ 美しい笑い。愛嬌ある笑い。 こう‐しょう甲匠カフシヤウ 具足師ぐそくしのこと。 こう‐しょう交床カウシヤウ 煎茶に用いる釜敷。 こう‐しょう交渉カウセフ ①相手と取り決めるために話し合うこと。かけあい。談判。「値引を―する」「―が決裂する」「団体―」 ②かかりあい。関係。「隣近所と―がない」「―をもつ」 ⇒こうしょう‐だんたい【交渉団体】 こう‐しょう交鈔カウセウ 中国の紙幣。宋代の手形(交子)から発達、金・元では兌換だかん紙幣となった。→交子 こう‐しょう交睫カウセフ 上下のまつげをあわせること、すなわち眼を閉じて眠ること。 こう‐しょう好尚カウシヤウ ①このみ。嗜好。 ②はやり。流行。「時代の―を追う」 こう‐しょう考証カウ‥ 昔のことを調べ考え、証拠を引いて説明すること。「時代―」 ⇒こうしょう‐がく【考証学】 こう‐しょう行省カウシヤウ (行中書省の略)中国、元代の中書省(中央行政官庁)の地方出先機関。明初、これを踏襲。現在の「省」の名称は、これから起こった。 こう‐しょう行粧カウシヤウ 化粧けしょうを施すこと。よそおうこと。 こう‐しょう行障カウシヤウ 祭祀行幸または葬送などの時、御輿や霊柩の前後左右などを覆う白布(絹・麻・木綿など)。歩陣ぶじん。歩帳。こうぞう。 こう‐しょう行賞カウシヤウ 賞を与えること。「論功―」 こう‐しょう厚相‥シヤウ 厚生大臣の略称。 こう‐しょう厚賞‥シヤウ てあつい賞与。 こう‐しょう咬傷カウシヤウ かまれたきず。 こう‐しょう哄笑‥セウ 大口をあけて声高く笑うこと。大笑。おおわらい。「腹をゆすって―する」 こう‐しょう後章‥シヤウ 後の章。後の箇条。↔前章 こう‐しょう後証】 後日の証拠。 こう‐しょう洪鐘】 おおきなつりがね。巨鐘。 こう‐しょう紅晶‥シヤウ 紅色の水晶。 こう‐しょう校章カウシヤウ 学校の記章。 こう‐しょう降将カウシヤウ 降参した将軍。 こう‐しょう高声カウシヤウ (コウジョウとも)高い声。大声。こうせい。平家物語11「―に十念唱へつつ」 ⇒こうしょう‐だか【高声高】 こう‐しょう高姓カウシヤウ 高貴の家。貴族。 こう‐しょう高尚カウシヤウ 学問・言行などの程度が高く、上品なこと。「―な趣味」 こう‐しょう高承カウ‥ 手紙文で、相手の承諾を敬っていう語。「御―を賜り」 こうしょう高昌カウシヤウ 漢末から西方に移住した漢族が5世紀中葉にトルファン(吐魯番)地方に建てた植民国家。西域における中国文化の中心。唐に滅ぼされた。王家は沮渠そきょ氏・闞かん氏・麹きく氏など。(460頃〜640)→麹氏 こう‐しょう高商カウシヤウ 旧制の高等商業学校の略称。 こう‐しょう高唱カウシヤウ 声高くとなえること。大声でうたうこと。「寮歌を―する」 こう‐しょう高蹤カウ‥ 高尚な行跡。 こう‐しょう黄鐘クワウ‥ ①〔音〕中国の音名の一つ。十二律の基準音で、最低音。日本の十二律の壱越いちこつに当たり、黄鐘おうしきとは別。→十二律(表)。 ②陰暦11月の異称。 こうしょう康正カウシヤウ [史記・書経]室町時代、後花園ごはなぞの天皇朝の年号。享徳4年7月25日(1455年9月6日)改元、康正3年9月28日(1457年10月16日)長禄に改元。 こうしょう康尚カウシヤウ 平安中期の仏師。定朝じょうちょうの父(または師)。藤原道長発願の法成寺の仏像など、990年(正暦1)から1020年(寛仁4)の間、造仏に携わったとみられる。 こう‐しょう鉱床クワウシヤウ 有用鉱物が特に集まった地殻の一部。成因から堆積鉱床・マグマ鉱床・変成鉱床に分けられる。 ⇒こうしょう‐がく【鉱床学】 こう‐しょう綱掌カウシヤウ 〔仏〕灌頂かんじょうまたは後七日御修法ごしちにちのみしほの儀式をつかさどる僧職名。栄華物語音楽「―といふもの出できたり」 こう‐しょう講頌カウ‥ 宮中歌会などの時、発声2の歌い上げた後を受け、第2句目からを発声とともに合唱する役。 こう‐しょう講誦カウ‥ 書物・詩歌などをよみあげること。 こう‐しょう翺翔カウシヤウ ①鳥が空を飛び翔かけること。 ②得意にふるまうこと。 こう‐じょう口上‥ジヤウ ①言葉で言うこと。口頭で伝えること。また、その内容。狂言、緡縄さしなわ「畏まつて御座る。―は御座りませぬか」。「祝いの―を述べる」 ②口のきき方。弁舌。狂言、八句連歌「久敷う逢はぬうちに―が上つた」 ③興行物で、出演者の紹介などを述べること。歌舞伎の襲名披露などには特に一幕設ける。 ④口上書こうじょうがきの略。 ⇒こうじょう‐あきうど【口上商人】 ⇒こうじょう‐いい【口上言い】 ⇒こうじょう‐がき【口上書】 ⇒こうじょう‐かんばん【口上看板】 ⇒こうじょう‐しょ【口上書】 ⇒こうじょう‐だい【口上代】 ⇒こうじょう‐ちゃばん【口上茶番】 ⇒こうじょう‐にん【口上人】 ⇒こうじょう‐ば・る【口上張る】 ⇒こうじょう‐ぶれ【口上触れ】 こう‐じょう口状‥ジヤウ 口頭で陳述すること。口上。また、その記録書。 こう‐じょう工場‥ヂヤウ 機械などを使って労働者が継続的に物品の製造や加工に従事する施設。こうば。 ⇒こうじょう‐いいんかい【工場委員会】 ⇒こうじょう‐えいせい【工場衛生】 ⇒こうじょう‐かんとくかん【工場監督官】 ⇒こうじょう‐ざいだん【工場財団】 ⇒こうじょうせい‐しゅこうぎょう【工場制手工業】 ⇒こうじょう‐へいさ【工場閉鎖】 ⇒こうじょう‐ほう【工場法】 こう‐じょう公帖‥デフ ⇒くじょう こう‐じょう甲仗カフヂヤウ 甲冑かっちゅうと剣戟けんげきなどの兵器。 こう‐じょう甲状カフジヤウ (本来、甲は「よろい」。「かぶと」の意に誤用したのに基づく)かぶとのような形。 ⇒こうじょう‐せん【甲状腺】 ⇒こうじょうせん‐きのうこうしん‐しょう【甲状腺機能亢進症】 ⇒こうじょうせん‐きのうていか‐しょう【甲状腺機能低下症】 ⇒こうじょうせん‐しげきホルモン【甲状腺刺激ホルモン】 ⇒こうじょうせん‐しゅ【甲状腺腫】 ⇒こうじょうせん‐ホルモン【甲状腺ホルモン】 ⇒こうじょう‐なんこつ【甲状軟骨】 こう‐じょう交情カウジヤウ ①交際のよしみ。交友のしたしみ。交誼。「―を深める」 ②男女が情を交わすこと。情交。 こう‐じょう交譲カウジヤウ 互いに譲りあうこと。 こう‐じょう向上カウジヤウ ①上に向かって進むこと。前よりすぐれた状態に達すること。進歩。「体位が―する」 ②…より上。以上。和漢朗詠集「羲皇きこうの―の人たることを得たり」 ③最上。最高。甲陽軍鑑9「他国に違ひ、武田の弓矢―也」 ④〔仏〕悟りの知見。 ⇒こうじょう‐しん【向上心】 ⇒こうじょう‐の‐いちろ【向上の一路】 こう‐じょう好情カウジヤウ よい感情。好意。 こう‐じょう江上カウジヤウ (コウショウとも) ①大河の上。大河のほとり。奥の細道「―(隅田川のほとり)の破屋」 ②長江の上。また、そのほとり。 ③入江のほとり。奥の細道「―(松島湾のほとり)に帰りて宿を求むれば」 こう‐じょう考状カウジヤウ 令制で、考課の上申書。 こう‐じょう攻城‥ジヤウ 城塞を攻めること。 ⇒こうじょう‐ほう【攻城砲】 こう‐じょう定考カウヂヤウ (「上皇」と音が通ずるのを避け、転倒して読むのが古例)平安時代、朝廷で毎年8月11日に、六位以下の官人の勤務成績によって昇進を定めること。また、その儀式。枕草子132「官の司に―といふことすなる、なにごとかあらむ」 こう‐じょう厚情‥ジヤウ 厚いなさけ。「御―を謝し」 こう‐じょう後乗】 馬または車に乗ってあとにつづくこと。また、その車馬。 こう‐じょう恒常‥ジヤウ 定まっていて変わらないこと。 ⇒こうじょう‐げんしょう【恒常現象】 ⇒こうじょう‐せい【恒常性】 こう‐じょう皇上クワウジヤウ 現在の天皇を指していう語。今上きんじょうこう‐じょう皇城クワウジヤウ ①都。王城。 ②明治初年、皇居の称。のちに宮城と改称。 こう‐じょう荒城クワウジヤウ あれはてた城。 こう‐じょう黄壌クワウジヤウ ①黄色の土。黄土。 ②死後にゆくところ。黄泉。よみじ。謡曲、海人「魂―に去つて一十三年」 こう‐じょう鉤状‥ジヤウ かぎのように曲がった形。 こう‐じょう綱常カウジヤウ 三綱と五常。人の守り行うべき道義。 こう‐じょう膠状カウジヤウ にかわのような、粘りけのある状態。 こう‐じょう鋼条カウデウ (→)ワイヤロープに同じ。 ごう‐しょう号鐘ガウ‥ ①合図にならす鐘。 ②船舶に装置し、時報や霧中衝突予防などに打ち鳴らす鐘。 ごう‐しょう江商ガウシヤウ 江州の商人。近江おうみ商人。 ごう‐しょう降生ガウシヤウ 神仏が人間となって現世に生まれること。降世ごうせ。降誕ごうたんごう‐しょう強将ガウシヤウ 強い大将。猛将。きょうしょう。 ごう‐しょう業障ゴフシヤウ 〔仏〕三障または四障の一つ。悪業をつくって正道をじゃますること。悪業のさわり。ごっしょう。太平記33「是又未来永劫の―なり」 ごう‐しょう豪商ガウシヤウ 富豪の商人。財力の豊かな大商人。「―紀国屋文左衛門」 ごう‐じょう強情・剛情ガウジヤウ 意地をはり通すこと。頑固で自分の考えを変えないこと。意地っぱり。人情本、春色辰巳園「其様おめへのやうに―なら証拠いいものを見せやうから」。「―を張る」「―な奴だ」 こうじょう‐あきうど口上商人‥ジヤウ‥ 大道などで、言葉巧みに述べたてて人を集め、物を売る商人。 ⇒こう‐じょう【口上】 こうじょう‐いい口上言い‥ジヤウイヒ 口上3を述べる人。口上人。 ⇒こう‐じょう【口上】 こうじょう‐いいんかい工場委員会‥ヂヤウヰヰンクワイ 産業別組合と区別される、個別企業内の全従業員の組織。第一次大戦後のヨーロッパに多く見られ、社会体制変革などの革命的状況下では工場占拠・生産管理機関として登場。平時では労働組合が企業別の下部組織を持たない場合に、それを補助する組織や経営参加機関としての性質をもつ。経営協議会・企業委員会・工場評議会などと呼ばれる。→経営協議会⇒こう‐じょう【工場】 こうじょう‐えいせい工場衛生‥ヂヤウヱイ‥ 工場労働者の保健と疾病しっぺい治療に関する施設の完備を計ることを目的とする衛生。 ⇒こう‐じょう【工場】 こう‐しょうがい公生涯‥シヤウ‥ 公務または公共事業に携わった面から見た個人の生涯。↔私生涯 こう‐しょうがい高障害・高障碍カウシヤウ‥ 110メートルハードル競走の俗称。ハイ‐ハードル。→ハードル こうじょう‐かおく杭上家屋カウジヤウ‥ヲクくい・柱を用いて床を地面より高くした家屋。杙上よくじょう家屋。→高床たかゆか こうじょう‐がき口上書‥ジヤウ‥ ①口頭で述べることを文書にしたもの。口上。 ②江戸時代、裁判上の口供こうきょうの筆記。寺社関係者ならびに士分に限りいう。→口書くちがき⇒こう‐じょう【口上】 こうしょう‐がく考証学カウ‥ 中国で清代に栄えた実証的な学風・学問。陽明学が経書を主観的・独断的に読解する風潮を批判し、清代に天文学・金石学・音韻学など実証的な学問が開花し、清代学術の主流となった。清初の顧炎武が開祖とみなされ、中葉の恵棟・戴震、後期の阮元らが著名。日本では江戸時代の井上金峨・大田錦城・皆川淇園きえん・吉田篁墩こうとん・渋江抽斎らがこの学風とされる。 ⇒こう‐しょう【考証】 こうしょう‐がく鉱床学クワウシヤウ‥ 地質学の一部門。鉱床の成因・存在状態・含有物などを研究する。 ⇒こう‐しょう【鉱床】 こうしょう‐かん高勝鐶カウ‥クワン 「笠標付かさじるしつけの鐶」の俗称。 こうじょう‐かん興譲館‥ジヤウクワン 米沢藩の藩校。矢尾板三印が創設した私塾に始まり、1697年(元禄10)に藩校となる。のち衰えたが、1776年(安永5)に上杉鷹山が再興、細井平洲の進言により命名。小城おぎ藩・徳山藩・荻野山中藩にも同名の藩校があった。 こうじょう‐かんとくかん工場監督官‥ヂヤウ‥クワン 旧制で、工場法の実施状態を監督する官吏。今の労働基準監督官に当たる。 ⇒こう‐じょう【工場】 こうじょう‐かんばん口上看板‥ジヤウ‥ 興行物の内容、出演する役者などを記す看板。 ⇒こう‐じょう【口上】 こう‐しょうき孔祥‥シヤウ‥ (Kong Xiangxi)中国の政治家。四大家族の一人。宋慶齢の姉、宋靄齢あいれいと結婚し、浙江財閥の中心人物となる。国民政府の財政部長、行政院院長を歴任。(1881〜1967) こうじょう‐げんしょう恒常現象‥ジヤウ‥シヤウ 〔心〕対象から感覚器官に送られる刺激作用が変化しても、その対象の特性が物理的変化ほどには変わらないものとして知覚される現象。例えば、ある対象から2倍の距離に離れると網膜像は2分の1の大きさになるが、知覚される大きさはほぼ同一に保たれる(大きさの恒常性)。形・色・音などでも見られる。 ⇒こう‐じょう【恒常】 こうしょうごう‐じけん高陞号事件カウ‥ガウ‥ 日清戦争の豊島ほうとう沖の海戦(1894年7月)の際、清国軍隊をのせてイギリス国旗を掲揚した輸送船高陞号を日本の軍艦が撃沈した事件。イギリスの世論が一時激昂したが適法とされて鎮静。こうしんごうじけん。 こうじょう‐ざいだん工場財団‥ヂヤウ‥ 〔法〕工場の所有者が抵当権の目的とするため設定しうる財団で、工場に属する土地・建物、機械、器具、特許権などで組成される。工場抵当法(1905年制定)上の制度。 ⇒こう‐じょう【工場】 こうしょう‐ざん高勝山カウ‥ (「高盛山」とも書く)近世の当世兜かぶとの鉢形の一種。鉢深く、山を高くし、てっぺんの孔を小さくしたもの。後勝山。 こうしょう‐じ興正寺‥シヤウ‥ 京都市下京区にある浄土真宗の寺。1482年(文明14)仏光寺の経豪が門徒とともに蓮如に帰依した際、山科に創立。1591年(天正19)今の地に移り、1876年(明治9)本願寺から分かれて興正派の本山となる。 こうしょう‐じ興聖寺‥シヤウ‥ 宇治市にある曹洞宗の寺。1233年(天福1)深草極楽寺の旧址に道元が創立。京での布教活動の拠点となったが、道元の永平寺移住以後廃絶。1649年(慶安2)淀城主永井尚政が今の地に移して再興。 こうじょう‐しょ口上書‥ジヤウ‥ (note verbale フランス)外交上、相手国に対し一定の意向を伝える外交文書の一形式。 ⇒こう‐じょう【口上】 こうじょう‐しん向上心カウジヤウ‥ より優れた状態を目ざそうとする心。 ⇒こう‐じょう【向上】 こうじょう‐せい恒常性‥ジヤウ‥ 〔生〕(→)ホメオスタシスに同じ。 ⇒こう‐じょう【恒常】 こうじょうせい‐しゅこうぎょう工場制手工業‥ヂヤウ‥ゲフ (manufacture)問屋制工業に続いて、またはこれと並んで行われた工業的生産制度の一形態。機械時代直前の爛熟した手工業労働を単一の工場に集めて、協業を行うとともに分業をも行なったもの。イギリスで16世紀中葉から18世紀後半に行われたものが典型。マニュファクチャー。 ⇒こう‐じょう【工場】 こうじょう‐せん甲状腺カフジヤウ‥ 内分泌腺の一つ。喉頭の前下部、気管の両側に位置し、帯黄赤色で左右の葉部と中央の峡部から成り、H形あるいはU字形。身体の発育および新陳代謝に関係あるホルモン(チロキシン)およびカルシウム代謝を調節するホルモン(カルシトニン)を分泌する。チロキシンが欠乏すると、発育障害(クレチン病)や粘液水腫を起こし、過剰になるとバセドー病を起こす。→内臓(図)⇒こう‐じょう【甲状】 こうじょうせん‐きのうこうしん‐しょう甲状腺機能亢進症カフジヤウ‥カウ‥シヤウ 甲状腺ホルモンの過剰分泌によって起こる病症。バセドー病が代表的。発汗増加、食欲増進、倦怠、体重減少、筋力低下、頻脈、手足のふるえなどがあり、いらいらして落ち着きがない。 ⇒こう‐じょう【甲状】 こうじょうせん‐きのうていか‐しょう甲状腺機能低下症カフジヤウ‥シヤウ 甲状腺ホルモンの分泌が慢性的に低下する結果生じる病症。先天性また乳幼児期に起きると特有の発育不全(クレチン病)を来し、成人では粘液水腫の症状を呈する。 ⇒こう‐じょう【甲状】 こうじょうせん‐しげきホルモン甲状腺刺激ホルモンカフジヤウ‥ 脳下垂体から分泌されるホルモンの一つ。甲状腺に作用して、甲状腺ホルモンの分泌を促す。 ⇒こう‐じょう【甲状】 こうじょうせん‐しゅ甲状腺腫カフジヤウ‥ 甲状腺の腫脹する疾患の総称。 ⇒こう‐じょう【甲状】 こうじょうせん‐ホルモン甲状腺ホルモンカフジヤウ‥ 甲状腺の濾胞細胞で合成され血液中に分泌されるホルモンの総称。恒温動物では基礎代謝を維持するはたらきがあるほか、カエルの変態、蛇の脱皮、鳥類の換羽をひきおこす。→チロキシン⇒こう‐じょう【甲状】 こうじょう‐だい口上代‥ジヤウ‥ 口上1の趣旨を記して差し出す簡単な文書。 ⇒こう‐じょう【口上】 こうしょう‐だか高声高カウシヤウ‥ 高声の意を強めた語。こわだか。狂言、長光「わたくしはいなか者でなにを申せども―に御ざるによつて」 ⇒こう‐しょう【高声】 こうしょう‐だんたい交渉団体カウセフ‥ 議院において、議員が結成する院内団体で、運営委員会に理事を出し代表質問権を有する党派。小会派が合同して一つの院内団体を結成することもある。 ⇒こう‐しょう【交渉】 こうじょう‐ちゃばん口上茶番‥ジヤウ‥ 身振りなどをせず、せりふだけで滑稽を演ずるもの。 ⇒こう‐じょう【口上】 こうしょう‐てんのう孝昭天皇カウセウ‥ワウ 記紀伝承上の天皇。懿徳いとく天皇の第1皇子。名は観松彦香殖稲みまつひこかえしね→天皇(表) こうじょう‐なんこつ甲状軟骨カフジヤウ‥ 喉頭の前部と左右との壁を構成する扁平方形の軟骨。後下端で輪状軟骨と関節をなし、前方は突出して「のどぼとけ」をつくる。→舌骨ぜっこつ(図) ⇒こう‐じょう【甲状】 こうしょう‐にん公証人】 当事者その他の関係人の嘱託に応じ、民事に関する公正証書を作成し、私署証書・定款に認証を与える権限を有する公務員。法務大臣が任命し、その指定した法務局または地方法務局に所属する。 ⇒こう‐しょう【公証】 こうじょう‐にん口上人‥ジヤウ‥ (→)「口上言い」に同じ。 ⇒こう‐じょう【口上】 こうじょう‐の‐いちろ向上の一路カウジヤウ‥ 〔仏〕(「向上」は最上の意)最高の悟りの境地。謡曲、放下僧ほうかぞう「さつて―はいかに」 ⇒こう‐じょう【向上】 こうじょうのつき荒城の月クワウジヤウ‥ 土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲の歌曲。1901年(明治34)刊の「中学唱歌」の作曲募集に当選したもの。 →文献資料[荒城の月] こうしょう‐ばりき公称馬力】 課税および売買上に称する機関やモーターの馬力数。 ⇒こう‐しょう【公称】 こうじょう‐ば・る口上張る‥ジヤウ‥ 〔自四〕 口上を述べるようにもったいらしく言う。 ⇒こう‐じょう【口上】 こうじょう‐ぶれ口上触れ‥ジヤウ‥ (歌舞伎用語)口上のための一幕が開いた時、頭取が真先に頭をあげ「何々口上」と大声で言うこと。 ⇒こう‐じょう【口上】 こうしょう‐ぶんがく口承文学】 記載文学の発生以前、口承によって語りつぎ歌いつがれてきた文学。文字の使用が始まって以後も民間の文学として存続。広くは民俗的なことわざ・唱えごとの類をも含めるが、主として神話・伝説・説話・昔話・民謡あるいは語り物などを指していう。伝承文学。口碑。口承文芸。 ⇒こう‐しょう【口承】 こうじょう‐へいさ工場閉鎖‥ヂヤウ‥ ①工場を閉めて事業を休止すること。 ②ロックアウトの訳語。 ⇒こう‐じょう【工場】 こうじょう‐ほう工場法‥ヂヤウハフ 工場労働者の年齢・性別に応じて就業制限を設け労働時間・深夜業などを規制して、その保護を目的とした法律。日本では1911年(明治44)公布、16年(大正5)施行。第二次大戦後は労働基準法が制定されて廃止。 ⇒こう‐じょう【工場】 こうじょう‐ほう攻城砲‥ジヤウハウ 要塞または堅固な陣地の攻撃に用いる大口径の火砲。 ⇒こう‐じょう【攻城】 こうしょう‐ぼさつ興正菩薩‥シヤウ‥ 叡尊えいぞんの諡号しごうこうしょ‐きょうふ高所恐怖カウ‥ 高い所に登ることを異常にこわがり、高い所に登るとめまいや足がすくむ感じ、墜落の不安を抱くこと。この症状を高所恐怖症という。 ⇒こう‐しょ【高所】 こう‐しょく公職】 おおやけの職務。公務員・議員などの職。 ⇒こうしょく‐せんきょ‐ほう【公職選挙法】 ⇒こうしょく‐ついほう【公職追放】 こう‐しょく孔食】 金属の局部腐食の一種。金属表面に小さな孔ができ、その内部に腐食が進行する。特に小さい場合を点食という。 こう‐しょく交織カウ‥ 綿糸と絹糸、絹糸と毛糸または人造繊維などのように、異種の糸を交ぜて織ること。まぜおり。 こう‐しょく后稷】 ①[書経舜典](「后」は君、「稷」は五穀の意)古代中国伝説上の農事をつかさどる長官。 ②周の始祖と伝えられる伝説上の人。母姜原が巨人の足跡を踏んで妊娠し、生まれるとすぐに棄てられたことから、弃(棄の古字)と名づけられた。農耕に貢献し、帝尭に挙用されて農師となり、舜の世に姫の姓、后稷の号をたまわったという。 こう‐しょく好色カウ‥ ①美しい容色。また、美女。謡曲、花筐「李夫人は―の、花のよそほひ衰へて」 ②女色を好むこと。また、色好みの男。風姿花伝「―・博奕・大酒、三重戒」 ③色好みの女。また、遊女。廻国雑記「虎といひける―の住みける所となん」 ⇒こうしょく‐か【好色家】 ⇒こうしょく‐かん【好色漢】 ⇒こうしょく‐ぼん【好色本】 ⇒こうしょく‐もの【好色物】 こう‐しょく行色カウ‥ 旅立とうとすること。また、その気配・様子。 ⇒行色を壮にする こうしょく更埴カウ‥ 長野県北部の旧市名。交通の要地。市域が更級さらしな・埴科はにしなの2郡に位置したところからの名。→千曲 こう‐しょく後蜀】 ①五代十国の一つ。後唐の臣孟知祥が四川に建てた国。都は成都。2世で宋に滅ぼされた。蜀。ごしょく。(934〜965) ②五胡十六国の一つ。成漢の別名。 こう‐しょく紅色】 ①くれないのいろ。赤い色。べにいろ。 ②紅粉を塗って美しくよそおうこと。 ⇒こうしょく‐しょくぶつ【紅色植物】 こう‐しょく紅燭】 あかいともしび。 こう‐しょく香卓カウ‥ 香炉こうろを載せるのに用いる机。→卓しょく こう‐しょく耕殖カウ‥ 田畑を耕し作物を繁殖させること。 こう‐しょく耕織カウ‥ 耕作と機織。農業とはたおり。 こう‐しょく降職カウ‥ 下級の役職におろすこと。降任。降格。「平取締役に―される」 こう‐しょく黄色クワウ‥ ⇒おうしょく こう‐しょく曠職クワウ‥ ①官職を欠員のままにしておくこと。 ②職務の責任を尽くさないこと。 こう‐じょく劫濁コフヂヨク 〔仏〕五濁の一つ。住劫(四劫しこうの第2)のうち、人間の寿命が2万歳以下になる時、天災・疾病・争乱などが起こり、時世の汚濁になること。 こう‐じょく詬辱】 はずかしめること。 こうしょくいちだいおとこ好色一代男カウ‥ヲトコ 浮世草子。井原西鶴作。8巻8冊。1682年(天和2)刊。浮世草子の最初で、好色本の始祖。主人公世之介1代の色欲生活に関する短い説話を連ね、大坂・江戸・京都などの女色・男色の種々相を活写。 →文献資料[好色一代男] こうしょくいちだいおんな好色一代女カウ‥ヲンナ 浮世草子。井原西鶴作。6巻6冊。1686年(貞享3)刊。女主人公の長い生涯の中に女性の淪落の経緯を叙したもの。 →文献資料[好色一代女] こうしょく‐か好色家カウ‥ いろごのみの人。 ⇒こう‐しょく【好色】 こうしょく‐かん好色漢カウ‥ いろごのみの男。 ⇒こう‐しょく【好色】 こうしょくごにんおんな好色五人女カウ‥ヲンナ 浮世草子。井原西鶴作。5巻5冊。1686年(貞享3)刊。お夏清十郎・樽屋おせん・おさん茂右衛門・お七吉三・おまん源五兵衛の愛欲生活を描いた小説集。 →文献資料[好色五人女] こうしょく‐しょくぶつ紅色植物】 植物分類上の一門。紅藻。真正紅藻類とウシケノリ類(原始紅藻類)に大別され、約5500種を含む。→こうそう ⇒こう‐しょく【紅色】 こうしょく‐せんきょ‐ほう公職選挙法‥ハフ 衆議院議員・参議院議員ならびに地方公共団体の長および議員を公選する選挙制度を規定する法律。1950年制定。 ⇒こう‐しょく【公職】 こうしょく‐ついほう公職追放‥ハウ 公共性のある職務に特定の人物が従事するのを禁止すること。日本では、戦後の民主化政策の一つとして、1946年1月GHQの覚書に基づき、議員・公務員その他政界・財界・言論界の指導的地位から軍国主義者・国家主義者などを約20万人追放。50年から追放解除が始まり、52年4月対日講和条約発効とともに廃止、消滅。パージ。→教職追放 →資料:公職追放令 ⇒こう‐しょく【公職】 こうしょくにだいおとこ好色二代男カウ‥ヲトコ 「諸艶大鑑しょえんおおかがみ」の別称。 こうしょく‐ぼん好色本カウ‥ 色欲生活を題材として書いた本。元禄(1688〜1704)時代を中心に行われた浮世草子の一種。作者には井原西鶴・西沢一風・江島其磧らがあり、西鶴の「好色一代男」「好色一代女」などはその代表作。好色物。 ⇒こう‐しょく【好色】 こうしょく‐もの好色物カウ‥ (→)好色本に同じ。 ⇒こう‐しょく【好色】

大辞林の検索結果 (4)

こう-しゅ【攻守】🔗🔉

こう-しゅ [1] 【攻守】 せめることと,まもること。攻撃と守備。

こうしゅ=所を変・える🔗🔉

――所を変・える 攻め手と守り手が,互いにその立場を変える。形勢が逆転する。

こうしゅ-どうめい【攻守同盟】🔗🔉

こうしゅ-どうめい [4] 【攻守同盟】 二国以上の国が協力して,第三国に対する攻撃や防御を行うために締結した軍事同盟。

こうしゅ【攻守】(和英)🔗🔉

こうしゅ【攻守】 offense and defense;《野》batting and fielding.〜所を変える have the tables turned.

広辞苑+大辞林攻守で始まるの検索結果。