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広辞苑の検索結果 (11)

げつ‐や【月夜】🔗🔉

げつ‐や月夜】 つきよ。

つき‐よ【月夜】🔗🔉

つき‐よ月夜】 (古くはツクヨ)月の照らす夜。月の明らかな夜。また、月あるいは月の光。「つくよ」とも。〈[季]秋〉。古今和歌集「―よし夜よしと人につげやらば」 ⇒つきよ‐がらす【月夜烏】 ⇒つきよ‐たけ【月夜茸】 ⇒月夜に釜を抜かれる ⇒月夜に提灯

つきよ‐がらす【月夜烏】🔗🔉

つきよ‐がらす月夜烏】 月のよい夜に、うかれて鳴くからす。うかれがらす。新撰六帖6「―の声も寒けし」 ⇒つき‐よ【月夜】

つきよ‐たけ【月夜茸】🔗🔉

つきよ‐たけ月夜茸】 担子菌類のきのこ。猛毒。半月状扁平、厚い肉質で短茎をもち、ヒラタケによく似る。上面は平滑で暗紫色。ひだは白色で一種の臭気があり、暗所では青白く発光する。秋、ブナなどの枯木に生ずる。 ⇒つき‐よ【月夜】

○月夜に釜を抜かれるつきよにかまをぬかれる🔗🔉

○月夜に釜を抜かれるつきよにかまをぬかれる 明るい月夜に釜を盗まれる意から、ひどく油断することのたとえ。月夜に釜。 ⇒つき‐よ【月夜】

○月夜に提灯つきよにちょうちん🔗🔉

○月夜に提灯つきよにちょうちん 無益・不必要なことのたとえ。 ⇒つき‐よ【月夜】

つき‐よみ【月読・月夜見】🔗🔉

つき‐よみ月読・月夜見】 ①⇒つくよみ。 ②月読宮つきよみのみやの略。 ⇒つきよみ‐おとこ【月読男】

つきよみ‐の‐みこと【月読尊・月夜見尊】🔗🔉

つきよみ‐の‐みこと月読尊・月夜見尊】 (古くはツクヨミノミコト)記紀神話で伊弉諾尊いざなきのみことの子で天照大神の弟。月神。「夜の食す国」を治めたという。

つきよみ‐の‐みや【月読宮・月夜見宮】🔗🔉

つきよみ‐の‐みや月読宮・月夜見宮】 ①(月読宮)皇大神宮の別宮。伊勢市中村町にある。祭神は月読尊。 ②(月夜見宮)豊受大神宮の別宮。伊勢市宮後みやじりにある。祭神は月夜見尊ならびにその荒御魂あらみたま

つく‐よ【月夜】🔗🔉

つく‐よ月夜】 (ツクはツキの古形) ①つき。万葉集1「今夜こよいの―さやに照りこそ」 ②つきよ。万葉集4「―には門に出で立ち」

つく‐よみ【月読・月夜見・月夜霊】🔗🔉

つく‐よみ月読・月夜見・月夜霊】 ①(月を数える意からか、また月の意のツクヨに神の意のミが付いた形か)月の神。神代紀「―の尊」 ②月。万葉集4「―の光に来ませ」 ⇒つくよみ‐おとこ【月読男】

大辞林の検索結果 (14)

げつ-や【月夜】🔗🔉

げつ-や [1] 【月夜】 つきよ。

つき-よ【月夜】🔗🔉

つき-よ [2] 【月夜】 〔古くは「つくよ」〕 月の照る夜。月の明るい夜。[季]秋。

つきよ=に釜(カマ)を抜かれる🔗🔉

――に釜(カマ)を抜かれる 月の明るい夜に釜を盗まれる。油断をして失敗することのたとえ。月夜に釜。

つきよ=に提灯(チヨウチン)🔗🔉

――に提灯(チヨウチン) 無益なこと,不必要なことのたとえ。

つきよ=の蟹(カニ)🔗🔉

――の蟹(カニ) 〔月夜には蟹は餌をあさらないので肉がないということから〕 やせて肉のない蟹。転じて,中身のないことのたとえ。

つきよ-がらす【月夜烏】🔗🔉

つきよ-がらす [4] 【月夜烏】 月の明るい晩に浮かれて鳴き出す烏。「爰は山かげ,森の下,―はいつもなく/狂言・花子」

つきよ-たけ【月夜茸】🔗🔉

つきよ-たけ [3] 【月夜茸】 担子菌類ハラタケ目のきのこ。傘は半円形で,長径10〜20センチメートル。表面は紫褐色で,ひだは白色。シイタケ・ハラタケなどに似るが毒性が強い。ひだは暗所で青白色の光を放つ。秋,ブナなどの倒木に群生する。 月夜茸 [図]

つき-よみ【月夜見・月読み】🔗🔉

つき-よみ 【月夜見・月読み】 ⇒つくよみ(月夜見)

つきよみ-の-みや【月夜見宮】🔗🔉

つきよみ-の-みや 【月夜見宮】 伊勢市宮後(ミヤジリ)町にある,豊受大神宮の別宮。祭神は月夜見尊並びにその荒御魂(アラミタマ)。

つく-よ【月夜】🔗🔉

つく-よ 【月夜】 (1)「つきよ(月夜)」に同じ。「―には門に出で立ち夕占(ユウケ)問ひ/万葉 736」 (2)月。「ぬばたまの今夜の―霞みたるらむ/万葉 4489」

つく-よみ【月夜見・月読み】🔗🔉

つく-よみ 【月夜見・月読み】 (1)月の異名。つきよみ。「―の光に来ませ/万葉 670」 (2)月の神。「―の持てるをち水い取り来て/万葉 3245」

つくよみ-おとこ【月夜見男】🔗🔉

つくよみ-おとこ ―ヲトコ 【月夜見男】 月を擬人化していう語。月。「み空ゆく―夕去らず/万葉 1372」

つくよみ-の-みこと【月読尊・月夜見尊】🔗🔉

つくよみ-の-みこと 【月読尊・月夜見尊】 日本神話の神。伊弉諾(イザナキ)・伊弉冉(イザナミ)の子。夜の食国(オスクニ)あるいは滄海原(アオウナバラ)を統治する神とされる。

つきよ【月夜】(和英)🔗🔉

つきよ【月夜】 a moonlight night.

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