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広辞苑の検索結果 (4)

きょう‐か【狂歌】キヤウ‥🔗🔉

きょう‐か狂歌キヤウ‥ 諧謔・滑稽を詠んだ卑俗な短歌。万葉集の戯笑ぎしょう歌、古今集の誹諧歌の系統をうけつぐもので、鎌倉・室町時代にも行われ、特に江戸初期および中期の天明頃に流行した。えびすうた。ざれごとうた。ひなぶり。へなぶり。 ⇒きょうか‐あわせ【狂歌合】 ⇒きょうか‐し【狂歌師】 ⇒きょうか‐の‐すりもの【狂歌の摺物】

きょうか‐あわせ【狂歌合】キヤウ‥アハセ🔗🔉

きょうか‐あわせ狂歌合キヤウ‥アハセ 歌合うたあわせにならって、人々が左右に分かれ、その詠んだ狂歌を取り組ませて優劣を判じ勝負を競うこと。 ⇒きょう‐か【狂歌】

きょうか‐し【狂歌師】キヤウ‥🔗🔉

きょうか‐し狂歌師キヤウ‥ 狂歌を詠むことを業とする人。 ⇒きょう‐か【狂歌】

きょうか‐の‐すりもの【狂歌の摺物】キヤウ‥🔗🔉

きょうか‐の‐すりもの狂歌の摺物キヤウ‥ 狂歌を知人に分かつために刷った木版の色紙形一枚絵。明和(1764〜1772)から文化(1804〜1818)頃にかけて行われた。 ⇒きょう‐か【狂歌】

大辞林の検索結果 (4)

きょう-か【狂歌】🔗🔉

きょう-か キヤウ― [1] 【狂歌】 (1)諧謔(カイギヤク)を主とし滑稽な趣を詠み込んだ卑俗な短歌。万葉集の戯咲歌(ギシヨウカ),古今和歌集の誹諧歌(ハイカイカ)などの系統で,各時代にわたって行われたが,江戸中期,天明年間(1781-1789)頃に大流行をみた。作家としては四方赤良(ヨモノアカラ)(蜀山人)・宿屋飯盛(ヤドヤノメシモリ)などが著名。戯歌。 (2)狂ったように歌うこと。「我世夢ぞと―乱舞するのである/空知川の岸辺(独歩)」

きょうか-あわせ【狂歌合】🔗🔉

きょうか-あわせ キヤウ―アハセ [4] 【狂歌合】 歌合(ウタアワセ)にならい,左右に分かれて狂歌を合わせ,優劣を競う遊び。

きょうか-し【狂歌師】🔗🔉

きょうか-し キヤウ― [3] 【狂歌師】 狂歌を詠むことを業とする人。

きょうか【狂歌】(和英)🔗🔉

きょうか【狂歌】 a comic tanka[poem];comic verse[poetry](総称).

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