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広辞苑の検索結果 (4)
ぎょく‐い【玉衣】🔗⭐🔉
ぎょく‐い【玉衣】
中国漢代の、玉片を綴り合わせて作った、王侯の遺体を覆う葬服。玉片は長方形の薄い軟玉で、金縷きんる(金の針金)・銀縷・銅縷で綴り、遺体保存に役立つと信じられた。玉匣ぎょくこう。玉柙ぎょくこう。
たま‐ぎぬ【玉衣・珠衣】🔗⭐🔉
たま‐ぎぬ【玉衣・珠衣】
玉で飾った衣服。美しい衣服。たまごろも。夫木和歌抄9「白妙の露の―上にきてからなでしこの花やねぬらむ」
⇒たまぎぬ‐の【珠衣の】
たま‐ごろも【玉衣・珠衣】🔗⭐🔉
たま‐ごろも【玉衣・珠衣】
(→)「たまぎぬ」に同じ。
○卵を見て時夜を求むたまごをみてじやをもとむ
[荘子斉物論](「時夜」は鶏が鳴いて夜の時を告げること)卵を見てただちに夜の時を知らせるのを期待する意で、物の順序を考えずに早く結果を求めること。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
○卵を渡るたまごをわたる
危険なことのたとえ。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「乱れてうたふ鶏の―危ふさの狂女となるこそ」
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たま‐の‐ころも【玉の衣】🔗⭐🔉
たま‐の‐ころも【玉の衣】
玉で飾った衣服。美しい衣服。たまごろも。
大辞林の検索結果 (3)
たま-ぎぬ【玉衣】🔗⭐🔉
たま-ぎぬ [3] 【玉衣】
〔「たま」は美称〕
美しい立派な衣服。たまごろも。
たまぎぬ-の【玉衣の】🔗⭐🔉
たまぎぬ-の 【玉衣の】 (枕詞)
美しい衣装の衣ずれの音から擬声語「さゐさゐ」にかかる。「―さゐさゐしづみ家の妹に物言はず来にて思ひかねつも/万葉 503」
たま-ごろも【玉衣・珠衣】🔗⭐🔉
たま-ごろも [3] 【玉衣・珠衣】
(1)「たまぎぬ(玉衣)」に同じ。
(2)〔「法華経」中に「酔った友の衣のうらに珠を縫い込み与えたが衣の持ち主は知らずに,貧乏のまま過ごした」という話があり,仏性もその玉のようなものだと比喩されている〕
裏に珠を縫い込んだ衣。「―身を離れずと聞けどなほ光見ねばやありとしもなき/夫木 34」
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