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広辞苑の検索結果 (9)

たつ‐がしら【竜頭】🔗🔉

たつ‐がしら竜頭】 ①竜の全容を兜の鉢の前方から頂辺てへんにとりつけて飾りにするもの。りゅうず。平治物語「―の甲かぶとの緒をしめて」 ②(→)「たつのくち」2に同じ。

りゅう‐ず【竜頭】‥ヅ🔗🔉

りゅう‐ず竜頭‥ヅ(→)「たつがしら」に同じ。 ②梁はりに吊すために釣鐘の頭部に設けた竜の頭の形にしたもの。今昔物語集14「尾を以て―を叩く」→梵鐘ぼんしょう(図)。 ③懐中時計や腕時計の頭にあるつまみ。ねじってぜんまいを巻き、また針などを動かすためのもの。 ⇒りゅうず‐まき【竜頭巻】

りゅうず‐まき【竜頭巻】‥ヅ‥🔗🔉

りゅうず‐まき竜頭巻‥ヅ‥ 竜頭で巻く方式の時計。 ⇒りゅう‐ず【竜頭】

りゅう‐とう【竜頭】🔗🔉

りゅう‐とう竜頭】 (リョウトウとも)竜のかしら。 ⇒りゅうとう‐げきしゅ【竜頭鷁首】 ⇒りゅうとう‐だび【竜頭蛇尾】

りゅうとう‐だび【竜頭蛇尾】🔗🔉

りゅうとう‐だび竜頭蛇尾】 [伝灯録](頭は竜で尾は蛇の意)最初のすばらしい勢いが最後は全くなくなること。出だしはすばらしいが、終りはつまらないこと。頭でっかち尻すぼみ。 ⇒りゅう‐とう【竜頭】

りょう‐とう【竜頭】🔗🔉

りょう‐とう竜頭】 (リョウドウ・リュウトウとも)竜りゅうのかしら。たつがしら。 ⇒りょうとう‐げきしゅ【竜頭鷁首】 ⇒りょうとう‐げきす【竜頭鷁首】

りょうとう‐げきす【竜頭鷁首】🔗🔉

りょうとう‐げきす竜頭鷁首】 平安時代、貴人の乗った船。2隻一対で、1隻は舳に竜の頭、他の1隻は鷁の首の形を彫刻したもの。伶人れいじんを乗せ、池泉に浮かべて管弦を奏した。竜はよく水をわたり、鷁はよく飛んで風に堪えるというので、水難を防ぐ意に基づくという。りゅうとうげきしゅ。源氏物語胡蝶「―を唐の装ひにことごとしうしつらひて」。 竜頭鷁首 ⇒りょう‐とう【竜頭】

大辞林の検索結果 (11)

たつ-がしら【竜頭】🔗🔉

たつ-がしら [3][0] 【竜頭】 (1)竜の頭の形をした物。特に,竜の形をした兜の前立物。また,葬礼の旗竿の先などにつける竜の形の作り物。 (2)和船で,長く突き出た水押(ミヨシ)の称。

りゅう-ず【竜頭】🔗🔉

りゅう-ず ―ヅ [0] 【竜頭】 (1)竜の頭。また,その形をしたもの。(ア)釣り鐘の頂部につけた,梁(ハリ)にかけるためのつり手。 →梵鐘 (イ)仏具で幡(バン)をつるすもの。(ウ)兜(カブト)の前立(マエダテ)の飾り。たつがしら。 (2)腕時計などで,針を動かしたりぜんまいを巻いたりするためのつまみ。

りゅうず-まき【竜頭巻(き)】🔗🔉

りゅうず-まき ―ヅ― [0] 【竜頭巻(き)】 竜頭でぜんまいを巻く方式の時計。

りゅう-とう【竜頭】🔗🔉

りゅう-とう [0] 【竜頭】 ⇒りょうとう(竜頭)

りゅうとう-げきしゅ【竜頭鷁首】🔗🔉

りゅうとう-げきしゅ [5] 【竜頭鷁首】 ⇒りょうとうげきす(竜頭鷁首)

りゅうとう-だび【竜頭蛇尾】🔗🔉

りゅうとう-だび [5] 【竜頭蛇尾】 〔頭部は竜で,尾は蛇である意〕 初めは勢いがよいが,終わりは振るわないこと。「大構想の作品も―に終わった」

りょう-とう【竜頭】🔗🔉

りょう-とう [0] 【竜頭】 (1)竜の頭。たつがしら。りゅうとう。 (2)船首に竜の頭の彫り物を取りつけた船。 →竜頭鷁首(ゲキス)

りょうとう-げきしゅ【竜頭鷁首】🔗🔉

りょうとう-げきしゅ [5] 【竜頭鷁首】 ⇒りょうとうげきす(竜頭鷁首)

りょうとう-げきす【竜頭鷁首】🔗🔉

りょうとう-げきす [5] 【竜頭鷁首】 船首に竜の頭と鷁の首をつけた二艘(ソウ)一対の船。平安・鎌倉時代,朝廷の行事,社寺の祭礼供養,貴族の遊宴などの際に楽人や舞人を乗せて池川に浮かべ,管弦を奏した。りゅうとうげきしゅ。りょうとうげきしゅ。 竜頭鷁首 [図]

りゅうず【竜頭】(和英)🔗🔉

りゅうず【竜頭】 the stem.→英和 竜頭巻時計 a stem-winder.

りゅうとうだび【竜頭蛇尾に終わる】(和英)🔗🔉

りゅうとうだび【竜頭蛇尾に終わる】 end in an anticlimax;→英和 thin out.

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