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広辞苑の検索結果 (11)

こつ【笏】🔗🔉

こつ「しゃく(笏)」参照。

さく【笏】🔗🔉

さく】 (シャクの直音化) ⇒しゃく(笏)。枕草子60「五位・六位などの下襲したがさねの裾しりはさみて、―のいと白きに」

さく‐ほうし【笏拍子】‥ハウ‥🔗🔉

さく‐ほうし笏拍子‥ハウ‥ ⇒しゃくびょうし。天徳歌合「みな―とれり」

しゃく【笏】🔗🔉

しゃく】 (字音コツが「骨」に通うのを忌み、長さがほぼ1尺であるところからシャクと呼んだという)束帯着用の際、右手に持って威儀を整えた板片。唐制の手板しゅはんにならう。もとは裏に紙片を貼り、備忘のため儀式次第などを書き記した。今日では衣冠・狩衣・浄衣などにも用いる。令制では五位以上は牙笏げしゃくと規定されたが、延喜式では白木が許容され、以後礼服以外はすべて一位いちい・柊ひいらぎ・桜・榊さかき・杉などの木製となった。長さ1尺3〜5寸、幅上2寸2〜3分、下1寸5分、厚さ2〜3分。さく。〈倭名類聚鈔14→束帯(図)

しゃく‐がみ【笏紙】🔗🔉

しゃく‐がみ笏紙】 朝廷の儀式の時、備忘のために儀式の次第を記して、笏の裏面に貼りつけた紙。しゃくし。

しゃく‐ぎ【笏木・栐】🔗🔉

しゃく‐ぎ笏木・栐】 笏の用材。飛騨の位山くらいやまに産する一位いちいが有名であった。

しゃく‐ざし【笏差】🔗🔉

しゃく‐ざし笏差】 扇を笏のように腰の脇の方によせてさすこと。↔藤差ふじさし

しゃく‐し【笏紙】🔗🔉

しゃく‐し笏紙⇒しゃくがみ

しゃく‐の‐き【笏の木】🔗🔉

しゃく‐の‐き笏の木】 〔植〕一位いちいの別名。

しゃく‐びょうし【笏拍子】‥ビヤウ‥🔗🔉

しゃく‐びょうし笏拍子‥ビヤウ‥ 神楽かぐら歌・催馬楽さいばらなどで、主唱者が拍子を取る楽器。笏を縦に二分した形のもの2枚を両手に持ち、打ち合わせて音を発する。歌舞伎囃子や能「道明寺」の特殊演出などにも転用。拍子ひょうし・ほうし。さくほうし。

[漢]笏🔗🔉

 字形 〔竹部4画/10画/6784・6374〕 〔音〕コツ(漢) シャク(慣) [意味] 束帯の時、手に持ち、あるいは帯の間にはさむ、細長い(竹製の)板。 ▷もと、天子の命をメモするのに用いた。日本では字音「コツ」が骨こつに通ずるのを忌み、長さが約一尺であるところから「尺」の音を借りて「シャク」とよむ。

大辞林の検索結果 (8)

こつ【笏】🔗🔉

こつ [1] 【笏】 ⇒しゃく(笏)

さく-ほうし【笏拍子】🔗🔉

さく-ほうし ―ハウシ 【笏拍子】 ⇒しゃくびょうし(笏拍子)

しゃく【笏】🔗🔉

しゃく [1][0] 【笏】 〔本来の字音「こつ」が「骨」に通うのをきらって,その長さが一尺ほどあるところから「尺」の音を借りたものという〕 束帯を着るとき,右手に持つ細長い板。初めは式次第などを紙に書き,裏に貼って備忘用としたが,のちには儀礼用となった。材質は木または象牙。手板(シユハン)。さく。 笏 [図]

しゃく-がみ【笏紙】🔗🔉

しゃく-がみ [0] 【笏紙】 笏の裏に儀式の式次第などを備忘用に記して貼りつけた紙。しゃくし。

しゃく-し【笏紙】🔗🔉

しゃく-し [1] 【笏紙】 ⇒しゃくがみ(笏紙)

しゃく-の-き【笏の木】🔗🔉

しゃく-の-き [3] 【笏の木】 植物イチイ(一位)の異名。

しゃく-びょうし【笏拍子】🔗🔉

しゃく-びょうし ―ビヤウシ [3] 【笏拍子】 神楽(カグラ)・催馬楽(サイバラ)などで拍子をとるための楽器。初め二枚の笏を用いたが,のち笏を縦にまん中で二つに割った形となった。主唱者が両手に持ち,打ち鳴らして用いる。さくほうし。びゃくし。 笏拍子 [図]

しゃく【笏】(和英)🔗🔉

しゃく【笏】 a scepter;→英和 a mace.→英和

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