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広辞苑の検索結果 (84)
くみ【組】🔗⭐🔉
くみ【組】
①糸・紐を組んで作ったもの。組緒。組紐。源氏物語橋姫「ほそき―して、口のかたをゆひたるに」
②佩玉はいぎょくを貫く総ふさ。綬。
③組み合わせて一揃えとなる物。そろい。「重箱一―」
④共に事を行うための集まり。仲間。団体などの構成単位。学校で、学級。クラス。「同じ―の子」「赤―」
⑤組歌の略。
⑥組屋敷の略。
⑦活字を原稿に従って配列すること。「見本―」
くみ‐あい【組合】‥アヒ🔗⭐🔉
くみ‐あい【組合】‥アヒ
①互いに引き組むこと。とりくみ。組打。
②〔法〕民法上、各当事者が出資をして共同の事業を営む旨を約することによって成立する契約。また、その団体。
③特に、労働組合。
⇒くみあい‐いん【組合員】
⇒くみあい‐きょうかい【組合教会】
⇒くみあい‐けいやく【組合契約】
⇒くみあい‐せいし【組合製糸】
⇒くみあい‐せんじゅう‐しゃ【組合専従者】
くみあい‐いん【組合員】‥アヒヰン🔗⭐🔉
くみあい‐いん【組合員】‥アヒヰン
組合を組織する当事者。組合契約の当事者。組合に加盟している者。
⇒くみ‐あい【組合】
くみあい‐きょうかい【組合教会】‥アヒケウクワイ🔗⭐🔉
くみあい‐きょうかい【組合教会】‥アヒケウクワイ
日本におけるキリスト教プロテスタントの一派。ピルグリム‐ファーザーズが開いた米国会衆派教会の系統に属し、1886年(明治19)日本組合教会と称した。1941年日本基督教団に合同。組合派。
⇒くみ‐あい【組合】
くみあい‐けいやく【組合契約】‥アヒ‥🔗⭐🔉
くみあい‐けいやく【組合契約】‥アヒ‥
組合の成立および運営を目的とする契約。
⇒くみ‐あい【組合】
くみあい‐せいし【組合製糸】‥アヒ‥🔗⭐🔉
くみあい‐せいし【組合製糸】‥アヒ‥
もと一定の養蚕業者をもって組合員とし、その産繭を組合が購入して製糸したこと。
⇒くみ‐あい【組合】
くみあい‐せんじゅう‐しゃ【組合専従者】‥アヒ‥🔗⭐🔉
くみあい‐せんじゅう‐しゃ【組合専従者】‥アヒ‥
もっぱら労働組合の管理運営などの仕事に従事する者。仕事の範囲は労働協約その他の労使間協定により決められる。→在籍専従
⇒くみ‐あい【組合】
くみ‐あ・う【組み合う】‥アフ🔗⭐🔉
くみ‐あ・う【組み合う】‥アフ
〔自五〕
①組んで仲間となる。
②互いに組みついて争う。つかみあう。浮世物語「―・ひ打ち倒す」
③(他動詞的に)互いに組む。「腕を―・う」
くみ‐あが・る【組み上がる】🔗⭐🔉
くみ‐あが・る【組み上がる】
〔自五〕
組んでできあがる。
くみ‐あ・げる【組み上げる】🔗⭐🔉
くみ‐あ・げる【組み上げる】
〔他下一〕[文]くみあ・ぐ(下二)
①組んでしあげる。組み終わる。「予算を―・げる」
②組んで高く積みあげる。「塔を―・げる」
くみ‐あし【組足】🔗⭐🔉
くみ‐あし【組足】
(→)「くみこ(組子)」1に同じ。
くみ‐あわ・す【組み合わす】‥アハス🔗⭐🔉
くみ‐あわ・す【組み合わす】‥アハス
[一]〔他五〕
「組み合わせる」に同じ。
[二]〔他下二〕
⇒くみあわせる(下一)
くみ‐あわせ【組合せ】‥アハセ🔗⭐🔉
くみ‐あわせ【組合せ】‥アハセ
①組み合わせること。また、そのもの。
②運動競技などで、相手を決めること。
③〔数〕(combination)いくつかの互いに区別し得るものの集まりからとった一定の個数のものの、並んだ順序を無視した組。また、組の個数。n個のものからr個をとった組合せの個数をnCrと書く。
nCr=(n!)/{(n−r)!r!}
である(n!=1×2×…×n)。→順列
くみ‐あわ・せる【組み合わせる】‥アハセル🔗⭐🔉
くみ‐あわ・せる【組み合わせる】‥アハセル
〔他下一〕[文]くみあは・す(下二)
①幾つかとりあわせて一組とする。「試合相手を―・せる」
②糸・紐などを編み合わせる。
くみ‐いと【組糸】🔗⭐🔉
くみ‐いと【組糸】
くみあわせた糸。くみ。
⇒くみいと‐や【組糸屋】
くみいと‐や【組糸屋】🔗⭐🔉
くみいと‐や【組糸屋】
(→)組屋くみやに同じ。
⇒くみ‐いと【組糸】
くみ‐い・れる【組み入れる】🔗⭐🔉
くみ‐い・れる【組み入れる】
〔他下一〕[文]くみい・る(下二)
組んで中に入れる。編入する。組みこむ。「計画に―・れる」
くみ‐いん【組員】‥ヰン🔗⭐🔉
くみ‐いん【組員】‥ヰン
組の構成員。特に暴力団の一員。
くみ‐うた【組歌・組唄】🔗⭐🔉
くみ‐うた【組歌・組唄】
地歌・箏曲の曲種名。数首の歌を組み合わせて、一曲としたもの。箏組歌と三味線組歌とがある。箏曲・地歌の最古の形式。組。
くみ‐うち【組討ち・組打ち】🔗⭐🔉
くみ‐うち【組討ち・組打ち】
互いに取り組んで戦うこと。組みついて討ち取ること。太平記39「太刀を背そむけて―にせんと」
くみ‐お【組緒】‥ヲ🔗⭐🔉
くみ‐お【組緒】‥ヲ
糸で組んだひも。組紐。
くみ‐おそい【組押】‥オソヒ🔗⭐🔉
くみ‐おそい【組押】‥オソヒ
風害を防ぐため、木を井桁いげたに組んで屋根のおさえとするもの。
くみ‐かえ【組換え・組替え】‥カヘ🔗⭐🔉
くみ‐かえ【組換え・組替え】‥カヘ
①くみかえること。
②〔生〕細胞の減数分裂の際、二つの相同染色体が対になって交叉することによって、同一染色体上の遺伝子の組合せに変化を生じること。
⇒くみかえ‐ディー‐エヌ‐エー【組換えDNA】
くみかえ‐ディー‐エヌ‐エー【組換えDNA】‥カヘ‥🔗⭐🔉
くみかえ‐ディー‐エヌ‐エー【組換えDNA】‥カヘ‥
生物から抽出したDNA分子の断片や、人工合成したDNAを、試験管内で酵素などを用いて、プラスミドやウイルスなどの自己増殖性DNAに人為的に結合したもの。
⇒くみ‐かえ【組換え・組替え】
くみ‐か・える【組み換える・組み替える】‥カヘル🔗⭐🔉
くみ‐か・える【組み換える・組み替える】‥カヘル
〔他下一〕[文]くみか・ふ(下二)
組み方をかえる。新しく組みなおす。「予算を―・える」「遺伝子を―・える」
くみ‐かき【組垣】🔗⭐🔉
くみ‐かき【組垣】
竹または木を組んで作った垣。武烈紀「大君の八重の―懸かめども」
くみ‐かけ【組懸】🔗⭐🔉
くみ‐かけ【組懸】
組糸の緒で作った冠の懸緒かけお。
くみ‐がみ【組紙】🔗⭐🔉
くみ‐がみ【組紙】
細く切った色紙を縦横に組み合わせて織物の模様などを作り出す遊び。組紙細工。
くみ‐かわ・す【組み交す】‥カハス🔗⭐🔉
くみ‐かわ・す【組み交す】‥カハス
〔他四〕
互いに入れかわして組む。浄瑠璃、冥途飛脚「膝―・す駕籠の内」
くみ‐きょく【組曲】🔗⭐🔉
くみ‐きょく【組曲】
(suite)器楽曲の一形式。数種の楽曲を組み合わせて一曲にまとめた多楽章形式のもの。バロック時代の組曲にはアルマンド・クーラント・サラバンド・ジーグという四つの舞曲を中心に、他の舞曲も組み合わせて構成されるものが多い。
くみ‐こ【組子】🔗⭐🔉
くみ‐こ【組子】
①弓組・鉄砲組などの組頭の配下の者。組衆。組足。
②格子または窓・障子などの、縦横に組み合わせた細い部材。
くみ‐こう【組香】‥カウ🔗⭐🔉
くみ‐こう【組香】‥カウ
香道で、遊びの一つ。2種以上の香を焚いて香の異同を判別し、その香の名を言いあてること。また、それに用いる香。源氏香・十種じしゅ香・名所香など。
くみ‐こ・む【組み込む】🔗⭐🔉
くみ‐こ・む【組み込む】
〔他五〕
①組んで中に入れる。編みこむ。「予算に―・む」「部品を―・む」
②仲間に入れる。編入する。組み入れる。
くみ‐ざかな【組肴】🔗⭐🔉
くみ‐ざかな【組肴】
口取くちとり肴。また、それを盛る広蓋の類。
くみ‐し【組師】🔗⭐🔉
くみ‐し【組師】
組緒をつくることを業とする人。
くみ‐し・く【組み敷く】🔗⭐🔉
くみ‐し・く【組み敷く】
〔他五〕
相手と取り組んで、自分の下におさえつける。「賊を―・く」
くみ‐した【組下】🔗⭐🔉
くみ‐した【組下】
組頭または組長の配下。組付くみつき。
くみ‐しゃしん【組写真】🔗⭐🔉
くみ‐しゃしん【組写真】
幾枚かの写真を並べ、ある一つのまとまった内容を表現したもの。
くみ‐しゅう【組衆】🔗⭐🔉
くみ‐しゅう【組衆】
(→)「くみこ(組子)」1に同じ。
くみ‐じゅう【組重】‥ヂユウ🔗⭐🔉
くみ‐じゅう【組重】‥ヂユウ
いくつも重ね合わせるように作った重箱。かさねじゅう。〈[季]新年〉
くみ‐たいそう【組体操】‥サウ🔗⭐🔉
くみ‐たいそう【組体操】‥サウ
複数の人が組になって行う体操。集団の整然とした動きによって美しさを表現する。
くみ‐た・てる【組み立てる】🔗⭐🔉
くみ‐た・てる【組み立てる】
〔他下一〕[文]くみた・つ(下二)
組み合わせてまとまったものに作り上げる。
くみ‐ちがい【組違い】‥チガヒ🔗⭐🔉
くみ‐ちがい【組違い】‥チガヒ
①組方をまちがうこと。また、そのもの。
②組が違うこと。「―の同番号」
くみ‐ちがえ【組み交え】‥チガヘ🔗⭐🔉
くみ‐ちがえ【組み交え】‥チガヘ
①組みちがえること。また、そのもの。
②馬具の鞦しりがいを、尾にかけて交差させる所。辻つじ。
くみ‐ちが・える【組み交える】‥チガヘル🔗⭐🔉
くみ‐ちが・える【組み交える】‥チガヘル
〔他下一〕[文]くみちが・ふ(下二)
組みかわす。十字に組む。ぶっちがいにする。
くみ‐つ・く【組み付く】🔗⭐🔉
くみ‐つ・く【組み付く】
[一]〔自五〕
組もうとして相手にとりつく。とりついて組む。「相手の腰に―・く」
[二]〔他下二〕
組んで取り付ける。
くみ‐て【組手】🔗⭐🔉
くみ‐て【組手】
①組打ちをする人。太平記27「物馴れたる剛の者なればとて、彼等二人を―に定め」
②組糸を組むこと。また、その人。浮世草子、浮世親仁形気「家の作法もみだれ糸の、―の女どもも存在ぞんざいに成て」
③〔建〕材と材とを組み合わせたところ。
④相撲で、互いに組み合わせる腕の位置。
⑤空手などで、攻防の型を実際に相手と対して行うこと。
くみ‐てがた【組手形】🔗⭐🔉
くみ‐てがた【組手形】
紛失または延着などに備えるため、同一効力の外国為替手形を2通以上振り出し、別便によって名宛人に送付するもの。↔単独手形
くみ‐ど【組戸】🔗⭐🔉
くみ‐ど【組戸】
格子に組んだ戸。格子戸。好色一代男2「―に立ち添ひ」
くみ‐と・める【組み留める】🔗⭐🔉
くみ‐と・める【組み留める】
〔他下一〕[文]くみと・む(下二)
組みついて相手の動き・勢いをおさえる。太平記23「盛長化物―・めたり。よれや者共」
くみ‐ぬい【組繍】‥ヌヒ🔗⭐🔉
くみ‐ぬい【組繍】‥ヌヒ
組み合わせたように見せる刺繍ししゅうの方法。
くみ‐の‐お【組の緒】‥ヲ🔗⭐🔉
くみ‐の‐お【組の緒】‥ヲ
組糸の緒。多く太刀の佩緒はきおや刀の下緒さげおに用いる。
くみ‐ふさ【組総】🔗⭐🔉
くみ‐ふさ【組総】
組糸で作ったふさ。
くみ‐ふ・せる【組み伏せる】🔗⭐🔉
くみ‐ふ・せる【組み伏せる】
〔他下一〕[文]くみふ・す(下二)
取り組んで相手を倒しおさえつける。くみしく。
くみ‐ま・ぜる【組み交ぜる】🔗⭐🔉
くみ‐ま・ぜる【組み交ぜる】
〔他下一〕[文]くみま・ず(下二)
①まぜて組む。組んでまぜ合わせる。
②入りくむようにする。
くみ‐みほん【組見本】🔗⭐🔉
くみ‐みほん【組見本】
印刷で、組版のでき上りを確認するため、あらかじめ原稿の一部を組んで印刷した見本。
くみ‐や【組屋】🔗⭐🔉
くみ‐や【組屋】
糸でひもなどを組むことを業とする家。組糸屋。また、その職人。
くみ‐やぐ【組み夜具】🔗⭐🔉
くみ‐やぐ【組み夜具】
敷布団・掛布団などが一組になっている夜具。
くみ‐やしき【組屋敷】🔗⭐🔉
くみ‐やしき【組屋敷】
江戸時代、与力よりき・同心どうしんなどの組の者に与えられた屋敷。御組。
く・む【組む】🔗⭐🔉
く・む【組む】
[一]〔自五〕
①手足などをたがいにからみ合わせる。古事記下「後も―・み寝むその思ひ妻あはれ」
②取り組む。組討ちをする。平家物語9「あはれ、よからう大将軍に―・まばや」。「土俵上で四つに―・む」
③事をするために仲間になる。組になる。「3人で―・む」「兄弟―・んで悪事を働く」
[二]〔他五〕
①糸などの細長いものを打違いにからみ合わせる。織る。編む。宇津保物語初秋「くろかねをすき箱に―・まれたるくみめ、いとおも白く」
②打ち違える。交差させる。日葡辞書「テヲクム」「テヲトリクム」。「足を―・む」「腕を―・む」
③打違いに作り構える。組み合わせて作る。平家物語(延慶本)「石を重ねて塔を―・み」。「やぐらを―・む」「活字を―・む」
④組織する。編成する。「徒党を―・む」「時間割を―・む」「ローンを―・む」
くんず‐ほぐれつ【組んず解れつ】‥ヅ‥🔗⭐🔉
くんず‐ほぐれつ【組んず解れつ】‥ヅ‥
(クミツホグレツの転)組み合ったり離れたりしてはげしく動きまわるさま。「―の大乱闘」
そ【組】🔗⭐🔉
そ【組】
組合の略。
そ‐かく【組閣】🔗⭐🔉
そ‐かく【組閣】
内閣を組織すること。
そ‐しき【組織】🔗⭐🔉
そ‐しき【組織】
①組み立てること。組み合わせて一つのまとまりを作ること。
②織物で緯よこ糸と経たて糸とを組み合わせること。
③〔生〕(tissue)ほぼ同形・同大で、働きも似通った細胞の集団。集まって器官を構成する。動物では結合組織・筋組織・神経組織、植物では柔組織・表皮(組織)などがある。
④(organization)ある目的を達成するために、分化した役割を持つ個人や下位集団から構成される集団。
⇒そしき‐えき【組織液】
⇒そしき‐か【組織化】
⇒そしき‐がく【組織学】
⇒そしき‐きゅう【組織球】
⇒そしき‐しんがく【組織神学】
⇒そしき‐だ・つ【組織立つ】
⇒そしき‐てき【組織的】
⇒そしきてきごう‐こうげん【組織適合抗原】
⇒そしきてきはんざい‐しょばつ‐ほう【組織的犯罪処罰法】
⇒そしき‐ばいよう【組織培養】
⇒そしき‐ひょう【組織票】
⇒そしき‐へんこう【組織変更】
⇒そしき‐もう【組織網】
⇒そしき‐りょく【組織力】
⇒そしき‐ろうどうしゃ【組織労働者】
そしき‐えき【組織液】🔗⭐🔉
そしき‐えき【組織液】
動物体の結合組織中に存在する細胞外液。脊椎動物では毛細血管から浸出した体液で、大部分はリンパ管に入ってリンパ漿となる。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐か【組織化】‥クワ🔗⭐🔉
そしき‐か【組織化】‥クワ
つながりのない個々のものを、一定の機能をもつようにまとめること。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐がく【組織学】🔗⭐🔉
そしき‐がく【組織学】
生物の組織の構成・分化・発生・機能などを研究する学問。形態学の一分科。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐きゅう【組織球】‥キウ🔗⭐🔉
そしき‐きゅう【組織球】‥キウ
組織内に見出されるやや大型の単核の食細胞。清野謙次(1885〜1955)の命名。(→)マクロファージに同じ。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐しんがく【組織神学】🔗⭐🔉
そしき‐しんがく【組織神学】
キリスト教の教義と倫理を、学術的知識に照らし、系統ある真理として表明する神学。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐だ・つ【組織立つ】🔗⭐🔉
そしき‐だ・つ【組織立つ】
〔自五〕
整然たる秩序・体系を持つ。「―・った運動」
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐てき【組織的】🔗⭐🔉
そしき‐てき【組織的】
個々のものが、一定の系統に従っているさま。「―研究」
⇒そ‐しき【組織】
そしきてきはんざい‐しょばつ‐ほう【組織的犯罪処罰法】‥ハフ🔗⭐🔉
そしきてきはんざい‐しょばつ‐ほう【組織的犯罪処罰法】‥ハフ
組織的な犯罪に対する刑罰の加重、犯罪収益の剥奪等を定めた法律。正式名称は「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」。1999年制定。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐ひょう【組織票】‥ヘウ🔗⭐🔉
そしき‐ひょう【組織票】‥ヘウ
選挙で、労働組合・宗教団体など組織でまとまって特定の候補者や政党に投ずる票。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐へんこう【組織変更】‥カウ🔗⭐🔉
そしき‐へんこう【組織変更】‥カウ
①組織の形態や仕組みを変えること。
②〔法〕株式会社(持分もちぶん会社)がその組織を変更して持分会社(株式会社)になること。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐もう【組織網】‥マウ🔗⭐🔉
そしき‐もう【組織網】‥マウ
網のように張りめぐらされた組織。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐りょく【組織力】🔗⭐🔉
そしき‐りょく【組織力】
一つの組織に参加・結集させる能力。また、組織全体として発揮する大きな力。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐ろうどうしゃ【組織労働者】‥ラウ‥🔗⭐🔉
そしき‐ろうどうしゃ【組織労働者】‥ラウ‥
労働組合に組織されている労働者。↔未組織労働者
⇒そ‐しき【組織】
そ‐じゅ【組綬】🔗⭐🔉
そ‐じゅ【組綬】
玉佩ぎょくはい・官印または勲章・記章などを佩おびるくみひも。
そ‐せい【組成】🔗⭐🔉
そ‐せい【組成】
①複数の要素・成分をくみたてて成ること。また、その各要素・成分。
②〔化〕物質のなりたち方。成分とその化合比とを含めていう。
⇒そせい‐しき【組成式】
そせい‐しき【組成式】🔗⭐🔉
そせい‐しき【組成式】
化学式の一種。元素記号を用いて物質の組成を最も簡単な整数比で表した式。酢酸をCH2Oで表す類。実験式。
⇒そ‐せい【組成】
そせき‐ぞう【組積造】‥ザウ🔗⭐🔉
そせき‐ぞう【組積造】‥ザウ
煉瓦造・石造・ブロック造のように、塊状の材を積み重ねて造る建築。組積構造。
[漢]組🔗⭐🔉
組 字形
筆順
〔糸部5画/11画/教育/3340・4148〕
〔音〕ソ(漢)
〔訓〕くむ・くみ
[意味]
①くみひも。冠や印章につけるひも。「組綬そじゅ・組纓そえい」
②くむ。ひもを編む。転じて、くみ立てる。編成する。くみ(を作る)。「組織・組成・組閣・改組」
[解字]
形声。「糸」+音符「且」(=積み重ねる)。何本かの糸を重ねて編んだひもの意。


大辞林の検索結果 (72)
くみ【組(み)】🔗⭐🔉
くみ 【組(み)】
■一■ [2] (名)
〔複合語を作る場合には「…ぐみ」と濁る〕
(1)同じ類のいくつかのものが集まって一そろいになっているもの。(ア)同じような形・用途・特徴などをもった一そろいのもの。そろい。セット。「このコーヒー茶碗は六個で―になっています」(イ)同じような性格や特徴をもつ人の集まり。「バスで行く―はこちらに集まれ」「学生時代に遊んでばかりいた―でね」
(2)同じ教室で学習するように編成した,生徒の集まり。クラス。学級。「―で一番背が高い」
(3)いくつかのものを取り合わせて,一つにまとめて扱うこと。また,そのもの。つい。「テキストとカセット-テープが―になっている」
(4)原稿どおりに活字を並べて,印刷するための版を作ること。また,そのようにした版。組版。「―がきれいな辞書」
(5)同じ目的で行動をともにする人の集まり。(ア)結社・団体・仲間などの構成単位。それら組織の名の下に付けても用いる。「―の若い者」「白柄(シラツカ)―」「新撰―」(イ)近世,幕府・大名の職名の中で,一定の職能をもった集団の名の下に付けて用いる。「鉄砲―」「徒(カチ)―」(ウ)近世,地域社会で生活の必要上結ばれた組織。ゆい組・祭組など。(エ)近世,領主が民衆支配のためにつくった組織。五人組・十人組など。(オ)株仲間のこと。
(6)「組糸(クミイト)」の略。
(7)「組歌(クミウタ)」の略。「古今―」
(8)「組屋敷(クミヤシキ)」の略。
■二■ (接尾)
助数詞。ひとそろいあるいは一群となったものを数えるのに用いる。「コーヒー-セット一―」「三―にわかれて頂上をめざす登山隊」
くみ-あ・う【組(み)合う】🔗⭐🔉
くみ-あ・う ―アフ [3][0] 【組(み)合う】 (動ワ五[ハ四])
(1)二人以上が仲間になって助け合う。「金富(カネトミ)の伯父さんと―・つてる仕事/社会百面相(魯庵)」
(2)とっくみあう。格闘する。「狼藉者とて,―・ひ打ち倒す/仮名草子・浮世物語」
くみ-あが・る【組み上(が)る】🔗⭐🔉
くみ-あが・る [4][0] 【組み上(が)る】 (動ラ五[四])
すっかり組んでしまう。組み終わる。「ビルの骨組みが―・る」
くみ-あ・げる【組(み)上げる】🔗⭐🔉
くみ-あ・げる [4][0] 【組(み)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 くみあ・ぐ
(1)物を組んで積み上げていく。「材木を井桁(イゲタ)に―・げる」
(2)(抽象的なものを)終わりまですっかり組む。組みおえる。「新内閣の陣容を―・げる」
くみ-あわ・す【組み合(わ)す】🔗⭐🔉
くみ-あわ・す ―アハス [4][0] 【組み合(わ)す】
■一■ (動サ五[四])
「くみあわせる」に同じ。「予選では優勝候補どうしは―・さないようにする」
■二■ (動サ下二)
⇒くみあわせる
くみ-あわせ【組み合(わ)せ】🔗⭐🔉
くみ-あわせ ―アハセ [0] 【組み合(わ)せ】
(1)組み合わせること。組み合わせたもの。
(2)〔数〕 相異なる
個のものから
個のものを選ぶ選び方。選び方の数を組み合わせの数といい,
C
で表す。
C
=
(
−1)…(
−
+1)/ 1・2・3・4・…・
である。
→順列











くみあわせ-すうがく【組み合(わ)せ数学】🔗⭐🔉
くみあわせ-すうがく ―アハセ― [6] 【組み合(わ)せ数学】
有限離散的な対象を体系的に研究する数学の一分野。いくつかの重要な理論を総称した呼称で,グラフ理論・有限集合論・ラムゼー理論・デザイン・符号理論・アルゴリズム論やマトロイド理論などがその中心。組み合わせ論。組み合わせ理論。
くみ-あわ・せる【組み合(わ)せる】🔗⭐🔉
くみ-あわ・せる ―アハセル [5][0] 【組み合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二くみあは・す
(1)二つあるいは二つ以上のものを合わせて一組みにする。取り合わせる。くみあわす。
(2)つなぎ合わせる。
(3)(スポーツなどで)勝負の相手をきめる。「千秋楽には横綱どうしを―・せる」
くみ-いれ【組(み)入れ】🔗⭐🔉
くみ-いれ [0] 【組(み)入れ】
(1)組んで中に入れること。
(2)順に中に重ねて組み入れるような構造に作ること。また,その構造の器物。いれこ。
(3)白木で作った小さな角盆。三つぐらいが一組みで,「いれこ」に組み入れられるよう作ってあり,供物を入れるのに用いる。
(4)「組み入れ天井」の略。くみれ。
くみいれ-てんじょう【組(み)入れ天井】🔗⭐🔉
くみいれ-てんじょう ―ジヤウ [5] 【組(み)入れ天井】
梁(ハリ)や桁(ケタ)の間に角材を縦横にさし渡して格子を組み,裏から板を張った天井。古代の仏寺や宮殿に用いられた。組み天井。くみいれ。
→格(ゴウ)天井
くみ-い・れる【組(み)入れる】🔗⭐🔉
くみ-い・れる [4][0] 【組(み)入れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 くみい・る
あるもの,または他の組・系列などを,すでにできあがっている組・系列の中に取り入れる。編入する。「通常経費の一部を特別経費に―・れる」
くみ-いん【組員】🔗⭐🔉
くみ-いん ―
ン [2] 【組員】
組の構成員。特に,暴力団の一員。

くみ-うた【組歌・組唄】🔗⭐🔉
くみ-うた [2] 【組歌・組唄】
地唄および箏曲の曲種分類。独立した短編歌謡数首を連ねた(組み合わせた)歌詞をもつ曲。単に「組」とも呼ぶ。地歌(三味線組歌)と箏曲(箏組歌)では形式が異なるが,ともに最も古典的・基本的曲種として重視される。
くみ-うち【組(み)討ち・組(み)打ち】🔗⭐🔉
くみ-うち [0] 【組(み)討ち・組(み)打ち】
(1)組み合って争うこと。とっくみあい。「誰か―を始めたらしい/三四郎(漱石)」
(2)戦場で,敵と組み合って討ち取ること。
くみ-かえ【組(み)替え・組(み)換え】🔗⭐🔉
くみ-かえ ―カヘ [0] 【組(み)替え・組(み)換え】
(1)組みかえて,編成し直すこと。
(2)〔生〕 ある個体のもつ遺伝子群のうち,任意の遺伝子座間または座内の配列順序が変わることによって,今までとは異なる遺伝子の組み合わせが生じる機構の総称。真核生物では生殖細胞をつくるときに,相同染色体間の交差によって組み換えの起こる場合が一般的。遺伝的組み換え。
くみかえ-ディーエヌエー【組(み)換えDNA】🔗⭐🔉
くみかえ-ディーエヌエー ―カヘ― [9] 【組(み)換え DNA 】
生体から抽出した DNA 断片を,試験管内で酵素を用いて異種の DNA に組み込んで作った雑種 DNA 。これを生細胞に移入して増殖させる。ハイブリッド DNA 。
→遺伝子操作
くみ-か・える【組(み)替える・組(み)換える】🔗⭐🔉
くみ-か・える ―カヘル [0][4][3] 【組(み)替える・組(み)換える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くみか・ふ
すでに編成されているものをばらばらにして新しく編成し直す。「予算を―・える」「細胞の遺伝子を―・える」
くみ-がき【組(み)垣】🔗⭐🔉
くみ-がき [2] 【組(み)垣】
竹や木を編んで作った垣の総称。檜垣(ヒガキ)・唐垣など。
くみ-かけ【組(み)掛け・組(み)懸け】🔗⭐🔉
くみ-かけ [0] 【組(み)掛け・組(み)懸け】
冠の掛緒(カケオ)の一。糸を組んで作ったひも。蹴鞠(ケマリ)に用いる。組み掛け緒。
くみ-がみ【組(み)紙】🔗⭐🔉
くみ-がみ [2][0] 【組(み)紙】
細く切った色紙を織物のように縦横に組んで,種々の模様を作り出す遊び。
くみ-き【組(み)木】🔗⭐🔉
くみ-き [0] 【組(み)木】
両端に切り込みを入れた長短の木片で,組み合わせて種々のものに作る玩具。
くみこみ-かんすう【組(み)込み関数】🔗⭐🔉
くみこみ-かんすう ―クワンスウ [5] 【組(み)込み関数】
コンピューターで,インタープリターやコンパイラーの中に,あらかじめプログラムとして用意されている関数。普通,三角関数・対数関数などが組み込まれている。
くみ-こ・む【組(み)込む】🔗⭐🔉
くみ-こ・む [3][0] 【組(み)込む】 (動マ五[四])
体系の一部分として中に入れる。組み入れる。「日程に―・む」「マイコンを―・む」
[可能] くみこめる
くみ-さかずき【組(み)杯】🔗⭐🔉
くみ-さかずき ―サカヅキ [3] 【組(み)杯】
大小いくつかで一組みになった重ね杯。
くみ-ざかな【組み肴】🔗⭐🔉
くみ-ざかな 【組み肴】
「口取(クチト)り肴(ザカナ)」に同じ。
くみ-し・く【組(み)敷く】🔗⭐🔉
くみ-し・く [3][0] 【組(み)敷く】 (動カ五[四])
相手を倒して自分の下に押さえつける。くみふせる。「泥棒を膝(ヒザ)の下に―・く」
[可能] くみしける
くみ-しゃしん【組(み)写真】🔗⭐🔉
くみ-しゃしん [3] 【組(み)写真】
ひとつの主題のもとに何枚かの写真を編集し組み合わせたもの。
くみ-じゅう【組(み)重】🔗⭐🔉
くみ-じゅう ―ヂユウ [2] 【組(み)重】
いくつも組み重ねることができるように作った重箱。かさね重。
くみ・する【与する・組する】🔗⭐🔉
くみ・する [3] 【与する・組する】 (動サ変)[文]サ変 くみ・す
〔名詞「組」のサ変動詞化。漢文訓読に由来する語〕
(1)同意して仲間になる。味方する。「 A 氏に―・するものではない」「奸謀に―・して同心をいたす源氏等/平家 7」
(2)力をかす。「天道は…只よい人に―・すると云が/史記抄 10」
くみ-たいそう【組(み)体操】🔗⭐🔉
くみ-たいそう ―タイサウ [3] 【組(み)体操】
二人または三人ずつ組みになって行う体操。肩車にしてポーズをとったり,三人一組みで前転したりする体操。
くみ-たて【組(み)立て】🔗⭐🔉
くみ-たて [0] 【組(み)立て】
(1)いくつかの部分品を組み合わせて,一つのものを作りあげること。「―式の本棚」
(2)組み立てられたものの構造。しくみ。「分解してどんな―になっているのか調べる」
(3)考えなどを筋道たててまとめあげること。「論理の―」
くみたて-カメラ【組(み)立て―】🔗⭐🔉
くみたて-カメラ [5] 【組(み)立て―】
木製蛇腹式の大型カメラ。主に写真館や屋外での記念撮影などに用いる。
くみたて-じゅうたく【組(み)立て住宅】🔗⭐🔉
くみたて-じゅうたく ―ヂユウ― [5] 【組(み)立て住宅】
工場で規格化した部分品を量産し,現場で組み立てて造る住宅。プレハブ住宅など。
くみたて-たんい【組(み)立て単位】🔗⭐🔉
くみたて-たんい ―
[5] 【組(み)立て単位】
基本単位から,そのいくつかを組み合わせた積,または冪(ベキ)の積として導かれる単位。例えば,体積 m
や密度の単位 kg・m
など。誘導単位。
→基本単位




くみ-た・てる【組(み)立てる】🔗⭐🔉
くみ-た・てる [4][0] 【組(み)立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 くみた・つ
いろいろな物を組み合わせて,一つの物を作りあげる。「プラモデルを―・てる」「論理を―・てる」
くみ-ちがい【組(み)違い】🔗⭐🔉
くみ-ちがい ―チガヒ 【組(み)違い】
(1) [0]
「くみちがえ{(1)}」に同じ。
(2) [3]
組が違うこと。「―の同番号」
くみ-ちがえ【組(み)違え】🔗⭐🔉
くみ-ちがえ ―チガヘ [0] 【組(み)違え】
(1)組み違えること。
(2)尻繋(シリガイ)の一部。馬の尾にかけて十文字に交わる所。
くみ-ちが・える【組(み)違える】🔗⭐🔉
くみ-ちが・える ―チガヘル [5][0] 【組(み)違える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くみちが・ふ
(1)組み方をまちがえる。「活字を―・える」
(2)交互に組む。交差して組む。「膝を膝に乗せて―・へると/湯島詣(鏡花)」
くみ-つ・く【組(み)付く】🔗⭐🔉
くみ-つ・く [3][0] 【組(み)付く】 (動カ五[四])
相手の体に手や足をからませてとりつく。「犯人に―・いてとり押さえる」
[可能] くみつける
くみ-つけ【組(み)付け】🔗⭐🔉
くみ-つけ [0] 【組(み)付け】
凸版印刷で,活字組版や鉛版を印刷機の版盤に,印刷されたときのページ順や指定の刷り位置などに合うように配置し固定すること。
くみ-て【組(み)手】🔗⭐🔉
くみ-て [3] 【組(み)手】
(1)相撲で,取り組んだ際の手と腕の位置。
(2)空手で,攻防の型を実際に相手と対して行うこと。
(3)バレーボールのレシーブで両手を組んで受けること。
(4)建築で,部材と部材を十字・ T 字・ L 字形などに組み合わせた部分。また,その組み合わせ方法。
くみ-てんじょう【組(み)天井】🔗⭐🔉
くみ-てんじょう ―テンジヤウ [3] 【組(み)天井】
(1)「組み入れ天井」に同じ。
(2)「小組(コグ)み格天井(ゴウテンジヨウ)」に同じ。
くみ-ど【組(み)戸】🔗⭐🔉
くみ-ど [2] 【組(み)戸】
格子に組んだ戸。格子戸。
くみ-と・める【組(み)止める・組(み)留める】🔗⭐🔉
くみ-と・める [4][0] 【組(み)止める・組(み)留める】 (動マ下一)[文]マ 下二 くみと・む
相手の体に組み付いて動きをおさえる。「がっちりと―・める」
くみ-ぬい【組(み)縫い】🔗⭐🔉
くみ-ぬい ―ヌヒ [0][2] 【組(み)縫い】
日本刺繍(シシユウ)の技法の一。糸を互い違いに渡して網代(アジロ)のように縫う方法。網代縫い。
くみ-の-お【組の緒】🔗⭐🔉
くみ-の-お ―ヲ 【組の緒】
組糸の緒。太刀の佩(ハ)き緒などに用いる。「―垂(シ)でて遊べ太刀佩き/神楽歌」
くみ-はん【組(み)版】🔗⭐🔉
くみ-はん [0] 【組(み)版】
印刷で,原稿に従って,活字・込め物・罫線(ケイセン)その他の材料を組み合わせて作る凸版。また,その版を組むこと。植字。
くみ-ふ・せる【組(み)伏せる】🔗⭐🔉
くみ-ふ・せる [4][0] 【組(み)伏せる】 (動サ下一)[文]サ下二 くみふ・す
組みついて相手を倒し,押さえつける。くみしく。「犯人を―・せる」
くみ-みほん【組(み)見本】🔗⭐🔉
くみ-みほん [3] 【組(み)見本】
⇒見本組(ミホングミ)
くみ-もの【組(み)物】🔗⭐🔉
くみ-もの [2] 【組(み)物】
(1)組み合わせたもの。組みになっているもの。
(2)糸・針金・経木などを組み合わせて作った手芸品。
(3)「斗
(トキヨウ)」に同じ。

くみ-や【組(み)屋】🔗⭐🔉
くみ-や [2] 【組(み)屋】
組紐(クミヒモ)をつくることを職業としている家。また,その人。組糸屋。
くみ-やぐ【組(み)夜具】🔗⭐🔉
くみ-やぐ [0] 【組(み)夜具】
敷き布団・掛け布団などを一組みにした夜具。組み布団。
くみ-やしき【組屋敷】🔗⭐🔉
くみ-やしき [3] 【組屋敷】
江戸時代,与力組や同心組など組に属する下級武士が居住していた屋敷地。くみ。
くみれ【組みれ】🔗⭐🔉
くみれ 【組みれ】
〔「くみいれ」の転〕
「組み入れ天井(テンジヨウ)」に同じ。「東の庇に,―はせられたるなり/大鏡(三条)」
く・む【組む】🔗⭐🔉
く・む [1] 【組む】 (動マ五[四])
□一□(他動詞)
(1)棒状・ひも状のものを交差させたりからみ合わせたりする。(ア)手や足を交差させたり,からみ合わせたりする。「腕を―・んで考えこむ」(イ)何本もの棒や紐(ヒモ)を合わせて作り上げる。「やぐらを―・む」「紐を―・む」「筏(イカダ)に―・む」
(2)個々のものをとり集めて一つのまとまりをもったものにつくり上げる。組織する。編成する。「コンビを―・む」「隊伍を―・む」「時間割りを―・む」
□二□(自動詞)
(1)互いに手足をからみ合わせて争う。とっくみあう。「―・んずほぐれつ」「あはれ,よからう大将軍に―・まばや/平家 9」
(2)(ある事を一緒にするために)仲間になる。協力する。共謀する。「兄弟で―・んで事業を始める」「仲間と―・んで悪事をはたらく」
[可能] くめる
くんず-ほぐれつ【組んず解れつ】🔗⭐🔉
くんず-ほぐれつ クンヅ― 【組んず解れつ】 (連語)
〔「くみつほぐれつ」の転〕
組み合ったり離れたりして激しく動くさま。「―の大げんか」
くんづ-ほぐれつ【組んづ解れつ】🔗⭐🔉
くんづ-ほぐれつ 【組んづ解れつ】 (連語)
⇒くんずほぐれつ(組んず解れつ)
そ-かく【組閣】🔗⭐🔉
そ-かく [0] 【組閣】 (名)スル
内閣を組織すること。「実力者をそろえて―する」
くみ【組】(和英)🔗⭐🔉
くみいん【組員】(和英)🔗⭐🔉
くみいん【組員】
a gangster.→英和
くみうち【組み打ち】(和英)🔗⭐🔉
くみうち【組み打ち】
a grapple.→英和
〜する grapple[struggle].
くみこむ【組み込む】(和英)🔗⭐🔉
くみこむ【組み込む】
⇒組み入れる.
くみする【組[与]する】(和英)🔗⭐🔉
くみする【組[与]する】
side[take sides];→英和
take part(関係する).与し易い(難い) easy (hard) to deal with.
くみたてる【組み立てる】(和英)🔗⭐🔉
くみたてる【組み立てる】
put[fit]together;assemble[construct].→英和
くみつく【組み付く】(和英)🔗⭐🔉
くみつく【組み付く】
grapple[come to grips].→英和
くみなおし【組み直し】(和英)🔗⭐🔉
くみなおし【組み直し】
⇒組替え.
くみふせる【組み伏せる】(和英)🔗⭐🔉
くみふせる【組み伏せる】
hold[pin]down.
くむ【組む】(和英)🔗⭐🔉
そかく【組閣する】(和英)🔗⭐🔉
そかく【組閣する】
organize[form]a Cabinet.組閣本部 the Cabinet organization headquarters.
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