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広辞苑の検索結果 (16)
そ‐しき【組織】🔗⭐🔉
そ‐しき【組織】
①組み立てること。組み合わせて一つのまとまりを作ること。
②織物で緯よこ糸と経たて糸とを組み合わせること。
③〔生〕(tissue)ほぼ同形・同大で、働きも似通った細胞の集団。集まって器官を構成する。動物では結合組織・筋組織・神経組織、植物では柔組織・表皮(組織)などがある。
④(organization)ある目的を達成するために、分化した役割を持つ個人や下位集団から構成される集団。
⇒そしき‐えき【組織液】
⇒そしき‐か【組織化】
⇒そしき‐がく【組織学】
⇒そしき‐きゅう【組織球】
⇒そしき‐しんがく【組織神学】
⇒そしき‐だ・つ【組織立つ】
⇒そしき‐てき【組織的】
⇒そしきてきごう‐こうげん【組織適合抗原】
⇒そしきてきはんざい‐しょばつ‐ほう【組織的犯罪処罰法】
⇒そしき‐ばいよう【組織培養】
⇒そしき‐ひょう【組織票】
⇒そしき‐へんこう【組織変更】
⇒そしき‐もう【組織網】
⇒そしき‐りょく【組織力】
⇒そしき‐ろうどうしゃ【組織労働者】
そしき‐えき【組織液】🔗⭐🔉
そしき‐えき【組織液】
動物体の結合組織中に存在する細胞外液。脊椎動物では毛細血管から浸出した体液で、大部分はリンパ管に入ってリンパ漿となる。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐か【組織化】‥クワ🔗⭐🔉
そしき‐か【組織化】‥クワ
つながりのない個々のものを、一定の機能をもつようにまとめること。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐がく【組織学】🔗⭐🔉
そしき‐がく【組織学】
生物の組織の構成・分化・発生・機能などを研究する学問。形態学の一分科。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐きゅう【組織球】‥キウ🔗⭐🔉
そしき‐きゅう【組織球】‥キウ
組織内に見出されるやや大型の単核の食細胞。清野謙次(1885〜1955)の命名。(→)マクロファージに同じ。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐しんがく【組織神学】🔗⭐🔉
そしき‐しんがく【組織神学】
キリスト教の教義と倫理を、学術的知識に照らし、系統ある真理として表明する神学。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐だ・つ【組織立つ】🔗⭐🔉
そしき‐だ・つ【組織立つ】
〔自五〕
整然たる秩序・体系を持つ。「―・った運動」
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐てき【組織的】🔗⭐🔉
そしき‐てき【組織的】
個々のものが、一定の系統に従っているさま。「―研究」
⇒そ‐しき【組織】
そしきてきはんざい‐しょばつ‐ほう【組織的犯罪処罰法】‥ハフ🔗⭐🔉
そしきてきはんざい‐しょばつ‐ほう【組織的犯罪処罰法】‥ハフ
組織的な犯罪に対する刑罰の加重、犯罪収益の剥奪等を定めた法律。正式名称は「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」。1999年制定。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐ひょう【組織票】‥ヘウ🔗⭐🔉
そしき‐ひょう【組織票】‥ヘウ
選挙で、労働組合・宗教団体など組織でまとまって特定の候補者や政党に投ずる票。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐へんこう【組織変更】‥カウ🔗⭐🔉
そしき‐へんこう【組織変更】‥カウ
①組織の形態や仕組みを変えること。
②〔法〕株式会社(持分もちぶん会社)がその組織を変更して持分会社(株式会社)になること。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐もう【組織網】‥マウ🔗⭐🔉
そしき‐もう【組織網】‥マウ
網のように張りめぐらされた組織。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐りょく【組織力】🔗⭐🔉
そしき‐りょく【組織力】
一つの組織に参加・結集させる能力。また、組織全体として発揮する大きな力。
⇒そ‐しき【組織】
そしき‐ろうどうしゃ【組織労働者】‥ラウ‥🔗⭐🔉
そしき‐ろうどうしゃ【組織労働者】‥ラウ‥
労働組合に組織されている労働者。↔未組織労働者
⇒そ‐しき【組織】
大辞林の検索結果 (22)
そ-しき【組織】🔗⭐🔉
そ-しき [1] 【組織】 (名)スル
(1)組み立てること。また,組み立てられたもの。「所謂劇を―する要素は何か/神秘的半獣主義(泡鳴)」
(2)特定の目的を達成するために,諸個人および諸集団に専門分化された役割を与え,その活動を統合・調整する仕組み。または,そうして構成された集団の全体。また,それを組み立てること。「会社―」「社会―」「組合を―する」「議会を―する」
(3)生物体を構成している単位の一つで,同一の機能と構造とをもつ細胞の集団。動物では,上皮組織・結合組織・筋肉組織・神経組織,植物では分裂組織・永久組織などに区別される。
(4)構成鉱物の大きさ・形・並び方などによる岩石の内部構造。石理。
(5)織物で経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸を組み合わせること。また,その交錯のし方。「織物―」
そしき-えき【組織液】🔗⭐🔉
そしき-えき [3] 【組織液】
動物の各組織の細胞間にある液体成分で,毛細血管から血漿が濾出したもの。細胞に栄養分を直接与え,また老廃物を受けとる。一部は血管に戻るが,大部分はリンパ管に入り,再び血管系に合流する。間質液。
そしき-か【組織化】🔗⭐🔉
そしき-か ―クワ [0] 【組織化】 (名)スル
ばらばらの物や人を,一つの体系のもとにまとめること。「労働者を―する」
そしき-かがく【組織化学】🔗⭐🔉
そしき-かがく ―クワ― [4] 【組織化学】
生化学の一分野。生体内組織中での物質の分布や生化学的性質を研究する。
そしき-がく【組織学】🔗⭐🔉
そしき-がく [3] 【組織学】
生物の組織の構造や機能を研究する学問。
そしき-きゅう【組織球】🔗⭐🔉
そしき-きゅう ―キウ [0] 【組織球】
結合組織や臓器などの中に定着しているマクロファージ。異物や老廃細胞などを捕食する。
そしき-けい【組織系】🔗⭐🔉
そしき-けい [0] 【組織系】
互いに関連性のある生物体の組織の集まり。主に植物にいう。表皮系・維管束系など。
そしき-しんがく【組織神学】🔗⭐🔉
そしき-しんがく [4] 【組織神学】
キリスト教の教義(特に神・啓示など)について体系的に研究する神学。
そしき-スラック【組織―】🔗⭐🔉
そしき-スラック [5] 【組織―】
〔slack は「たるみ」の意〕
企業行動理論で,組織の余裕部分のこと。工程間在庫や内部留保,職務の重複や類似製品の並行開発などをいう。
そしき-ちけい【組織地形】🔗⭐🔉
そしき-ちけい [4] 【組織地形】
地表を構成する岩石の組織や構造を形態に反映した浸食地形。岩石の種類によって浸食の進む速さが異なるためにつくられる。ケスタ・メサなど。
⇔変動地形
そしき-てき【組織的】🔗⭐🔉
そしき-てき [0] 【組織的】 (形動)
一定の秩序や体系をもって全体が構成されているさま。「―な活動」
そしき-てきごうこうげん【組織適合抗原】🔗⭐🔉
そしき-てきごうこうげん ―テキガフカウゲン [1]-[5][8] 【組織適合抗原】
生体の免疫系が非自己を認識する際の基準となる抗原。遺伝的に決定されている。
→ヒト白血球抗原
そしき-てきごうせい【組織適合性】🔗⭐🔉
そしき-てきごうせい ―テキガフ― [1] 【組織適合性】
組織の移植において,移植される側(宿主)と移植片との間に起こる拒絶反応の有無。
そしき-ばいよう【組織培養】🔗⭐🔉
そしき-ばいよう ―ヤウ [4] 【組織培養】
生物の組織や細胞群を無菌的に取り出し培養・増殖させること。取り出した一片を他の生物体に移して育てる生体内培養と,ガラスの器で育てるガラス器内培養があり,通常は後者をさす。発生学・病理学・生理学などの研究に広く利用される。
そしき-ひょう【組織票】🔗⭐🔉
そしき-ひょう ―ヘウ [0][3] 【組織票】
選挙で,ある団体が団結して特定の政党や候補者に投ずる票。
そしき-ほう【組織法】🔗⭐🔉
そしき-ほう ―ハフ [0] 【組織法】
人の行為の基礎または手段となる組織に関して規律する法。商法総則・会社法など。
→行為法
そしき-もう【組織網】🔗⭐🔉
そしき-もう ―マウ [3] 【組織網】
中央から末端まで広く,細かく整備されている組織。
そしき-りょく【組織力】🔗⭐🔉
そしき-りょく [3] 【組織力】
一つのまとまりに組織する能力。また,組織として団結することで発揮される大きな力。
そしき-ろうどうしゃ【組織労働者】🔗⭐🔉
そしき-ろうどうしゃ ―ラウドウ― [6] 【組織労働者】
労働組合に加入している労働者。
そしき-だ・つ【組織立つ】🔗⭐🔉
そしき-だ・つ [4] 【組織立つ】 (動タ五[四])
物事が一定の秩序をもってまとまる。「―・った考え方」
そ-しょく【組織】🔗⭐🔉
そ-しょく [1][0] 【組織】 (名)スル
「そしき(組織)」に同じ。「国民の輿望(ヨボウ)を以て政府を―する憲法は/新粧之佳人(南翠)」
そしき【組織】(和英)🔗⭐🔉
そしき【組織】
(a) construction;→英和
(a) formation;→英和
an organization;→英和
(a) structure;→英和
(a) system;→英和
(a) tissue (生物の).→英和
〜する organize;→英和
form;→英和
compose;→英和
construct.→英和
〜されている be composed;consist.→英和
〜だてる systematize.→英和
〜的 systematic;methodical;→英和
organized.‖組織化 systematization.組織票 block votes.組織力 organizing ability.組織労働者 organized workers[laborers].
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