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広辞苑の検索結果 (27)

はち【蜂】🔗🔉

はち】 ハチ目の昆虫のうち、アリ以外のものの総称。多くは腹が細くのびて、腹柄を形成し、雌は産卵管を毒針としても使う。完全変態をし、幼虫は多く「うじ」状。〈[季]春〉。古事記「呉公むかでと―との室に入れたまひしを」→蜂目はちもく オオスズメバチ 提供:ネイチャー・プロダクション キアシトックリバチ 提供:ネイチャー・プロダクション クマバチ 提供:ネイチャー・プロダクション ジガバチ 提供:ネイチャー・プロダクション セイヨウミツバチ 提供:ネイチャー・プロダクション トラマルハナバチ 提供:ネイチャー・プロダクション ニホンミツバチ 提供:ネイチャー・プロダクション ハキリバチ 提供:ネイチャー・プロダクション フタモンアシナガバチ 提供:ネイチャー・プロダクション

はちおか‐でら【蜂岡寺】‥ヲカ‥🔗🔉

はちおか‐でら蜂岡寺‥ヲカ‥ 広隆寺の古称。

はち‐す【蜂巣】🔗🔉

はち‐す蜂巣】 はちのす。宇津保物語蔵開中「―の如く生みひろぐめり」 ⇒はちす‐おり【蜂巣織】

はちす‐おり【蜂巣織】🔗🔉

はちす‐おり蜂巣織】 布面に細かい方形の凹凸をつくった織物組織。主に敷布・手拭・婦人服地など。枡織ますおり⇒はち‐す【蜂巣】

はちすか【蜂須賀】🔗🔉

はちすか蜂須賀】 姓氏の一つ。江戸時代の外様大名。阿波徳島藩主。 ⇒はちすか‐いえまさ【蜂須賀家政】 ⇒はちすか‐まさかつ【蜂須賀正勝】

はちすか‐いえまさ【蜂須賀家政】‥イヘ‥🔗🔉

はちすか‐いえまさ蜂須賀家政‥イヘ‥ 安土桃山時代の武将。父正勝と共に織田信長に仕え羽柴秀吉に属した。明智光秀との合戦、根来ねごろ一揆鎮圧、文禄・慶長の役に功あり、阿波国を与えられ徳島城に住んだ。関ヶ原の合戦には出陣せず、子至鎮よししげが東軍に属した。致仕ちし後、蓬庵と号す。(1558〜1638) ⇒はちすか【蜂須賀】

はちすか‐まさかつ【蜂須賀正勝】🔗🔉

はちすか‐まさかつ蜂須賀正勝】 安土桃山時代の武将。幼名は小六。修理大夫。羽柴秀吉に従って武功を重ね、四国攻めなどに参加し、その信任が厚かった。もと盗賊の首領であったとするのは誤りで、尾張の土豪の出であったという。(1526〜1586) ⇒はちすか【蜂須賀】

はち‐すずめ【蜂雀】🔗🔉

はち‐すずめ蜂雀】 ハチドリの別称。

はち‐どり【蜂鳥】🔗🔉

はち‐どり蜂鳥】 アマツバメ目ハチドリ科の鳥の総称。一般に小さく、最小は体長約6センチメートル。雄は鮮やかな赤・緑・青・褐色などで、金属光沢がある。飛翔力強く、空中で静止・後退ができ、花の蜜を吸い、また小昆虫を捕食。苔などで椀状の巣をつくり、1〜2卵を産む。中南米に約320種が分布。ハチスズメ。 のどあかはちどり ハチドリ 提供:OPO

はち‐の‐こ【蜂の子】🔗🔉

はち‐の‐こ蜂の子】 ①蜂、特にクロスズメバチの幼虫。蛋白質に富み、佃煮や塩炒りにして食べる。長野県の名産。〈[季]春〉 ②ミミズの古称。新撰字鏡8「蟺、波知乃子」

はち‐の‐す【蜂の巣】🔗🔉

はち‐の‐す蜂の巣】 ①蜂が幼虫を育て、また時には花の蜜を貯蔵するために造る巣。ふつうにはミツバチのように腹部から分泌する蝋物質や、アシナガバチのように木部などを噛んで唾液とまぜたパルプを原料として造る、多数の六角柱状の室(巣房)から成るものを指す。〈[季]春〉 ②〔機〕工具の一種。鋳鉄製の台で、三角・四角・丸など、種々の孔をあけてあり、鍛造の際この孔を用いて加工を行うもの。 蜂の巣 ⇒蜂の巣をつついたよう ○蜂の巣をつついたようはちのすをつついたよう 手もつけられないような大さわぎのさま。 ⇒はち‐の‐す【蜂の巣】

○蜂の巣をつついたようはちのすをつついたよう🔗🔉

○蜂の巣をつついたようはちのすをつついたよう 手もつけられないような大さわぎのさま。 ⇒はち‐の‐す【蜂の巣】 はちのへ八戸】 青森県南東部の市。もと南部氏の城下町。三陸北端の重要な漁港。硫安・セメントなどの工業も盛ん。盛岡市に対して小南部の称がある。人口24万5千。 はち‐の‐み鉢の実】 (女房詞)乳鉢の乳棒。〈日葡辞書〉 はちはい‐どうふ八杯豆腐】 細く薄く切った豆腐を、水4杯・醤油2杯・酒2杯などの割合にまぜ合わせた汁で煮た料理。また、その豆腐。古くは、饂飩うどん豆腐と呼んだ。 はち‐はち (→)「ぱちぱち」に同じ。日葡辞書「ハチハチトウツ」 はち‐はち八八】 花札の遊び方の一つ。勝負を決する点数を88点と定めたもの。 ぱち‐ぱち ①物がはぜ、火などがはねる、小さく鋭い音。また、そのさま。「火が―と燃える」「そろばんを―はじく」 ②拍手の音。 ③まばたきするさま。「目を―させる」 ぱちぱちおう八八王‥ワウ 粟田口国吉作の太刀の異名。今川範国が敵の兜かぶとの鉢と半首はつぶりとを切り割ったからいう。やつはちおう。 はちはち‐かんたい八八艦隊】 旧日本海軍で、艦齢8年未満の戦艦8隻・巡洋戦艦8隻を主力とする艦隊の称。1907年(明治40)の帝国国防方針制定以来海軍の建艦目標であったが、21年(大正10)のワシントン軍縮会議の結果中止された。

はち‐はらい【蜂払い】‥ハラヒ🔗🔉

はち‐はらい蜂払い‥ハラヒ 物を聞き入れないでしりぞけること。(嬉遊笑覧)

はち‐ほこり【蜂誇り】🔗🔉

はち‐ほこり蜂誇り】 蜂のように威張り誇ること。戴恩記「―にほこり」

はち‐みつ【蜂蜜】🔗🔉

はち‐みつ蜂蜜】 ミツバチが植物の花から採取し、巣に貯蔵した蜜。花によって色・風味・粘度が異なる。成分は大部分が糖分で栄養価が高く、食用・薬用。

はち‐もく【蜂目】🔗🔉

はち‐もく蜂目】 昆虫綱の一目。完全変態。翅は膜質で透明、飛行の際、前後翅が鉤状の突起で連なる。口器は咬み型あるいは舐め型。雌の尾部には、産卵管またはその変形した毒針がある。幼虫はうじ型。社会生活をするものも多い。世界に約13万種。膜翅類。

はちや‐がき【蜂屋柿】🔗🔉

はちや‐がき蜂屋柿】 カキの一品種。渋柿。岐阜県美濃加茂市蜂屋町の原産。果実は大きく、長楕円形で、頂部は鈍い屋根形にとがり、表面は暗橙黄色で、果肉は緻密、種子が少ない。水分が少なく、干柿の最上種とされる。

はち‐ろう【蜂蝋】‥ラフ🔗🔉

はち‐ろう蜂蝋‥ラフ (→)蜜蝋に同じ。

ほう‐か【蜂窩】‥クワ🔗🔉

ほう‐か蜂窩‥クワ 蜂の巣。 ⇒ほうかしき‐えん【蜂窩織炎】

ほうかしき‐えん【蜂窩織炎】‥クワ‥🔗🔉

ほうかしき‐えん蜂窩織炎‥クワ‥ 皮下および深部の密度の粗な結合組織中に起こる急性の化膿性炎症。ブドウ球菌・連鎖球菌などの化膿菌が小さな傷などから侵入することによって起こり、腫脹・発赤・圧痛・熱感を発し、化膿を伴う。フレグモーネ。蜂巣炎。蜂窩炎。 ⇒ほう‐か【蜂窩】

ほう‐き【蜂起】🔗🔉

ほう‐き蜂起】 蜂が巣から一時に飛びたつように、大勢の人々が一斉に立ち上がって実力行使の挙にでること。平家物語5「奈良の大衆おびたたしく―す」。「武装―」

ほうそう‐えん【蜂巣炎】‥サウ‥🔗🔉

ほうそう‐えん蜂巣炎‥サウ‥ (→)蜂窩織炎ほうかしきえんに同じ。

ほう‐たい【蜂蠆】🔗🔉

ほう‐たい蜂蠆】 はちとさそり。小さくて恐ろしいもののたとえ。

ほう‐ぼう【蜂房】‥バウ🔗🔉

ほう‐ぼう蜂房‥バウ 蜂の巣。

ほう‐よう【蜂腰】‥エウ🔗🔉

ほう‐よう蜂腰‥エウ ①蜂のようにくびれた腰。やなぎごし。 ②こしおれうた。 ③蜂腰病の略。 ⇒ほうよう‐びょう【蜂腰病】

ほうよう‐びょう【蜂腰病】‥エウビヤウ🔗🔉

ほうよう‐びょう蜂腰病‥エウビヤウ 詩八病の一つ。五言一句のうち第2字と第4字または第2字と第5字とが、声調を同じくするもの。 ⇒ほう‐よう【蜂腰】

[漢]蜂🔗🔉

 字形 〔虫部7画/13画/4310・4B2A〕 〔音〕ホウ(漢) 〔訓〕はち [意味] 昆虫の名。はち。「蜂起・蜂腰・養蜂」

大辞林の検索結果 (31)

はち【蜂】🔗🔉

はち [0] 【蜂】 膜翅目のうちアリを除く昆虫の総称。世界で十数万種が知られている。一般に膜質の前ばねと後ろばねの四翅を持ち,体長は1ミリメートルに満たないものから70ミリメートルに達するものがある。生態的には社会性・孤独性・寄生性および植物食のものなどがあり,多様である。完全変態をする。雌は毒針を持つものが多い。[季]春。《―の尻ふはと針をさめけり/川端茅舎》

はちおか-でら【蜂岡寺】🔗🔉

はちおか-でら ハチヲカ― 【蜂岡寺】 広隆寺(コウリユウジ)の古称。

はち-くま【蜂熊】🔗🔉

はち-くま [0] 【蜂熊】 タカ目タカ科の鳥。全長約60センチメートル。背面は黒褐色。昆虫やカエル・ヘビなどを食うが,特にハチの幼虫や蛹(サナギ)を好むといわれる。ユーラシア大陸に広く分布し,日本には夏鳥として全国の森林に渡来する。

はち-す【蜂巣】🔗🔉

はち-す [0] 【蜂巣】 ハチの巣。

はちす-おり【蜂巣織(り)】🔗🔉

はちす-おり [0] 【蜂巣織(り)】 ⇒枡(マス)織(オ)り

はちすか【蜂須賀】🔗🔉

はちすか 【蜂須賀】 姓氏の一。

はちすか-いえまさ【蜂須賀家政】🔗🔉

はちすか-いえまさ ―イヘマサ 【蜂須賀家政】 (1558-1638) 安土桃山・江戸初期の武将。徳島藩祖。正勝(小六)の子。豊臣秀吉に仕え,四国攻略後阿波一七万石余を領した。関ヶ原の戦いでは初め西軍に加えられたが参戦せず,本領を安堵。

はちすか-まさかつ【蜂須賀正勝】🔗🔉

はちすか-まさかつ 【蜂須賀正勝】 (1526-1586) 安土桃山時代の武将。尾張の土豪。幼名,小六。のち彦右衛門尉。豊臣秀吉の臣。美濃墨俣(スノマタ)城の築塁,越前・近江征討,中国・四国攻略などで戦功を重ねた。

はち-すずめ【蜂雀】🔗🔉

はち-すずめ [3] 【蜂雀】 ハチドリの異名。

はち-どり【蜂鳥】🔗🔉

はち-どり [2] 【蜂鳥】 アマツバメ目ハチドリ科に属する鳥の総称。鳥の中で最も小形。羽は金属光沢のある美しい色彩をもつ。飛行は前進・後進・静止ができ,空中に静止して細長いくちばしで蜜を吸う。南北アメリカ大陸に約三四〇種(または三二〇種)が知られ,最小種は体長6センチメートル。ハチスズメ。 蜂鳥 [図]

はち-の-こ【蜂の子】🔗🔉

はち-の-こ [0] 【蜂の子】 ハチの幼虫。特に,スズメバチやクロスズメバチの幼虫をいう。タンパク質・脂肪に富み食用とする。

はち-の-す【蜂の巣】🔗🔉

はち-の-す [4][0] 【蜂の巣】 (1)ハチが幼虫を育てたり花の蜜(ミツ)をたくわえたりするために作る巣。ハチの種類により形状はさまざまであるが,腹部から分泌する蝋質を集めて作る六角柱状の集合体のものが多い。[季]春。 (2)鍛造作業に用いる金敷の一種。側面に各種の溝があり,表面には裏まで貫通した各種の形の穴がある。 (3)〔形が(1)に似ているところから〕 (料理用の)牛の第二胃。

はちのす=をつついたよう🔗🔉

――をつついたよう 大騒ぎになって手のつけられないさま。

はち-ぶ・く【蜂吹く】🔗🔉

はち-ぶ・く 【蜂吹く】 (動カ四) 不満気な顔をする。ふくれ面をする。「鼻などうち赤めつつ,―・きいへば/源氏(松風)」

はち-みつ【蜂蜜】🔗🔉

はち-みつ [0] 【蜂蜜】 ミツバチが花から集めて巣にたくわえた蜜。無色または飴色で,ねばりがあり甘い。大部分が糖分で栄養価が高く,食用・薬用。ハニー。

はちみつ-が【蜂蜜蛾】🔗🔉

はちみつ-が [4] 【蜂蜜蛾】 メイガ科のガ。開張約25ミリメートル。はねは細く,茶褐色。幼虫はウジ状で,ミツバチの巣や毛皮などを食べるため,養蜂の害虫とされる。世界各地に分布。

はちや【蜂谷】🔗🔉

はちや 【蜂谷】 姓氏の一。

はちや-そうせん【蜂谷宗先】🔗🔉

はちや-そうせん 【蜂谷宗先】 (1693-1739) 香道志野流九世。号,葆光斎。家元制成立期の宗匠として,香道の教授内容を整備し,没後「香道箇条目録」として集成された。また,「諸国香道門人帳」の記載を始めた。

はちや-がき【蜂屋柿】🔗🔉

はちや-がき [3] 【蜂屋柿】 カキの一品種。渋柿。果実は大きく長楕円形で,頂部は鈍くとがる。干し柿とする。岐阜県美濃加茂市蜂屋町の原産。美濃柿。

はち-ろう【蜂蝋】🔗🔉

はち-ろう ―ラフ [0] 【蜂蝋】 ⇒蜜蝋(ミツロウ)

ほう-か【蜂窩】🔗🔉

ほう-か ―クワ [1] 【蜂窩】 蜂の巣。蜂房。

ほうか-しき-えん【蜂窩織炎】🔗🔉

ほうか-しき-えん ―クワ― [5] 【蜂窩織炎】 皮下または筋肉・内臓周囲の組織が疎である部位(蜂窩織)に生じた急性化膿性炎症。ブドウ球菌・連鎖球菌などにより起こる。局所は赤く腫れて痛む。蜂巣織炎。

ほう-き【蜂起】🔗🔉

ほう-き [1] 【蜂起】 (名)スル 大勢の者が一斉に行動を起こすこと。「反乱軍が各地で―する」

ほう-そう【蜂巣】🔗🔉

ほう-そう ―サウ [0] 【蜂巣】 はちのす。蜂窩(ホウカ)。蜂房。

ほうそう-しきえん【蜂巣織炎】🔗🔉

ほうそう-しきえん ―サウ― [6] 【蜂巣織炎】 ⇒蜂窩織炎(ホウカシキエン)

ほう-よう【蜂腰】🔗🔉

ほう-よう ―エウ [0] 【蜂腰】 (1)(女性の)蜂のようにくびれた腰。 (2)五言詩の一句中の第二字と第五字との平仄(ヒヨウソク)が同じであること。または,五言詩,七言詩の別なく一句中の第二字と第四字が同声であること。または,律詩の第五句と第六句だけに対句を用いたもの。詩八病(シハチヘイ)の一つとして避けるべきものとされた。

はち【蜂】(和英)🔗🔉

はち【蜂】 a bee (蜜蜂);→英和 a wasp (スズメバチ).→英和 蜂の巣 a beehive;→英和 a honeycomb.→英和

はちどり【蜂鳥】(和英)🔗🔉

はちどり【蜂鳥】 a hummingbird.→英和

はちみつ【蜂蜜】(和英)🔗🔉

はちみつ【蜂蜜】 honey.→英和

ほうき【蜂起】(和英)🔗🔉

ほうき【蜂起】 an uprising.→英和 〜する rise.→英和

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