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広辞苑の検索結果 (11)

あやまり【誤り・謬り】🔗🔉

あやまり誤り・謬り】 ①まちがい。しそこない。枕草子278「なにごとの―にか、泣きののしり給ふさへ、いとはえばえし」。「―を正す」「判断の―」 ②正しくない行為。特に、男女間の不義。源氏物語梅枝「いささかの事の―もあらば、かろがろしきそしりをや負はむ」 ③病気。源氏物語蜻蛉「御心地の―にこそはありけれ」 ④〔論〕 ㋐真でないことを真と見なすこと。 ㋑虚偽。誤謬ごびゅう

あやま・る【誤る・謬る】🔗🔉

あやま・る誤る・謬る】 〔自他五〕 ①正しい筋道からはずれる。また、しくじる。まちがえる。地蔵十輪経元慶点「謬アヤマルに千里を以てせり」。宇津保物語楼上下「かかる折にあひし手弾かせ奉り給ふに、いささか―・らず」。「―・った考え」「道を―・る」「選択を―・る」 ②普通の状態からはずれる。正常でなくなる。継体紀「おそりて色おもえり―・りぬ」。源氏物語真木柱「いとど御心地も―・りて」 ③約束にたがう。心変りする。伊勢物語「ちぎれること―・れる人に」 ④詐欺をはたらく。だましとる。浄瑠璃、冥途飛脚「大分人の金を―・り」 ⑤傷つける。武道伝来記「うつ太刀に、半之丞、右の肩先を―・り」 ⑥間違った方向へみちびく。「国を―・る施策」「若い者を―・る書」

びゅう‐けい【謬計】ビウ‥🔗🔉

びゅう‐けい謬計ビウ‥ まちがった考え・計画。謬算。

びゅう‐けん【謬見】ビウ‥🔗🔉

びゅう‐けん謬見ビウ‥ まちがった考え。あやまった意見。「―を改める」

びゅう‐げん【謬言】ビウ‥🔗🔉

びゅう‐げん謬言ビウ‥ まちがった発言。

びゅう‐さん【謬算】ビウ‥🔗🔉

びゅう‐さん謬算ビウ‥ (→)謬計びゅうけいに同じ。

びゅう‐せつ【謬説】ビウ‥🔗🔉

びゅう‐せつ謬説ビウ‥ まちがった説。

びゅう‐そう【謬想】ビウサウ🔗🔉

びゅう‐そう謬想ビウサウ あやまった考え。

びゅう‐でん【謬伝】ビウ‥🔗🔉

びゅう‐でん謬伝ビウ‥ あやまったいいつたえ。誤伝。

びゅう‐ろん【謬論】ビウ‥🔗🔉

びゅう‐ろん謬論ビウ‥ あやまった議論。

[漢]謬🔗🔉

 字形 〔言部11画/18画/4121・4935〕 〔音〕ビュウ〈ビウ〉(漢) 〔訓〕あやまる [意味] 事実とちがったことを言う。あやまる。まちがい。(同)繆。「謬見・謬語・誤謬・訛謬かびゅう・帰謬法」

大辞林の検索結果 (9)

あやまり【誤り・謬り】🔗🔉

あやまり [3][0] 【誤り・謬り】 (1)正しくないこと。「論理の―」「文法上の―」「―を犯す」 (2)やりそこない。失敗。あやまち。「選択の―」「弘法にも筆の―」 (3)正しくない行為。特に,男女間の不倫な関係。「いささかの事―もあらば,かろがろしきそしりをや負はむと/源氏(梅枝)」 (4)(精神の 異常。「この人を思すゆかりの御心地の―にこそは/源氏(蜻蛉)」

あやま・る【誤る・謬る】🔗🔉

あやま・る [3] 【誤る・謬る】 (動ラ五[四]) (1)不適切な判断・選択・評価・行動などをする。間違える。やりそこなう。「選択を―・る」「目測を―・る」 (2)よくないことをする。道にはずれた行為をする。「―・った考えをもつ」 (3)他人を間違いに導く。あやまちをさせる。「人を―・る言動」 (4)約束を破る。あざむく。「昔,男,契れること―・れる人に/伊勢 122」 (5)病気で心が乱れる。「いとど御心地も―・りて/源氏(真木柱)」 [慣用] 身を―

びゅう-けん【謬見】🔗🔉

びゅう-けん ビウ― [0] 【謬見】 まちがった意見。誤った考え。

びゅう-げん【謬言】🔗🔉

びゅう-げん ビウ― [0] 【謬言】 まちがった言葉。また,うそ。

びゅう-さく【謬錯】🔗🔉

びゅう-さく ビウ― [0] 【謬錯】 まちがい。誤謬。「小説の何たるをば解せざるに出たる―のみ/小説神髄(逍遥)」

びゅう-せつ【謬説】🔗🔉

びゅう-せつ ビウ― [0] 【謬説】 まちがった考えや説明。

びゅう-でん【謬伝】🔗🔉

びゅう-でん ビウ― [0] 【謬伝】 うわさ・話などを誤って伝えること。また,そのうわさ・話。誤伝。

びゅう-ろん【謬論】🔗🔉

びゅう-ろん ビウ― [0] 【謬論】 まちがった議論。

びゅうせつ【謬説】(和英)🔗🔉

びゅうせつ【謬説】 a false report.

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