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広辞苑の検索結果 (7)

ふう‐ど【風土】🔗🔉

ふう‐ど風土】 その土地固有の気候・地味など、自然条件。土地柄。特に、住民の気質や文化に影響を及ぼす環境にいう。万葉集17「越中の―」。「日本の―に適した作物」「永田町の政治―」。(書名別項) ⇒ふうど‐き【風土記】 ⇒ふうど‐しょく【風土色】 ⇒ふうど‐びょう【風土病】

ふうど【風土】(作品名)🔗🔉

ふうど風土】 和辻哲郎の代表的著作。1935年(昭和10)刊。ある地域の気候・地質・景観をその土地に住む人間との関わりの中で捉え、モンスーン型(東アジア)・砂漠型(西アジア)・牧場型(ヨーロッパ)の3類型を設定。

ふうど‐き【風土記】🔗🔉

ふうど‐き風土記⇒ふどき⇒ふう‐ど【風土】

ふうど‐しょく【風土色】🔗🔉

ふうど‐しょく風土色】 風土の差異によって生ずるそれぞれの特色。 ⇒ふう‐ど【風土】

ふうど‐びょう【風土病】‥ビヤウ🔗🔉

ふうど‐びょう風土病‥ビヤウ 一定の地域に持続して多発する、その地方特有の病気。地理・気候・地質・生物相および住民の生活様式など種々の要因がある。つつが虫病・日本住血吸虫病・くる病・甲状腺腫・作州熱・天竜熱・秋疫・フィラリア症など。 ⇒ふう‐ど【風土】

ふど‐き【風土記】🔗🔉

ふど‐き風土記】 地方別に風土・産物・文化その他の情勢を記したもの。

ふどき【風土記】(作品名)🔗🔉

ふどき風土記】 713年(和銅6)元明天皇の詔によって、諸国に命じて郡郷の名の由来、地形、産物、伝説などを記して撰進させた地誌。完本として伝わるものは出雲風土記のみで、常陸・播磨の両風土記は一部が欠け、豊後・肥前のものはかなり省略されていて、撰進された時期も一律ではない。文体は国文体を交えた漢文体。平安時代や江戸時代に編まれた風土記と区別するため「古風土記」という。→出雲風土記→播磨風土記→肥前風土記→常陸風土記→豊後風土記 →文献資料[出雲国風土記]

大辞林の検索結果 (8)

ふう-ど【風土】🔗🔉

ふう-ど [1] 【風土】 土地の状態。住民の慣習や文化に影響を及ぼす,その土地の気候・地形・地質など。「日本の―に慣れる」「精神的―」

ふうど-き【風土記】🔗🔉

ふうど-き 【風土記】 ⇒ふどき(風土記)

ふうど-しょく【風土色】🔗🔉

ふうど-しょく [3] 【風土色】 それぞれの土地の風土の違いから生まれる特色。「―豊かな民芸品」

ふうど-びょう【風土病】🔗🔉

ふうど-びょう ―ビヤウ [0] 【風土病】 特定地域に持続的に多く発生する病気。その土地特有の自然環境や生活習慣が関与する。熱帯地方のマラリア・黄熱病,東南アジアや日本の日本脳炎など。地方病。

ふど-き【風土記】🔗🔉

ふど-き [2] 【風土記】 (1)諸国の風土・風俗・産物・伝説などを記した本。「房総―」 (2)各方面の情勢を地方別に記した本。「政界―」「人物―」

ふどき【風土記】🔗🔉

ふどき 【風土記】 713年の元明天皇の詔により諸国で編纂された官撰の地誌に対する平安朝以降の通称。郡名の由来・伝承・産物・土地の状態などを各国庁が解文として撰進した。出雲・常陸・播磨・豊後・肥前の五か国のものが現存するが,完本は出雲国のみ。他に約三〇国の逸文が伝存する。文体は国文体を交えた漢文体。後世作られた風土記の類と区別して古風土記ともいう。

ふうど【風土】(和英)🔗🔉

ふうど【風土】 climate.→英和 風土病 an endemic.→英和

ふどき【風土記】(和英)🔗🔉

ふどき【風土記】 a topography.→英和

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