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てんちはばんぶつのげきりょ【天地は万物の逆旅】▽中国🔗⭐🔉
てんちはばんぶつのげきりょ【天地は万物の逆旅】▽中国
天地は、万物が生まれてから死ぬまでの間に一時的にとどまる宿屋のようなものである。
《参考》
(イ)生まれた者は必ず死に、人生ははかないという思想を述べたことば。
(ロ)「逆旅」は、旅人を迎(=逆)える宿屋。
《出典》
夫(ソ)レ天地ハ万物ノ逆旅ニシテ、光陰ハ百代ノ過客(カカク)ナリ。而(シコ)ウシテ浮生ハ夢ノ如(コ゛ト)シ、歓(ヨロコ)ビヲ為(ナ)スコト幾何(イクハ゛ク)ゾ。〔李白(リハク)・春夜桃李園に宴する序〕
てんち なつふゆ ゆきとすみ【天地 夏冬 雪と墨】🔗⭐🔉
てんち なつふゆ ゆきとすみ【天地 夏冬 雪と墨】
まったく正反対なこと、はなはだしい差があることのたとえ。
◎天と地ほど、夏と冬ほど、雪と墨ほどかけ離れているの意から。
〔類〕雲泥の差
てんちはばんぶつのげきりょ【天地は万物の逆旅】🔗⭐🔉
てんちはばんぶつのげきりょ【天地は万物の逆旅】
この世のあらゆるものは、すべてみなはかないものだということ。
◎「万物」はあらゆるもの、「逆旅」は宿屋のこと。天地というのは、あらゆるものが泊まる宿屋のような仮の場所にすぎないの意から。
〔出〕李白(りはく)
てんちをうごかしきじんをかんぜしむ【天地を動かし鬼神を感ぜしむ】🔗⭐🔉
てんちをうごかしきじんをかんぜしむ【天地を動かし鬼神を感ぜしむ】
詩歌の与える感動が大きいことを言うことば。
◎『詩経』の「天地を動かし鬼神を感ぜしむるは詩より近きは莫(な)し」を引いて「力をも入れずして天地(あめつち)を動かし、目に見えぬ鬼神をも哀れと思はせ、男女(をとこをんな)の仲をも和らげ、猛(たけ)き武士(もののふ)の心をも慰むるは歌(うた)なり」としるした『古今集』の序のことばから。
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