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(1)五十音図タ行第五段の仮名。歯茎破裂音の無声子音と後舌の半狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「と」は「止」の草体。片仮名「ト」は「止」の初二画。 〔奈良時代までは,上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕

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将棋で,「と金」の略。

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〔「と(外)」と同源か。多く「…とに」の形で用いる〕 時。あいだ。うち。「君呼び返せ夜のふけぬ―に/万葉 1822」「はや帰りませ恋ひ死なぬ―に/万葉 3747」

と【ト】🔗🔉

[1] 【ト】 洋楽の音名。欧語音名 G に当てた日本音名。基準音イより短七度高い音。

と【人】🔗🔉

【人】 「ひと」の省略形。「おとと(弟)」「はやと(隼人)」「ぬすっと(盗人)」「すけっと(助人)」などの「と」がこれにあたる。

と【十】🔗🔉

[1] 【十】 数のとお。じゅう。多く名詞の上に付いて,接頭語的に用いる。「―文(モン)」「―月」

と【戸】🔗🔉

[0] 【戸】 〔「門(ト)」と同源〕 窓や出入り口,門・戸棚などに取り付け,開閉して内部と外部とを仕切ったり,出入り口を閉ざしたりするための建具の総称。「雨―」「―をあける」

と【外】🔗🔉

【外】 (1)そと。ほか。「家の―」「―に出でぬ/竹取」 (2)便所。厠(カワヤ)。「―エマイル/日葡」

と【利・鋭】🔗🔉

【利・鋭】 〔形容詞「とし(利)」の語幹から〕 するどいこと。すばやいこと。多く「利目(トメ)」「利心(トゴコロ)」など複合した形でみられる。

と【所・処】🔗🔉

【所・処】 ところ。「隈所(クマト)」など複合した形でみられる。「ふしど(臥所)」「ねど(寝所)」のように「ど」ともなる。

と【門・戸】🔗🔉

【門・戸】 (1)家の出入り口。戸口。かど。もん。「後つ―より逃げ出でて/古事記(中訓)」 (2)海峡などの,両岸がせばまった水流の出入りする所。水門(ミト)。瀬戸。「天離る鄙(ヒナ)の長道ゆ恋ひ来れば明石の―より大和島見ゆ/万葉 255」

と【音】🔗🔉

【音】 〔「おと」の「お」が脱落した形〕 おと。ひびき。こえ。「風の―の遠き我妹が着せし衣/万葉 3453」

と【砥】🔗🔉

[1] 【砥】 砥石(トイシ)。

と【跡】🔗🔉

【跡】 あと。「跡絶(トダ)える」「跡見(トミ)」など複合した形でみられる。

と【斗】🔗🔉

[1] 【斗】 (1)尺貫法の容積の単位。一斗は一〇升,約18.039リットル。 →升 (2)和船の積載量または材木の実体積の単位。石(コク)の一〇分の一,一立方尺(約0.0278立方メートル)。 (3)二十八宿の一。北方の星宿。射手(イテ)座の南斗六星にあたる。ひきつぼし。 (4)日本建築の柱などの上に設ける四角い材。ます。ますがた。

と【徒】🔗🔉

[1] 【徒】 仲間。同類の人たち。やから。「無頼の―」「忘恩の―」「学問の―」

と【途】🔗🔉

[1] 【途】 〔古くは「ど」とも〕 みち。旅の道すじ。

と【都】🔗🔉

[1] 【都】 (1)みやこ。 (2)地方公共団体の一。東京都がこれにあたる。 →都道府県 (3)「東京都」の略。「―の方針」「―条例」

と【堵】🔗🔉

[1] 【堵】 かき。かきね。

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(副) そのように。副詞「かく」と呼応して用いられることが多い。「―にもかくにも」「―やあらんかくやあらん」「―につけかくにつけ」 →とかく(副) →とにかく(副) →ともかく(副)

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(接続) 〔接続助詞「と」から〕 「すると{(1)}」に同じ。「皆で話をしていた。―,突然悲鳴が聞こえた」

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■一■ (格助) (1)動作・作用の相手・共同者を表す。「先生―話す」「友人―会社をつくる」 (2)比較の基準を表す。「考え方が君―違う」「以前―同じ要領です」 (3)動作・作用などの帰結・結果を表す。「学生―なる」「名を一郎―改める」 (4)動作・作用・状態の内容を表す。「開催地は東京―決まった」「出かけよう―したら雨になった」「インフレは必至―考えられる」「師―仰ぐ人」 (5)動作・状態の様子を表す。「きっぱり―あきらめる」「ぐらぐら―揺れる」「あふれた水が道路を川―流れる」「貴公子然―すます」「意外―いい出来だ」 (6)量的な限度を表す。少ない量をあげて,打ち消しの形をとる。「この食料では三日―もつまい」「五分―待てない」 (7)心理的な状態を指し示す。「と思って」の意。「早く行こう―先を急ぐ」 (8)引用語句であることを表す。「『性は善なり』―孟子にもあるよ」 (9)(「とする」「として」の形で)状態を形容する。「はっ―して目がさめた」「じっ―している」 (10)「…と…」の形で,同一の動詞を重ね意味を強める。現代語では限られた言い方としてしか用いられない。「あり―あらゆる人」「生き―し生ける者」 (11)「…となく…となく」の形で慣用的に用いる。「夜―なく昼―なく」 ■二■ (並立助) 体言またはそれに準ずる語に付いて,二つまたはそれ以上のものを並べあげるのに用いる。「君―ぼく―は親友だ」「犬―猫を飼う」 ■三■ (接助) 活用語の終止形に接続する。 (1)二つの動作・作用が同時に行われることを表す。「家にはいる―,プーンといいにおいがしてきた」「庭に出る―,犬がとんできた」 (2)同じ主体の動作・作用が引き続いて起こることを表す。「電車を降りる―,ホームをかけだした」「机に本を置く―,すぐ出て行った」 (3)次に起こる動作・作用のきっかけを表す。「話が始まる―,あたりは静かになった」「山を見る―,友人のことが思い出される」 (4)ある条件が備わると,いつも同じことが起こるということを表す。「夏休みになる―,海は海水浴客でにぎわう」「猫がいなくなる―,鼠がふえる」 (5)前後の関係が,いわば順当に起こりうるような場合の前件を表す。「姿を見られる―面倒だから,隠れよう」「お酒は適量に飲む―いい」 (6)次の発言の前置きを表す。「はっきり言う―,それは不可能だ」「この場合です―,お値段が高くなります」 (7)(「う・よう」「まい」などの語に続いて)予想に反する事態が起こることを表す。この逆接の条件を表す用法は現代語ではごく限られた言い方にしか用いられない。「行こう―行くまい―ぼくの勝手だ」「なにをしよう―,いいじゃないか」 〔(1)格助詞および並立助詞の「と」は上代からの語。「梯立ての倉梯山は嶮しけど妹―登れば嶮しくもあらず/古事記(下)」「うちなびく春の柳―我がやどの梅の花―をいかにか別かむ/万葉 826」(2)接続助詞の「と」は中古以降の語。中古には,仮定の逆接条件を表した。「嵐のみ吹くめるやどに花すすき穂に出でたり―かひやなからむ/蜻蛉(上)」中世後期から近世へかけて,順接条件を表すものが見られるようになり,現代に及ぶ。「私の留守になる―,酒ばかり飲うで/狂言・吃(虎寛本)」「てんがうも事による,重ねてしやる―かか様にいふぞや/浄瑠璃・阿波の鳴門」〕

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(係助) 〔上代東国方言〕 係助詞「ぞ」に同じ。「伊香保ろに天雲い継ぎかぬまづく人―おたはふいざ寝しめとら/万葉 3409」「荒し男のいをさ手挟み向かひ立ちかなるましづみ出でて―我(ア)が来る/万葉 4430」

と(和英)🔗🔉

with (一緒に);→英和 and (及び).→英和

と【戸】(和英)🔗🔉

と【戸】 a door;→英和 a sliding door (雨戸);a shutter (窓の).→英和

と【徒】(和英)🔗🔉

と【徒】 [連中]a party;→英和 a set;→英和 a gang.→英和

と【途につく】(和英)🔗🔉

と【途につく】 leave.→英和 〜にある be on one's way.

と【都】(和英)🔗🔉

と【都】 the Metropolis.〜の metropolitan.→英和 ‖都知事 the Metropolitan Governor.都庁 the Metropolitan Government (Office: 建物).

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