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かず【数】🔗⭐🔉
かず 【数】
■一■ [1] (名)
(1)物の多少や順序を表す言葉。一,二,三の類。また,それを表す文字。
(2)物の数量。「人の―を数える」「―が合わない」
(3)数量の多いこと。古語では多く「かずの」の形で使われる。「―をこなす」「―ある作品中の名作」「今我等―の仏を見奉りつ/栄花(鳥の舞)」
(4)数えあげるほどに価値のあるもの。下に打ち消しの語を伴っていう場合が多い。「物の―でない」「物の―にも入らない」
(5)あるものを構成する,同類の仲間。「亡き―に入る」「この御殿移りの―の内には交じらひ給ひなまし/源氏(玉鬘)」
(6)数を数える時に,しるしとして使う物。特に,勝負の点数を数える時の串など。「―には,榛とかやいふなる木の枝にかねの鵯鳥をぞすゑし/たまきはる」
■二■ (接頭)
〔近世語〕
名詞に付いて,ありふれた,安っぽい,粗末な,などの意を表す。「―扇」「―具足」
しば-しば【屡・屡屡・数・数数】🔗⭐🔉
しば-しば [1] 【屡・屡屡・数・数数】 (副)
何度も何度も。たびたび。しょっちゅう。「―訪れる」
すう【数】🔗⭐🔉
すう [1] 【数】
(1)物のかず。「利用者の―をかぞえる」「参加者―」
(2)物をかぞえる場合の基礎になる概念。狭義には自然数をさすが,これを拡張した整数・有理数・実数・複素数などをさす場合がある。
(3)インド-ヨーロッパ語などに見られる文法範疇(ハンチユウ)の一。単数・複数のほかに,二つそろって一単位となる双数(両数),三つそろわなければならない三数,四つの四数などがある。特にインド-ヨーロッパ語においては名詞,代名詞などに備わっており,一致などに重要なかかわりをもつ。「性・―・格による語形変化」
(4)数をかぞえること。計数の観念。「―に明るい」
(5)物事の成り行き。動向。「勝敗の―は,戦はずして既に明かである/此一戦(広徳)」
(6)運命。めぐりあわせ。「測り難きの―を畏れて,巫覡卜相の徒の前に首を俯せんよりは/運命(露伴)」
かず【数】(和英)🔗⭐🔉
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