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うたた【転】🔗🔉

うたた [0][1] 【転】 (副) (1)状態がどんどん進行してはなはだしくなるさまをいう。いよいよ。ますます。「―今昔の感にたえない」 (2)(多く「うたたある」の形で)ある状態が普通でないことに心を動かされる意を表す。(ア)非常に。はなはだしく。「いと―あるまで世を恨み侍るめれば/源氏(手習)」(イ)いよいよ。一層。「さらぬだに雪の光はあるものを―有明の月ぞやすらふ/式子内親王集」(ウ)嫌な気を起こさせるように。「をみなへし―あるさまの名にこそありけれ/古今(雑体)」 →うたて

うたて【転】🔗🔉

うたて 【転】 〔「うたた」の転〕 ■一■ (副) 事態や心情が意志に関係なく移り進んでしまうさまを表す語。 (1)ますます。ひどく。いよいよはなはだしく。「みか月のさやにも見えず雲隠り見まくそほしき―この頃/万葉 2464」 (2)嫌なことに。嘆かわしいことに。「人のきかむも―ものくるほしければ/蜻蛉(上)」 (3)普通でなく。「葉のひろごりざまぞ―こちたけれど/枕草子 37」 ■二■ (形動ナリ) 情けない。いとわしい。「―なりける心なしのしれ者かな/宇治拾遺 2」

ころ【転】🔗🔉

ころ [1] 【転】 (1)重い物を移動する時用いる丸棒。物の下に置き,その回転を利用して動かす。ごろた。ころばし。 (2)細くて短いたき木。 (3)さいころ。

てん【転】🔗🔉

てん [1] 【転】 (1)言葉の音が別の音にかわること。「手に手に」が「てんでに」となる類。 (2)「転句」に同じ。

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