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たま【魂・霊・魄】🔗⭐🔉
たま [1] 【魂・霊・魄】
〔「たま(玉)」と同源か〕
たましい。霊魂。万物にやどり,また遊離しやすい存在と意識され,「木魂(コダマ)」「言魂(コトダマ)」「船魂(フナダマ)」「和魂(ニキタマ)」「荒御魂(アラミタマ)」など多く複合した形で用いられるとともに,「魂祭(タママツ)り」「魂送り」「鎮魂(タマシズメ)」「御魂振(ミタマフ)り」などの行事や呪術を表す語形をも生じた。「空蝉のからは木ごとにとどむれど―のゆくへをみぬぞかなしき/古今(物名)」
ち【霊】🔗⭐🔉
ち 【霊】
霊的な力を持つものを表す語。複合して用いられる。「いかず―」「かぐつ―」「みず―」「おろ―」
み【神・霊】🔗⭐🔉
み 【神・霊】
霊的な力をもつものの意。「山祇(ヤマツミ)」「海神(ワタツミ)」など他の語と複合して用いられる。「やまつ―の奉る御調(ミツギ)と/万葉 38」
りょう【霊】🔗⭐🔉
りょう リヤウ 【霊】
たたりをする,生き霊や死霊。「うらなひよりけむ女の―こそ/源氏(柏木)」
れい【霊】🔗⭐🔉
れい [1] 【霊】
(1)人間や動物の体に宿って,心のはたらきをつかさどり,また肉体を離れても存在すると考えられる精神的実体。たましい。「―と肉との一致」
(2)死んだ人のたましい。みたま。「戦死者の―を慰める」「先祖の―をまつる」
(3)目に見えない不思議なはたらきをもつもの。神霊。
大辞林に「霊」で完全一致するの検索結果 1-6。