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うま【馬】🔗⭐🔉
うま [2] 【馬】
〔「馬」の字音「マ」に基づいてできた語〕
(1)奇蹄目ウマ科の哺乳類。肩高1.2〜1.7メートル。長い顔とたてがみをもつ。走ることが速く,力も強い。毛色はさまざま。草食。モウコウマを起源にもつとされ,軍用・役用として古くから家畜化された。日本では農耕・運搬・乗用などに使ったが,今日では主に競走用・乗馬用に飼育される。皮・骨・尾の毛なども利用する。むま。こま。
(2)四方に脚部があり,上に乗れるようになった道具。脚立(キヤタツ)・踏み台など。
(3)競馬。
(4)将棋で,桂馬および角行の成り駒の竜馬の称。
(5)木製の脚つき台にしんを張り,布で覆ったアイロン台。ジャケットの袖や肩の仕上げに用いる。仕上げ馬。
(6)双六(スゴロク)の駒。「―おりぬ双六/枕草子 139」
(7)遊興費・飲食費の不足額を取り立てに客の家までついていく者。つけうま。「―を引いて朝帰り」
(8)(動植物の名などの上に付けて)同類の中での大きなものの意を表す。「―虻(アブ)」「―すげ」
〔中古以降,「むま」と表記された例が多い〕
→駒(コマ)
馬(5)
[図]

ま【馬】🔗⭐🔉
ま 【馬】
うま。「竜の―を我(アレ)は求めむあをによし奈良の都に来む人のたに/万葉 808」
むま【馬】🔗⭐🔉
むま 【馬】
「うま(馬)」に同じ。「―の爪筑紫の崎に留(チ)まり居て/万葉 4372」
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