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いだ【韋陀】🔗🔉

いだ ダ 【韋陀】 ⇒ベーダ

い-だ【委蛇・逶🔗🔉

い-だ ― [1] 【委蛇・逶】 (ト|タル)[文]形動タリ 「いい(委蛇)」に同じ。「―たる細径は荊榛(ケイシン)の間に通ぜり/即興詩人(鴎外)」

い-だい【医大】🔗🔉

い-だい [0] 【医大】 「医科大学」の略。

い-だい【遺題】🔗🔉

い-だい ― [0] 【遺題】 江戸時代,和算家が数学書の中に解答をつけず問題だけを提出して,後世の人にその解答を求めた問題。「―承継」

い-だい【偉大】🔗🔉

い-だい ― [0] 【偉大】 (形動)[文]ナリ 優れて立派なさま。優れて大きいさま。「―な人物」「―な業績」 [派生] ――さ(名)

いだいけ【韋提希】🔗🔉

いだいけ ダイケ 【韋提希】 〔梵 Vaideh〕 インド,マガダ国の頻婆娑羅(ビンバシヤラ)王の后。釈尊と同時代の人。息子の阿闍世(アジヤセ)によって牢に幽閉された時,釈尊の説法を願った。釈尊は,彼女のために「観無量寿経」を説いたという。

いたいけ・す【幼気す】🔗🔉

いたいけ・す 【幼気す】 (動サ変) かわいく見える。「―・したる小女房/平家 6」

いたいけ-な・い【幼気ない】🔗🔉

いたいけ-な・い [5] 【幼気ない】 (形) 〔形容動詞「いたいけ」の形容詞化。「ない」は接尾語〕 いたいけである。「まだ―・い子供だ」

いたいけ-ら・し【幼気らし】🔗🔉

いたいけ-ら・し 【幼気らし】 (形シク) いかにもかわいげである。「孫を持つたも名ばかりで,―・しい顔も見ず/浄瑠璃・賀古教信」

いた-え【板絵】🔗🔉

いた-え [2][0] 【板絵】 木板・銅板・カンバスなどに描かれた絵画作品の総称。狭義には,中世ヨーロッパで祭壇画として発達した,板に描いた絵をいう。

いた-えん【板縁】🔗🔉

いた-えん [2] 【板縁】 板張りの縁側。

いた-おい【板笈】🔗🔉

いた-おい ―オヒ [2] 【板笈】 笈の一種。普通の笈のように箱形でなく,薄板の左右両端に太い縁をつけ,旅行用具などを結びつけて背に負う。修験者(シユゲンジヤ)が用いる。

いた-おこし【板起(こ)し】🔗🔉

いた-おこし [3] 【板起(こ)し】 ろくろで形を整えた器を取り離す時に,糸切りを用いず,竹べらなどではがすこと。

い-たお・す【射倒す】🔗🔉

い-たお・す ―タフス [3][0] 【射倒す】 (動サ五[四]) 矢を射あてて相手を倒す。「敵の大将を―・す」

いた-おもり【板錘】🔗🔉

いた-おもり [3] 【板錘】 釣りの錘の一。鉛を薄い板状にしたもので,必要量だけ切って使う。板鉛。

いだか・う【抱かふ】🔗🔉

いだか・う イダカフ 【抱かふ】 (動ハ下二) だきかかえる。「女,塗籠(ヌリゴメ)の内に,かぐや姫を―・へてをり/竹取」

いた-かましき【板釜敷】🔗🔉

いた-かましき [3] 【板釜敷】 茶道で,水屋で使う釜敷。五寸(=約15センチメートル)四方の桐(キリ)や朴(ホオ)の板のかどを切り,中央に丸い穴をあけたもの。炉で炭をつぐ時,釜をのせる。

いた-きれ【板切れ】🔗🔉

いた-きれ [0] 【板切れ】 板の断片。木材のきれはし。

いたく-せい【依託生】🔗🔉

いたく-せい [2] 【依託生】 「依託学生」に同じ。

いたく-かこう【委託加工】🔗🔉

いたく-かこう ― [4] 【委託加工】 原料を提供して,加工を委託すること。

い-だく【唯諾】🔗🔉

い-だく ― [0] 【唯諾】 (名)スル 承諾の返事をすること。「何の目的もなく,在来の倫理に―し/文学史骨(透谷)」

いだ・く【抱く・懐く】🔗🔉

いだ・く [2] 【抱く・懐く】 (動カ五[四]) (1)「だく{(1)}」の文語的な言い方。「二つの半島に―・かれた静かな湾」「大自然の懐に―・かれて暮らす」「子を―・きつつおりのりす/土左」 (2)ある考え・気持ちを心の中にもつ。「理想を―・く」「不安を―・く」「相手に不信感を―・かせる」 [可能] いだける

い-たけ【居丈】🔗🔉

い-たけ ― 【居丈】 〔「いだけ」とも〕 座っている時の背の高さ。「御髪は―にて,いとけ高う清らなり/宇津保(国譲下)」

いたける-の-みこと【五十猛命】🔗🔉

いたける-の-みこと 【五十猛命】 日本書紀の神話の神。素戔嗚尊(スサノオノミコト)の子。新羅(シラギ)から樹種を持ち帰り,大八洲(オオヤシマ)国全土に植えた。

いだし【出】🔗🔉

いだし 【出】 (動詞「出だす」の連用形)

いだし-あこめ【出衵】🔗🔉

いだし-あこめ 【出衵】 「いだしぎぬ{(1)}」に同じ。「直衣(ノウシ)のながやかにめでたき裾より,青き打たる―して/宇治拾遺 11」

いだし-うた【出歌】🔗🔉

いだし-うた 【出歌】 五節(ゴセチ)の舞のときに歌う歌。

いだし-うちき【出袿】🔗🔉

いだし-うちき [4] 【出袿】 「いだしぎぬ{(1)}」に同じ。「桜の直衣(ノウシ)に―して/枕草子 4」

いだし-ぎぬ【出衣】🔗🔉

いだし-ぎぬ 【出衣】 (1)下着の衵(アコメ)や袿(ウチキ)の裾をのぞかせて着ること。古くは指貫(サシヌキ)の裾から,のちには直衣(ノウシ)や狩衣の前裾からのぞかせた。出褄(イダシヅマ)。出衵(イダシアコメ)。出袿(イダシウチキ)。 (2)牛車(ギツシヤ)の下簾(シタスダレ)や御簾(ミス)の下から女房装束の袖口や裳(モ)の裾などを出すこと。また,その衣。うちいでのきぬ。おしいだしぎぬ。「下簾より―をいだして女房車の体に見せ/太平記 2」 出衣(1) [図]

いだし-ぐるま【出車】🔗🔉

いだし-ぐるま 【出車】 女房たちが出衣(イダシギヌ)をして乗っている牛車(ギツシヤ)。「むかへの―十二,本所の人々乗せてなむありける/源氏(宿木)」

いだし-づま【出褄】🔗🔉

いだし-づま 【出褄】 「いだしぎぬ{(1)}」に同じ。「上達部の―の姿ども目とまりてぞ見ゆる/弁内侍日記」

いだし-ふづくえ【出文机】🔗🔉

いだし-ふづくえ 【出文机】 中世,僧侶・貴族などの住宅に壁から張り出して設けられた,作りつけの机。また,付け書院の古称。

いだし-ふみだな【出文棚】🔗🔉

いだし-ふみだな 【出文棚】 「出文机(イダシフヅクエ)」に同じ。

いたし-かた【致し方】🔗🔉

いたし-かた [0] 【致し方】 する方法。しかた。「―ございません」

い-だ・す【鋳出す】🔗🔉

い-だ・す [2] 【鋳出す】 (動サ五[四]) 溶かした金属を鋳型に流して器物を作り出す。「仏像を―・す」

いだ・す【出だす】🔗🔉

いだ・す 【出だす】 (動サ四) (1)人や物を中から外へ移動させる。「帳の内よりも―・さずいつき養ふ/竹取」 (2)かげに隠れていたものを,表面に現れるようにする。目に見えるようにする。「杯(サカズキ)の皿に歌を書きて―・したり/伊勢 69」「世の人聞きにこの事―・さじ,とせちにこめ給へど/源氏(行幸)」 (3)それまでなかったものを,出現・発生させる。「きのふ事―・したりし童(ワラワベ)捕ふべし/大鏡(伊尹)」 (4)声に出す。吟じる。「高砂を,―・して謡ふ/源氏(賢木)」 (5)動詞の連用形の下に付いて,複合動詞を作る。(ア)中から外に向かって動作を行う意を表す。「言い―・す」「見―・す」(イ)ある動作を開始するという意を表す。…し始める。「走り―・す」 〔自動詞「出(イ)ず」に対する他動詞。口語では「だす」となる〕

いたたまらない【居た堪らない】🔗🔉

いたたまらない タタマラ― 【居た堪らない】 (連語) 「いたたまれない」に同じ。「―ない思い」

いたち-うお【鼬魚】🔗🔉

いたち-うお ―ウヲ [3] 【鼬魚】 スズキ目の海魚。全長約60センチメートル。体は太くて後半は側扁し,背びれ・尾びれ・尻びれが連続している。体色は茶褐色でイタチの毛色に似ており,吻(フン)と下顎(カガク)に一二本のひげがある。食用。南日本に分布。オキナマズ。ウミナマズ。

いた-ちん【板賃】🔗🔉

いた-ちん [2] 【板賃】 (1)版木の彫刻代金。「黄楊(ツゲ)はかへつて―桜に五割増ぢや/浮世草子・元禄太平記」 (2)版木の使用料。

い-だつ【遺脱】🔗🔉

い-だつ ― [0] 【遺脱】 (名)スル 漏れ落ちること。遺漏(イロウ)。

いたつ・く【労く】🔗🔉

いたつ・く 【労く】 (動カ四) 〔「いたづく」とも〕 (1)苦労して物事に当たる。努める。「とかうものすることなど―・く人多くて/蜻蛉(上)」 (2)世話をする。いたわる。「かくてねむごろに―・きけり/伊勢 69」 (3)病気になる。疲れる。「イタヅキ参ラセソロ/日葡」

い-た・てる【射立てる】🔗🔉

い-た・てる [3][0] 【射立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 いた・つ (1)相手に向けて盛んに矢を射る。「敵に―・てられて敗走する」 (2)体に矢を突き立たせる。「矢七つ八つ―・てられて,立ち死ににこそ死にけれ/平家 7」

いだてん【韋駄天】🔗🔉

いだてん ダ― [0] 【韋駄天】 〔梵 Skanda 塞建陀と音訳〕 (1)バラモン教の神。シバ神の子。仏教に入って仏法,特に僧や寺院の守護神。捷疾鬼(シヨウシツキ)が仏舎利を持って逃げ去ったとき,これを追って取り戻したことからよく走る神として知られる。増長天八将軍の一。四天王三十二将の長。 (2)足の速い人。

いだてん-ばしり【韋駄天走り】🔗🔉

いだてん-ばしり ダ― [5] 【韋駄天走り】 (韋駄天のように)非常に速く走ること。

いた-ふね【板舟】🔗🔉

いた-ふね [3][0] 【板舟】 (1)泥深い田で,苗や稲をのせて運ぶ,薄板で作った小舟。いたぶね。 (2)江戸時代から昭和初期,東京日本橋の魚市場で,販売する魚をのせた板。初めは縁の浅い舟形であった。

いた-ま【板間】🔗🔉

いた-ま [0][2] 【板間】 (1)板敷の部屋。板の間。 (2)板葺(ブ)きの屋根の,板と板とのすき間。「ふるき軒の―よりもる月影ぞくまもなき/平家 3」

いた-まさ【板柾】🔗🔉

いた-まさ [0] 【板柾】 木目の通った板。柾目(マサメ)の板。

いたみ-もの【痛み物】🔗🔉

いたみ-もの [4][0] 【痛み物】 (1)壊れたもの。腐ったもの。 (2)壊れやすいもの。腐りやすいもの。

いたみ-わけ【傷み分け・痛み分け】🔗🔉

いたみ-わけ [0] 【傷み分け・痛み分け】 相撲で,取組中に一方または両方の力士が負傷して引き分けとなること。

いたみ-ふう【伊丹風】🔗🔉

いたみ-ふう 【伊丹風】 摂津伊丹に栄えた俳諧の一派。池田宗旦を祖とし,口語を使った奇抜な作風。上島鬼貫(オニツラ)を中心に森本蟻道・上島才人・鹿島後村・森本百丸らが集まったが,鬼貫の没後衰えた。

いたみ-もろはく【伊丹諸白】🔗🔉

いたみ-もろはく 【伊丹諸白】 「伊丹酒」に同じ。

いたみ-まんさく【伊丹万作】🔗🔉

いたみ-まんさく 【伊丹万作】 (1900-1946) 映画監督。愛媛県生まれ。本名,池内義豊。「国士無双」「赤西蠣太(カキタ)」などの演出,「無法松の一生」などの脚本,病床の映画随筆などで,感性と知性を評価される。

いため-もくはん【板目木版】🔗🔉

いため-もくはん [4] 【板目木版】 板目彫りによる木版。浮世絵版画はその代表例。 ⇔木口(コグチ)木版

いため-に【炒め煮】🔗🔉

いため-に [0] 【炒め煮】 材料を油で炒めてから汁を入れ,味つけをして煮込む調理法。

いため-もの【炒め物】🔗🔉

いため-もの [0][5] 【炒め物】 油で炒めた料理の総称。

いた-も【甚も】🔗🔉

いた-も 【甚も】 〔「いた」は形容詞「いたし」の語幹。「も」は係助詞〕 はなはだしくも。「吾(ア)が思(モ)ふ心―すべなし/万葉 3785」

いた-もと【板元】🔗🔉

いた-もと [0] 【板元】 (1)〔「板」は俎板(マナイタ)の意〕 料理屋などの調理場。また,料理人。板前。板場。 (2)「板頭(イタガシラ)」に同じ。

いた-もの【板物】🔗🔉

いた-もの [0][2] 【板物】 (1)板を芯(シン)にして平たく畳んだ織物。いたのもの。 ⇔巻物 (2)重箱・膳(ゼン)・広蓋(ヒロブタ)など,板を組み合わせて作った漆器の総称。

いた-やかた【板屋形】🔗🔉

いた-やかた [3] 【板屋形】 牛車(ギツシヤ)の屋形の一。屋根を板で作った粗末なもの。

いた-やき【板焼(き)】🔗🔉

いた-やき [0] 【板焼(き)】 ガン・カモなどの肉を薄切りにして,醤油・味醂(ミリン)などで下味をつけ,杉板にのせて焼いた料理。片木(ヘギ)焼き。

いた-やね【板屋根】🔗🔉

いた-やね [3][0] 【板屋根】 板で葺(フ)いた屋根。板葺きの屋根。

いた-よせ【板寄せ】🔗🔉

いた-よせ [0] 【板寄せ】 取引所における,一般銘柄の値段の決定方法の一。取引開始前に売買注文を紙上(板という)に記載させ,売りと買いの数量が一致するまで値段を上下させ,一致したところで単一の値段を決定する。

いたらぬ【至らぬ】🔗🔉

いたら 【至らぬ】 (連語) 「いたらない」に同じ。「―ぬ点があるかと思いますが」「―ぬ者ですが」

いたり-せんさく【至り穿鑿】🔗🔉

いたり-せんさく 【至り穿鑿】 (1)うるさく知りたがること。 (2)ぜいたくの限りを尽くした物好み。「次第に―の世なり/浮世草子・一代女 4」

いたり-かしこ・し【至り賢し】🔗🔉

いたり-かしこ・し 【至り賢し】 (形ク) 思慮深い。「この中将も若けれど,いと聞えあり,―・くして/枕草子 244」

いたり-て【至りて】🔗🔉

いたり-て 【至りて】 (副) きわめて。非常に。大層。いたって。「―浄く仏の御法を継ぎ隆(ヒロ)めむと念行(オモホシ)まし/続紀(天平宝字八宣命)」 〔多く漢文訓読語として用いられた〕

イダルゴHidalgo y Costilla🔗🔉

イダルゴ Hidalgo y Costilla (1753-1811) メキシコの司祭。1810年よりスペインに対する反乱を指導,敗れて処刑されたが,独立闘争の契機をつくる。独立の父と呼ばれ,武装蜂起の日(九月一六日)は独立記念日となる。

いた-わさ【板山葵】🔗🔉

いた-わさ [0] 【板山葵】 〔「板」は板付きかまぼこ,「わさ」は「わさび」の略〕 板付きかまぼこを切り,おろしわさびを添えた料理。

いたん-しんもん【異端審問】🔗🔉

いたん-しんもん [4] 【異端審問】 カトリック教会で,異端者を追及・処罰するためなされた裁判。一三世紀以降南ヨーロッパを中心に広く行われた。審問官は教皇が任命。その尋問録は当時の民衆の世界を知る貴重な史料。

い-だん【い段・イ段】🔗🔉

い-だん [1] 【い段・イ段】 五十音図の第二段。母音にイをもつ音の総称。い・き・し・ち・に・ひ・み・い・り・ゐ。イ列。 →五十音図

いだい【偉大な】(和英)🔗🔉

いだい【偉大な】 great;→英和 grand.→英和

いだく【抱く】(和英)🔗🔉

いだく【抱く】 hold in one's arms (腕に);have[bear]in mind (心に);entertain.→英和

いたさ【痛さ】(和英)🔗🔉

いたさ【痛さ】 pain;→英和 painfulness.→英和

いたましさ【痛ましさ】(和英)🔗🔉

いたましさ【痛ましさ】 misery;→英和 wretchedness.→英和

いたるところ【至る所(に,で)】(和英)🔗🔉

いたるところ【至る所(に,で)】 everywhere;→英和 throughout[all over];→英和 wherever.→英和

いたれりつくせり【至れり尽せり】(和英)🔗🔉

いたれりつくせり【至れり尽せり】 leave nothing to be desired;be perfect.

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