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くじ【籤・鬮】🔗🔉

くじ [1] 【籤・鬮】 人の意志や作為がはいらないようにして,物事を決める方法。紙片・木片などに決定事項や数字などを書いておき,その一つを抜き取らせて,吉凶・等級・勝敗・順番などを決める。また,それに使う紙片・木片などもいう。古くは,神の意をうかがうのに用いた。「―に当たる」「―を引く」「宝―」 〔古くは「孔子」とも書いた〕

く-じ【九字】🔗🔉

く-じ [1] 【九字】 護身の秘術として唱える「臨兵闘者皆陣列在前」の九文字からなる呪文。また,これを唱えて指先で縦に四線,横に五線を空中に描く修法。すべての災いを除き,その身をまもるという。道家に起こり,陰陽家や密教の僧・修験者に広がった。九字の印。九字の法。

く-じ【公事】🔗🔉

く-じ [1] 【公事】 〔「くうじ」とも〕 (1)表だった公の事。 (2)朝廷で行われる政務・儀式。「―ども繁く,春の急ぎにとり重ねて催し行はるるさまぞ,いみじきや/徒然 19」 (3)中世,年貢以外の雑税や賦役の総称。 (4)訴訟。裁判。「某はいままで,―をいたいた事もない/狂言・右近左近」

く-じ【旧事】🔗🔉

く-じ 【旧事】 ⇒きゅうじ(旧事)

く-じ【旧辞】🔗🔉

く-じ 【旧辞】 ⇒きゅうじ(旧辞)

くじ【久慈】🔗🔉

くじ 【久慈】 岩手県北東部にある市。近世,鉄・馬の産地として知られた。太平洋岸に面する久慈港は漁港・工業港。

くじ【孔子】🔗🔉

くじ 【孔子】 〔呉音〕 (1)孔子(コウシ)。 (2)孔子の絵や画像。

くし-いた・し【屈し甚し】🔗🔉

くし-いた・し 【屈し甚し】 (形ク) 〔「くっしいたし」の促音「っ」の無表記〕 ひどくふさぎこんでいる。くんじいたし。「ならぶべくもあらぬぞ,―・かりける/源氏(宿木)」

くし-うら【櫛占】🔗🔉

くし-うら [0] 【櫛占】 昔,女や子供が行なった辻占(ツジウラ)の一。黄楊(ツゲ)の櫛を持って十字路に出て「あふ事をとふや夕げのうらまさにつげの小櫛もしるし見せなん」という古歌を三度唱え,境を区切って米をまき,櫛の歯を三度鳴らしてから,その境の内にはいって来た人の言葉を聞いて吉凶を判断したもの。

くじ-うん【籤運】🔗🔉

くじ-うん [0] 【籤運】 籤に当たるか否かの運。「―が強い」

くし-おき【櫛置き】🔗🔉

くし-おき 【櫛置き】 「髪置(カミオ)き{(1)}」に同じ。

くし-おさえ【櫛押(さ)え】🔗🔉

くし-おさえ ―オサヘ [3] 【櫛押(さ)え】 挿し櫛が前に倒れないように,櫛の前にさし込む銀製の針。享保(1716-1736)の頃流行。

くじか【🔗🔉

くじか】 キバノロの古名。[新撰字鏡(享和本)]

くじ-かさがけ【籤笠懸】🔗🔉

くじ-かさがけ 【籤笠懸】 笠懸の一種。五組一〇騎の射手が馬上でくじを受け取り,笠懸が終わってから,相くじの所有者と,射当てた数を比べて勝敗を決める。

くじ-かた【公事方】🔗🔉

くじ-かた [0][2] 【公事方】 江戸時代,裁判関係の事務を扱う役。特に幕府では,勘定奉行およびその下での裁判関係担当者。

くじかた-おさだめがき【公事方御定書】🔗🔉

くじかた-おさだめがき 【公事方御定書】 江戸幕府の基本法典。二巻。1742年成立。将軍徳川吉宗の命により編纂(ヘンサン)。上巻は司法警察関係の重要法令,下巻は「御定書百箇条」と呼ばれ,刑法・訴訟法などに関する規定をおさめる。御定書。

くじ-がわ【久慈川】🔗🔉

くじ-がわ ―ガハ 【久慈川】 福島と茨城県境の八溝山(ヤミゾサン)に源を発し,茨城県日立市南方で太平洋に注ぐ川。長さ124キロメートル。中流域支流に袋田の滝がある。

く-じき【求食】🔗🔉

く-じき 【求食】 食べ物を求めること。「叫喚・―の声啾々(シユウシユウ)として/太平記 18」

くしきの【串木野】🔗🔉

くしきの 【串木野】 鹿児島県西部にある市。近世以来,金・銀を産する。串木野港は遠洋漁業の基地。

くし-きん【櫛巾】🔗🔉

くし-きん 【櫛巾】 坏(ユスルツキ)または打ち乱(ミダ)りの箱の下などに敷き,理髪の道具をぬぐうのに用いる布巾。櫛手拭(クシタナゴイ)。

くじ・く【挫く】🔗🔉

くじ・く [2] 【挫く】 ■一■ (動カ五[四]) (1)関節を不自然に曲げて,関節やその周辺の組織を傷つける。捻挫(ネンザ)する。「転んで足を―・く」 (2)勢いを衰えさせる。押さえつける。弱める。「出端(デバナ)を―・く」「強きを―・き,弱きを助ける」 (3)折ったり曲げたりして傷をつける。「其の腰を踏み―・きて殺しつ/日本書紀(垂仁)」 〔「くじける」に対する他動詞〕 ■二■ (動カ下二) ⇒くじける

くじ・ける【挫ける】🔗🔉

くじ・ける [3] 【挫ける】 (動カ下一)[文]カ下二 くじ・く (1)関節が不自然に曲げられて,関節や組織が傷つく。「足が―・ける」 (2)勢いや気力が弱る。「勇気が―・ける」 (3)折れたり曲がったりして傷がつく。[文明本節用集] 〔「くじく」に対する自動詞〕

くじ-ごしんぼう【九字護身法】🔗🔉

くじ-ごしんぼう ―ゴシンボフ 【九字護身法】 密教で,九字を切って身を守る法。九字の印。 →九字

くじこんげん【公事根源】🔗🔉

くじこんげん 【公事根源】 有職故実書。一巻または三巻。一条兼良著。1422年頃に成立か。朝廷の儀式・行事など公事について,その起源・沿革を述べたもの。

くじざいにん【鬮罪人】🔗🔉

くじざいにん 【鬮罪人】 狂言の一。祇園会の山車(ダシ)の余興で鬼の役を引き当てた太郎冠者は,亡者の役に当たった主人を稽古にかこつけ,本当に打ち据える。

くじ-し【公事師】🔗🔉

くじ-し 【公事師】 江戸時代,民事訴訟の代行を業とした者。代言人。

くじ-しょ【公事所】🔗🔉

くじ-しょ 【公事所】 訴訟を扱う,昔の役所。くじば。

くじ-だおれ【孔子倒れ】🔗🔉

くじ-だおれ ―ダフレ 【孔子倒れ】 「孔子(クジ)の倒(タオ)れ」に同じ。「此れを,世の人,―し給ふと云ふ也/今昔 10」 →くじ(孔子)

くじ-だくみ【公事工】🔗🔉

くじ-だくみ 【公事工】 ■一■ (名) 訴訟を起こす計画。 ■二■ (形動ナリ) 理屈をこねて言いがかりをつけるのが上手なさま。「―なる女うすき唇を動かし/浮世草子・永代蔵 5」

くじ-づつ【籤筒】🔗🔉

くじ-づつ [2] 【籤筒】 くじを入れて,小穴から振り出す筒。

くじ-の-いん【九字の印】🔗🔉

くじ-の-いん 【九字の印】 ⇒九字(クジ)

くじ-のがれ【籤逃れ】🔗🔉

くじ-のがれ [3] 【籤逃れ】 くじによって仕事や役などをのがれること。特に,徴兵検査の甲種合格者がくじ引きで入営を免除されたこと。

くじ-の-やく【籤の役・孔子の役】🔗🔉

くじ-の-やく 【籤の役・孔子の役】 室町幕府の職名。正月の評定始めのとき,発言者を決めるためのくじを出す役。

くじ-ば【公事場】🔗🔉

くじ-ば 【公事場】 ⇒くじしょ(公事所)

くし-はらい【櫛払い】🔗🔉

くし-はらい ―ハラヒ [3] 【櫛払い】 櫛の歯にたまったあかを取りのぞく,細い針金を束ねたはけ。

くじ-びき【籤引き】🔗🔉

くじ-びき [0] 【籤引き】 (名)スル くじを引くこと。くじを引いて物事を決めること。抽籤(チユウセン)。「―で順番を決める」

くじ-ぶぎょう【公事奉行】🔗🔉

くじ-ぶぎょう ―ブギヤウ [3] 【公事奉行】 鎌倉・室町幕府の職名。政務に当たる安堵(アンド)奉行・恩沢奉行・寺社奉行その他の奉行の総称。

くじ-ふだ【籤札】🔗🔉

くじ-ふだ [2][0] 【籤札】 くじとして用いる札。

くじ-ぶみ【公事文】🔗🔉

くじ-ぶみ 【公事文】 (1)室町時代以降,将軍家の公用の書状。 (2)訴訟の文書。

くしま【串間】🔗🔉

くしま 【串間】 宮崎県南端の市。東は日南海岸,南は志布志湾に臨む。近世,高鍋藩の飛領地。農業・観光が盛ん。

くし-まき【櫛巻(き)】🔗🔉

くし-まき [0] 【櫛巻(き)】 女性の髪の結い方の一。元結(モトユイ)を使わず,髪の毛を櫛に巻き付けて丸めて後頭部でとめた簡便なもの。 櫛巻き [図]

くじ-まと【鬮的】🔗🔉

くじ-まと 【鬮的】 鎌倉時代以後の武士の射芸の一。矢代(ヤダイ)を振って射手を二組に分け,物を賭けて射術を争うもの。賭け的。

くし-みたま【奇し御魂】🔗🔉

くし-みたま 【奇し御魂】 霊妙な力をもった神霊。また,そのような精霊の宿っているもの。「神さびいます―/万葉 813」

くじめ【久慈目】🔗🔉

くじめ [0] 【久慈目】 カサゴ目の海魚。全長約30センチメートル。体形はアイナメと似るが,側線が一本で,尾びれの後縁に丸みがある。体色は普通,暗褐色の地に淡色の小斑紋が散在する。食用。北海道南部以南の沿岸の岩礁や藻場にすむ。アブラコ。アブラメ。

く-じめ【句締め】🔗🔉

く-じめ [3][0] 【句締め】 点取り俳諧で,点者が巻末に付した批評と署名。

くしもと【串本】🔗🔉

くしもと 【串本】 和歌山県西牟婁(ニシムロ)郡,紀伊半島南端にある町。沖合に大島がある。遠洋漁業基地。

くじ-や【公事家】🔗🔉

くじ-や 【公事家】 中世後期から近世初頭にかけて,公事(雑税)の徴収単位となった有力農民のこと。役家(ヤクヤ)。

くし-やき【串焼(き)】🔗🔉

くし-やき [0] 【串焼(き)】 魚・肉・鳥・貝・野菜などを串に刺して焼くこと。また,その食べ物。

く-じゃく【孔雀】🔗🔉

く-じゃく [0] 【孔雀】 キジ目キジ科の鳥。雄は尾の付け根にある上尾筒(ジヨウビトウ)の羽毛が著しく発達して1.5メートルに及ぶ。その各先端には華麗な彩りの眼状紋があり,大きく扇状に広げて雌に求愛する。よく知られたものにマクジャクとインドクジャクがある。日本には597年に新羅(シラギ)から献上された記録がある。

くじゃく-おうちょう【孔雀王朝】🔗🔉

くじゃく-おうちょう ―ワウテウ 【孔雀王朝】 ⇒マウリヤ朝(チヨウ)

くじゃく-がい【孔雀貝】🔗🔉

くじゃく-がい ―ガヒ [3] 【孔雀貝】 海産の二枚貝。殻長4センチメートル内外。殻はやや長い三角形で,表面に細かい放射脈がある。表面は青緑色,内面は灰青色。本州南部以南の暖海で,潮間帯の岩礁に着生する。

くじゃく-きょう【孔雀経】🔗🔉

くじゃく-きょう ―キヤウ 【孔雀経】 すべての恐れや災いを除き安楽をもたらすという孔雀明王の神呪を説いた経典。多く唐の不空の漢訳「仏母大孔雀明王経」をいう。

くじゃく-きょうおんぎ【孔雀経音義】🔗🔉

くじゃく-きょうおんぎ ―キヤウ― 【孔雀経音義】 孔雀経の語句の発音・意味などを説明した書。日本人の撰になるものもいくつかある。醍醐寺蔵本は平安中期の書写で,巻末に現存最古の五十音図を記載。

くじゃく-きょう-の-ほう【孔雀経の法】🔗🔉

くじゃく-きょう-の-ほう ―キヤウ―ホフ 【孔雀経の法】 〔仏〕 真言宗の重要な修法の一つ。孔雀明王を本尊とし,除災・祈雨などの功能があるとする。孔雀明王の法。

くじゃく-ざ【孔雀座】🔗🔉

くじゃく-ざ [0] 【孔雀座】 〔(ラテン) Pavo〕 南天の星座。九月上旬の宵に南中する。日本からは見えない。

くじゃく-サボテン【孔雀―】🔗🔉

くじゃく-サボテン [4] 【孔雀―】 サボテン科の園芸植物。多くの品種がある。茎は細長く扁平または三綾形の茎節から成り,高さ2メートルまでに達する。茎端に紫紅色・淡紅色・白色などの大形の花をつける。

くじゃく-しだ【孔雀羊歯】🔗🔉

くじゃく-しだ [4] 【孔雀羊歯】 イノモトソウ科の夏緑性シダ植物。山中の林地に生える。葉は根生し,褐色の細い柄の上端に狭長楕円形の羽片が扇形につく。クジャクソウ。 孔雀羊歯 [図]

くじゃく-せき【孔雀石】🔗🔉

くじゃく-せき [3] 【孔雀石】 塩基性炭酸銅からなる鉱物。単斜晶系に属し,孔雀の羽のような緑色の絹糸状の光沢がある。銅鉱床の酸化帯に産し,飾り石となる。日本では,岩緑青と称し,顔料として古くから用いられた。マラカイト。

くじゃく-そう【孔雀草】🔗🔉

くじゃく-そう ―サウ [0] 【孔雀草】 (1)マンジュギクの別名。 (2)ハルシャギクの別名。[季]夏。 (3)クジャクシダの別名。

くじゃく-ぞめ【孔雀染(め)】🔗🔉

くじゃく-ぞめ [0] 【孔雀染(め)】 着物に孔雀や孔雀の羽の模様が染めてあるもの。

くじゃく-ちょう【孔雀蝶】🔗🔉

くじゃく-ちょう ―テフ [3] 【孔雀蝶】 タテハチョウ科のチョウ。開張約55ミリメートル。はねの表は濃赤褐色で,前後のはねに各一個のクジャクの尾紋に似た美しい眼状紋がある。裏面は黒色。幼虫はイラクサ類を食べる。本州中部以北の山地と北海道に産する。

くじゃく-の-ま【孔雀の間】🔗🔉

くじゃく-の-ま 【孔雀の間】 平安京内裏,校書(キヨウシヨ)殿の東庇(ヒガシビサシ)の北にあった部屋。孔雀を飼養したことがあった。

くじゃく-みょうおう【孔雀明王】🔗🔉

くじゃく-みょうおう ―ミヤウワウ 【孔雀明王】 〔梵 Mahmayr〕 孔雀経などに説かれる密教の明王。一般に孔雀の上に座した一面四臂の菩薩として描かれる。この明王を本尊とする修法を孔雀経の法という。孔雀王。 孔雀明王 [図]

くじ-やど【公事宿】🔗🔉

くじ-やど 【公事宿】 江戸時代,訴訟のために地方から江戸・大坂・京などに出て来た者が泊まった宿。訴訟に関する諸事務の代行も扱った。

く-じゅ【口受】🔗🔉

く-じゅ [1] 【口受】 学問・技術などを口頭で教えられること。口授(クジユ)を受けること。こうじゅ。

く-じゅ【口授】🔗🔉

く-じゅ [1] 【口授】 (名)スル 師から弟子に口頭で,直接に教え授けること。こうじゅ。「秘伝を―する」

く-じゅ【拘儒】🔗🔉

く-じゅ [1] 【拘儒】 融通のきかない学者。こうじゅ。「能く―たることを免れしめただけが/伊沢蘭軒(鴎外)」

く-じゅう【九重】🔗🔉

く-じゅう ―ヂユウ [0] 【九重】 (1)九段階からなること。九層に重なっていること。 (2)幾重にも重なっていること。 (3)内裏。皇居。「―の宮の内に遊戯(ユゲ)し給ふこと/栄花(本の雫)」

く-じゅう【久住】🔗🔉

く-じゅう ―ヂユウ 【久住】 長く住むこと。一定の場所に長く留まること。永住。「娑婆に―して常に説法して/盛衰記 18」

くじゅう-さ【久住者】🔗🔉

くじゅう-さ ―ヂユウ― 【久住者】 久しく山寺に籠って修行する者。比叡山では12年を越えて籠山の修行をした僧をいう。くじゅうしゃ。「山の―ども召したれば/讃岐典侍日記」

く-じゅう【旧住】🔗🔉

く-じゅう ―ヂユウ 【旧住】 古くから住んでいること。

くじゅう-の-ぼさつ【旧住の菩薩】🔗🔉

くじゅう-の-ぼさつ ―ヂユウ― 【旧住の菩薩】 〔仏〕 浄土に以前から住している菩薩。 →新往の菩薩

く-じゅう【苦汁】🔗🔉

く-じゅう ―ジフ [0] 【苦汁】 にがみのある汁。にがい汁。

く-じゅう【苦渋】🔗🔉

く-じゅう ―ジフ [0] 【苦渋】 (名)スル 物事が思いどおりに行かず,苦しくつらい思いをすること。「―の色を浮かべる」「―に満ちた顔」「難問をかかえて―している」

く-じゅう【宮中】🔗🔉

く-じゅう ―ヂユウ 【宮中】 禁裏。禁中。きゅうちゅう。「―などにて,かやうなる秋の月に/源氏(椎本)」

くじゅう-がわ【九十川】🔗🔉

くじゅう-がわ クジフガハ 【九十川】 〔増水時の渡し賃が九〇文であったことから〕 増水した大井川をいう。「―たのみはあたまばかりなり/柳多留 19」

くじゅうく-しま【九十九島】🔗🔉

くじゅうく-しま クジフク― 【九十九島】 長崎県北部,北松浦半島の西の洋上に散在する大小二〇〇近い島々。西海国立公園に属す。

くじゅうくり【九十九里】🔗🔉

くじゅうくり クジフクリ 【九十九里】 千葉県北東部,山武(サンブ)郡の町。九十九里浜の中央に位置。かつてはイワシ漁業が盛ん。現在は海水浴場でにぎわう。

くじゅうくり-はま【九十九里浜】🔗🔉

くじゅうくり-はま クジフクリ― 【九十九里浜】 千葉県東部,行部岬から太東崎(タイトウザキ)までの約60キロメートルの砂浜海岸。海岸沿いに九十九里平野が展開する。

くじゅう-さん【九重山】🔗🔉

くじゅう-さん クヂユウ― 【九重山】 大分県西部にある火山群。主峰は久住山(クジユウサン),海抜1787メートル。最高峰は中岳(1791メートル)。南麓(ナンロク)は久住高原。九重連山。

くじゅう-さん【久住山】🔗🔉

くじゅう-さん クヂユウ― 【久住山】 大分県西部にある九重連山の主峰。海抜1787メートル。阿蘇くじゅう国立公園に属する。

く-じゅう-めつ-どう【苦集滅道】🔗🔉

く-じゅう-めつ-どう クジフメツダウ 【苦集滅道】 〔仏〕 〔「苦集」は「くじゅ」とも〕 初期仏教の根本的な教義である四諦(シタイ)のこと。「苦」とは人間の生が苦しみであること,「集」とは煩悩(ボンノウ)による行為が集まって苦を生みだすこと,「滅」とは煩悩を絶滅することで涅槃(ネハン)に達すること,「道」とはそのために八正道に励むべきであることをいう。四聖諦(シシヨウタイ)。くじゅ滅道。

く-じょ【駆除】🔗🔉

く-じょ ―ヂヨ [1] 【駆除】 (名)スル 害虫などを追い払ったり,殺したりして除くこと。「害虫を―する」

く-じょう【九条】🔗🔉

く-じょう ―デウ 【九条】 「九条の袈裟(ケサ)」の略。

くじょう【九条】🔗🔉

くじょう クデウ 【九条】 姓氏の一。藤原北家。忠通の三男兼実が九条殿に住んだことにちなんで,その子孫は九条家を称し,近衛家と並立した。鎌倉中期に一条・二条の両家が九条家から分立した。五摂家の一。

くじょう-かねざね【九条兼実】🔗🔉

くじょう-かねざね クデウ― 【九条兼実】 (1149-1207) 鎌倉初期の公家。九条家の祖。藤原忠通の三男。慈円の兄。源頼朝の奏薦により議奏公卿の上首となり,ついで摂政・関白を歴任。のち土御門通親と対立して失脚,出家して法然に帰依。博学多識で和歌に優れた。月輪(ツキノワ)関白・後法性寺関白とも。日記「玉葉」がある。藤原兼実。

く-じょう【公請】🔗🔉

く-じょう ―ジヤウ 【公請】 僧が朝廷から,法会(ホウエ)や講義に召し出されること。また,その僧。

く-じょう【苦情】🔗🔉

く-じょう ―ジヤウ [0] 【苦情】 (1)被害を受けたり,不公平な扱いをされたり,迷惑を受けたりしたことに対する,不満・不快な気持ち。また,それを述べた言葉。「―をもちこまれる」「―を訴える」「―を言う」 (2)苦しい事情。「或は関東の―を演(ノ)べ/近世紀聞(採菊)」

くじょう-しょり【苦情処理】🔗🔉

くじょう-しょり ―ジヤウ― [4] 【苦情処理】 (1)他から寄せられた苦情に対処すること。「ユーザーの―に当たる」 (2)労使間において,賃金・労働条件などに関する労働者の個別的な苦情を労働協約に基づいて処理すること。 (3)行政に関する国民の不満に対して,その申し立てを契機として行政機関が必要な措置をとること。

く-じょう【宮掌】🔗🔉

く-じょう ―ジヤウ [0] 【宮掌】 伊勢神宮の神職の一。権禰宜(ゴンノネギ)の次位。定員四〇名。熱田神宮にも若干名ある。みやじょう。

くじょう-しょうがく【久成正覚】🔗🔉

くじょう-しょうがく クジヤウシヤウガク [4] 【久成正覚】 ⇒久遠実成(クオンジツジヨウ)

くじ【籤(引)】(和英)🔗🔉

くじ【籤(引)】 a lot;→英和 (a) lottery.→英和 〜を引く draw lots.〜に当たる(はずれる) draw a prize (a blank).→英和 〜でby lot(-tery)[drawing].〜運が強い(弱い) be (un)lucky in drawing lots.‖当り籤 a lucky number.

くじく【挫く】(和英)🔗🔉

くじく【挫く】 (1) sprain[wrench].→英和 (2) discourage (気を);→英和 frustrate (計画などを).→英和

くじける【挫ける】(和英)🔗🔉

くじける【挫ける】 (1)[手・足が]be sprained.(2)[気が]be discouraged;lose heart[courage].

くじゃく【孔雀】(和英)🔗🔉

くじゃく【孔雀】 a peacock[peahen (雌)].→英和

くじょ【駆除する】(和英)🔗🔉

くじょ【駆除する】 exterminate;→英和 get rid of.

くじょう【苦情】(和英)🔗🔉

くじょう【苦情】 a complaint;→英和 a grievance.→英和 〜を言う complain(不平);→英和 object(反対).→英和 ‖苦情処理 trouble-shooting.苦情処理部 the complaints department[section].

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