てい-と [1] 【帝都】 皇居のある都。皇都。

てい-と （副） 〔「ていど」とも。おもに中世に用いられた語〕 （１）きっと。必ず。「先の落ち様には―死ぬると思うてあつたは/咄本・醒睡笑」 （２）たしかに。まちがいなく。「―お持ちやるまいか/狂言・二人大名（虎寛本）」

てい-とう [0] 【低頭】 （名）スル 頭をさげること。敬意・わびる気持ちなどを表すために頭を下げること。「平身―」「小使が来て，―して命を聞くと/婦系図（鏡花）」

ていとう-へいしん [0] 【低頭平身】 （名）スル 「平身低頭(ヘイシンテイトウ)」に同じ。「先頃よりの礼厚く演(ノベ)て…ひたすら―すれば/風流仏（露伴）」

てい-とう ―タウ [0] 【抵当】 （１）借金の際，借り主が自分の財産や権利を貸し主への保証に当てること。また，その保証に当てられた物など。抵償。担保。かた。「土地を―に金を借りる」 （２）〔法〕 抵当権の目的物。

ていとう-がし ―タウ― [0] 【抵当貸し】 抵当となる物を取って金銭を貸し付けること。 ⇔信用貸し

ていとう-けん ―タウ― [3] 【抵当権】 担保の目的物を債務者に残したままにしながら，債務不履行の場合には債権者が優先してその者から弁済を受け得る権利。目的物の範囲は，登記・登録の制度のあるものに限られ，不動産・地上権・永小作権のほか，立木・船舶・自動車・特殊の財団などに及ぶ。

ていとう-じきながれ ―タウヂキ― [7] 【抵当直流れ】 債務が弁済されない場合，特約によって，抵当物件の所有権が債権者に移転すること，あるいは債権者が任意に換価して弁済にあてること。流(リユウ)抵当。

ていとう-しょうけん ―タウ― [5] 【抵当証券】 債権とそれを担保とする抵当権を結合させたものを内容とする有価証券。

ていとう-しんようほけん ―タウ― [9] 【抵当信用保険】 抵当物件の競売，代金が債権額に達しないために生ずる損失，災害による損害などの補填を目的とする信用保険。

ていとう-ながれ ―タウ― [5] 【抵当流れ】 抵当の目的物件が債務者の債務不履行のため，債権者の所有に帰すること。債権者はこの物件を流(リユウ)抵当として任意に売却してよい。 →抵当直流れ

ていとう-ぶつ ―タウ― [3] 【抵当物】 抵当に入れた物品。抵当。

ていとう-ほけん ―タウ― [5] 【抵当保険】 担保物の滅失・毀損などにより抵当権者が受ける損害を填補(テンポ)するための損害保険。

てい-とう [0] 【剃頭】 頭をそること。剃髪。

てい-とう [0] 【帝統】 天子の血筋。皇統。

てい-とう [0] 【】 〔食物を食べきれないほど並べる意〕 むやみに余計なことをつけ加えること。

てい-とう [0] 【提灯】 ちょうちん。

てい-とう ―タウ [0] 【堤塘・塘】 つつみ。土手。堤防。

てい-とう （副） 鼓などの鳴る音を表す語。「―の鼓の音，さつさつの鈴の声々に/御伽草子・浜出」

てい-とく [0] 【帝徳】 天子の威徳。天子の徳行。聖徳。

てい-とく [0] 【提督】 （１）艦隊の総司令官。また，海軍の将官。 （２）中国の官名。武官の最高位。清代では総督の下で一省の軍政をつかさどり，緑営を指揮した。提督軍務総兵官。 （３）全体を統括しとりしまること。「雷王は十二万人を―し/経国美談（竜渓）」

ていとく 【貞徳】 ⇒松永貞徳(マツナガテイトク)

ていとく-ふう [0] 【貞徳風】 ⇒貞門(テイモン)

ていとこうそくど-こうつう-えいだん テイトカウソクドカウツウ― 【帝都高速度交通営団】 東京都およびその周辺部に地下鉄を走らせている特殊法人。1941年（昭和16）発足。資本金は政府と路線のある地方公共団体が出資。営団地下鉄。

てい-とん [0] 【停頓】 （名）スル 物事が行き詰まって，うまく進展しないこと。停滞。「交渉が―する」

ていとう【抵当】 mortgage (不動産の);→英和 security.→英和 〜に入れる mortgage;giveas (a) security.→英和 〜を取ってon mortgage[security].‖抵当権(者) mortgage (a mortgagee).抵当物(を流す) (foreclose) a mortgage[security].

ていとう【低頭する】 bow (low).→英和

ていとく【提督】 an admiral;→英和 <米>a commodore.→英和