複数辞典一括検索+![]()
![]()
しのぎ【凌ぎ】🔗⭐🔉
しのぎ [3][0] 【凌ぎ】
〔動詞「しのぐ(凌)」の連用形から〕
(1)その時の障害や困難に耐え,またそれを克服すること。また,その手段。「当座の―にはなるだろう」
(2)〔「一時をしのぐ」意から〕
会葬者に振る舞う食事。非時食(ヒジジキ)。
(3)〔接尾語的に用いる〕
しのぐこと。「その場―」「退屈―」
しの・ぐ【凌ぐ】🔗⭐🔉
しの・ぐ [2][0] 【凌ぐ】 (動ガ五[四])
(1)苦痛や困難に屈しないで,耐えしのぶ。苦難を乗り越える。また,防ぎ止める。「弾圧を―・ぐ」「飢えを―・ぐ」「―・ぎやすい気候」「雨風を―・ぐ」
(2)あるものを超えてそれ以上になる。…にまさる。「若者を―・ぐ気力」「身長では兄を―・ぐ」「全盛時を―・ぐ人気」
(3)押さえつける。押し伏せる。「高山の菅(スガ)の葉―・ぎ降る雪の/万葉 1655」
(4)草や波を押しわけて進む。「宇陀の野の秋萩―・ぎ鳴く鹿も/万葉 1609」「はるばると波路を―・いで行く/平家 2」
(5)侮る。軽んずる。「何処までも人を―・いだ仕打な薬売は/高野聖(鏡花)」
[可能] しのげる
[慣用] 糊口(ココウ)を―
のうぜん-かずら【凌霄花】🔗⭐🔉
のうぜん-かずら ―カヅラ [5] 【凌霄花】
ノウゼンカズラ科のつる性落葉木本。中国原産。気根を出して他物をはい上がる。葉は羽状複葉。夏,黄赤色の大きい漏斗状の花を多数つける。漢名,凌霄花(リヨウシヨウカ)。のうぜん。のうぜんか。[季]夏。
凌霄花
[図]
[図]
のうぜん-はれん【凌霄葉蓮】🔗⭐🔉
のうぜん-はれん [5] 【凌霄葉蓮】
キンレンカの別名。
りょう-うん【凌雲】🔗⭐🔉
りょう-うん [0] 【凌雲】
(1)雲の上に突き出すように高いこと。
(2)俗世間を超越していること。
りょううん=の志(ココロザシ)🔗⭐🔉
――の志(ココロザシ)
超然として世外にありたいという望み。
りょううん-かく【凌雲閣】🔗⭐🔉
りょううん-かく 【凌雲閣】
東京浅草公園にあった一二階建てのれんが造りの建物。関東大震災で倒壊。通称,十二階。
りょううん-だい【凌雲台】🔗⭐🔉
りょううん-だい 【凌雲台】
中国,魏(ギ)の文帝が築かせた高い楼閣。凌雲観。
りょううんしゅう【凌雲集】🔗⭐🔉
りょううんしゅう リヨウウンシフ 【凌雲集】
最初の勅撰漢詩集。一巻。嵯峨天皇の下命により,小野岑守(オノノミネモリ)・菅原清公(スガワラノキヨトモ)らが撰。814年成立。嵯峨天皇・小野岑守ら作者二四人,詩数九一首を収める。凌雲新集。
りょう-が【凌駕・陵駕】🔗⭐🔉
りょう-が [1] 【凌駕・陵駕】 (名)スル
他のものを追い抜いてその上に立つこと。「総合力で他チームを―する」
りょう-ぎゃく【陵虐・凌虐】🔗⭐🔉
りょう-ぎゃく [0] 【陵虐・凌虐】 (名)スル
(1)ひどくはずかしめ,しいたげること。「何とて民を―して/慨世士伝(逍遥)」
(2)〔法〕 特別公務員暴行陵虐罪では,暴行以外の方法で,精神的・肉体的にはずかしめ,苦痛を与えること。裸にする,食事を与えない,睡眠を妨害するなど。
りょう-しょう【凌霄】🔗⭐🔉
りょう-しょう ―セウ [0] 【凌霄】
「凌霄花(リヨウシヨウカ)」に同じ。
りょうしょう-か【凌霄花】🔗⭐🔉
りょうしょう-か ―セウクワ [3] 【凌霄花】
ノウゼンカズラの漢名。
りょう-じょく【陵辱・凌辱】🔗⭐🔉
りょう-じょく [0] 【陵辱・凌辱】 (名)スル
(1)人をあなどって,はずかしめること。「―の限りを尽くす」「大にして強なるものは,小にして弱なるものを―することあらん/真善美日本人(雪嶺)」
(2)女を力ずくで犯すこと。暴行。
りょう・ず【凌ず・陵ず】🔗⭐🔉
りょう・ず 【凌ず・陵ず】 (動サ変)
責めさいなむ。痛めつける。「けふの生贄にあたりつる人のゆかりを―・じわづらはすべからず/宇治拾遺 10」
りょう-ぶ【凌侮・陵侮】🔗⭐🔉
りょう-ぶ [1] 【凌侮・陵侮】 (名)スル
あなどりはずかしめること。凌辱(リヨウジヨク)。凌蔑。「五大洲の―を受く/近世紀聞(延房)」
りょう-れき【凌轢・陵轢】🔗⭐🔉
りょう-れき [0] 【凌轢・陵轢】 (名)スル
ふみにじること。ふみつけにすること。りょうりゃく。「邑に君あり村に長あり各相―して之を統一する事なからしむ/新聞雑誌 40」
しのぐ【凌ぐ】(和英)🔗⭐🔉
のうぜんかずら【凌霄花】(和英)🔗⭐🔉
のうぜんかずら【凌霄花】
《植》a trumpet creeper.
大辞林に「凌」で始まるの検索結果 1-21。