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い・つ【凍つ・冱つ】🔗⭐🔉
い・つ 【凍つ・冱つ】 (動タ下二)
⇒いてる
いて-かえ・る【凍て返る・冱て返る】🔗⭐🔉
いて-かえ・る ―カヘル [3] 【凍て返る・冱て返る】 (動ラ五[四])
春になって暖かくなりかけて,また急に寒くなる。いったんゆるんだ寒気が再びもとに戻る。[季]春。《―・る冱ゆるみたるまゝの土/村上正》
いて-ぐも【凍て雲】🔗⭐🔉
いて-ぐも [0] 【凍て雲】
冬空に凍りついたように動かぬ雲。[季]冬。
いて-ぞら【凍て空】🔗⭐🔉
いて-ぞら [3] 【凍て空】
凍りつくように寒い冬の空。寒天。[季]冬。
いて-ちょう【凍て蝶】🔗⭐🔉
いて-ちょう ―テフ [0] 【凍て蝶】
冬まで生きのびて,ほとんど動かない蝶。また,凍てて死んだ蝶。[季]冬。《―の己が魂追うて飛ぶ/虚子》
いて-つ・く【凍て付く】🔗⭐🔉
いて-つ・く [0][3] 【凍て付く】 (動カ五[四])
こおりつく。「―・くような寒さ」「―・いた道」
いて-つち【凍て土】🔗⭐🔉
いて-つち [0][2] 【凍て土】
凍りついた地面。
いて-づる【凍て鶴】🔗⭐🔉
いて-づる [0] 【凍て鶴】
凍ったように動かない寒中の鶴。[季]冬。《―の首を伸して丈高き/虚子》
いて-どけ【凍て解け】🔗⭐🔉
いて-どけ [0] 【凍て解け】
こおっていた大地が,春になって解けゆるむこと。また,早春の頃,夜間凍っていた地面が朝日を受けたり暖かい風が吹いたりして,急にぬかるみになること。[季]春。《―の径光りそむ行手かな/野村泊月》
いて-ぼし【凍て星】🔗⭐🔉
いて-ぼし [2] 【凍て星】
凍りついたように光のさえた,冬の夜空の星。[季]冬。
いて-ゆる・む【凍て緩む】🔗⭐🔉
いて-ゆる・む [4][0] 【凍て緩む】 (動マ五[四])
凍っていた大地が,春になって解けてゆるむ。凍て解ける。[季]春。
い・てる【凍てる・冱てる】🔗⭐🔉
い・てる 【凍てる・冱てる】 (動タ下一)[文]タ下二 い・つ
こおる。こおりつく。[季]冬。「冬寒み―・てし氷を埋め置きて/堀河百首」
こおり【氷・凍り】🔗⭐🔉
こおり コホリ [0] 【氷・凍り】
〔動詞「凍る」の連用形から〕
(1)水が氷点以下の温度で固体になったもの。[季]冬。「池に―が張る」「―のように冷たい手」
〔古代では,「こおり」は水面に張ったものをさすことが多く,塊は「ひ」ということが多かった〕
(2)「氷水(コオリミズ)」の略。
(3)襲(カサネ)の色目の名。表は打った白,裏は白張。
こおり-こんにゃく【氷蒟蒻・凍り蒟蒻】🔗⭐🔉
こおり-こんにゃく コホリ― [4] 【氷蒟蒻・凍り蒟蒻】
蒟蒻を適当な大きさに切って煮たあと,寒気にさらして凍らせてから干したもの。精進料理などに用いる。[季]冬。
こおり-どうふ【凍り豆腐】🔗⭐🔉
こおり-どうふ コホリ― [4] 【凍り豆腐】
「高野豆腐(コウヤドウフ)」に同じ。[季]冬。
こおり-もち【氷餅・凍り餅】🔗⭐🔉
こおり-もち コホリ― [3] 【氷餅・凍り餅】
寒中にさらして凍らせたのち,干した餅。陰暦六月一日(氷の朔日(ツイタチ))などに食べる。東北地方・信州で作る。[季]夏。
こおり-つ・く【凍り付く】🔗⭐🔉
こおり-つ・く コホリ― [4] 【凍り付く】 (動カ五[四])
(1)凍って,他の物にくっつく。「窓が―・いてあかない」
(2)完全に凍って固くなる。いてつく。凍結する。「道路が―・く」
こお・る【凍る・氷る】🔗⭐🔉
こお・る コホル [0] 【凍る・氷る】 (動ラ五[四])
(1)水など液体のものが,温度が低いために固体になる。氷が張る。「―・り渡れる薄氷(ウスラビ)の/万葉 4478」[季]冬。《手拭も豆腐も―・る横川かな/蕪村》
(2)(比喩的に)非常に冷たく感じられる。「―・れる月影」「早朝の―・った空気」
こごえ-じに【凍え死に】🔗⭐🔉
こごえ-じに [0] 【凍え死に】 (名)スル
こごえて死ぬこと。
こごえ-し・ぬ【凍え死ぬ】🔗⭐🔉
こごえ-し・ぬ [4] 【凍え死ぬ】 (動ナ五)[文]ナ四・ナ変 こごえし・ぬ
寒さのために,こごえて死ぬ。凍死(トウシ)する。「寒波で―・ぬ者も出た」
こご・える【凍える】🔗⭐🔉
こご・える [0] 【凍える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 こご・ゆ
寒さのために体が冷え切って,感覚がなくなり,自由がきかなくなる。「手が―・えて字がうまく書けない」
こ・ゆ【凍ゆ】🔗⭐🔉
こ・ゆ 【凍ゆ】 (動ヤ上二)
こごえる。「我よりも貧しき人の父母は飢ゑ―・ゆらむ/万葉 892」
しみ【凍み】🔗⭐🔉
しみ [0] 【凍み】
凍ること。こおり。「夕暮のみぞれに―やとけぬらむ/永久百首」
しみ-だいこん【凍み大根】🔗⭐🔉
しみ-だいこん [3] 【凍み大根】
大根を薄く切り,寒中に凍らせたのち乾かしたもの。水で戻して煮物などに使う。
しみ-どうふ【凍み豆腐】🔗⭐🔉
しみ-どうふ [3] 【凍み豆腐】
「高野豆腐(コウヤドウフ)」に同じ。[季]冬。
しみ-もち【凍み餅】🔗⭐🔉
しみ-もち [2] 【凍み餅】
「凍(コオ)り餅(モチ)」に同じ。
し・みる【凍みる】🔗⭐🔉
し・みる [0] 【凍みる】 (動マ上一)[文]マ上二 し・む
温度が低くなって水などが凍る。また,凍りつくように冷たい。冷え込む。「今日はたいそう―・みるなあ」「朝夕涼みもなきころなれど身も―・むる心地して/源氏(若菜下)」
とう-う【凍雨】🔗⭐🔉
とう-う [1] 【凍雨】
(1)冬の雨。氷のように冷たい雨。
(2)落下中の雨滴が地上付近の冷たい大気に触れて氷結し,無定形の氷の粒となって降る現象。また,その氷の粒。
とう-うん【凍雲】🔗⭐🔉
とう-うん [0] 【凍雲】
雪を降らしそうな雲。冬の寒々とした雲のたとえ。「当時―片々,青嵐漠々/著聞 20」
とう-が【凍餓】🔗⭐🔉
とう-が [1] 【凍餓】 (名)スル
寒さにこごえ,飢えること。
とう-がい【凍害】🔗⭐🔉
とう-がい [0] 【凍害】
植物,特に農作物が寒さで凍ったために被害を受けること。また,その被害。
とう-かん【凍寒】🔗⭐🔉
とう-かん [0] 【凍寒】
こおりつくような厳しい寒さ。
とう-けつ【凍結】🔗⭐🔉
とう-けつ [0] 【凍結】 (名)スル
(1)こおりつくこと。氷結。「冬には―する湖」
(2)資金・資産などの移動や使用を一時的に禁止すること。「海外資産を―する」
(3)物事の解決・処理を一時的に保留の状態にすること。「その論議は一時―する」
とうけつ-かんそう【凍結乾燥】🔗⭐🔉
とうけつ-かんそう ―サウ [5] 【凍結乾燥】
物を凍らせて,真空中に置き水分を昇華させて除く乾燥法。物理的・化学的変化を受けないので,医薬品・インスタント食品などに利用される。フリーズ-ドライ。
とう-こう【凍港】🔗⭐🔉
とう-こう ―カウ [0] 【凍港】
氷にとざされた港。[季]冬。
とう-し【凍死】🔗⭐🔉
とう-し [0] 【凍死】 (名)スル
寒さでこごえ死ぬこと。[季]冬。「眠ったら―する」
とう-しょう【凍傷】🔗⭐🔉
とう-しょう ―シヤウ [0] 【凍傷】
極度の寒冷が体に作用して起こる全身的または局所的な組織の傷害。程度により四段階に分ける。第一度は皮膚に紅斑を生じた状態(俗にいうしもやけ),第二度は水疱形成,第三度は皮膚全層の壊死(エシ)で潰瘍の形成,第四度は深層部の組織が壊死を起こした状態をいう。[季]冬。
とう-じょう【凍上】🔗⭐🔉
とう-じょう ―ジヤウ [0] 【凍上】
地中の水分が凍って,地面が持ち上げられる現象。鉄道や建築物に害を及ぼすことがある。しみあがり。
とう-せき【凍石】🔗⭐🔉
とう-せき [0][1] 【凍石】
滑石の一種。比較的純粋に近い組成をもち,緻密で塊状。
とう-そうがい【凍霜害】🔗⭐🔉
とう-そうがい ―サウガイ [3] 【凍霜害】
作物の受ける災害のうち,凍害と霜害。
とう-たい【凍餒】🔗⭐🔉
とう-たい [0] 【凍餒】
こごえ飢えること。生活が苦しいこと。「激浪中に漂ふうち,疲労と―との為め/此一戦(広徳)」
とう-ど【凍土】🔗⭐🔉
とう-ど [1] 【凍土】
凍った土。夏季に融解する季節的凍土と,夏をはさんで二冬以上凍結が続く永久凍土とがある。
とう-ろ【凍露】🔗⭐🔉
とう-ろ [1] 【凍露】
露が凍結してできた氷粒。
いてつく【凍てつく】(和英)🔗⭐🔉
いてつく【凍てつく】
freeze.→英和
こおらす【凍らす】(和英)🔗⭐🔉
こおらす【凍らす】
freeze.→英和
こおりつく【凍り付く】(和英)🔗⭐🔉
こおりつく【凍り付く】
be frozen.〜ような freezing.
こおる【凍る】(和英)🔗⭐🔉
こおる【凍る】
freeze;→英和
be frozen.
こごえる【凍える】(和英)🔗⭐🔉
こごえる【凍える】
freeze;→英和
be numbed[become numb]with cold.凍え死ぬ be frozen to death.
とうけつ【凍結する】(和英)🔗⭐🔉
とうけつ【凍結する】
freeze.→英和
‖凍結資産 frozen assets.賃金凍結 a wage freeze.
とうし【凍死する】(和英)🔗⭐🔉
とうし【凍死する】
be frozen to death.
とうしょう【凍傷】(和英)🔗⭐🔉
とうしょう【凍傷】
⇒霜焼け.
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