いて‐ぐも【^▽凍て雲】 名寒々とした冬空に凍りついたような雲。

いて‐つ・く【^▽凍て付く】 自五こおりつく。 「━ような寒さ」

い・てる【^▽凍てる・^▼冱てる】 自下一こおる。また、そのように冷たく感じられる。 「━・てた雪道」 「月光も━寒空」 い・つ（下二）

こおり‐つ・く【凍りつく（凍り付く）】_コホリ━ 自五 凍って他の物にくっつく。 「瓶のふたが━」 すっかり凍ってかたくなる。 「道路が━」

こお・る【凍る（^▽氷る）】_コホル 自五 寒さのため液体（特に、水）が固体になる。固く凍結して動かなくなる。 「池の水が━」 「冷凍庫でエビがかちかちに━」 「寒風に洗濯物が━」 〔修辞的な言い方で〕 気温が低く、空気や物が「凍った」ように冷たく感じられる。凍_いてつく。凍_しみる。 「二人とも、白い息を━・った空気の中に吐いていた松本清張」 寒さのために手足などが動かなくなる。凍_こごえる。 「手足が━」 激しい情動のために心臓が止まったように感じたり体が動かせなくなくなったりする。凍りつく。 「衝撃で身も━思いだ」 「恐怖で血［心臓］が━」 氷

こごえ‐し・ぬ【凍え死ぬ】 自五寒さのために体が冷えきって死ぬ。凍死_とうしする。 「ヒマラヤ山中で━」 こごえし・ぬ（ナ変） 凍え死に

こご・える【凍える】 自下一寒くて体がかじかむ。 「手が━」 こご・ゆ（下二）

しみ‐どうふ【^▽凍み豆腐】 名→高野豆腐

し・みる【^▽凍みる】 自上一水などがこおりつく。また、寒気が厳しくて、こおるように感じる。 「雪が━」 「ひどく━夜」 し・む（上二） 凍み

とう【凍】 （造）こおる。こごえる。 「━結・━土・━死・━傷」 「解━・冷━」

とう‐がい【凍害】 名農作物が寒さのために凍結して枯死すること。また、その被害。

とう‐けつ【凍結】 名 自サ変こおりつくこと。 「路面が━する」 他サ変資金・資産などの使用や移動を一定期間禁ずること。 「海外資産を━する」

とう‐げん【凍原】 名→ツンドラ

とう‐し【凍死】 名・自サ変こごえて死ぬこと。 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖死‖し

とう‐しょう【凍傷】_━シャウ 名寒冷によって末梢_{まっしょう}血管などの組織が損なわれる傷害。

とう‐じょう【凍上】_━ジャウ 名・自サ変厳しい寒さのために土壌中の水分が凍って膨張し、地表の一部がもち上げられること。また、その現象。

とう‐そう【凍^▼瘡】_━サウ 名霜焼け。

とう‐ど【凍土】 名凍った土。凍りついた大地。 「━帯（＝ツンドラ）」