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えまい【笑まひ・咲まひ】🔗⭐🔉
えまい
マヒ 【笑まひ・咲まひ】
(1)ほほえみ。微笑。「なでしこが花見るごとに娘子(オトメ)らが―のにほひ思ほゆるかも/万葉 4114」
(2)花が咲くこと。「春くれど野べの霞につつまれて花の―のくちびるも見ず/永久百首」
マヒ 【笑まひ・咲まひ】
(1)ほほえみ。微笑。「なでしこが花見るごとに娘子(オトメ)らが―のにほひ思ほゆるかも/万葉 4114」
(2)花が咲くこと。「春くれど野べの霞につつまれて花の―のくちびるも見ず/永久百首」
え・む【笑む・咲む】🔗⭐🔉
え・む
ム [1] 【笑む・咲む】 (動マ五[四])
(1)にっこりと笑う。「我が背子はにふぶに―・みて立ちませり見ゆ/万葉 3817」「ほくそ―・む」「ほほ―・む」
(2)つぼみがほころびる。花が咲く。「花の―・めるを見れば/好忠集」
(3)(栗などの)実が熟して裂け開く。「まだ―・みもせぬ白栗を/家鴨飼(青果)」
ム [1] 【笑む・咲む】 (動マ五[四])
(1)にっこりと笑う。「我が背子はにふぶに―・みて立ちませり見ゆ/万葉 3817」「ほくそ―・む」「ほほ―・む」
(2)つぼみがほころびる。花が咲く。「花の―・めるを見れば/好忠集」
(3)(栗などの)実が熟して裂け開く。「まだ―・みもせぬ白栗を/家鴨飼(青果)」
え-わら・う【咲笑ふ】🔗⭐🔉
え-わら・う
ワラフ 【咲笑ふ】 (動ハ四)
わらう。また,声を立てて笑う。「つつましげならず,物言い,―・ふ/枕草子 184」
ワラフ 【咲笑ふ】 (動ハ四)
わらう。また,声を立てて笑う。「つつましげならず,物言い,―・ふ/枕草子 184」
さいたさくら【咲いた桜】🔗⭐🔉
さいたさくら 【咲いた桜】
小唄・うた沢・端唄の一。元禄年間(1688-1704)以来,「咲いた桜になぜ駒つなぐ」の歌詞で愛誦される。
さき-おお・る【咲き撓る】🔗⭐🔉
さき-おお・る ―ヲヲル 【咲き撓る】 (動ラ四)
枝もたわむほどに咲き茂る。「春されば花―・り/万葉 3266」
さき-おく・れる【咲(き)遅れる】🔗⭐🔉
さき-おく・れる [5] 【咲(き)遅れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 さきおく・る
花の咲くのが遅れる。「―・れた桜」
さき-かか・る【咲き懸(か)る】🔗⭐🔉
さき-かか・る [4] 【咲き懸(か)る】 (動ラ五[四])
(1)花が咲き始める。「―・った花が寒気でまたしぼんでしまった」
(2)花が咲いて他の物の上におおいかかる。「大きなる松に藤の―・りて/源氏(蓬生)」
(3)花が次の季節にかけて咲き続ける。「夏にこそ―・りけれ藤のはな/拾遺(夏)」
さき-こぼ・れる【咲き溢れる】🔗⭐🔉
さき-こぼ・れる [5] 【咲き溢れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 さきこぼ・る
花がいっぱいに咲く。咲き乱れる。「花が―・れる」
さき-そ・める【咲(き)初める】🔗⭐🔉
さき-そ・める [4] 【咲(き)初める】 (動マ下一)[文]マ下二 さきそ・む
花が咲きはじめる。「桜が―・める」
さき-そろ・う【咲き揃う】🔗⭐🔉
さき-そろ・う ―ソロフ [4] 【咲き揃う】 (動ワ五[ハ四])
花が全部咲く。「百花―・う春」
さき-にお・う【咲き匂う】🔗⭐🔉
さき-にお・う ―ニホフ [4] 【咲き匂う】 (動ワ五[ハ四])
美しい色に咲く。「バラの―・う庭園」
さき-のこ・る【咲(き)残る】🔗⭐🔉
さき-のこ・る [4] 【咲(き)残る】 (動ラ五[四])
(1)ほかの花が散ったあとまで咲いている。「梅一輪,こずえに―・る」
(2)ほかの花が咲いても,まだ咲かないでいる。遅れて咲く。「爛
とは…一片でまり―・らぬなり/中華若木詩抄」
とは…一片でまり―・らぬなり/中華若木詩抄」
さき-ほこ・る【咲(き)誇る】🔗⭐🔉
さき-ほこ・る [4] 【咲(き)誇る】 (動ラ五[四])
今が盛りであるとばかりに,美しく咲いている。「―・る庭の紅梅」
さき-みだ・れる【咲(き)乱れる】🔗⭐🔉
さき-みだ・れる [5] 【咲(き)乱れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 さきみだ・る
入りまじって咲く。「さまざまな花が―・れる」
さき-わけ【咲(き)分け】🔗⭐🔉
さき-わけ [0] 【咲(き)分け】
同じ株の中で異なる色の花が咲くこと。また,その草木。「紅白―の梅」
さき-わた・る【咲き渡る】🔗⭐🔉
さき-わた・る 【咲き渡る】 (動ラ四)
花が一面に咲く。また,咲き続ける。「梅の花絶ゆることなく―・るべし/万葉 830」
さ・く【咲く】🔗⭐🔉
さ・く [0] 【咲く】 (動カ五[四])
(1)花のつぼみが開く。
⇔散る
「花が―・く」
(2)波が砕けて白く見える。白波が立つ。「味鎌の潟に―・く波/万葉 3551」
[可能] さける
[慣用] 話に花が―/死に花を咲かせる・一花咲かせる
さくはな-の【咲く花の】🔗⭐🔉
さくはな-の 【咲く花の】 (枕詞)
咲いた花は色があせてうつろうことから,「うつろう」にかかる。「常なりし笑まひ眉引き―うつろひにけり/万葉 804」
さっ-か【察化・咲嘩】🔗⭐🔉
さっ-か ―クワ 【察化】 ・ サククワ 【咲嘩】
盗人・詐欺師の異名。「みごひの―と申て,心もすぐになひ者でござる/狂言・察化」
わら・う【笑う・咲う】🔗⭐🔉
わら・う ワラフ [0] 【笑う・咲う】 (動ワ五[ハ四])
(1)おかしさ・うれしさ・きまり悪さなどから,やさしい目付きになったり,口元をゆるめたりする。また,そうした気持ちで声を立てる。「赤ん坊がにこにこと―・う」「照れ隠しに―・う」
(2)(「嗤う」とも書く)ばかにした気持ちを顔に表す。あざける。嘲笑する。「愚かしさを―・う」「陰で―・っている」「鼻先で―・う」「天の下に―・はれなまし/日本書紀(継体訓)」
(3)つぼみが開く,花が咲く。「花が―・い,鳥が歌う」
(4)果実が熟して割れ目ができる。「栗のいがが―・う」
(5)縫い目がほころびる。「肩の縫目の―・ひ掛けたフロツクコート/社会百面相(魯庵)」
(6)しまりがなくなり,十分に働かなくなる。しっかりとしなくなる。「長い下り坂で膝(ヒザ)が―・ってしまった」
[可能] わらえる
[慣用] 今泣いた烏(カラス)がもう―・鬼が―・目糞(メクソ)鼻糞を―
さきそめる【咲き初める】(和英)🔗⭐🔉
さきそめる【咲き初める】
begin to bloom[blossom].
さきみだれる【咲き乱れる】(和英)🔗⭐🔉
さきみだれる【咲き乱れる】
bloom all over.
さく【咲く】(和英)🔗⭐🔉
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