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てん-ねん【天然】🔗⭐🔉
てん-ねん [0] 【天然】
(1)人の力が加えられていないこと。自然のままであること。
⇔人工
「―の美」「―ウラン」
(2)本来の姿であること。生まれながらにして持っているもの。天性。「―の色白/にごりえ(一葉)」
(3)意図しないでそうなること。副詞的にも用いる。「そこではなしには,―として,いひちがへんが,書くといふと書き違うて/言文一致(高見)」
てんねん-あい【天然藍】🔗⭐🔉
てんねん-あい ―ア
[5] 【天然藍】
植物アイの葉からとる天然染料。本藍。
⇔合成藍

てんねん-ウラン【天然―】🔗⭐🔉
てんねん-ウラン [5] 【天然―】
天然鉱石中に含まれるウラン。
→濃縮ウラン
てんねん-かじつ【天然果実】🔗⭐🔉
てんねん-かじつ ―クワ― [5] 【天然果実】
〔法〕 物の経済的用途に従い生じる収益物。果物・牛乳・鉱物など。
⇔法定果実
てんねん-ガス【天然―】🔗⭐🔉
てんねん-ガス [5] 【天然―】
地中から天然に産出するガス。通常,炭化水素類を主成分とする可燃性ガスをさし,化学工業原料・工場燃料・都市ガスなどに利用される。
てんねん-かんそう【天然乾燥】🔗⭐🔉
てんねん-かんそう ―サウ [5] 【天然乾燥】
木材を自然条件のもとで乾燥させること。通常,風通しのよい場所に桟積みして行う。天乾。
⇔人工乾燥
てんねん-きねんぶつ【天然記念物】🔗⭐🔉
てんねん-きねんぶつ [6] 【天然記念物】
文化財保護法に基づいて指定された,学術上価値の高い動植物・地質・鉱物など。また,地方公共団体の条例によって指定されたものも含む。オジロワシ,埼玉県牛島のフジ,秋芳洞など。
てんねん-きょう【天然橋】🔗⭐🔉
てんねん-きょう ―ケウ [0] 【天然橋】
浸食によって自然にできた岩石の橋。帝釈峡(広島県)の雌橋(メンバシ)・雄橋(オンバシ)の類。
てんねん-こうしん【天然更新】🔗⭐🔉
てんねん-こうしん ―カウ― [5] 【天然更新】
植林など人工によらずに,自然に落ちた種子や根株からの芽を育ててゆく造林法。天然造林。
てんねん-ゴム【天然―】🔗⭐🔉
てんねん-ゴム [5] 【天然―】
ゴムノキの樹液から凝固・分離させた生ゴム,およびこれを加工した製品。
てんねん-しきそ【天然色素】🔗⭐🔉
てんねん-しきそ [6] 【天然色素】
動植物体の体内に存在する色素。クロロフィル・ヘモグロビンの色素など生理的に重要なものや古来染料として用いられてきたアリザリン・インジゴなどがある。
てんねん-しげん【天然資源】🔗⭐🔉
てんねん-しげん [5] 【天然資源】
天然に存在する資源。土地資源・森林資源・水資源・観光資源など。
→資源
てんねん-しぜん【天然自然】🔗⭐🔉
てんねん-しぜん [0] 【天然自然】
(1)人の力によらないで存在するものや現象など。自然。「―の要害」
(2)意図しないでそうなるさま。副詞的に用いる。「―自分を開放してしまつた/明暗(漱石)」
てんねん-じゅし【天然樹脂】🔗⭐🔉
てんねん-じゅし [5] 【天然樹脂】
合成樹脂に対し,マツ・モミなどの樹幹から分泌された粘度の高い液体が空気に触れ,揮発性成分を失って固化したもの。複雑な有機酸およびその誘導体からなり,紙のサイズ剤,ワニス・医薬品などに利用する。
てんねん-しょく【天然色】🔗⭐🔉
てんねん-しょく [3] 【天然色】
(1)物が自然に備えている色。
(2)映画・写真などで,{(1)}の色のように表した色。また,そのような映画や写真。
てんねん-すうはい【天然崇拝】🔗⭐🔉
てんねん-すうはい [5] 【天然崇拝】
⇒自然崇拝(シゼンスウハイ)
てんねん-スレート【天然―】🔗⭐🔉
てんねん-スレート [6] 【天然―】
粘板岩を薄く板状に加工したもの。屋根材・外壁材となる。
てんねん-せんい【天然繊維】🔗⭐🔉
てんねん-せんい ―
[5] 【天然繊維】
化学繊維に対し,天然の植物・動物・鉱物からとった繊維。綿・麻・羊毛・絹・アスベストなど。

てんねん-せんりょう【天然染料】🔗⭐🔉
てんねん-せんりょう ―レウ [5] 【天然染料】
天然の植物・動物・鉱物からとれる染料。藍(アイ)・茜(アカネ)・紅花(ベニバナ)など。
てんねん-ど【天然土】🔗⭐🔉
てんねん-ど [3] 【天然土】
改良を加えたり肥料を施したりしていない土壌。
てんねん-とう【天然痘】🔗⭐🔉
てんねん-とう [0] 【天然痘】
⇒痘瘡(トウソウ)
てんねん-ひりょう【天然肥料】🔗⭐🔉
てんねん-ひりょう ―レウ [5] 【天然肥料】
木灰・油かす・厩肥(キユウヒ)・堆肥(タイヒ)など,天然の物を用いる肥料。
てんねん-ぼく【天然木】🔗⭐🔉
てんねん-ぼく [3] 【天然木】
人間の手を加えられないで生育した木。自然木。
てんねん-りしんりゅう【天然理心流】🔗⭐🔉
てんねん-りしんりゅう ―リウ 【天然理心流】
剣術の流派の一。流祖は近藤内蔵之助(クラノスケ)長裕(ナガヒロ)(?-1813)。武蔵・相模を中心に普及。四代が近藤勇。
てんねん-りん【天然林】🔗⭐🔉
てんねん-りん [3] 【天然林】
植林によらず,自然に生成した森林。自然林。
⇔人工林
てんねん【天然】(和英)🔗⭐🔉
てんねんしょく【天然色】(和英)🔗⭐🔉
てんねんしょく【天然色】
natural color;《映》<商標>Technicolor.→英和
‖天然色映画 a (Techni)color film.
てんねんとう【天然痘】(和英)🔗⭐🔉
てんねんとう【天然痘】
《医》smallpox.→英和
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