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てん‐ねん【天然】🔗🔉

てん‐ねん【天然】 1 (形動ナリ・タリ)人の作為が加わっていないこと。自然のままであること。また、人の力ではおよばないこと。自然。「天然の美」「天然自然」*雑談集‐九「平等は一相無相なり、此中に天然として衆生を利すべき本誓悲願あり」 2 (形動ナリ・タリ)それ本来の姿であること。天性。*咄・醒睡笑‐一「てんねんと器用ありければ」 3 (形動ナリ・タリ)偶然に起こるさま。無意識のさま。*随・戴恩記‐下「此道の冥加有て、天然仕合(しあはせ)よく侍し」 4 造化の神。造物主。

てんねん‐あい【天然藍】(‥あゐ)🔗🔉

てんねん‐あい【天然藍】(‥あゐ) 植物の藍(あい)から作った染料。

てんねん‐いく【天然育】🔗🔉

てんねん‐いく【天然育】 蚕を飼育するとき、温度・湿度などを自然の気候のままで飼育すること。

てんねん‐ウラン【天然ウラン】🔗🔉

てんねん‐ウラン【天然ウラン】 天然に産するウラン。ウラン二三八を主として、ほかに少量のウラン二三五とウラン二三四を含有する。

てんねん‐えいよう【天然栄養】(‥エイヤウ)🔗🔉

てんねん‐えいよう【天然栄養】(‥エイヤウ) 母乳を摂取して栄養とすること。

てんねん‐かじつ【天然果実】(‥クヮジツ)🔗🔉

てんねん‐かじつ【天然果実】(‥クヮジツ) 法律で、元物から自然に産出され、収取される産出物。果物、牛乳、鉱物など。

てんねん‐ガス【天然ガス】🔗🔉

てんねん‐ガス【天然ガス】 自然現象で発生するガスの総称。狭義にはそのうちメタンを主成分とする可燃性ガスをさす。主に油田地帯、炭田地帯からとれ、化学工業用原料、燃料などに用いられる。

てんねん‐きねんぶつ【天然記念物】🔗🔉

てんねん‐きねんぶつ【天然記念物】 学術上価値の高い動物・植物・地質鉱物、およびそれらの存在する地域で、その保護保存を指定されたもの。大正八年制定の「史跡名勝天然記念物保存法」および昭和二五年制定の「文化財保護法」による指定と、地方公共団体の条例による指定とがある。また、同二七年には特別天然記念物が制定された。

てんねん‐きょう【天然橋】(‥ケウ)🔗🔉

てんねん‐きょう【天然橋】(‥ケウ) 地下水、湖・海の波、河流などの浸食、または溶岩などの天然作用によって、橋の形になった岩石。

てんねん‐こうしん【天然更新】(‥カウシン)🔗🔉

てんねん‐こうしん【天然更新】(‥カウシン) 自然に落ちた種子から発生した稚樹、または根株から芽を出した(ひこばえ)を育てる造林法。天然造林。

てんねん‐しげん【天然資源】🔗🔉

てんねん‐しげん【天然資源】 天然に存在し、人間の生活や生産活動に利用することのできるものやエネルギーの総称。土地・水・埋蔵鉱物・森林・水産生物、また観光資源としての風景など。

てんねん‐しょく【天然色】🔗🔉

てんねん‐しょく【天然色】 1 万物が自然に備え持っている色彩。 2 映画・写真などで、自然の色彩らしく表した色。また、その映画・写真。

てんねんしょく‐えいが【天然色映画】(‥ショクエイグヮ)🔗🔉

てんねんしょく‐えいが【天然色映画】(‥ショクエイグヮ) 天然の色彩、またはそれに近い色彩を映写画面に再現する映画。色彩映画。

てんねんしょく‐しゃしん【天然色写真】🔗🔉

てんねんしょく‐しゃしん【天然色写真】 被写体が持つ自然の色をそのまま写し取った写真画像。カラー写真。

てんねんしょく‐フィルム【天然色フィルム】🔗🔉

てんねんしょく‐フィルム【天然色フィルム】 =カラーフィルム

てんねん‐しんわ【天然神話】🔗🔉

てんねん‐しんわ【天然神話】 =しぜんしんわ(自然神話)

てんねん‐すうはい【天然崇拝】🔗🔉

てんねん‐すうはい【天然崇拝】 =しぜんすうはい(自然崇拝)

てんねん‐せいかつ【天然生活】(‥セイクヮツ)🔗🔉

てんねん‐せいかつ【天然生活】(‥セイクヮツ) 自然のままの原始的生活。

てんねん‐せんい【天然繊維】(‥センヰ)🔗🔉

てんねん‐せんい【天然繊維】(‥センヰ) 紡織繊維のうち、天然に産出するもの。羊毛・絹などの蛋白繊維、木綿・麻などのセルロース繊維、アスベストなどの鉱物繊維に分けられる。

てんねん‐せんりょう【天然染料】(‥センレウ)🔗🔉

てんねん‐せんりょう【天然染料】(‥センレウ) 天然の動植物体・鉱物などから得られる染料。合成染料に対していう。動物染料・植物染料・鉱物染料に分けられる。

てんねん‐ぞうりん【天然造林】(‥ザウリン)🔗🔉

てんねん‐ぞうりん【天然造林】(‥ザウリン) =てんねんこうしん(天然更新)

てんねん‐ど【天然土】🔗🔉

てんねん‐ど【天然土】 肥料などを施していない天然のままの土壌。

てんねん‐とう【天然痘】🔗🔉

てんねん‐とう【天然痘】 法定伝染病の一つ。病原体は痘瘡ウイルス。高熱とともに赤い発疹が出て、膿疱となり、後に瘢痕(はんこん)化してあばたになる。種痘による予防率はきわめて高い。痘瘡。痘。

てんねん‐パーマ【天然パーマ】🔗🔉

てんねん‐パーマ【天然パーマ】 生まれつきくせがあって、パーマネントをかけたように縮れている髪の毛。

てんねん‐ひりょう【天然肥料】(‥ヒレウ)🔗🔉

てんねん‐ひりょう【天然肥料】(‥ヒレウ) 厩肥・堆肥など、人工の化学的操作を経ないで得られる肥料。自給肥料。

てんねん‐りん【天然林】🔗🔉

てんねん‐りん【天然林】 天然に成立し、途中で伐採などの人為の加わらない森林。広義には間伐などして天然更新させた森林も含めていう。

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