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広辞苑の検索結果 (23)
てん‐ねん【天然】🔗⭐🔉
てん‐ねん【天然】
①[後漢書賈逵伝]人為の加わらない自然のままの状態。また、人力では如何ともすることのできない状態。自然。「―の美」「―アユ」↔人工。
②造物主。造化。
③[史記主父偃伝]本性。天性。うまれつき。
⇒てんねん‐あい【天然藍】
⇒てんねん‐いく【天然育】
⇒てんねん‐かじつ【天然果実】
⇒てんねん‐ガス【天然ガス】
⇒てんねん‐きねんぶつ【天然記念物】
⇒てんねん‐きょう【天然橋】
⇒てんねん‐こうしん【天然更新】
⇒てんねん‐ゴム【天然ゴム】
⇒てんねん‐しげん【天然資源】
⇒てんねん‐しぜん【天然自然】
⇒てんねん‐しば【天然芝】
⇒てんねん‐しょく【天然色】
⇒てんねんしょく‐えいが【天然色映画】
⇒てんねんしょく‐しゃしん【天然色写真】
⇒てんねん‐せいかつ【天然生活】
⇒てんねん‐せんい【天然繊維】
⇒てんねん‐せんりょう【天然染料】
⇒てんねん‐とう【天然痘】
⇒てんねん‐パーマ【天然パーマ】
⇒てんねん‐ひりょう【天然肥料】
⇒てんねん‐りしん‐りゅう【天然理心流】
⇒てんねん‐りん【天然林】
てんねん‐あい【天然藍】‥アヰ🔗⭐🔉
てんねん‐あい【天然藍】‥アヰ
植物の藍から製した染料。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐いく【天然育】🔗⭐🔉
てんねん‐いく【天然育】
温度・湿度の人工調節をはからず、自然の気候に任せて蚕を飼育する方法。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐かじつ【天然果実】‥クワ‥🔗⭐🔉
てんねん‐かじつ【天然果実】‥クワ‥
〔法〕ある物(元物)の用方に従って収取する産出物。稲・鶏卵・牛乳・羊毛の類。↔法定果実。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐ガス【天然ガス】🔗⭐🔉
てんねん‐ガス【天然ガス】
地中より噴出するガスの称。通常メタン‐ガス・エタン‐ガスなどより成る可燃性ガスをいう。燃料や化学工業用原料に利用。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐きねんぶつ【天然記念物】🔗⭐🔉
てんねん‐きねんぶつ【天然記念物】
学術上価値の高い動物・植物・地質鉱物(それらの存する地域を含む)で、その保護保存を主務官庁から指定されたもの。1919年(大正8)に史蹟名勝天然紀念物保存法が公布され、50年に文化財保護法が制定された。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐きょう【天然橋】‥ケウ🔗⭐🔉
てんねん‐きょう【天然橋】‥ケウ
地下水、湖や海の波、河流などの浸食、または溶岩などによって天然に生じた岩石の橋状物。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐こうしん【天然更新】‥カウ‥🔗⭐🔉
てんねん‐こうしん【天然更新】‥カウ‥
自然に落ちた種子から発生した稚樹または根株から萌芽したひこばえを育てて、次代の林をつくること。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐ゴム【天然ゴム】🔗⭐🔉
てんねん‐ゴム【天然ゴム】
生ゴムを原料とするゴム。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐しげん【天然資源】🔗⭐🔉
てんねん‐しげん【天然資源】
天然に存在する有用物で、採取加工して生産や生活に利用し得るもの。土地・水・埋蔵鉱物・原始林・水産生物など。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐しぜん【天然自然】🔗⭐🔉
てんねん‐しぜん【天然自然】
①天が作った、そのままであるさま。「―の美しさ」
②(副詞的に)ひとりでに物事が起こるさま。自然に。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐しば【天然芝】🔗⭐🔉
てんねん‐しば【天然芝】
通常の芝。スポーツのグラウンドなどで人工芝が使われることでできた語。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐しょく【天然色】🔗⭐🔉
てんねん‐しょく【天然色】
自然なありのままの色。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねんしょく‐えいが【天然色映画】‥グワ🔗⭐🔉
てんねんしょく‐えいが【天然色映画】‥グワ
自然の色彩を再現する映画。カラー映画の旧称。色彩映画。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねんしょく‐しゃしん【天然色写真】🔗⭐🔉
てんねんしょく‐しゃしん【天然色写真】
自然の色彩を表す写真。人工着色写真と区別するため用いられた。カラー写真の旧称。色彩写真。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐せいかつ【天然生活】‥クワツ🔗⭐🔉
てんねん‐せいかつ【天然生活】‥クワツ
自然のままの原始的生活。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐せんい【天然繊維】‥ヰ🔗⭐🔉
てんねん‐せんい【天然繊維】‥ヰ
綿・麻などの植物繊維および絹・羊毛などの動物繊維の総称。↔合成繊維。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐せんりょう【天然染料】‥レウ🔗⭐🔉
てんねん‐せんりょう【天然染料】‥レウ
天然の植物・動物・鉱物から得た染料。藍・茜あかねの類。↔合成染料。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐とう【天然痘】🔗⭐🔉
てんねん‐とう【天然痘】
(→)痘瘡とうそうに同じ。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐パーマ【天然パーマ】🔗⭐🔉
てんねん‐パーマ【天然パーマ】
生れつきの縮れ毛。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐ひりょう【天然肥料】‥レウ🔗⭐🔉
てんねん‐ひりょう【天然肥料】‥レウ
厩肥・堆肥などの類。自給肥料。↔化学肥料。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐りしん‐りゅう【天然理心流】‥リウ🔗⭐🔉
てんねん‐りしん‐りゅう【天然理心流】‥リウ
剣術の一派。遠州の近藤内蔵之助長裕( 〜1813)が創め、関東地方にひろまる。幕末、近藤勇・土方歳三らが出た。
⇒てん‐ねん【天然】
てんねん‐りん【天然林】🔗⭐🔉
てんねん‐りん【天然林】
植林によらずに自然に生成した森林。自然林。↔人工林
⇒てん‐ねん【天然】
○天の与うるを取らざれば反って其の咎を受くてんのあたうるをとらざればかえってそのとがめをうく
[史記淮陰侯伝]好機を逃すと、かえって災いを招くこと。
⇒てん【天】
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てん-ねん【天然】🔗⭐🔉
てん-ねん [0] 【天然】
(1)人の力が加えられていないこと。自然のままであること。
⇔人工
「―の美」「―ウラン」
(2)本来の姿であること。生まれながらにして持っているもの。天性。「―の色白/にごりえ(一葉)」
(3)意図しないでそうなること。副詞的にも用いる。「そこではなしには,―として,いひちがへんが,書くといふと書き違うて/言文一致(高見)」
てんねん-あい【天然藍】🔗⭐🔉
てんねん-あい ―ア
[5] 【天然藍】
植物アイの葉からとる天然染料。本藍。
⇔合成藍

てんねん-ウラン【天然―】🔗⭐🔉
てんねん-ウラン [5] 【天然―】
天然鉱石中に含まれるウラン。
→濃縮ウラン
てんねん-かじつ【天然果実】🔗⭐🔉
てんねん-かじつ ―クワ― [5] 【天然果実】
〔法〕 物の経済的用途に従い生じる収益物。果物・牛乳・鉱物など。
⇔法定果実
てんねん-ガス【天然―】🔗⭐🔉
てんねん-ガス [5] 【天然―】
地中から天然に産出するガス。通常,炭化水素類を主成分とする可燃性ガスをさし,化学工業原料・工場燃料・都市ガスなどに利用される。
てんねん-かんそう【天然乾燥】🔗⭐🔉
てんねん-かんそう ―サウ [5] 【天然乾燥】
木材を自然条件のもとで乾燥させること。通常,風通しのよい場所に桟積みして行う。天乾。
⇔人工乾燥
てんねん-きねんぶつ【天然記念物】🔗⭐🔉
てんねん-きねんぶつ [6] 【天然記念物】
文化財保護法に基づいて指定された,学術上価値の高い動植物・地質・鉱物など。また,地方公共団体の条例によって指定されたものも含む。オジロワシ,埼玉県牛島のフジ,秋芳洞など。
てんねん-きょう【天然橋】🔗⭐🔉
てんねん-きょう ―ケウ [0] 【天然橋】
浸食によって自然にできた岩石の橋。帝釈峡(広島県)の雌橋(メンバシ)・雄橋(オンバシ)の類。
てんねん-こうしん【天然更新】🔗⭐🔉
てんねん-こうしん ―カウ― [5] 【天然更新】
植林など人工によらずに,自然に落ちた種子や根株からの芽を育ててゆく造林法。天然造林。
てんねん-ゴム【天然―】🔗⭐🔉
てんねん-ゴム [5] 【天然―】
ゴムノキの樹液から凝固・分離させた生ゴム,およびこれを加工した製品。
てんねん-しきそ【天然色素】🔗⭐🔉
てんねん-しきそ [6] 【天然色素】
動植物体の体内に存在する色素。クロロフィル・ヘモグロビンの色素など生理的に重要なものや古来染料として用いられてきたアリザリン・インジゴなどがある。
てんねん-しげん【天然資源】🔗⭐🔉
てんねん-しげん [5] 【天然資源】
天然に存在する資源。土地資源・森林資源・水資源・観光資源など。
→資源
てんねん-しぜん【天然自然】🔗⭐🔉
てんねん-しぜん [0] 【天然自然】
(1)人の力によらないで存在するものや現象など。自然。「―の要害」
(2)意図しないでそうなるさま。副詞的に用いる。「―自分を開放してしまつた/明暗(漱石)」
てんねん-じゅし【天然樹脂】🔗⭐🔉
てんねん-じゅし [5] 【天然樹脂】
合成樹脂に対し,マツ・モミなどの樹幹から分泌された粘度の高い液体が空気に触れ,揮発性成分を失って固化したもの。複雑な有機酸およびその誘導体からなり,紙のサイズ剤,ワニス・医薬品などに利用する。
てんねん-しょく【天然色】🔗⭐🔉
てんねん-しょく [3] 【天然色】
(1)物が自然に備えている色。
(2)映画・写真などで,{(1)}の色のように表した色。また,そのような映画や写真。
てんねん-すうはい【天然崇拝】🔗⭐🔉
てんねん-すうはい [5] 【天然崇拝】
⇒自然崇拝(シゼンスウハイ)
てんねん-スレート【天然―】🔗⭐🔉
てんねん-スレート [6] 【天然―】
粘板岩を薄く板状に加工したもの。屋根材・外壁材となる。
てんねん-せんい【天然繊維】🔗⭐🔉
てんねん-せんい ―
[5] 【天然繊維】
化学繊維に対し,天然の植物・動物・鉱物からとった繊維。綿・麻・羊毛・絹・アスベストなど。

てんねん-せんりょう【天然染料】🔗⭐🔉
てんねん-せんりょう ―レウ [5] 【天然染料】
天然の植物・動物・鉱物からとれる染料。藍(アイ)・茜(アカネ)・紅花(ベニバナ)など。
てんねん-ど【天然土】🔗⭐🔉
てんねん-ど [3] 【天然土】
改良を加えたり肥料を施したりしていない土壌。
てんねん-とう【天然痘】🔗⭐🔉
てんねん-とう [0] 【天然痘】
⇒痘瘡(トウソウ)
てんねん-ひりょう【天然肥料】🔗⭐🔉
てんねん-ひりょう ―レウ [5] 【天然肥料】
木灰・油かす・厩肥(キユウヒ)・堆肥(タイヒ)など,天然の物を用いる肥料。
てんねん-ぼく【天然木】🔗⭐🔉
てんねん-ぼく [3] 【天然木】
人間の手を加えられないで生育した木。自然木。
てんねん-りしんりゅう【天然理心流】🔗⭐🔉
てんねん-りしんりゅう ―リウ 【天然理心流】
剣術の流派の一。流祖は近藤内蔵之助(クラノスケ)長裕(ナガヒロ)(?-1813)。武蔵・相模を中心に普及。四代が近藤勇。
てんねん-りん【天然林】🔗⭐🔉
てんねん-りん [3] 【天然林】
植林によらず,自然に生成した森林。自然林。
⇔人工林
てんねん【天然】(和英)🔗⭐🔉
てんねんしょく【天然色】(和英)🔗⭐🔉
てんねんしょく【天然色】
natural color;《映》<商標>Technicolor.→英和
‖天然色映画 a (Techni)color film.
てんねんとう【天然痘】(和英)🔗⭐🔉
てんねんとう【天然痘】
《医》smallpox.→英和
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