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せ-みょう【宣命】🔗⭐🔉
せ-みょう ―ミヤウ 【宣命】
「せんみょう(宣命)」の転。
せみょう=を含・める🔗⭐🔉
――を含・める
よく言い聞かせて納得させる。因果を含める。「能く能く―・めつつ/御伽草子・鶴」
せん【宣】🔗⭐🔉
せん [1] 【宣】
勅旨を宣すること。宣旨。「准后の―を蒙る/平家 4」
せんか-てんのう【宣化天皇】🔗⭐🔉
せんか-てんのう センクワテンワウ 【宣化天皇】
記紀で第二八代天皇,武小広国押盾尊(タケオヒロクニオシタテノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。継体天皇の皇子。新羅(シラギ)軍の任那(ミマナ)侵入の際,大伴狭手彦を派遣,撃退したという。
せんか-もん【仙華門・宣華門】🔗⭐🔉
せんか-もん センクワ― 【仙華門・宣華門】
平安京内裏の門の一。紫宸殿の北西側,明義門の北にある。
せん-きょう【宣教】🔗⭐🔉
せん-きょう ―ケウ [0] 【宣教】 (名)スル
宗教を教え広めること。伝道。布教。
せんきょう-し【宣教使】🔗⭐🔉
せんきょう-し ―ケウ― [3] 【宣教使】
1869年(明治2)祭政一致の方針を国民に徹底させる大教宣布のための機関として設置された官職。72年廃止。
せんきょう-し【宣教師】🔗⭐🔉
せんきょう-し ―ケウ― [3] 【宣教師】
(1)宗教を教え広める人。
(2)キリスト教の布教・伝道のために外国へ派遣される者。
せん-げ【宣下】🔗⭐🔉
せん-げ [1] 【宣下】 (名)スル
天皇が言葉をのべ下すこと。宣旨を下すこと。「院号を―する」「いかにしても召してまゐれと,―ありければ/沙石 10」
せん-げん【宣言】🔗⭐🔉
せん-げん [3] 【宣言】 (名)スル
個人や団体が,その意見や方針を外部に対して広く表明すること。また,その言葉。「議長が開会を―する」「独立―」
せん-こく【宣告】🔗⭐🔉
せん-こく [0] 【宣告】 (名)スル
(1)その人にとって重大な事柄を告げ知らせること。「医者は患者に病名を―した」「破産―」
(2)刑事訴訟法上,裁判長が公判廷で裁判(判決・命令・決定)を告知すること。判決の場合は主文および理由を朗読する。
せんこく-けい【宣告刑】🔗⭐🔉
せんこく-けい [4][3] 【宣告刑】
個々の犯罪について,裁判所によって具体的に量定され宣告された刑。処断刑の範囲内で定められる。
せんこく-ゆうよ【宣告猶予】🔗⭐🔉
せんこく-ゆうよ ―イウ― [5] 【宣告猶予】
一定期間有罪あるいは刑の宣告を留保し,その期間を無事経過した被告人を刑事責任から解放する制度。イギリス・アメリカなどでの制度。
せん-し【宣賜】🔗⭐🔉
せん-し [1] 【宣賜】 (名)スル
勅宣によって賜ること。
せん-じ【宣旨】🔗⭐🔉
せん-じ [1] 【宣旨】
(1)平安時代以降,天皇の命を伝える文書。詔勅に比して内輪のもの。内侍(ナイシ)が勅旨を蔵人(クロウド)に伝え,蔵人が上卿(シヨウケイ)に伝え,上卿が外記(ゲキ)または弁官に伝え,そこで文書にした。
(2)天皇の言葉を蔵人に伝える女官。また,広く女官のことをもいう。「故院にさぶらひし―のむすめ/源氏(澪標)」
せんじ-がき【宣旨書き】🔗⭐🔉
せんじ-がき [0] 【宣旨書き】
(1)宣旨の文書。仰せ書き。せじがき。
(2)〔「宣旨」は天皇の命を受けて書かれるところから〕
代筆すること。また,その手紙。「―めきてはいとほしからむ/源氏(常夏)」
せんじ-がみ【宣旨紙】🔗⭐🔉
せんじ-がみ [0] 【宣旨紙】
宣旨を書くための紙。
せんじ-の-つかい【宣旨の使】🔗⭐🔉
せんじ-の-つかい ―ツカヒ 【宣旨の使】
(1)勅旨を伝達する使者。
(2)検非違使の命令書を伝える使者。
せんじ-ます【宣旨升】🔗⭐🔉
せんじ-ます [3] 【宣旨升】
1072年(延久4),後三条天皇が制定した公定升。今の枡の六合二勺強にあたる。延久の宣旨升。
せん・する【宣する】🔗⭐🔉
せん・する [3] 【宣する】 (動サ変)[文]サ変 せん・す
公に広く告げ知らせる。宣言する。「開会を―・する」
せん-せい【宣制】🔗⭐🔉
せん-せい [0] 【宣制】
宣命(センミヨウ)を読み上げること。中古以後は実際には読まず,宣命使が宣命を少し開いて押し合わせるしぐさをし,群臣が再拝・拝舞した。
せん-せい【宣誓】🔗⭐🔉
せん-せい [0] 【宣誓】 (名)スル
(1)多くの人の前で自分の決意や誠意を示すため,誓いの言葉を述べること。誓うこと。また,その言葉。「選手―」
(2)〔法〕 訴訟手続において,当事者本人・証人・鑑定人・通訳人などが,供述の真実,通訳などの誠実な履行を誓うこと。議院での証人が供述の真実を誓うこと。また,公務員が,憲法・法令を遵守し,職務を誠実,公正に遂行することを誓うこと。
せんせい-しょ【宣誓書】🔗⭐🔉
せんせい-しょ [0] 【宣誓書】
宣誓の趣旨を一定の文言で表した文書。通常,訴訟手続などでは証人等は,この文書を朗読して宣誓を行い,公務員の服務に関する宣誓は,宣誓書に署名して行う。
せん-ぜつ【宣説】🔗⭐🔉
せん-ぜつ [0] 【宣説】 (名)スル
述べてときあかすこと。「始て公会に於て―せしときには/西国立志編(正直)」
せん-せん【宣戦】🔗⭐🔉
せん-せん [0] 【宣戦】 (名)スル
戦争開始の意思を表明すること。
せんせん-ふこく【宣戦布告】🔗⭐🔉
せんせん-ふこく [0] 【宣戦布告】 (名)スル
戦争開始の宣言をすること。
せん-たく【宣託】🔗⭐🔉
せん-たく [0] 【宣託】
神のお告げ。託宣。
せん-でん【宣伝】🔗⭐🔉
せん-でん [0] 【宣伝】 (名)スル
(1)主義・主張や商品などに関する知識・効能を広く人々に説明し,理解を得ようとすること。「テレビを通じて―する」
(2)実際より大げさに言い触らすこと。「あることないこと―する」
せんでん-せん【宣伝戦】🔗⭐🔉
せんでん-せん [0] 【宣伝戦】
互いに宣伝によって売り上げの増大や主義・主張の普及を目指して,激しく争うこと。宣伝合戦。
せんでん-びら【宣伝びら】🔗⭐🔉
せんでん-びら [0] 【宣伝びら】
宣伝の文句や絵などを刷り,広く配る紙。
せんとう-てい【宣統帝】🔗⭐🔉
せんとう-てい 【宣統帝】
中国,清朝最後の皇帝。
→溥儀(フギ)
せんとく【宣徳】🔗⭐🔉
せんとく 【宣徳】
(1)中国,明の宣宗の治世の年号(1426-1435)。
(2)「宣徳銅器」の略。
せんとく-どうき【宣徳銅器】🔗⭐🔉
せんとく-どうき [5] 【宣徳銅器】
明の宣徳年間に,勅命により鋳造された銅器。宣徳。
せんとく-ひばち【宣徳火鉢】🔗⭐🔉
せんとく-ひばち [5] 【宣徳火鉢】
宣徳銅器の火鉢。また,それに似せて作った火鉢。
せんとく-よう【宣徳窯】🔗⭐🔉
せんとく-よう ―エウ [4] 【宣徳窯】
宣徳年間,江西省景徳鎮にあった官営の窯(カマ)。青花磁器が多く焼かれた。
せん-ぶ【宣撫】🔗⭐🔉
せん-ぶ [1] 【宣撫】 (名)スル
占領地などで,占領軍の方針をよく知らせて人心を安定させること。「―工作」
せん-ぷ【宣布】🔗⭐🔉
せん-ぷ [1] 【宣布】 (名)スル
(1)公的なことを広く一般に知らせること。「五か条の誓文を―する」
(2)あまねく行き渡らせること。「大教―」
せん-みょう【宣命】🔗⭐🔉
せん-みょう ―ミヤウ [0] 【宣命】
〔宣読する勅命の意〕
天皇の命令を伝える文書の一形式。詔勅のうち宣命体で書かれたもの。
せんみょう=を含・める🔗⭐🔉
――を含・める
因果を含める。いろいろと言い聞かせて納得させる。「―・めて呼ばふ程に/狂言・よこ座」
せんみょう-がき【宣命書き】🔗⭐🔉
せんみょう-がき ―ミヤウ― [0] 【宣命書き】
宣命・祝詞を中心に奈良時代から平安初期にかけて用いられた国語表記法の一。「国法(乎)過犯事無(久)」のように,ほぼ国語の語序に従い漢字だけで書かれ,体言や用言の語幹の類は大字で,用言の語尾・助動詞・助詞の類は小字で書き分ける。
せんみょう-し【宣命紙】🔗⭐🔉
せんみょう-し ―ミヤウ― [3] 【宣命紙】
宣命を書き記す紙。通常は黄麻紙だが,伊勢神宮に送るものは縹(ハナダ)紙,賀茂神社には紅紙を用いた。
せんみょう-たい【宣命体】🔗⭐🔉
せんみょう-たい ―ミヤウ― [0] 【宣命体】
宣命を書き記した文体。抽象的な語句を連ね,対句を多用し,荘重な感じをもつ。また,仏語・漢語も用いるが,全体に国文的な要素が強い。また,その表記様式。
せんみょう-れき【宣明暦】🔗⭐🔉
せんみょう-れき センミヤウ― [3] 【宣明暦】
唐の徐昂が作成した太陰太陽暦。中国では,822年より71年間,日本では862年から1684年まで823年間の長きにわたって行われた。一年の長さは平均三六五・二四四六日。
せん-めい【宣明】🔗⭐🔉
せん-めい [0] 【宣明】 (名)スル
宣言して明らかにすること。「自らの政治的立場を―する」
せんや-せつ【宣夜説】🔗⭐🔉
せんや-せつ [3] 【宣夜説】
中国古代の宇宙構造説の一。果てしない空間のなかに天体が浮かび,気の作用によって運動するという無限宇宙を説くもの。後漢の
萌(ゲキホウ)によって唱えられた。
→蓋天(ガイテン)説
→渾天(コンテン)説
萌(ゲキホウ)によって唱えられた。
→蓋天(ガイテン)説
→渾天(コンテン)説
せん-よう【宣揚】🔗⭐🔉
せん-よう ―ヤウ [0] 【宣揚】 (名)スル
広く世の中にあきらかに示すこと。「国威を―する」
せんよう-でん【宣耀殿】🔗⭐🔉
せんよう-でん センエウ― 【宣耀殿】
平安京内裏の殿舎の一。麗景殿の北,貞観殿の東にある。女御の居所。
→内裏
せんよう-もん【宣陽門】🔗⭐🔉
せんよう-もん センヤウ― 【宣陽門】
平安京内裏の内郭一二門の一。延政門と嘉陽門の間にある東側の中央の門。建春門の裏になる。
→内裏
のたばく【宣ばく・曰ばく】🔗⭐🔉
のたばく 【宣ばく・曰ばく】
〔動詞「のたぶ」のク語法〕
おおせられること。のたまわく。「父の命はたくづのの白ひげの上ゆ涙垂り嘆き―/万葉 4408」
のた・ぶ【宣ぶ】🔗⭐🔉
のた・ぶ 【宣ぶ】 (動バ四)
〔「のりたぶ」の転〕
おっしゃる。「ぬしの―・ぶ事も/大鏡(道長)」
の-たま・う【宣ふ】🔗⭐🔉
の-たま・う ―タマフ 【宣ふ】 (動ハ四)
〔「のりたまふ(宣り給ふ)」の転〕
(1)「言う」の尊敬語。おっしゃる。「親の―・ふことを,ひたぶるに辞(イナ)び申さむ事のいとほしさに/竹取」
(2)言ってやります。申し聞かせます。言ってやる相手を低めることにより表現をへりくだったものにし,聞き手に対してかしこまり改まる気持ちを表す言い方。「いとかしこき仰事に侍るなり。姉なる人に―・ひてむ/源氏(帚木)」
〔現代語では「これはまた異なことを―・うものだ」のように,からかい・皮肉の気持ちをこめて「言う」の意で用いることがある〕
のたまわく【宣はく・曰く】🔗⭐🔉
のたまわく ノタマハク 【宣はく・曰く】
〔動詞「のたまふ」のク語法〕
おっしゃることには。「子(シ)―」「わが家にありとある人召し集めて―,『…』とのたまふ/竹取」
のたまわ・す【宣はす・曰はす】🔗⭐🔉
のたまわ・す ノタマハス 【宣はす・曰はす】 (動サ下二)
〔動詞「のたまふ(宣)」の未然形に尊敬の助動詞「す」の付いたものから〕
「言う」の尊敬語。「のたまう」よりさらに敬意の度合が強い。おおせられる。「この玉取りえでは帰り来(ク)な,と―・せけり/竹取」
のとう・ぶ【宣ぶ・曰ぶ】🔗⭐🔉
のとう・ぶ ノタウブ 【宣ぶ・曰ぶ】 (動バ四)
〔「のたまふ」の転。また「のたぶ」の転とも〕
「言う」の尊敬語。おっしゃる。「やよひばかりに,もの―・びける人のもとに/古今(恋二詞)」
の・べる【述べる・陳べる・宣べる】🔗⭐🔉
の・べる [2] 【述べる・陳べる・宣べる】 (動バ下一)[文]バ下二 の・ぶ
〔「伸べる」と同源〕
順を追って言葉で言い表す。また,文章にして書きしるす。「意見を―・べる」「著書の中でこう―・べている」「素意を―・ぶるにあたはず/平家 11」
のり-ごと【宣り言・告り言・詔】🔗⭐🔉
のり-ごと 【宣り言・告り言・詔】
(天皇の)おおせ。みことのり。「勅(ミコトノリ)を―する時に/日本書紀(敏達訓)」
の・る【宣る・告る】🔗⭐🔉
の・る 【宣る・告る】 (動ラ四)
(1)神や天皇が,神聖なる意向を人々に対し,口で言ったりして表明する。「天つ祝詞の太祝詞事(フトノリトゴト)を―・れ/祝詞(六月晦大祓)」
(2)呪詞や名などみだりに口にすべきでないことをはっきりと言う。「恐(カシコ)みと―・らずありしをみ越路の手向に立ちて妹が名―・りつ/万葉 3730」
せんきょうし【宣教師】(和英)🔗⭐🔉
せんきょうし【宣教師】
a missionary.→英和
せんげん【宣言】(和英)🔗⭐🔉
せんこく【宣告】(和英)🔗⭐🔉
せんせい【宣誓】(和英)🔗⭐🔉
せんせん【宣戦】(和英)🔗⭐🔉
せんせん【宣戦】
a declaration of war.〜を布告する declare war.
せんでん【宣伝】(和英)🔗⭐🔉
せんぶ【宣撫(工作)】(和英)🔗⭐🔉
せんぶ【宣撫(工作)】
pacification (work).
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