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かた【形・型】🔗⭐🔉
かた [2] 【形・型】
(1)外見に現れたかたち。かっこう。《形》「髪の―を整える」「―がくずれる」
(2)相対的な特性によって区別される性質や形態。タイプ。《型》「新しい―の車」「―によって分類する」
(3)同種類の物を幾つも作る時,基にする枠や紙。ひながた・鋳型・型紙など。《型》「石膏(セツコウ)を―に入れる」「―を取る」
(4)スポーツ・芸道などで規範とされる一定の体勢や動作。フォーム。「柔道の―」「―が決まる」
(5)習慣で決まっている形式。しきたり。慣例。《型》「―を破る」「―のとおりに行う」
(6)借金が返せない時の保証として相手に渡す約束をした物。抵当。担保。《形》「土地を―に借金する」「借金の―に家屋を取る」
(7)前に物事のあったことを示すしるし。あとかた。形跡。「所せく集ひし馬・車の―もなく/源氏(須磨)」
(8)絵図。「―にかきても見まうきさましたり/源氏(末摘花)」
(9)模様。「着る物の―にてばし侍るか/仮名草子・伊曾保物語」
(10)うらないの結果。うらかた。「告(ノ)らぬ妹が名―に出でむかも/万葉 3488」
(11)銭の文字のある方の面。銭の表。
⇔縵面(ナメ)
[物類称呼]
(12)(「がた」の形で)(ア)名詞の下に付いて,ある物に似たかたちをしていることを表す。《形》「扇―」「ピラミッド―」(イ)名詞や形容詞の語幹の下に付いて,ある性質・形式をもつことを表す。《型》「 A ―の血液」「冬―の気圧配置」「ハムレット―」「うるさ―」
かた=に嵌(ハ)ま・る🔗⭐🔉
――に嵌(ハ)ま・る
一定の形式・習慣に従って特徴がなくなる。新鮮味がなくなる。「―・った式辞」
かた=に嵌(ハ)・める🔗⭐🔉
――に嵌(ハ)・める
一定の枠に入れて特徴をなくする。規格化する。「子供を―・めてしまう画一教育」
かた=の如(ゴト)く🔗⭐🔉
――の如(ゴト)く
決まった形式のとおり。かたどおり。「安普請ではあつたが,―床の間もあつて/平凡(四迷)」
がた【形・型】🔗⭐🔉
がた [2] 【形・型】
⇒かた(形・型)(12)
かたけずり-ばん【形削り盤】🔗⭐🔉
かたけずり-ばん カタケヅリ― [0] 【形削り盤】
刃物を往復させ,台に固定した工作物の表面を削る工作機械。シェーパー。
かた-こう【形鋼・型鋼】🔗⭐🔉
かた-こう ―カウ [0] 【形鋼・型鋼】
一定の形の断面をもつ棒状鋼材の総称。断面の形により,山形鋼・ I 形鋼・溝(ミゾ)形鋼・ T 形鋼・ H 形鋼などに分かれる。
かた-ざい【形材】🔗⭐🔉
かた-ざい [0] 【形材】
建材や装飾用の金属材料。アルミニウム合金のものが多い。
かたち【形】🔗⭐🔉
かたち [0] 【形】
(1)視覚や触覚によってとらえられる,物や人の外見的な姿。恰好(カツコウ)。外形。「髪の―を整える」「―のよい人」「はっきりした―をとる」
(2)内容や実質と対比される一定の外見的な姿。形式。「―にとらわれる」
(3)実際とは違う表向きの様式・形式。恰好。「ふと立ち寄ったという―にする」「解雇のところを依願退職という―にする」
(4)顔だち。容色。「みめ―」「かぐや姫―の世に似ずめでたきこと/竹取」
(5)あとかた。跡。「影も―もない」「色々にみだれ咲きたりし花の―もなく散りたるに/枕草子 67」
(6)からだ。肉体。「弥陀如来…丈六八尺の御―にて/平家 10」
〔(4)などは「容」「貌」とも書く〕
かたち=あ・り🔗⭐🔉
――あ・り
顔だち・姿が優れている。「―・る女をいかで集めてみむ/源氏(玉鬘)」
かたち=が付・く🔗⭐🔉
――が付・く
まとまりができる。整う。
かたち=に影の添う如(ゴト)し🔗⭐🔉
――に影の添う如(ゴト)し
⇒影の形に随(シタガ)うが如し(「影」の句項目)
かたち=を=改・める(=正・す)🔗⭐🔉
――を=改・める(=正・す)
姿勢を正し,改まった態度をとる。威儀を正す。
かたち-ばかり【形許り】🔗⭐🔉
かたち-ばかり [4] 【形許り】
体裁だけは何とか整っていること。謙遜して言う場合にも使う。しるしばかり。かたばかり。「―のお礼ですが」
かたち-づく・る【形作る】🔗⭐🔉
かたち-づく・る [5] 【形作る】 (動ラ五[四])
(1)まとまりのある形や組織をつくる。形成する。「性格は幼時に―・られる」「縦列を―・った一隊/こころ(漱石)」
(2)(「容作る」とも書く)化粧や身支度をする。よそおう。「誰がためにか―・り,たれが為にか梳(クシケズ)らん/当世書生気質(逍遥)」
[可能] かたちづくれる
かた-ばかり【形許り】🔗⭐🔉
かた-ばかり [2][3] 【形許り】
「かたちばかり(形許)」に同じ。「―の結納式」
かた-み【形見】🔗⭐🔉
かた-み [0] 【形見】
(1)死んだ人や別れた人を思い出す頼りとなる品。「母の―の着物」
(2)過ぎ去ったことの思い出のよすがとなる物。「青春の―」「春の―」
かたみ-ぐさ【形見草】🔗⭐🔉
かたみ-ぐさ 【形見草】
〔形見と見られる草の意〕
葵(アオイ)・菊・撫子(ナデシコ)の異名。
かたみ-の-いろ【形見の色】🔗⭐🔉
かたみ-の-いろ 【形見の色】
(1)形見の衣の色。鈍(ニビ)色をいうことが多い。「女房なども,かの御―かへぬもあり/源氏(幻)」
(2)思い出のよすがとなる色。「心とめし―もあはれなり/風雅(雑下)」
かたみ-の-くし【形見の櫛】🔗⭐🔉
かたみ-の-くし 【形見の櫛】
「別れの櫛(クシ)」に同じ。
かたみ-の-くも【形見の雲】🔗⭐🔉
かたみ-の-くも 【形見の雲】
火葬にした煙のたなびくのを雲に見たてたもの。「なき人の―やしほるらむ/新古今(哀傷)」
かたみ-の-ころも【形見の衣】🔗⭐🔉
かたみ-の-ころも 【形見の衣】
(1)死んだ人または遠く離れた人の記念である衣。
(2)喪服。「今はとて―ぬぎすてて色かはるべき心地こそせね/玉葉(雑四)」
かたみ-わけ【形見分け】🔗⭐🔉
かたみ-わけ [0] 【形見分け】 (名)スル
故人の残した物を形見として近親者に分けること。
ぎょう-そう【形相】🔗⭐🔉
ぎょう-そう ギヤウサウ [0] 【形相】
顔かたち。表情。姿。現在は多く,恐ろしい感じや不気味な感じがする場合に用いる。「鬼のような―でつかみかかる」「必死の―」
けい-えい【形影】🔗⭐🔉
けい-えい [0] 【形影】
物の形とその影。
けいえい=相弔(アイトムラ)う🔗⭐🔉
――相弔(アイトムラ)う
〔李密(陳情表)〕〔自分と自分の影とが互いに様子をたずねあう意〕
孤独で寂しく暮らすさまをいう。
けいえい=相伴(アイトモナ)う🔗⭐🔉
――相伴(アイトモナ)う
(夫婦などが)いつも離れることなく,いっしょにいるさま。仲むつまじいさまをいう。
けい-がい【形骸】🔗⭐🔉
けい-がい [0] 【形骸】
(1)人や動物の体。特に,人間としての機能を失って,物体としてのみ存在する体。
(2)建物などの骨組み。「―を残すのみの古城」
(3)内容・意義を失って形だけが残ったもの。
けいがい=を土木(ドボク)にす🔗⭐🔉
――を土木(ドボク)にす
〔晋書(
康伝)〕
身なりを全く飾らない。
康伝)〕
身なりを全く飾らない。
けいがい-か【形骸化】🔗⭐🔉
けいがい-か ―クワ [0] 【形骸化】 (名)スル
誕生・成立当時の意義や内容が失われたり忘れられたりして,形ばかりのものになってしまうこと。「民主主義の―」
けい-じ【形似】🔗⭐🔉
けい-じ [0] 【形似】 (名)スル
(1)形の似ていること。「玉山は宛如(アタカモ)富士山に―するを以て/日本風景論(重昂)」
(2)中国の画論用語。対象の形態を忠実に再現・写実することをいい,六法{(2)}では「応物象形」に相当する。
けいじ-か【形而下】🔗⭐🔉
けいじ-か [3][0] 【形而下】
〔易経(繋辞上)〕
〔哲〕 時間・空間の中に,感性的対象として形をとって現れるもの。
⇔形而上
けい-しき【形式】🔗⭐🔉
けい-しき [0] 【形式】
(1)事物が存在しているときの,外に現れているかたち。「書簡の―をとった小説」
(2)物事を行うときの,一定の手続きや方法・様式。また,その一群の物を特徴づける,共通して備えているかたち。「届出用紙の―を変える」「この―の車は製造を中止した」
(3)実質・内容を失ってからなお続いている方法・様式など。また,体裁を整えただけのもの。「―だけの質疑応答に終わる」
(4)〔哲〕 種々の要素を統一的な連関・構造にもたらすもの。事象が成立する本質的な枠組み。
⇔内容
けいしき-げんご【形式言語】🔗⭐🔉
けいしき-げんご [5] 【形式言語】
生成文法が対象とする,数学的な文法規則により生成される抽象的言語。
けいしき-こん【形式婚】🔗⭐🔉
けいしき-こん [4] 【形式婚】
婚姻の成立に宗教上または法律上一定の形式を必要とする婚姻形態。
→事実婚
けいしき-しゃかいがく【形式社会学】🔗⭐🔉
けいしき-しゃかいがく ―シヤクワイ― [6] 【形式社会学】
支配と服従,競争と闘争といった人々の心的相互作用の中にみられる基本的な形を取り出して研究の対象とする社会学。ドイツのジンメルによって提唱された。
けいしき-しゅぎ【形式主義】🔗⭐🔉
けいしき-しゅぎ [5] 【形式主義】
〔formalism〕
(1)(ア)認識論で,理性のアプリオリな形式を認識の普遍妥当性の根拠と考えるカントや新カント主義の立場。(イ)倫理学で,純粋に形式的な道徳法則(定言命法)を道徳の普遍妥当性の根拠と考えるカントの立場をはじめ,実質的・具体的な規範の定立を避ける思想態度。(ウ)美学で,感覚的な内容美ではなく表現の仕方に美の原理を求めるヘルバルトらの立場。(エ)数学基礎論で,数学を有限の記号列から成る推論の連鎖と見なし,公理論的に形式化された体系の無矛盾性を証明することによって,数学を基礎づけようとするヒルベルトらの主張。(オ)
⇒フォルマリズム
(2)一般に,物事の内容的側面を軽視して,形式的側面を重視する立場。多く否定的な意味合いでいう。「―に堕す」
けいしき-てき【形式的】🔗⭐🔉
けいしき-てき [0] 【形式的】 (形動)
(1)形式に関するさま。「―な誤り」「―にはまちがっていない」
(2)形ばかりで内容のないさま。
⇔実質的
「―な挨拶」
けいしき-とうや【形式陶冶】🔗⭐🔉
けいしき-とうや ―タウ― [5] 【形式陶冶】
知識の習得よりも,記憶力・推理力・想像力などの精神的能力の練磨を重視する教育の立場。
⇔実質陶冶
けいしき-はん【形式犯】🔗⭐🔉
けいしき-はん [4] 【形式犯】
一定の行為の存在があれば足り,法益に対する侵害または危険の発生を必要としない犯罪。駐車違反など行政取締法違反にその例が多い。
⇔実質犯
けいしき-び【形式美】🔗⭐🔉
けいしき-び [4] 【形式美】
芸術などにおいて,表現された思想内容に対して,統一・均斉・調和など形式的側面における美。
⇔内容美
けいしき-ほう【形式法】🔗⭐🔉
けいしき-ほう ―ハフ [0] 【形式法】
実体法の適用・実現の方法・形式に関する法規。すなわち訴訟法のこと。「手続法」とほぼ同義に用いられる。
けいしき-めいし【形式名詞】🔗⭐🔉
けいしき-めいし [5] 【形式名詞】
名詞の下位分類の一。それ自身では実質的意味を表さず,連体修飾語を受けて名詞としての機能を果たす語。「日記を書くことにする」の「こと」,「これから出かけるところだ」の「ところ」など。形式体言。
けいしき-ろん【形式論】🔗⭐🔉
けいしき-ろん [4] 【形式論】
内容に即して論を展開するのではなく,形式にとらわれた議論。
けいしき-ろんり【形式論理】🔗⭐🔉
けいしき-ろんり [5] 【形式論理】
命題や推論について,その内容にかかわらず,ただその形式面から真偽を問う論理。
けいしき-ろんりがく【形式論理学】🔗⭐🔉
けいしき-ろんりがく [7] 【形式論理学】
〔formal logic〕
推論や議論の妥当性を,その形式的側面に関して考究する学問。弁証法的論理学など経験の内容にかかわる論理学に対する。伝統的形態はアリストテレスによって整備され,推論,特に三段論法を中心に,概念・命題・誤謬などを取り扱う。現代の記号論理学はこれを記号の数学的演算の体系として発展させたもの。
けいしき-ば・る【形式張る】🔗⭐🔉
けいしき-ば・る [5] 【形式張る】 (動ラ五[四])
形式を整えることを重視する。「―・った挨拶(アイサツ)」
けいじ-じょう【形而上】🔗⭐🔉
けいじ-じょう ―ジヤウ [0] 【形而上】
〔易経(繋辞上)〕
精神や本体など,形がなく通常の事物や現象のような感覚的経験を超えたもの。
⇔形而下
けいじじょう-かいが【形而上絵画】🔗⭐🔉
けいじじょう-かいが ―ジヤウクワイグワ [6] 【形而上絵画】
第一次大戦の頃,イタリアでキリコを中心として描かれた神秘的・幻想的な絵画。シュールレアリスムの先駆となった。
けいじじょう-がく【形而上学】🔗⭐🔉
けいじじょう-がく ―ジヤウ― [4] 【形而上学】
〔metaphysics〕
(1)存在者を存在者たらしめている超越的な原理,さらには神・世界・霊魂などを研究対象とする学問。第一哲学。
(2)客観的実在やその認識の可能を端的に認める哲学的立場。不可知論や実証主義の立場から独断論や実在論を称した語。
(3)事実を離れて抽象的なものにだけとどまる議論を揶揄(ヤユ)していう語。
(4)書名(別項参照)。
けいじじょう-は-し【形而上派詩】🔗⭐🔉
けいじじょう-は-し ―ジヤウ― [6] 【形而上派詩】
〔metaphysical poetry〕
一七世紀イギリスで流行した,奇抜なイメージと精緻な言葉遊びを特徴とする詩。代表的詩人はジョン=ダン。
けいじじょうがく【形而上学】🔗⭐🔉
けいじじょうがく ケイジジヤウ― 【形而上学】
〔原題 (ギリシヤ) ta meta ta physika「自然学の後の」書の意。後世,ローマのアンドロニコスの編集した配列に由来する〕
アリストテレスの中心著作。全一四巻。彼自身は「第一の哲学」と呼び,ありとしあるものについての普遍学としての存在論と,究極第一に有る実在をめぐる神学に区分される。
けい-しつ【形質】🔗⭐🔉
けい-しつ [0] 【形質】
(1)物の形と実質。
(2)生物分類の基準となるあらゆる形態的特徴。特に,表現型として現れる各種の遺伝的性質。
けいしつ-さいぼう【形質細胞】🔗⭐🔉
けいしつ-さいぼう ―バウ [5] 【形質細胞】
B 細胞が抗原の刺激と T 細胞の補助を受けて増殖分化した最終形のもので,免疫グロブリンを生産する細胞。慢性炎症巣に多数出現する。プラズマ細胞。
けいしつ-じんるいがく【形質人類学】🔗⭐🔉
けいしつ-じんるいがく [7] 【形質人類学】
⇒自然人類学(シゼンジンルイガク)
けいしつ-てんかん【形質転換】🔗⭐🔉
けいしつ-てんかん ―クワン [5] 【形質転換】
(1)一系統の細菌から抽出したデオキシリボ核酸を,他の系統の細菌に取り込ませると,供与菌の形質が受容菌において発現する現象。
(2)培養細胞がその性質をかえて,腫瘍細胞に類似の性質を備えること。
けいしつ-どうにゅう【形質導入】🔗⭐🔉
けいしつ-どうにゅう ―ダウニフ [5] 【形質導入】
ある系統の細菌の遺伝的形質の一部が,バクテリオファージを介して他の系統の細菌へ移行する現象。染色体上の遺伝子の位置づけに利用される。
けいしつ-はつげん【形質発現】🔗⭐🔉
けいしつ-はつげん [5] 【形質発現】
遺伝子によって決定される形質が表現型として現れてくること。DNA 上のヌクレオチド配列順序に従ってつくられたタンパク質が,生体反応を触媒したり構造体を形成して,特定の表現型を現す。表現型発現。遺伝情報発現。
けい-しょう【形勝】🔗⭐🔉
けい-しょう [0] 【形勝】
(1)風景のすぐれていること。また,その土地。景勝。「―の地」
(2)陣をしいたり敵を防いだりするのに適している地勢。要害。「砲隊が―の地を占めて陣地を布いて居る/吾輩は猫である(漱石)」
けい-しょう【形象】🔗⭐🔉
けい-しょう ―シヤウ [0] 【形象】
(1)かたち。外に表れているすがた。
(2)〔哲〕 観照を介して我々の心に成り立つ事物の像。イメージ。
けいしょう-か【形象化】🔗⭐🔉
けいしょう-か ―シヤウクワ [0] 【形象化】 (名)スル
思想や感情など観念として存在するものを,何らかの手段で形にして表し出すこと。
けいしょう-しんごう【形象信号】🔗⭐🔉
けいしょう-しんごう ―シヤウ―ガウ [5] 【形象信号】
船舶信号の一。円錐形・球形・鼓形(ツヅミガタ)の三種の形象をマストに掲げて行う。昼間使用する,視力による遠距離信号。
けいしょう-はにわ【形象埴輪】🔗⭐🔉
けいしょう-はにわ ―シヤウ― [5] 【形象埴輪】
人や物をかたどった埴輪。人物埴輪・器財埴輪・動物埴輪などに細分される。
→円筒埴輪
けいしょう-もじ【形象文字】🔗⭐🔉
けいしょう-もじ ―シヤウ― [5] 【形象文字】
象形文字。
けい-じょう【形状】🔗⭐🔉
けい-じょう ―ジヤウ [0] 【形状】
形やありさま。ようす。「葉の―」
けいじょう-きおく-ごうきん【形状記憶合金】🔗⭐🔉
けいじょう-きおく-ごうきん ―ジヤウ―ガフキン [8] 【形状記憶合金】
ある温度(=変態点)以下で変形を加えても,温度が変態点以上になると,変形前の形に戻る性質をもつ合金。種々の金属合金でこの性質がみられるが,チタン-ニッケル合金のものが一般的。温度センサーなどに用いる。
けいじょう-げん【形状言】🔗⭐🔉
けいじょう-げん ―ジヤウ― [3] 【形状言】
(1)国語の「形容詞」の旧称。ありかたことば。
(2)特定の品詞性をもたない詞的形態素。語基。
けい-せい【形成】🔗⭐🔉
けい-せい [0] 【形成】 (名)スル
整ったものにつくり上げること。形づくること。「一家を―する」「人格の―」「―力」
けいせい-げか【形成外科】🔗⭐🔉
けいせい-げか ―クワ [5] 【形成外科】
欠損部の補綴(ホテイ),醜形の美化を,皮膚移植をはじめとする手術的方法によって行う医学の分野。広義には,美容外科も含む。
けいせい-けん【形成権】🔗⭐🔉
けいせい-そう【形成層】🔗⭐🔉
けいせい-そう [3] 【形成層】
双子葉植物・裸子植物および一部の単子葉植物とシダ植物の茎や根の木部と師部の間にある分裂組織。盛んに細胞分裂を行い,内側に木部,外側に師部をつくる。
→茎
けいせい-そしょう【形成訴訟】🔗⭐🔉
けいせい-そしょう [5] 【形成訴訟】
一定の法律状態の変更の要件があることを主張し,その法律関係を変更する判決を求める訴訟。婚姻の無効・取り消し,離婚の訴え,会社設立無効の訴え,行政処分の取り消し・変更を求める訴え,再審の訴えなどがある。形成の訴え。創設の訴え。権利変更の訴え。
けいせい-たい【形成体】🔗⭐🔉
けいせい-たい [0] 【形成体】
脊椎動物の胚(ハイ)の一部で,その周囲の胚域に働きかけ,その部分の分化を誘導する作用をもつ部位。編成原。オルガナイザー。
けいせい-はんけつ【形成判決】🔗⭐🔉
けいせい-はんけつ [5] 【形成判決】
通常,形成訴訟での原告の請求を認容する判決のこと。広義では,仮執行の宣言,上級審での原判決の取り消し判決など,法律状態の変更を認める判決をいう。
けい-せい【形声】🔗⭐🔉
けい-せい [0] 【形声】
漢字の六書(リクシヨ)の一。音を表す字と意味を表す字を合わせて一字を作る法。「河」「鳩」「問」「婆」の類。諧声(カイセイ)。象声。
けいせい-もじ【形声文字】🔗⭐🔉
けいせい-もじ [5] 【形声文字】
形声によってできた文字。
けい-せい【形勢】🔗⭐🔉
けい-せい [0] 【形勢】
情勢。なりゆき。様子。また,勢力の優劣の状態。「どうも―は不利だ」「―が逆転する」
けいせい-こ【形勢戸】🔗⭐🔉
けいせい-こ [3] 【形勢戸】
〔「形勢」とは権勢あるものの意〕
中国,宋代の富農・有力官人階層,またはその税役上の呼称。
けい-せき【形跡・形迹】🔗⭐🔉
けい-せき [0] 【形跡・形迹】
物事の行われた跡。物事のあったあと。あとかた。痕跡(コンセキ)。「家に立ち寄った―がある」
けい-そう【形相】🔗⭐🔉
けい-そう ―サウ [0] 【形相】
(1)物のかたち。すがた。
(2)〔(ギリシヤ)eidos〕
ある事象を他のものと区別させ,それを存在させるのに不可欠な事象の本質的な存在構造。エイドス。
⇔質料
けいそう-いん【形相因】🔗⭐🔉
けいそう-いん ―サウ― [3] 【形相因】
アリストテレスの説いた,事物が生成するための四原因の一。例えば,家に対しては,設計図にあたる,「家」の定義にかなった機能・構造・形姿。
→原因(2)
なり【形・態】🔗⭐🔉
なり [2] 【形・態】
〔「成り」と同源〕
(1)物の形。特に人の体の格好。「―は大きいがまだ子供だ」「その山は…―は塩尻のやうになむありける/伊勢 9」
(2)服装。また,髪形・服装などを含めた,人の姿。身なり。「南極にでも行くような―でやって来た」「派手な―」
(3)様子。状態。ありさま。「あそこも爰にも物を談合する―が有たぞ/蒙求抄 2」「二貫目借りた内からする―をして太い事をいふてありかす/浮世草子・禁短気」
(4)名詞・活用語の連体形の下に付いて,それによって制約・決定された状態,それ相応の状態などの意を表す。「道―に行く」「彼には彼―の意地がある」「山―」「弓―」「人の言う―になる」「短い―にまとまった作品」「背が高ければ高い―の悩みがある」
なり-かたち【形姿】🔗⭐🔉
なり-かたち [0] 【形姿】
すがたかたち。なりふり。身なり。「―を整える」「さまざまの―したる女/浴泉記(喜美子)」
なり-かっこう【形恰好】🔗⭐🔉
なり-かっこう ―カツカウ [2][3] 【形恰好】
「形姿(ナリカタチ)」に同じ。「―が似ている」
なり-ふり【形振り】🔗⭐🔉
なり-ふり [2] 【形振り】
服装や態度。身なりやようす。「―かまわずに働く」
かた【形[型]】(和英)🔗⭐🔉
かたち【形】(和英)🔗⭐🔉
かたみ【形見】(和英)🔗⭐🔉
ぎょうそう【形相】(和英)🔗⭐🔉
ぎょうそう【形相】
alook.→英和
けいがい【形骸】(和英)🔗⭐🔉
けいしき【形式】(和英)🔗⭐🔉
けいじじょう【形而上の】(和英)🔗⭐🔉
けいじじょう【形而上の】
metaphysical.→英和
形而上学(者) metaphysics (a metaphysician).
けいしょう【形[景]勝の地】(和英)🔗⭐🔉
けいしょう【形[景]勝の地】
a scenic spot.
けいせい【形成】(和英)🔗⭐🔉
けいせい【形成】
formation;→英和
shaping.形成期 the formative period.形成外科 plastic surgery.
けいせい【形勢】(和英)🔗⭐🔉
けいせき【形跡】(和英)🔗⭐🔉
けいせき【形跡】
traces (痕跡);marks;signs (証跡).
なりふり【形振り構わず】(和英)🔗⭐🔉
なりふり【形振り構わず】
regardless of appearance.
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