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【形】 7画 彡部 [二年] 区点=2333 16進=3741 シフトJIS=8C60 《常用音訓》ギョウ/ケイ/かた/かたち 《音読み》 ケイ/ギョウ(ギャウ)〈xng〉 《訓読み》 かたち/かた/かたどる/あらわれる(あらはる) 《名付け》 あれ・かた・すえ・なり・み・より 《意味》 {名}かたち。外にあらわれた姿。「使画工図形=画工ヲシテ形ヲ図カシム」〔→西京雑記{名}かた。物の外わく。また、物の外わくをきめるもとになるもの。〈同義語〉→型{名}かたち。実物。また、実際の外形。〈対語〉→影→名。「生而影不与吾形相依=生キテ影ハ吾ガ形トアヒ依ラズ」〔→韓愈{名}かたち。人間のからだ。〈対語〉→心。「以心為形役=心ヲモッテ形ノ役トナス」〔→陶潜{名}かたち。ようす。また、外観。「不為者与不能者之形何以異=為サザル者トアタハザル者トノ形ハ何ヲモッテ異ナルヤ」〔→孟子{名}地勢。また、物事の情勢。「形勢」「以示天下之形=モッテ天下ノ形ヲ示ス」〔→蘇轍{動}かたどる。物のかたちを写しとる。〈類義語〉→象{動}あらわれる(アラハル)。外にあらわれる。「誠於中形於外=中ニ誠アラバ、外ニ形ル」〔→大学〕 《解字》 会意兼形声。左側は、もと井ケイで、四角いかたを示す象形文字。形は「彡(模様)+音符井」で、いろいろな模様をなす、わくどりやかたのこと。 《単語家族》 刑(手かせや首かせなどのわくをはめる)型(土の鋳がた)と同系。 《類義》 象は、大きなかたちをしたぞう、転じて、目だったかたち。像は、様と同系で、すがたかたちのこと。 《異字同訓》 かた。 形「自由形。跡形もなく」型「型にはまる。一九七〇年型。血液型。鋳型」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

形気 ケイキ🔗🔉

【形気】 ケイキ 形と気。有形のものと無形のもののこと。肉体と息。

形而下 ケイジカ🔗🔉

【形而下】 ケイジカ 具体的に形があるもの。肉体や器など。〔→易経時間・空間のうちに形をとってあらわれ、感覚で理解できるもの。〈対語〉形而上。

形而上 ケイジジョウ🔗🔉

【形而上】 ケイジジョウ 形を知覚できないもの。抽象的なもの、精神的なものなど。〔→易経あらゆる現象の奥にあって知覚できないもの。〈対語〉形而下。

形色 ケイショク🔗🔉

【形色】 ケイショク 顔かたち。「形色天性也=形色ハ天性ナリ」〔→孟子

形名 ケイメイ🔗🔉

【形名】 ケイメイ 形と名まえ。述べた意見と、それを実際に行った行為。▽中国の戦国時代の法家の思想家、申不害シンフガイ・韓非カンピなどのとなえた形名参同サンドウの学説に、臣下の議論(=名)とその実際(=形)とをしらべて、正しく賞罪を加えよとある。

形役 ケイエキ🔗🔉

【形役】 ケイエキ 精神が肉体に支配され使役される。精神的な安楽を求めないで、肉体的(物質的)な満足を求めること。〔→陶潜

形似 ケイジ🔗🔉

【形似】 ケイジ 形が似ること。「論画以形似、見、与児童隣=画ヲ論ズルニ形似ヲモツテスルハ、見、児童ト隣ス」〔→蘇軾

形象 ケイショウ🔗🔉

【形状】 ケイジョウ 形。姿。ありさま。状態。『形象ケイショウ』

形声 ケイセイ🔗🔉

【形声】 ケイセイ 形と音声。六書リクショの一つ。

形体 ケイタイ🔗🔉

【形体】 ケイタイ 身体。精神に対して、肉体のこと。形。ありさま。

形相 ギョウソウ🔗🔉

【形相】 ケイソウ 顔かたち。また、姿。▽ギョウソウとも読む。〔→荀子アリストテレスの哲学で、質料(素材)とともに、存在の根本となる実体を形づくる形式。ギョウソウ〔国〕顔かたち。姿。

形単影隻 ケイタンエイセキ🔗🔉

【形単影隻】 ケイタンエイセキ からだも一つ、影も一つ。ひとり身で、身寄りのないこと。〔→韓愈

形容 ケイヨウ🔗🔉

【形容】 ケイヨウ 顔かたち。姿かたち。容貌ヨウボウ。「顔色憔悴、形容枯槁=顔色憔悴シ、形容枯槁セリ」〔→楚辞物事のありさま・状態。物・物事の形・性質・状態をいいあらわすこと。

形勝 ケイショウ🔗🔉

【形勝】 ケイショウ 風景がすぐれている土地。景勝。「余杭形勝四方無=余杭ノ形勝ハ四方ニ無シ」〔→白居易地勢がすぐれている所。要害の地。

形勢 ケイセイ🔗🔉

【形勢】 ケイセイ 物事のようす・なり行き。「誓欲随君去、形勢反蒼黄=誓ヒテ君ニ随ヒテ去カント欲スルモ、形勢反ツテ蒼黄タリ」〔→杜甫土地のありさま。地形。

形跡 ケイセキ🔗🔉

【形跡】 ケイセキ =形迹。態度・行為など、外にあらわれて、残ったもの。昔、物事があったあとかた。

形態 ケイタイ🔗🔉

【形態】 ケイタイ 形。ありさま。心理学で、部分の寄せ集めとしては別に、全体をひとまとまりとしたときの対象の形・ありさま。ゲシュタルト。

形影 ケイエイ🔗🔉

【形影】 ケイエイ 形と影。いつも離れないでいるもののたとえ。〔→韓非

形影相弔 ケイエイアイトムラウ🔗🔉

【形影相弔】 ケイエイアイトムラウ〈故事〉自分のからだと影とが互いになぐさめあっている。ひとり身のたよりなさのたとえ。〔→曹植

形質 ケイシツ🔗🔉

【形質】 ケイシツ からだ。「形質及寿命、危脆若浮煙=形質及ビ寿命ハ、危脆ナルコト浮煙ノゴトシ」〔→白居易〔国〕分類の基準となる形態的な要素。

形魄 ケイハク🔗🔉

【形魄】 ケイハク からだ。▽「魄」は、精気。「魂気帰于天、形魄帰于地=魂気ハ天ニ帰シ、形魄ハ地ニ帰ス」〔→礼記

形骸 ケイガイ🔗🔉

【形骸】 ケイガイ からだ。また、肉体。「形骸且健、方寸甚安=形骸シバラク健ニシテ、方寸甚ダ安シ」〔→白居易外形。形だけのもの。中みのないもの。

形骸之外 ケイガイノソト🔗🔉

【形骸之外】 ケイガイノソト〈故事〉個々のからだを超越した大自然の世界。〔→荘子〕「或因寄所託放浪形骸之外=或イハ寄セ託スルトコロニ因リテ形骸ノ外ニ放浪セリ」〔→王羲之

形躯 ケイク🔗🔉

【形躯】 ケイク からだ。身体。

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