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とか・す【解かす・溶かす・融かす】🔗⭐🔉
とか・す [2] 【解かす・溶かす・融かす】 (動サ五[四])
(1)固形物を,熱を加えて液状にする。溶解する。「氷を―・して水にする」「金属を―・して鋳型に流しこむ」
〔金属の場合は「熔かす」「鎔かす」とも書く〕
(2)固形物などを,液体の中に入れて液状にする。とく。溶解する。「砂糖を水に―・す」
[可能] とかせる
とき-がらし【溶き芥子】🔗⭐🔉
とき-がらし [3] 【溶き芥子】
芥子(カラシ)の粉末を溶いたもの。
とき-たまご【溶(き)卵】🔗⭐🔉
とき-たまご [3] 【溶(き)卵】
生卵を割って,かきまぜほぐしたもの。
とき-ほぐ・す【溶き解す】🔗⭐🔉
とき-ほぐ・す [4][0] 【溶き解す】 (動サ五[四])
割った卵をかきまぜる。
と・く【溶く・解く・融く】🔗⭐🔉
と・く [1] 【溶く・解く・融く】
〔「とく(解)」と同源〕
■一■ (動カ五[四])
(1)かたまっていた物に液体を加えて液状にする。とかす。「小麦粉を水で―・く」「粉末を水に―・く」
(2)かきまぜて液状にする。ほぐす。「卵を―・く」
[可能] とける
■二■ (動カ下二)
⇒とける
とけ-あ・う【溶(け)合う】🔗⭐🔉
とけ-あ・う ―アフ [3][0] 【溶(け)合う】 (動ワ五[ハ四])
物がとけて,まざり合う。
とけ-こ・む【溶(け)込む・解(け)込む・融け込む】🔗⭐🔉
とけ-こ・む [0][3] 【溶(け)込む・解(け)込む・融け込む】 (動マ五[四])
(1)液体になって他のものの中に混じる。「塩分が―・んだ水」
(2)その場の雰囲気や,周囲の環境に,次第になじみ同化する。「会場の空気に―・む」
[可能] とけこめる
と・ける【溶ける・解ける・融ける】🔗⭐🔉
と・ける [2] 【溶ける・解ける・融ける】 (動カ下一)[文]カ下二 と・く
〔「とける(解)」と同源〕
(1)ある物質の分子が液体中に均一に核散すること。溶解する。「塩は水に―・ける」「酸素は水にあまり―・けない」
(2)固形物が,熱によって液状になる。「チョコレートが―・けてべたべたになる」「春になって雪が―・ける」「溶鉱炉の中で鉱石が―・ける」
〔金属の場合は「熔ける」「鎔ける」とも書く〕
よう-えき【溶液】🔗⭐🔉
よう-えき [1] 【溶液】
液体状態にある均一な混合物。その成分のうち,最も多量に存在する液体物質(溶かしている物質)を溶媒,その他の物質(溶けている物質)を溶質という。水が溶媒の場合は水溶液というが,水溶液であることが明らかな場合は,単に溶液という。
→溶体
よう-か【溶化・熔化】🔗⭐🔉
よう-か ―クワ [0] 【溶化・熔化】 (名)スル
熱してとかすこと。熱でとけること。「玻質を―すべき火炉/新聞雑誌 45」
よう-かい【溶解】🔗⭐🔉
よう-かい [0] 【溶解】 (名)スル
(1)とけること。とかすこと。
(2)気体・液体・固体状の物質が,ほかの物質(液体・固体)に溶けて,均一な混合物をつくる現象。
→溶体
(3)転じて,疑いや心のしこりなどがすっかりとけてなくなること。「次第に其敵意を―するを得べし/文明論之概略(諭吉)」
ようかい-ど【溶解度】🔗⭐🔉
ようかい-ど-きょくせん【溶解度曲線】🔗⭐🔉
ようかい-ど-きょくせん [6] 【溶解度曲線】
溶解度と温度との関係を示したグラフ。多くの固体物質の水に対する溶解度は温度が高くなるにつれて大きくなり,気体の溶解度は温度の上昇とともに小さくなる。
ようかい-ど-せき【溶解度積】🔗⭐🔉
ようかい-ど-せき [5] 【溶解度積】
難溶性塩の飽和溶液中の陰陽両イオンの濃度の相乗積。その値は,温度が一定ならば,その物質に固有であり,化学分析において沈殿の生成を考える際に重要。
ようかい-ねつ【溶解熱】🔗⭐🔉
ようかい-ねつ [3] 【溶解熱】
一定温度で溶質が溶媒に溶ける際に,放出あるいは吸収される熱量。
よう-がん【溶岩・熔岩】🔗⭐🔉
よう-がん [1][0] 【溶岩・熔岩】
地下深部のマグマが地表に噴出し,流動している溶融体。また,それが冷却・固結してできた火山岩。ラバ。
ようがん-えんちょうきゅう【溶岩円頂丘】🔗⭐🔉
ようがん-えんちょうきゅう ―
ンチヤウキウ [7] 【溶岩円頂丘】
粘性の高い溶岩から成るドーム状の火山。箱根の二子山など。鐘状火山。塊状火山。トロイデ。
ンチヤウキウ [7] 【溶岩円頂丘】
粘性の高い溶岩から成るドーム状の火山。箱根の二子山など。鐘状火山。塊状火山。トロイデ。
ようがん-じゅけい【溶岩樹形】🔗⭐🔉
ようがん-じゅけい [5] 【溶岩樹形】
溶岩中に残された樹木の形。溶岩流が地表を流動中に樹木をとりこみ,その形が残った空洞。富士山麓の青木ヶ原溶岩流に見られる。
ようがん-せんとう【溶岩尖塔】🔗⭐🔉
ようがん-せんとう ―タフ [5] 【溶岩尖塔】
ほとんど固結した溶岩が火道から地表にゆっくり押し出され,火口上に柱状に突出したもの。1902年,ペレー火山(小アンチル諸島マルチニク島)の活動のときには,最高300メートルにも達した。火山岩尖。ベロニーテ。
ようがん-だいち【溶岩台地】🔗⭐🔉
ようがん-だいち [5] 【溶岩台地】
地殻の割れ目または多くの火口から多量の玄武岩質の溶岩流が噴出し,ほぼ水平に重なってつくられた広大な台地。インドのデカン高原,北アメリカのコロンビア高原など。香川県の屋島などは小規模な例。ペディオニーテ。
ようがん-トンネル【溶岩―】🔗⭐🔉
ようがん-トンネル [5] 【溶岩―】
溶岩流の表面が冷却・固結し,内部の溶融部分が流れ去ってできたトンネル状の空洞。富士山の山麓の風穴など。
ようがん-りゅう【溶岩流】🔗⭐🔉
ようがん-りゅう ―リウ [3] 【溶岩流】
火口あるいは地殻の割れ目から噴出した溶融体の流れ。また,それが流れたまま固結してできた岩体。
よう-きん【溶菌】🔗⭐🔉
よう-きん [0] 【溶菌】
(1)抗体が細菌と反応し,補体の存在下でその細菌を死滅溶解させること。
(2)バクテリオファージが細菌内に入り,細菌を溶かすこと。
よう-けつ【溶血】🔗⭐🔉
よう-けつ [0] 【溶血】
赤血球の膜が破れるなどして,ヘモグロビンが血球外に出る現象。溶血素の作用による抗原抗体反応によるほか,浸透圧の低下,ある種の細菌の分泌する毒素,薬剤など,種々の要因で起こる。溶血現象。溶血反応。
ようけつ-せい-ひんけつ【溶血性貧血】🔗⭐🔉
ようけつ-せい-ひんけつ [0] 【溶血性貧血】
何らかの原因で赤血球の破壊が亢進した結果起こる,貧血を主症状とする疾患の総称。黄疸を伴う。先天的に赤血球に異常がある場合のほか,自己免疫疾患,薬物過敏症,新生児の Rh 不適合,異型輸血などで起こる。
ようけつ-せい-れんさきゅうきん【溶血性連鎖球菌】🔗⭐🔉
ようけつ-せい-れんさきゅうきん ―レンサキウキン [10] 【溶血性連鎖球菌】
連鎖球菌属の細菌の一群。血液寒天培地で培養したとき,集落の周囲に透明な溶血環を生じるもの。溶連菌。
ようけつ-そ【溶血素】🔗⭐🔉
ようけつ-そ [4] 【溶血素】
(1)赤血球を破壊しヘモグロビンを出させる物質(抗体)。通常,補体の協力を必要とする。
(2)細菌毒素や,蛇毒・蜂毒などの動物性毒素。溶血毒。
ようけつ-はんのう【溶血反応】🔗⭐🔉
ようけつ-はんのう ―オウ [5] 【溶血反応】
⇒溶血(ヨウケツ)
ようけつ-ぎょうかいがん【溶結凝灰岩】🔗⭐🔉
ようけつ-ぎょうかいがん ―ギヨウクワイガン [7] 【溶結凝灰岩】
高温の火山灰が大量に厚く積もり,その内部で再融・圧密されて生じた岩石。爆発的な火山活動に伴って発生した大規模な火砕流の堆積物中にみられる。しばしば粗い柱状節理を呈し,大雪山ふもとの層雲峡,十和田の奥入瀬(オイラセ),阿蘇の高千穂峡などが有名。
ようげん-きん【溶原菌】🔗⭐🔉
ようげん-きん [0] 【溶原菌】
バクテリオファージに感染された細菌で,溶菌せずにバクテリオファージのゲノムを染色体の一部として組み込むことなどによって保持しているもの。見かけは正常な細菌だが,リプレッサーの不活性化によって,バクテリオファージが増殖を始めると,溶菌する。
ようこう-ろ【溶鉱炉・鎔鉱炉】🔗⭐🔉
ようこう-ろ ヨウクワウ― [3] 【溶鉱炉・鎔鉱炉】
鉄・銅・鉛などの金属の製錬用に用いるたて型の炉。製鉄用には大形のものが用いられ高炉という。炉頂から原料鉱石・融剤・燃料を装入し,下方の羽口から熱風を送り,融解・製錬して粗金属あるいは
(カワ)と呼ばれる中間製品を得る。
(カワ)と呼ばれる中間製品を得る。
よう-さい【溶滓・鎔滓】🔗⭐🔉
よう-さい [0] 【溶滓・鎔滓】
⇒スラグ
よう-ざい【溶剤】🔗⭐🔉
よう-ざい [0] 【溶剤】
特に工業の分野で用いる,物質を溶かすのに用いる液体。アルコール・ガソリンなどの類。溶媒。
よう-し【溶滓・鎔滓】🔗⭐🔉
よう-し [1] 【溶滓・鎔滓】
⇒スラグ
よう-しゃ【溶射】🔗⭐🔉
よう-しゃ [0] 【溶射】 (名)スル
金属の表面に,溶融した金属やセラミック材料の微粒子などを吹きつけて皮膜を作ること。防錆・表面硬化などの目的で用いられる。
よう-しゅつ【溶出】🔗⭐🔉
よう-しゅつ [0] 【溶出】 (名)スル
成分が水などに溶けてにじみ出ること。
よう-しょく【溶食・溶蝕】🔗⭐🔉
よう-しょく [0] 【溶食・溶蝕】
雨水や地下水が岩石を溶解・浸食する作用。特に二酸化炭素を含んだ水は石灰岩を溶解し,ドリーネ・鍾乳洞などの特有の地形をつくる。
ようせい-りんぴ【溶成燐肥・熔成燐肥】🔗⭐🔉
ようせい-りんぴ [5] 【溶成燐肥・熔成燐肥】
リン鉱石を他の材料とともに加熱溶解して製造したリン酸肥料。土壌改良材として広く用いられる。
よう-せつ【溶接・熔接】🔗⭐🔉
よう-せつ [0] 【溶接・熔接】 (名)スル
金属・ガラス・プラスチックなどの接合で,その部位を溶かして継ぎ合わせること。電気溶接(アーク溶接・抵抗溶接)・ガス溶接などがある。
ようせつ-ぼう【溶接棒】🔗⭐🔉
ようせつ-ぼう ―バウ [4] 【溶接棒】
金属の溶接のとき,母材とともに溶融して接合を助ける融点の低い金属棒。
よう-せん【溶銑・鎔銑】🔗⭐🔉
よう-せん [0] 【溶銑・鎔銑】
銑鉄をとかすこと。また,とけた銑鉄。
ようせん-ろ【溶銑炉・鎔銑炉】🔗⭐🔉
ようせん-ろ [3] 【溶銑炉・鎔銑炉】
⇒キューポラ
よう-たい【溶体】🔗⭐🔉
よう-たい [0] 【溶体】
二種以上の物質から成る均一な混合物。気相の場合は混合気体,液相の場合は溶液,固相の場合は固溶体という。
よう-ちゃく【溶着・熔着】🔗⭐🔉
よう-ちゃく [0] 【溶着・熔着】 (名)スル
溶接あるいは高温で加熱して接着させること。
よう-ばい【溶媒】🔗⭐🔉
よう-ばい [0] 【溶媒】
溶液の成分のうち,他の成分を溶かしている液体物質。普通は最も多量に存在する液体物質。溶液の場合だけでなく,一般の溶体の場合にも,最も多量に存在する成分を溶媒という。
⇔溶質
ようばい-ちゅうしゅつ【溶媒抽出】🔗⭐🔉
ようばい-ちゅうしゅつ ―チウ― [5] 【溶媒抽出】
⇒抽出(チユウシユツ)(2)
よう-や【溶冶・鎔冶】🔗⭐🔉
よう-や [1] 【溶冶・鎔冶】
金属をとかし鋳造すること。
よう-ゆう【溶融・熔融】🔗⭐🔉
よう-ゆう [0] 【溶融・熔融】 (名)スル
「融解(ユウカイ)」に同じ。「銅が―する」
ようゆう-でんかい【溶融電解】🔗⭐🔉
ようゆう-でんかい [5] 【溶融電解】
常温で固体の電解質を,水溶液にすることなく,そのまま高温に加熱溶融して行う電気分解。ナトリウム・アルミニウム・フッ素などの製造に用いる。溶融塩電解・融解電解。
よう-よう【溶溶】🔗⭐🔉
よう-よう [0] 【溶溶】 (ト|タル)[文]形動タリ
水がゆたかに流れるさま。「―として流れ去る大河/田舎教師(花袋)」
よう-れん【溶錬・熔錬】🔗⭐🔉
よう-れん [0] 【溶錬・熔錬】
鉱石を溶鉱炉その他の炉で溶融・還元して粗金属を得る操作。
ようれん-きん【溶連菌】🔗⭐🔉
ようれん-きん [0] 【溶連菌】
⇒溶血性連鎖球菌(ヨウケツセイレンサキユウキン)
よう-ろ【溶炉・熔炉】🔗⭐🔉
よう-ろ [1] 【溶炉・熔炉】
金属をとかす炉。
よう-わ【溶和・熔和】🔗⭐🔉
よう-わ [0] 【溶和・熔和】 (名)スル
金属をとかしてまぜること。金属がとけてまざること。
とかす【溶かす】(和英)🔗⭐🔉
とく【溶く】(和英)🔗⭐🔉
とく【溶く】
⇒溶かす.
とける【溶ける】(和英)🔗⭐🔉
ようあん【溶暗】(和英)🔗⭐🔉
ようあん【溶暗】
《映》fade-out.〜になる fade out.
ようえき【溶液】(和英)🔗⭐🔉
ようえき【溶液】
asolution.→英和
ようがん【溶岩】(和英)🔗⭐🔉
ようこうろ【溶鉱炉】(和英)🔗⭐🔉
ようこうろ【溶鉱炉】
a furnace.→英和
ようざい【溶剤】(和英)🔗⭐🔉
ようざい【溶剤】
a solvent.→英和
ようせつ【溶接する】(和英)🔗⭐🔉
ようせつ【溶接する】
weld.→英和
ようばい【溶媒】(和英)🔗⭐🔉
ようばい【溶媒】
《化》a solvent.→英和
ようめい【溶明】(和英)🔗⭐🔉
ようめい【溶明】
《映》fade-in.〜する fade in.
ようろ【溶炉】(和英)🔗⭐🔉
ようろ【溶炉】
a cupola.→英和
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