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あたみ【熱海】🔗🔉

あたみ 【熱海】 静岡県東部,伊豆半島北東岸にある市。相模湾に臨む。全国有数の温泉地・観光地。泉質は塩類泉。

あつ・い【熱い】🔗🔉

あつ・い [2] 【熱い】 (形)[文]ク あつ・し 〔「暑い」と同源〕 (1)(ア)温度が高くて,触れにくい状態だ。 ⇔冷たい 「―・い湯」「お茶は―・いのがいい」(イ)体温が高いように感じられる。「熱が出て体が―・い」 (2)(ア)熱情のために,燃えるように感じられる。わき立つようだ。「―・い血潮」「―・い思い」「興奮して―・くなる」(イ)恋人どうしが熱烈に愛し合っている。熱愛している。「―・い仲」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

熱い戦争🔗🔉

熱い戦争 〔hot war〕 武力行使による戦争。「冷たい戦争」に対していう。

あつかわ・し【暑かはし・熱かはし】🔗🔉

あつかわ・し アツカハシ 【暑かはし・熱かはし】 (形シク) 〔動詞「熱かふ」の形容詞化〕 (1)暑苦しい。「うすものの単衣(ヒトエ)着たまひて臥し給へるさま―・しくは見えず/源氏(常夏)」 (2)わずらわしい。うるさい。「いとあまり―・しき御もてなしなり/源氏(蛍)」

あつ-くるし・い【暑苦しい・熱苦しい】🔗🔉

あつ-くるし・い [5] 【暑苦しい・熱苦しい】 (形)[文]シク あつくる・し (1)熱気がこもって,苦しい。「―・くて寝つかれない」 (2)外見が暑そうに見える。「―・い身なり」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

あつ-くろ・し【暑苦し・熱苦し】🔗🔉

あつ-くろ・し 【暑苦し・熱苦し】 (形シク) 「あつくるしい」に同じ。「ええ―・し,誰ぢやいや/浄瑠璃・卯月の紅葉(中)」

あつ・し【熱し・暑し】🔗🔉

あつ・し 【熱し・暑し】 (形ク) ⇒あつい (熱) ⇒あつい (暑)

あつ-び【熱火】🔗🔉

あつ-び [0][2] 【熱火】 盛んに燃えている火。烈火。

あつび=子に払う🔗🔉

――子に払う ほのおが自分を襲った時には,愛する子の方へでもかまわずに払いのける。人間の利己心の醜さのたとえ。

あつ・る【暑る・熱る】🔗🔉

あつ・る 【暑る・熱る】 (動ラ下二) 暑さに苦しむ。「―・れてせこが間遠なるらむ/和泉式部集」

いきり【熱り】🔗🔉

いきり 【熱り】 「いきれ(熱)」に同じ。「光秀は太刀の―を冷(サマ)さんと/浄瑠璃・太功記」

いきり-た・つ【熱り立つ】🔗🔉

いきり-た・つ [4] 【熱り立つ】 (動タ五[四]) 怒りを抑えきれず興奮する。「―・った群衆が押し寄せる」

いき・る【熱る・る】🔗🔉

いき・る 【熱る・る】 (動ラ四) (1)熱気を帯びる。「七つの病を除くといふは…熱く―・ることを除くと/三宝絵詞(下)」 (2)息まく。勢い込む。「取出し下さりませとぞ―・りける/浄瑠璃・氷の朔日(上)」

いきれ【熱れ・れ】🔗🔉

いきれ [3] 【熱れ・れ】 蒸されるような熱気。むし熱さ。ほてり。いきり。「人―」「草―」

いき・れる【熱れる・れる】🔗🔉

いき・れる [3] 【熱れる・れる】 (動ラ下一) 熱くなる。熱気でむっとする。「此節は日中は大層―・れて凌(シノ)ぎ兼ねます/怪談牡丹灯籠(円朝)」

ねち【熱】🔗🔉

ねち 【熱】 熱病。「くすしどもに問ひ侍れば,―などにやおはすらむとなむ/宇津保(国譲中)」

ねつ【熱】🔗🔉

ねつ [2] 【熱】 (1)あついこと。あつさ。 (2)病気などで普段より高くなった体温。「―が下がる」 (3)一つの事に夢中になって,高ぶった気持ち。また,興奮した状態。「話に―がこもる」 (4)熱病。「己は―を病んでゐるやうに,気が遠くなつて/青年(鴎外)」 (5)〔物・化〕 温度の高い系から温度の低い系にエネルギーが移動するときのエネルギーの移動形態の一つで,力学的な仕事や物質の移動などにはよらないもの。熱の量,すなわち熱量の単位は,ジュールやカロリーが用いられる。

ねつ=が冷(サ)・める🔗🔉

――が冷(サ)・める 熱中していた状態から,もとに戻る。

ねつ=が入(ハイ)・る🔗🔉

――が入(ハイ)・る ある物事に熱中する。「仕事に―・る」

ねつ=に浮かされる🔗🔉

――に浮かされる (1)高熱のためにうわごとを言う。 (2)夢中になって分別を失う。

ねつ=を上・げる🔗🔉

――を上・げる (1)熱中する。のぼせる。「アイドルに―・げる」 (2)議論に熱中する。気炎を上げる。

ねつ=を吹(フ)・く🔗🔉

――を吹(フ)・く 気炎を吐く。大言壮語する。

ねつ-あい【熱愛】🔗🔉

ねつ-あい [0] 【熱愛】 (名)スル 心の底から愛すること。「妻を―する」

ねつ-い【熱意】🔗🔉

ねつ-い [1] 【熱意】 いちずにそれに打ち込んでいる気持ち。熱心な気持ち。「―を示す」「―に欠ける」「―がない」

ねつ-いんきょく【熱陰極】🔗🔉

ねつ-いんきょく [3] 【熱陰極】 加熱することによって熱電子を出す陰極。

ねつ-うん【熱雲】🔗🔉

ねつ-うん [0] 【熱雲】 (1)小規模の火砕流。火山から噴き出した溶岩片と高温ガスとが混濁して山腹を流下する現象。 (2)高熱の雲。

ねつ-うんどう【熱運動】🔗🔉

ねつ-うんどう [3] 【熱運動】 物体を構成する個々の原子・分子などの粒子が行う不規則・無秩序な微視的運動。

ねつ-エネルギー【熱―】🔗🔉

ねつ-エネルギー [4] 【熱―】 (1)物体の内部エネルギーのうち物体を構成する原子・分子の熱運動のエネルギー。 (2)熱がエネルギーの移動形態であることを強調していう語。

ねつ-えん【熱演】🔗🔉

ねつ-えん [0] 【熱演】 (名)スル 演劇などで,その役になり切って意欲的に演ずること。「大(ダイ)―」「大役を―する」

ねつ-おうりょく【熱応力】🔗🔉

ねつ-おうりょく [3] 【熱応力】 物体の熱膨張を抑えて温度を上げるとき,その物体の内部に生ずる応力。また,材質や各部の温度変化が均一でないために,熱を加えたとき内部に生ずる応力。

ねつ-おせん【熱汚染】🔗🔉

ねつ-おせん ―ヲセン [3] 【熱汚染】 人間活動の拡大,エネルギー消費の増大,戦争などによって放出された大量の熱が環境に蓄積し,大気や水域・大地の温度を上昇させること。経済・商業活動による都市域の気温の上昇,発電所・製鉄所の温排水による水温の上昇,地下鉄や地下街の発達による地温の上昇など。

ねっか【熱河】🔗🔉

ねっか 【熱河】 中国河北省の都市,承徳(シヨウトク)の旧名。

ねっか-しょう【熱河省】🔗🔉

ねっか-しょう ―シヤウ 【熱河省】 もと中国北部にあった省。省都は承徳(熱河)。1956年廃止され,河北・遼寧二省と内モンゴル自治区とに分割編入された。

ねつ-かいらい【熱界雷】🔗🔉

ねつ-かいらい [3] 【熱界雷】 強い日射による上昇気流に前線が作用して起こる雷。熱的界雷。

ねつ-かいり【熱解離】🔗🔉

ねつ-かいり [3] 【熱解離】 温度の上昇によって分子などが分解し,温度が下がれば逆反応によってもとの分子に戻る反応。例えば,塩化アンモニウムは加熱によりアンモニアと塩化水素とに分解するが,これを冷却すれば塩化アンモニウムに戻る。

ねつ-かがく【熱化学】🔗🔉

ねつ-かがく ―クワガク [3] 【熱化学】 化学反応や状態変化などに伴う熱の出入りに基づいて化学反応を研究し,また,さまざまな熱的な状態量と化学平衡との関係を探究しようとする物理化学の一分野。熱力学をその基礎として含み,物性論などとも密接な関連をもつ。

ねつかがく-ほうていしき【熱化学方程式】🔗🔉

ねつかがく-ほうていしき ―クワガクハウテイ― [8] 【熱化学方程式】 化学反応式に物質の状態やその反応熱を付記したもの。代数方程式と同様に移項や複数の熱化学方程式の加減算ができ,それにより測定の困難な反応の反応熱をも知ることができる。

ねつ-かく【熱核】🔗🔉

ねつ-かく [0] 【熱核】 「熱原子核」の略。強烈な熱を出す原子核。「―兵器」

ねつかく-はんのう【熱核反応】🔗🔉

ねつかく-はんのう ―オウ [5] 【熱核反応】 原子核の集団を数千万度あるいは一億度以上の高温に熱したとき,熱運動のエネルギーによって起こる核反応。水素爆弾で起こる核融合反応や,恒星のエネルギー源となっている核反応はこの例。エネルギー源として利用する目的で熱核反応を起こすために,高温のプラズマを利用する方法などが研究されている。

ねつ-がく【熱学】🔗🔉

ねつ-がく [0] 【熱学】 熱の移動,それに伴う物質の状態変化および化学変化,熱と他の種類のエネルギーとの相互変換など,熱に関係する現象を対象とする物理学・化学の一部門。熱力学・統計力学をその基礎として含む。

ねつ-かくさん【熱拡散】🔗🔉

ねつ-かくさん ―クワクサン [3] 【熱拡散】 二種の成分からなる流体に場所による温度差を与えたとき,一方の成分が高温側へ,他方の成分が低温側へ移動して成分組成の変化を生ずる現象。普通は軽い成分が高温側へ,重い成分が低温側へ移動する。気体の熱拡散は同位体の分離に利用される。

ねつ-かそせい【熱可塑性】🔗🔉

ねつ-かそせい [0] 【熱可塑性】 高温では塑性を示して自由な変形が可能となる性質。 ⇔熱硬化性

ねつかそせい-じゅし【熱可塑性樹脂】🔗🔉

ねつかそせい-じゅし [7] 【熱可塑性樹脂】 常温では弾性をもち,変形しにくいが,加熱により軟化して種々な形に加工することができる合成樹脂。ナイロン・ポリエチレン・ポリスチレン・ポリ塩化ビニルなどはこれにあたる。

ねつ-かん【熱感】🔗🔉

ねつ-かん [0] 【熱感】 熱のある感じ。

ねつ-がん【熱願】🔗🔉

ねつ-がん ―グワン [0] 【熱願】 (名)スル 熱心に願うこと。また,その願い。「成功を―する」

ねっかん-あつえん【熱間圧延】🔗🔉

ねっかん-あつえん [5] 【熱間圧延】 金属を高温に加熱して行う圧延加工。 ⇔冷間圧延

ねっかん-しあげ【熱間仕上げ】🔗🔉

ねっかん-しあげ [5] 【熱間仕上げ】 加熱した金属が冷却しないうちに成型する仕上げ法。

ねっ-き【熱気】🔗🔉

ねっ-き [0] 【熱気】 (1)高温の空気・気体。「―で消毒する」 (2)夢中になって,高ぶった雰囲気。「異様な―に包まれる」 (3)病気などによる発熱。ねつけ。

ねっき-よく【熱気浴】🔗🔉

ねっき-よく [3] 【熱気浴】 伝導熱を利用した温熱療法の一。室内あるいは浴函(ヨクカン)内の空気を五〇〜八〇度に加熱し,多量の発汗を起こして代謝を促進する。リューマチ・神経痛・肥満症などに効果がある。サウナ風呂・熱気函浴など。

ねつ-きかん【熱機関】🔗🔉

ねつ-きかん ―キクワン [4][3] 【熱機関】 熱の形でエネルギーを吸収し,その一部を力学的仕事に変化させ,繰り返し運転する装置。蒸気機関・内燃機関・蒸気タービンなど。

ねつ-ききゅう【熱気球】🔗🔉

ねつ-ききゅう ―キキウ [3] 【熱気球】 袋にバスケットをつり下げ,プロパン-ガスなどを燃料とするガス-バーナーで袋の中の空気を熱して軽い気体を作り浮揚する気球。

ねつ-きぐ【熱器具】🔗🔉

ねつ-きぐ [3] 【熱器具】 電気・ガス・石油などによって熱を発生させ,暖房・調理などに利用できるようにした器具。ストーブ・こんろなど。

ねつ-きでんりょく【熱起電力】🔗🔉

ねつ-きでんりょく [4] 【熱起電力】 熱電流を流す起電力。大きさは,導体の種類と接点の温度によって定まる。

ねっ-きょう【熱狂】🔗🔉

ねっ-きょう ―キヤウ [0] 【熱狂】 (名)スル 異常に興奮し熱中すること。「勝利に―した観衆」

ねっきょう-てき【熱狂的】🔗🔉

ねっきょう-てき ―キヤウ― [0] 【熱狂的】 (形動) 熱狂しているさま。「―なファン」「―な歓迎」

ねつ-け【熱気】🔗🔉

ねつ-け [3] 【熱気】 熱のある感じ。「―がする」

ねつ-けい【熱型】🔗🔉

ねつ-けい [0] 【熱型】 体温の上がり下がりの型。マラリアの間欠熱,腸チフスの稽留(ケイリユウ)熱など,病気によって特徴のある型がみられる。

ねっ-けつ【熱血】🔗🔉

ねっ-けつ [0] 【熱血】 (1)体温のぬくもりのある生き血。 (2)血のわき返るような激しい意気ごみ・情熱。 ⇔冷血

ねっけつ-かん【熱血漢】🔗🔉

ねっけつ-かん [4][3] 【熱血漢】 正義感が強く情熱的な男。熱血男児(ダンジ)。

ねつ-けん【熱圏】🔗🔉

ねつ-けん [0] 【熱圏】 大気圏のうち,中間圏の上方に位置する領域。高度約90キロメートルから300〜500キロメートルの間。電子密度が極大となる,いくつかの電離層が存在する。

ねつ-げん【熱源】🔗🔉

ねつ-げん [0][2] 【熱源】 熱を供給するみなもと。「電気を―とする」

ねつこうか-せい【熱硬化性】🔗🔉

ねつこうか-せい ネツカウクワ― [0] 【熱硬化性】 加熱すると硬化する性質。プラスチックなどの示す性質の一。 ⇔熱可塑(ネツカソ)性

ねつこうかせい-じゅし【熱硬化性樹脂】🔗🔉

ねつこうかせい-じゅし ネツカウクワ― [8] 【熱硬化性樹脂】 加熱すると重合度が高まり,熱硬化性をもつ合成樹脂。フェノール樹脂・尿素樹脂・ケイ素樹脂など,網状に結合することのできる高分子化合物。

ねつ-こうかんき【熱交換器】🔗🔉

ねつ-こうかんき ―カウクワンキ [5] 【熱交換器】 熱を交換する装置の総称。機能により,加熱器・冷却器・凝縮器・蒸発器・再熱器などがある。

ねつ-こうりつ【熱効率】🔗🔉

ねつ-こうりつ ―カウリツ [3] 【熱効率】 熱機関が一サイクルを完了する間に外部になす仕事量を,その間に吸収する熱量で割った値。蒸気機関の熱効率は約10パーセント。

ねっ-さ【熱砂】🔗🔉

ねっ-さ [1] 【熱砂】 日に焼けた熱い砂。ねっしゃ。

ねっ-さん【熱讃】🔗🔉

ねっ-さん [0] 【熱讃】 (名)スル 熱烈な言葉でほめること。

ねっ-しゃ【熱砂】🔗🔉

ねっ-しゃ [1] 【熱砂】 ⇒ねっさ(熱砂)

ねっしゃ-びょう【熱射病】🔗🔉

ねっしゃ-びょう ―ビヤウ [0] 【熱射病】 高温多湿の場所に長時間置かれ,体の熱放散が十分行えないときに起こる病気。頭痛・めまい・倦怠(ケンタイ)感などに始まり,体温の著しい上昇や発汗停止,昏睡(コンスイ)・痙攣(ケイレン)などを起こす。 →日射病

ねっ・する【熱する】🔗🔉

ねっ・する [0][3] 【熱する】 (動サ変)[文]サ変 ねつ・す (1)熱を加える。熱くする。「金属を―・する」 (2)熱くなる。「まっ赤に―・した溶岩」 (3)夢中になる。熱中する。「―・しやすい性質」「政治に―・して青雲功名を謀(ハカ)り/福翁百話(諭吉)」

熱し易(ヤス)く冷(サ)め易い🔗🔉

熱し易(ヤス)く冷(サ)め易い 物事にすぐ熱中する人は,冷めるのもまた早いものである。

ねつっ-ぽ・い【熱っぽい】🔗🔉

ねつっ-ぽ・い [4] 【熱っぽい】 (形) (1)発熱しているような感じがするさま。「―・くて食欲がない」 (2)熱情のこもったさま。「―・い口調で演説をする」 [派生] ――さ(名)

ねつ-の-かべ【熱の壁】🔗🔉

ねつ-の-かべ [0] 【熱の壁】 超音速で飛ぶ飛行機の機体の金属が空気との摩擦熱に耐えうる限界。

ねつ-の-はな【熱の花】🔗🔉

ねつ-の-はな [5] 【熱の花】 高い熱が出たとき,唇や口もとにできる小さなはれもの。

ねつルミネッセンス-ほう【熱―法】🔗🔉

ねつルミネッセンス-ほう ―ハフ [0] 【熱―法】 〔thermoluminescence dating〕 土器などに熱を加えて発する蛍光から年代を測定する方法。

ほ-てり【火照り・熱り】🔗🔉

ほ-てり [3] 【火照り・熱り】 (1)熱気や怒り・恥ずかしさで顔が赤くなること。「顔の―」 (2)夕焼けで空が赤く色づくこと。「山の端に―せぬ夜は/新撰六帖 3」

ほ-て・る【火照る・熱る】🔗🔉

ほ-て・る [2] 【火照る・熱る】 (動ラ五[四]) 顔や体が熱くなる。また,そのように感じる。「顔が―・る」「足が―・る」「恥ずかしくて耳まで―・る」

ほとおり【熱り】🔗🔉

ほとおり ホトホリ 【熱り】 〔動詞「熱(ホトオ)る」の連用形から〕 (1)熱気。また,体の熱。「火を放(ツ)けて室を焚(ヤ)く。…次に―を避る時に/日本書紀(神代下訓)」 (2)「ほとぼり{(1)}」に同じ。「早玉の緒も切れ果てて…―ばかりにて/浄瑠璃・御所桜」 (3)「ほとぼり{(2)}」に同じ。「泰衡退治の奥州御陣,―さめぬ武士共馬印旗印/浄瑠璃・扇八景」

ほとお・る【熱る】🔗🔉

ほとお・る ホトホル 【熱る】 (動ラ四) (1)熱気を発する。特に,病気などで発熱する。ほてる。「三日―・りて疱瘡出で/浮世草子・武道伝来記 8」 (2)腹をたてる。怒る。憤慨する。「さるべきこともなきを,―・りいで給ふ/枕草子 162」

ほとぼり【熱り】🔗🔉

ほとぼり [0] 【熱り】 (1)まだ残っている熱。余熱。ほとおり。「山々も,日中の―を返してゐるのであらう/偸盗(竜之介)」 (2)高まった感情が尾を引いて残っていること。ほとおり。「感激の―が未ださめやらぬ」 (3)事件などに対する世人の関心。「―がさめるまで姿を隠す」

ほとぼ・る【熱る】🔗🔉

ほとぼ・る [3] 【熱る】 (動ラ五[四]) 〔「熱(ホトオ)る」の転〕 熱くなる。熱気を発する。ほとる。「火箸ワマダ―・ッテイル/ヘボン(三版)」

ほとり【熱り】🔗🔉

ほとり [3] 【熱り】 〔動詞「熱(ホト)る」の連用形から〕 熱くなること。熱気をおびること。熱さ。「―ヲサマス/ヘボン」

ほと・る【熱る】🔗🔉

ほと・る [2] 【熱る】 (動ラ五[四]) 〔「熱(ホトオ)る」の転〕 熱くなる。熱を発する。また,病気などで体が熱くなる。ほてる。「―・つて来た頬を手で押えた/家(藤村)」

ほ-め・く【熱く】🔗🔉

ほ-め・く 【熱く】 (動カ四) 〔火(ホ)めくの意〕 (1)ほてる。熱する。「まだ湯上がりの顔―・く,汗の額や肩たるく/浄瑠璃・五人兄弟」 (2)欲情をもよおす。情事をする。男女がいちゃつく。「夜の更けぬ内―・いてしまお/浄瑠璃・苅萱桑門」

あつあつ【熱々の仲】(和英)🔗🔉

あつあつ【熱々の仲】 deeply in love.

あつい【熱い】(和英)🔗🔉

あつい【熱い】 hot;→英和 warm;→英和 burning;→英和 heated.→英和 熱くなる get hot[heated];be devoted;be in love.熱くする warm;→英和 heat.→英和

あつさ【熱さ】(和英)🔗🔉

あつさ【熱さ】 the heat[warmth].→英和

ねつ【熱】(和英)🔗🔉

ねつ【熱】 (1) heat.→英和 (2) fever (熱病);→英和 temperature (体温).→英和 (3)[熱心]enthusiasm;→英和 a mania[craze].→英和 〜がある have a fever.〜が上がる(下がる) One's temperature goes up (down).〜っぽい feverish;heated.→英和 〜を計る take a person's temperature.ジャズに〜を上げる be crazy about jazz.‖熱汚染 thermal pollution.熱膨張(伝導) thermal expansion (conduction).ダンス熱 a mania for dancing.

ねつあい【熱愛する】(和英)🔗🔉

ねつあい【熱愛する】 lovedevotedly[passionately].

ねつい【熱意】(和英)🔗🔉

ねつい【熱意】 zeal;→英和 eagerness.〜ある eager.→英和

ねつえん【熱演(する)】(和英)🔗🔉

ねつえん【熱演(する)】 (give) an ardent performance.

ねつかがく【熱化学】(和英)🔗🔉

ねつかがく【熱化学】 thermochemistry.

ねつかく【熱核反応(融合)】(和英)🔗🔉

ねつかく【熱核反応(融合)】 thermonuclear reaction (fusion).

ねっき【熱気】(和英)🔗🔉

ねっき【熱気】 heat;→英和 hot air.

ねつきかん【熱機関】(和英)🔗🔉

ねつきかん【熱機関】 a heat engine.

ねっきょう【熱狂】(和英)🔗🔉

ねっきょう【熱狂】 enthusiasm;→英和 excitement;→英和 frenzy.→英和 〜する get excited;be crazy.〜的な(に) enthusiastic(ally);frantic(ally).→英和

ねっけつ【熱血を注ぐ】(和英)🔗🔉

ねっけつ【熱血を注ぐ】 devote oneself.熱血漢 a hot-blooded man.

ねつさまし【熱さまし】(和英)🔗🔉

ねつさまし【熱さまし】 ⇒解熱(げねつ)(剤).

ねっしゃびょう【熱射病】(和英)🔗🔉

ねっしゃびょう【熱射病】 heatstroke.→英和

ねっする【熱する】(和英)🔗🔉

ねっする【熱する】 (1)[物を]heat;→英和 [物が]become hot;be heated.(2) ⇒興奮.

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