複数辞典一括検索+
あつ‐あつ【熱熱】🔗⭐🔉
あつ‐あつ【熱熱】

名・形動
料理などができたてで熱いこと。
「━のうちに召し上がれ」
恋人・夫婦などが熱愛していること。
「━の仲」






あつ・い【熱い】🔗⭐🔉
あつ・い【熱い】

形
物質の温度が自分の体温より著しく高いと感じる。
「このお茶は━・くて飲めない」
「━風呂ふろに入る」
「鉄は━うちに打て」
体や体の一部が、普通より高い熱をもっていると感じる。特に、病気のために体温が高いと感じる。
「体中がほてって━」
「君の手は━ね」
→暑い
〔比喩的に〕感動・興奮・熱中などのために、体や心が燃え、情熱がわきたつように感じられる。
「感動して目頭[胸]が━・くなる」
「━視線を注ぐ(=心がひかれて目が離せない)」
「文学への━思いを語る」
「その話を出すとすぐ━・くなる(=興奮して怒りだす)」
「今パソコンに━・くなっている(=熱中している)」
「熱き思い・熱き涙・熱き心・熱き血潮」など、連体形には文語形が現れることが多い。
二人の間に恋愛感情が高まっている。
「お━仲」
◆
⇔冷たい
‐げ/‐さ/‐が・る
関連語
大分類‖熱‖ねつ
中分類‖熱い‖あつい













あつ‐かん【熱▼燗】🔗⭐🔉
あつ‐かん【熱▼燗】

名
酒の燗が熱いこと。また、その酒。




あつ‐さ【熱さ】🔗⭐🔉
あつ‐さ【熱さ】

名
物の温度が高いこと。また、その程度。
「喉元のどもと過ぎれば━を忘れる」
「やけどするほどの━」




いきれ【▽熱れ・▼
れ】🔗⭐🔉
いきれ【▽熱れ・▼
れ】

名
むっとするような熱気や臭い。
「人━・草━」





ねつ【熱】🔗⭐🔉
ねつ【熱】

名
あつさを感じさせるもの。
「━を加える」
「地球の━」
「━帯・━湯・━風」
「加━・灼━しゃくねつ」
平常より高くなった体温。
「風邪で━を出す」
「解━げねつ・微━」
ある物事に打ち込むこと。夢中になること。
「応援に━がはいる」
「タレントに━を上げる(=夢中になる)」
「サッカーへの━が冷める」
「━愛・━演」
「情━」
関連語
大分類‖熱‖ねつ
中分類‖熱い‖あつい







【熱に浮うかされる】🔗⭐🔉
【熱に浮うかされる】
高熱のために意識がはっきりせず、うわごとを言う。
夢中になって理性を失う。
「競馬の━」


ねつ‐い【熱意】🔗⭐🔉
ねつ‐い【熱意】

名
物事に対する強い意気込み。熱心な気持ち。
「彼の━を買う」




ねつ‐かん【熱感】🔗⭐🔉
ねつ‐かん【熱感】

名
熱のある感じ。




ねつ‐がん【熱願】━グヮン🔗⭐🔉
ねつ‐がん【熱願】━グヮン

名・他サ変
熱心に願うこと。また、その願い。




ねっ‐き【熱気】🔗⭐🔉
ねっ‐き【熱気】

名
高温の空気・気体。
「━消毒」
興奮して高まった感情。また、高揚した意気込み。
「館内が異様な━に包まれる」
「話が━を帯びてくる」






ねつ‐ききゅう【熱気球】━キキウ🔗⭐🔉
ねつ‐ききゅう【熱気球】━キキウ

名
気密性の袋の中にガスバーナーなどで熱した空気を満たし、その浮力によって飛行する気球。




ねつ‐きぐ【熱器具】🔗⭐🔉
ねつ‐きぐ【熱器具】

名
電気・ガス・石油などによって発生させた熱を調理・暖房などに利用する器具。ストーブ・こんろなど。




ねっ‐きょう【熱狂】━キャウ🔗⭐🔉
ねっ‐きょう【熱狂】━キャウ

名・自サ変
われを忘れるほど興奮して熱中すること。
「ワールドカップに━する」
「━的な声援」




ねつ‐け【熱気】🔗⭐🔉
ねつ‐け【熱気】

名
熱がある感じ。体温が普通より高い感じ。




ねっ‐けつ【熱血】🔗⭐🔉
ねっ‐けつ【熱血】

名
体温のぬくもりのある生血。
血のわきたつような激しい情熱。熱烈な意気。
「━漢(=熱烈な意気と情熱をもった人)」






ねつ‐げん【熱源】🔗⭐🔉
ねつ‐げん【熱源】

名
熱エネルギーを供給するみなもと。




ねっ‐さ【熱砂(熱沙)】🔗⭐🔉
ねっ‐さ【熱砂(熱沙)】

名
太陽の熱に焼かれた熱い砂。ねっしゃ。
暑い砂漠。
「━地帯」






ねつ‐さまし【熱冷まし】🔗⭐🔉
ねつ‐さまし【熱冷まし】

名
病気で高くなった熱を冷ますこと。また、そのための薬。解熱剤。ねつざまし。




ねっしゃ‐びょう【熱射病】━ビャウ🔗⭐🔉
ねっしゃ‐びょう【熱射病】━ビャウ

名
高温多湿の環境に長く置かれたとき、体温の調節が十分にできなくなって起こる病気。体温が著しく上昇し、頭痛・めまい・意識障害などが現れる。




ねっ‐しょう【熱唱】━シャウ🔗⭐🔉
ねっ‐しょう【熱唱】━シャウ

名・他サ変
情熱を込めて歌うこと。
「新曲を━する」




ねつ‐しょり【熱処理】🔗⭐🔉
ねつ‐しょり【熱処理】

名・他サ変
金属を加熱・冷却して、目的とする性質に変化させること。また、その操作。焼き入れ・焼き戻し・焼きなましなど。




ねっ‐しん【熱心】🔗⭐🔉
ねっ‐しん【熱心】

名・形動
ある物事に心をこめて打ちこむこと。
「━に指導する」
「仕事━な人」
◇多くその行為などを肯定的にとらえていう。
‐さ





ねっ・する【熱する】🔗⭐🔉
ねっ・する【熱する】

自サ変
熱くなる。熱をもつ。
「赤く━・した溶岩」
「鉄は━・しやすく冷めやすい」
夢中になって興奮する。熱中する。熱くなる。
「議論が━」
「━・しやすい性格」

他サ変
熱を加える。熱くする。〔人の行為にも自然の作用にもいう〕
「━・したフライパンに油を注ぐ」
「太陽が大地を━」
ねっ・す(サ変)
関連語
大分類‖熱‖ねつ
中分類‖熱い‖あつい













ねっ‐せい【熱誠】🔗⭐🔉
ねっ‐せい【熱誠】

名・形動
〔文〕熱情のこもった、ひたむきな誠意。また、その誠意がこもっていること。
「━なる支援を得る」




ねっ‐せん【熱戦】🔗⭐🔉
ねっ‐せん【熱戦】

名
熱のこもった激しい勝負・試合。
「━を繰り広げる」




ねっ‐せん【熱線】🔗⭐🔉
ねっ‐せん【熱線】

名
熱した金属線。
赤外線。
◇熱作用をもつことからいう。






ねっ‐たい【熱帯】🔗⭐🔉
ねっ‐たい【熱帯】

名
赤道を中心にして南北両回帰線にはさまれた一年中暑い地帯。気候的には年平均気温がセ氏二〇度以上、または最寒月の平均気温がセ氏一八度以上の地域をいう。




ねったい‐うりん【熱帯雨林】🔗⭐🔉
ねったい‐うりん【熱帯雨林】

名
高温多湿の熱帯地方に発達する樹林。常緑広葉樹を主体とし、つる植物や着生植物も多く繁茂する。熱帯多雨林。熱帯降雨林。




ねったい‐ぎょ【熱帯魚】🔗⭐🔉
ねったい‐ぎょ【熱帯魚】

名
熱帯・亜熱帯地方にすむ魚類の総称。色彩の美しいものが多く、観賞魚として飼育される。グッピー・ディスカス・ネオンテトラ・エンゼルフィッシュなど。




ねったい‐ていきあつ【熱帯低気圧】🔗⭐🔉
ねったい‐ていきあつ【熱帯低気圧】

名
熱帯の海上で発生する低気圧。発達すると激しい暴風雨を伴う。日本では最大風速が秒速一七・二メートル以上のものを台風と呼ぶ。




ねったい‐や【熱帯夜】🔗⭐🔉
ねったい‐や【熱帯夜】

名
最低気温がセ氏二五度以上の夜。
「寝苦しい━が続く」




ねっ‐ちゅう【熱中】🔗⭐🔉
ねっちゅう‐しょう【熱中症】━シャウ🔗⭐🔉
ねっちゅう‐しょう【熱中症】━シャウ

名
高温の環境やスポーツ活動など、体の内部、または外部の熱によって引き起こされる病気の総称。熱射病は、そのうち最も重症なものをいう。




ねつっ‐ぽ・い【熱っぽい】🔗⭐🔉
ねつっ‐ぽ・い【熱っぽい】

形
熱があるように感じる。
「風邪気味で━」
情熱的であるさま。
「━・く夢を語る」
‐さ







ねっ‐てつ【熱鉄】🔗⭐🔉
ねっ‐てつ【熱鉄】

名
まっかに熱した鉄。また、高温で溶けた鉄。




ねつ‐でんどう【熱伝導】━デンダウ🔗⭐🔉
ねつ‐でんどう【熱伝導】━デンダウ

名
熱が物体中の高温部から低温部に移動する現象。
「━率(=熱の伝わりやすさを表す量)」




ねつ‐ど【熱度】🔗⭐🔉
ねつ‐ど【熱度】

名
熱さの度合い。
「━を計る」
熱心さの度合い。
「仕事への━が高まる」






ねっ‐とう【熱湯】━タウ🔗⭐🔉
ねっ‐とう【熱湯】━タウ

名
煮えたぎっている湯。煮え湯。




ねっ‐とう【熱闘】🔗⭐🔉
ねっ‐とう【熱闘】

名
熱のこもった激しい戦い。




ねっ‐ぱ【熱波】🔗⭐🔉
ねっ‐ぱ【熱波】

名
高温の空気が低緯度から高緯度に北上し、気温の急上昇を起こす現象。しばしば旱魃かんばつや山火事の原因となる。




ねつ‐べん【熱弁(熱▼辯)】🔗⭐🔉
ねつ‐べん【熱弁(熱▼辯)】

名
熱のこもった弁舌。熱烈な弁論。
「━をふるう」




ねつ‐ぼう【熱望】━バウ🔗⭐🔉
ねつ‐らい【熱雷】🔗⭐🔉
ねつ‐らい【熱雷】

名
夏、強い日射しを受けた地面が過熱されて局地的な上昇気流が起こり、上空に積乱雲が発達して生じる雷。山岳地帯に多い。




ねつ‐りょう【熱量】━リャウ🔗⭐🔉
ねつ‐りょう【熱量】━リャウ

名
熱をエネルギーの量として表したもの。単位はジュール、またはカロリー。




ねつ‐るい【熱涙】🔗⭐🔉
ねつ‐るい【熱涙】

名
強く感動して流す涙。




ねつ‐れつ【熱烈】🔗⭐🔉
ねつ‐れつ【熱烈】

名・形動
感情が高まって、言動が激しいさま。熱中のあまり激しい態度をとるさま。
「━な恋愛」
「━な歓迎を受ける」
‐さ





ねつ‐ろん【熱論】🔗⭐🔉
ねつ‐ろん【熱論】

名
熱のこもった議論。
「━をたたかわす」




明鏡国語辞典に「熱」で始まるの検索結果 1-56。