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うず【珍】🔗🔉

うず ウヅ 【珍】 尊く珍しいこと。尊厳。高貴。「天皇(スメラ)朕(ワレ)―の御手もち/万葉 973」

ちん【珍】🔗🔉

ちん [1] 【珍】 (名・形動)[文]ナリ (1)めずらしい・こと(さま)。めずらしいもの。「―とするに足る」「山海の―」 (2)他と変わっていること。奇妙なこと。また,そのさま。「成る程,これは―な獣ですな/象(潤一郎)」「一寸―だね/平凡(四迷)」

ちん-あん【珍案】🔗🔉

ちん-あん [0] 【珍案】 珍しい案。変わった思いつき。

ちん-い【珍異】🔗🔉

ちん-い [1] 【珍異】 (名・形動)[文]ナリ 珍しくかわっている・こと(さま)。「―の徴候現れければ/西国立志編(正直)」

ちん-か【珍花】🔗🔉

ちん-か ―クワ [1] 【珍花】 珍しい花。形や色が珍しい花。

ちん-か【珍果】🔗🔉

ちん-か ―クワ [1] 【珍果】 珍しいくだもの。

ちん-か【珍菓】🔗🔉

ちん-か ―クワ [1] 【珍菓】 珍しい菓子。

ちん-か【珍貨】🔗🔉

ちん-か ―クワ [1] 【珍貨】 珍しい財宝。

ちん-かく【珍客】🔗🔉

ちん-かく [0] 【珍客】 ⇒ちんきゃく(珍客)

ちん-がん【珍玩】🔗🔉

ちん-がん ―グワン 【珍玩】 珍重して楽しむこと。また,珍重している愛玩物。「金銀―の蒙恵なほ報謝す/正法眼蔵」

ちん-き【珍奇】🔗🔉

ちん-き [1] 【珍奇】 (名・形動)[文]ナリ 非常に珍しく変わっている・こと(さま)。そういうもの。「なんとも―な出来事」「人の性質たる―を好むに切なるから/小説神髄(逍遥)」

ちん-き【珍稀】🔗🔉

ちん-き [1] 【珍稀】 (名・形動)[文]ナリ 珍しくまれである・こと(さま)。「―な出来事」

ちん-き【珍貴】🔗🔉

ちん-き [1] 【珍貴】 (名・形動)[文]ナリ 珍しく貴重である・こと(さま)。「―な品々」

ちん-き【珍器】🔗🔉

ちん-き [1] 【珍器】 珍しい器物・器具。

ちん-きゃく【珍客】🔗🔉

ちん-きゃく [0] 【珍客】 珍しい客。ちんかく。

ちん-ぎょ【珍魚】🔗🔉

ちん-ぎょ [1] 【珍魚】 珍しい魚。

ちん-げい【珍芸】🔗🔉

ちん-げい [0] 【珍芸】 変わっていておもしろい芸。

ちん-ご【珍語】🔗🔉

ちん-ご [0] 【珍語】 珍しい言葉。奇妙な言葉。

ちん-こう【珍肴】🔗🔉

ちん-こう ―カウ [0] 【珍肴】 珍しい酒のさかな。「美酒―」

ちん-じ【珍事】🔗🔉

ちん-じ [1] 【珍事】 (1)珍しく変わった出来事。「前代未聞の―」 (2)「椿事(チンジ)」に同じ。

ちんじ-ちゅうよう【珍事中夭】🔗🔉

ちんじ-ちゅうよう ―エウ 【珍事中夭】 思いがけない災難。「―に逢ふ事常の事なり/義経記 2」

ちんし-ばい【珍至梅】🔗🔉

ちんし-ばい [3] 【珍至梅】 バラ科の落葉低木。中国原産。庭木とする。高さ3〜5メートル。羽状複葉を互生。六〜八月,枝先の大形の円錐花序に白色の小花を密生する。雄しべは多数で長く目立つ。ニワナナカマド。

ちん-しゅ【珍種】🔗🔉

ちん-しゅ [0] 【珍種】 めずらしい種類。めずらしい物。特に,動植物についていうことが多い。

ちん-しゅう【珍羞】🔗🔉

ちん-しゅう ―シウ [0] 【珍羞】 〔「羞」は食べ物の意〕 珍しい食べ物。珍しい料理。珍肴(チンコウ)。「世の書籍を骨董視する人々の朶頤(ダイ)すべき―であらう/伊沢蘭軒(鴎外)」

ちん-しゅう【珍襲】🔗🔉

ちん-しゅう ―シフ [0] 【珍襲】 (名)スル めずらしいものとしてしまっておくこと。「長持の底深く―して/生(花袋)」

ちん-じゅう【珍獣】🔗🔉

ちん-じゅう ―ジウ [0] 【珍獣】 姿や生態のめずらしいけもの。

ちん-しょ【珍書】🔗🔉

ちん-しょ [1] 【珍書】 珍しい本。珍本(チンポン)。

ちん-せき【珍籍】🔗🔉

ちん-せき [0] 【珍籍】 めずらしい書籍。珍書。珍本。

ちん-せつ【珍説・椿説】🔗🔉

ちん-せつ [0] 【珍説・椿説】 (1)めずらしい話。珍談。 (2)めずらしい意見。また,風変わりな,ばかばかしい意見。

ちん-ぜん【珍膳】🔗🔉

ちん-ぜん [0] 【珍膳】 めずらしい料理。珍肴(チンコウ)。

ちん-ぞう【珍蔵】🔗🔉

ちん-ぞう ―ザウ [0] 【珍蔵】 (名)スル めずらしいものとして大切にしまいこむこと。「古器を―し今に伝える」

ちん-だん【珍談】🔗🔉

ちん-だん [0] 【珍談】 めったにありそうもない滑稽な話。

ちん-ちょう【珍重】🔗🔉

ちん-ちょう [0] 【珍重】 (名)スル (1)めずらしがって大切にすること。「舶来物として―される」 (2)自らを大切にすること。主に書簡で,相手に自重自愛をすすめる意で用いられる。「願わくは―にせよかしとて/妾の半生涯(英子)」 (3)めでたいこと。祝うべきこと。「まずはご無事で―/浄瑠璃・二つ腹帯」 (4)連歌や俳諧で用いるほめ言葉。至極結構の意。「月の御発句,花の御脇,あふそれながら―/咄本・昨日は今日」

ちん-ちょう【珍鳥】🔗🔉

ちん-ちょう ―テウ [0] 【珍鳥】 めずらしい鳥。

ちん-とう【珍答】🔗🔉

ちん-とう ―タフ [0] 【珍答】 見当違いの滑稽な答え。

ちん-ぴん【珍品】🔗🔉

ちん-ぴん [0] 【珍品】 手に入りにくい珍しい品。

ちん-ぶつ【珍物】🔗🔉

ちん-ぶつ [0] 【珍物】 珍しい物。珍品。

ちんぶつ-ぢゃや【珍物茶屋】🔗🔉

ちんぶつ-ぢゃや 【珍物茶屋】 江戸後期,江戸で繁昌した,珍しい鳥獣を見せ物として出していた茶屋。

ちん-ぶん【珍聞】🔗🔉

ちん-ぶん [0] 【珍聞】 珍しい変わった内容の話。奇聞。

ちん-ぷん-かん【珍紛漢・珍糞漢・陳奮翰】🔗🔉

ちん-ぷん-かん [3] 【珍紛漢・珍糞漢・陳奮翰】 (名・形動) 〔儒者の用いた難解な漢語に擬した造語。あるいは外国人の言葉の口まねからともいう〕 人の話している言葉や内容が全くわからないこと。話が全く通じないこと。また,そのさま。ちんぷんかんぷん。「きょうの話はとてもむずかしくて―だ」

ちんぷん-かんぷん【珍紛漢紛】🔗🔉

ちんぷん-かんぷん [5][0] 【珍紛漢紛】 (名・形動) 「ちんぷんかん」に同じ。「ロシア語は全く―だ」

ちん-ぽう【珍宝】🔗🔉

ちん-ぽう [0] 【珍宝】 〔古くは「ちんぼう」〕 珍しい宝物。

ちんぽう-とう【珍宝島】🔗🔉

ちんぽう-とう ―タウ 【珍宝島】 中国とロシア連邦の国境をなすウスリー川にある川中島。領有をめぐり1969年中ソ両軍が衝突。91年,東部国境協定が結ばれ,中国の主張にそった境界確定が行われた。ダマンスキー島。

ちん-ぽん【珍本】🔗🔉

ちん-ぽん [0] 【珍本】 めったにない本。珍書。

ちん-み【珍味】🔗🔉

ちん-み [1][0] 【珍味】 めったに食べられない,珍しくおいしい食物。「山海の―」

ちんみ-かこう【珍味佳肴】🔗🔉

ちんみ-かこう ―カウ [1] 【珍味佳肴】 珍しい味の食べ物とよい肴(サカナ)。たいそうなごちそうをいう。

ちん-みょう【珍妙】🔗🔉

ちん-みょう ―メウ [0][1] 【珍妙】 (名・形動)[文]ナリ (1)風変わりでおかしい・こと(さま)。奇妙。「―ないでたち」 (2)珍しくてすばらしい・こと(さま)。「天より―之花雨(フ)り下り/私聚百因縁集」 [派生] ――さ(名)

ちん-むるい【珍無類】🔗🔉

ちん-むるい [1] 【珍無類】 (名・形動)[文]ナリ ほかに類のないほどひどく変わっていること。滑稽きわまりないこと。また,そのさま。「―の服装」「―な発言」

ちん-めい【珍名】🔗🔉

ちん-めい [0] 【珍名】 珍しい名前。珍しい,人の名前。

ちん-もん【珍問】🔗🔉

ちん-もん [0] 【珍問】 見当ちがいの,滑稽な質問。「―珍答」

ちん-ゆう【珍優】🔗🔉

ちん-ゆう ―イウ [0] 【珍優】 変わった演技をする俳優。

めずら【珍】🔗🔉

めずら メヅラ 【珍】 (形動ナリ) 「めずらか」に同じ。「豊のあかりぞいや―なる/宝治百首」

めずら-か【珍か】🔗🔉

めずら-か メヅラ― [2] 【珍か】 (形動)[文]ナリ 普通とは違っているさま。めずらしいさま。めずら。「空気に―なるよきかほりをそへ/浴泉記(喜美子)」

めずらし・い【珍しい】🔗🔉

めずらし・い メヅラシイ [4] 【珍しい】 (形)[文]シク めづら・し (1)見たり聞いたりすることがまれだ。(ア)見なれないさま。「―・い動物」「―・い形の家」(イ)あまり例がないさま。「今日は―・く帰りがおそい」(ウ)めったになく貴重なさま。「―・いものを見せていただきました」 (2)賞美するに足りるさま。心ひかれるさま。すばらしい。「常に見れども―・し我(ア)が君/万葉 377」 (3)いつもと違って清新だ。目新しい。「常に,同じ事のやうなれど,見たてまつるたびごとに,―・しからむをば,いかがはせむ/源氏(賢木)」 〔動詞「愛(メ)づ」から派生した形容詞〕 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

めずらしづか-こふん【珍敷塚古墳】🔗🔉

めずらしづか-こふん メヅラシヅカ― 【珍敷塚古墳】 福岡県浮羽郡吉井町にある装飾古墳。横穴式石室に,鳥のとまる舟,盾を持つ人,靫(ユギ),ひきがえる,同心円文の彩画がある。

めずらし・む【珍しむ】🔗🔉

めずらし・む メヅラシム 【珍しむ】 (動マ四) めずらしいと思う。珍しがる。「人々―・みあへる中に/住吉(千種本)」

ちんき【珍奇な】(和英)🔗🔉

ちんき【珍奇な】 strange;→英和 curious;→英和 queer;→英和 odd.→英和

ちんきゃく【珍客】(和英)🔗🔉

ちんきゃく【珍客】 a welcome visitor.

ちんしょ【珍書】(和英)🔗🔉

ちんしょ【珍書】 a rare book.

ちんせつ【珍説(を吐く)】(和英)🔗🔉

ちんせつ【珍説(を吐く)】 (advance) a strange view[theory].

ちんだん【珍談】(和英)🔗🔉

ちんだん【珍談】 a funny story;an anecdote;→英和 an episode (挿話).→英和

ちんちょう【珍重する】(和英)🔗🔉

ちんちょう【珍重する】 make much;prize[value]highly.

ちんぴん【珍品】(和英)🔗🔉

ちんぴん【珍品】 a rare[priceless]article;a curio.→英和

ちんぶん【珍聞】(和英)🔗🔉

ちんぶん【珍聞】 a curious[funny]story.

ちんぽん【珍本】(和英)🔗🔉

ちんぽん【珍本】 a rare book.

ちんみ【珍味】(和英)🔗🔉

ちんみ【珍味】 a dainty;→英和 a delicacy.→英和 山海の珍味 all sorts of delicacies.

めずらしい【珍しい】(和英)🔗🔉

めずらしい【珍しい】 [まれな]rare;→英和 [新奇な]new;→英和 novel;→英和 [異常な]strange;→英和 unusual;→英和 uncommon.→英和

めずらしがる【珍しがる】(和英)🔗🔉

めずらしがる【珍しがる】 be curious(知りたがる).

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